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2012年09月06日

第4回長野市ラグビーフェスティバル

長野市ラグビーフェスティバル 9月9日、南長野運動公園にて第4回長野市ラグビーフェスティバルが開催されます。

 今年は後手に回ってしまい、ポスター作りが遅れました。また近所に貼りまくろうと思っていたのに残念。もう間に合わないや。

 今年はトヨタヴェルブリッツの方が来て講習をして下さるそうです。元日本代表のロペティ・オト氏もいらっしゃるそうです。

 トンガ出身。でかいんですよね。
 楽しみですねえ。

 どうする、秋月!
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2012年09月04日

試合前の練習

試合前の練習 次の日曜日は南長野運動公園で第4回長野市ラグビーフェスティバルが開催されます。

 トヨタヴェルブリッツの選手が来て、講習をして下さるそうですが、秋月はそれよりも講習の後に久々の試合が出来ることの方が楽しみなようです。

 今回は試合前の練習ということで、気合も入ったようです。先週、四男坊コーチにもハッパかけられてるしね。

 後でラグビー日記を見たら、練習中にノックオンしてしまった数を数えながらやったようです。少しでも減らしたいんだって。

試合前の練習 低学年の紅白戦が盛り上がって少し長引いたので、大人との練習試合の最後の方しか見られませんでした。

 うーん、少しつながってきているような気はしますが…
 ちょっと流れてるような気もする。もちょっと縦でもいいんじゃないかな。大人相手だと当たりに行きにくいけどね。

 大人の方は本気で力をかけて来ているのではないので、実際の試合になると相手のプレッシャーもあるし、こううまくいくかどうかはよくわかりません。

 秋月がやたらと密集に突っ込んでノースタンド状態になってしまうので、5年生のハーフの子に、

 「秋月が突っ込みすぎたらひっぱがして、代わりにフォワードを引っ張ってきて突っ込め」

と教えてみました。

「そんなことしてもいいの!?」

とびっくりしていたので、秋月なんか去年はフォワードの6年生の子を引きずって密集に押し込んでたぞ、というと秋月も

 「そうそう。それがハーフの仕事だよ」

と偉そうに先輩風ふかしてました。

 秋月が密集に入り過ぎてしまうのもそれなりに事情はあるし(秋月がタックルして倒したところにまずポイントが出来るのでw)、仕方ないこともあるのですが、本人もスタンドオフの定位置の方は気になっているようで、頭に血が上っている時はハーフに声をかけてもらって下がらせてもらうとうれしいんだそうです。

 ラックを取るか、捨てるかはスクラムハーフが決めてFWを入れたり下がらせたりするのが一番だと思うのですが、まだまだむずかしいかな。声は出して行こうな。

0426.JPG この日は特に痛むこともなく、順調に練習が終わったようです。毎回無事に終わるとほっとするぜ。

 お風呂でみたら、やっぱりあざだらけでしたけどね(笑)。

 さて、来週はどうなるかな。

 今週はラグビースクールのダミーを借りて帰って、平日の放課後に公園で自主練習をするそうです。

 勝てるといいな。
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2012年08月29日

タックル馬鹿

タックル 5年生まではぜんぜんタックルが出来ませんでした。

 6年生になって、「学年の中では一番ディフェンスが強い」と言われて、えー、ウソー!と思っていた父です。

 まあみんな弱いからなー、と思っていましたが、タックル練習には本人なりに気合を入れて取り組んでいるようです。


タックル練習 なんで最近タックルにいけるようになってきたの?と聞いてみると、

 「だってもう6年生いないから」

 とのことです。

 まあ秋月たちが止めないと、スーパープロップがかたっぱしから倒してくれるわけじゃないもんね。必要に迫られて、とのことのようです。

 5年生も来年はそうなるかな。そのためにも6年生がいいタックルを見せてやらなくちゃね。

 試合で見ていると、まだ当りが弱く一発で相手をぶっ倒す必殺のタックルと言う感じではなくて、なんとか相手の足をパックして相手が倒れるまでしがみつく感じのタックルです。

 それでも最後は倒せるんだけれど、倒すまでに時間がかかっているので、相手に後ろでつながれちゃう。結果として倒しても、相手ボールはかわらないわけです。

 ということで最近のテーマは一発で倒すタックル。

タックル 手から行くんじゃなくて、肩をあてよう、とがんばっていますが、やっぱりこわいみたいです。レッグドライブは少しよくなってきた感じ。でもくるくる回っちゃだめだ。

 ずばっと一発で自分の形に入っちゃえば、力も入れられますけれど、柔道の組手争いみたいなもんで、それがなかなか難しい。「へそを見て入る」とか色々コツはあるようですので、練習あるのみですね。

 この日の練習は春に転勤してしまわれた四男坊コーチがお盆休みで練習を見に来てくれるということで、大変張り切って、よいタックルをお見せしたいとがんばっていました。

 この日はいった一発が秋月のラグビー歴におけるベストタックルだったそうです。

タックル 久々に四男坊コーチの地獄のホイッスルもやらせてもらって、大変楽しい練習だったようです。

 大人との試合、最後は腕を痛めてヘロヘロでしたが、結構走ってたかな。

 練習の時でも「ぼくはいつ骨折してもいいと思ってやっている」とかこわいこと平気でいいますからねー。本当にこわいですよー。今折ったら、今年の試合は全部アウトだよー。折るならなるべく11月の最後の試合で折ってくれ。

 練習後の四男坊コーチの講評では、漫然と練習しないこと、ノックオンなどの集中力を欠くプレーはしないこと、目標を持って取り組むことなど大切なことをたくさん教わりました。夜に書いたラグビー日記にも「コーチのおしえ」としてちゃんと「ノックオンはさいていのプレー」と書きとめてあるようです。

 「今日のいちばんいいタックルをいつでもできるようになって、あのでかいセンターを試合でふっとばしたい。つよくなりたい」

と日記を結んでいた秋月でした。ほいほい、ちびなんだから他人の三倍気合入れろよ。

タックル練習 まじめに練習して欲しいけれど、こうやってバカやってる高学年の子供たちも大好きです(笑)。





 
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2012年08月24日

ラグビーの日

ラグビーの日 今日は、ラグビーの日です。

 別に語呂合わせっていう訳ではなくて、本当に「ラグビーが始まった日」なんだそうなのです。

 ラグビーというスポーツが、サッカーをやっていたイラチな少年がボールを抱えて走りだした事件から始まったのは、割りと知られている話かと思いますが、そのウェブ・エリスという少年がボールを持って走りだした事件が起きたのが今日、8月24日なのだそうです。

 したがって、8月24日がラグビー発祥の日なのだとか。

 諸説あるようですけれども、面白いので信じたいと思います。

 妙に具体的で面白い記念日ですね。
posted by delta16v at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年08月23日

父のシンビン

タックル練習 夏休みもそろそろ終わりですが、大阪に転校してしまった4年生のSくんや、何年か前に転勤されてしまったIコーチが来てくれました。久々に懐かしい顔が見られていい練習でした。

 先週の練習はとある事情でFW練習中心(笑)。
 高学年はみんなでおすもうを取っていました。

 秋月もラグビースタイルの押しでがんばるんですが、体重がある子には分が悪いようです。

 あとでラグビー日記(再びつけ始めましたw)を見ると、「もうすこしレッグドライブでかけば勝てたかも」とか書いてましたので、本人もわかっちゃいるようです。

フォワードゲーム 秋月は「あとは勇気だけだ!」てなハートひとつでラグビーやってるような奴なので、やっぱり人の三倍努力して、やっとフツーって感じですかねw

 いや、それよりも最後の大人との練習試合なんですよ。

 人数が足りなくて私もまざったんですが、もう父張り切り過ぎw

 秋月がアタックしてきたのをこりゃ!と止めようとしたらハイタックルの上にレイトタックルになっちまって、秋月を吹っ飛ばしてしまいました。我が子を。秋月、ダウンして起きねえし。マジなにやってんのこのオヤジ状態!

 はあ、折角遠くから見に来てくれたIコーチにも

「シンビン!2試合出場停止!」

 と言い渡されてしまった父でした。とほほ。

 しばらくしたら秋月も普通に戻りましたのでほっとしましたが…
 以後、自重します。
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2012年08月18日

KooGa菅平店

KooGa菅平店 ラグビー関係でKooGaというブランドがありますが、菅平にショップが出来ていました。

 雪風が以前から

 「前、クレープ屋さんだったところがKooGa屋になったんだよ!」

 と言っていたので、靴を買いに菅平に上がったついでに寄ってみました。

 カンタベリーショップの反対。センターから見て信号(菅平にはここ一か所しか信号がないw)の左側です。

ダン・カーターモデルキックティ 店内には色々なお宝が展示されていました。

 これはNZ代表オールブラックスのキッカー、ダン・カーターモデルのキックティです。なんと本人直筆サイン入り。これは展示用で非売品ですね、はい。

 ジャパンの立川選手も使っているそうですよ。格安の1000円だったので、秋月にどうか?と聞きましたが、ギルバートのティで慣らしているのでやめとく、だそうです。

マア・ノヌー こちらはNZ代表CTB、マア・ノヌー選手のサイン入りジャージ。すげー。

 以前リコーに所属していた折りにサインしたもののようです。

 店員さんもみんなフレンドリーでいい感じでした。カンタベリーショップのオヤジ、愛想ないんだよなw

 千早はKooGaの公式球をめっけてきて父におねだりしていました。なんと1号球。1000円とお安かったので、衝動買い。

 どう見てもマスコットボールみたいに見えますが、公式球だそうです。1号球とか2号球もあったんだな。3号球以上しか使ったことがないので知りませんでした。

 なかなかいいお店でしたので、また菅平に上がった折りには寄りたいと思います。
posted by delta16v at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年08月17日

異学年マッチ

異学年マッチ 少々変則的ですが、高学年チームと中学年チームで練習試合をやってみました。高学年は紅白戦が出来るほど人がいないので、こうでもしないと子供相手の練習が難しいです。

 高学年6人対中学年9人のハンデキャップマッチです。ただ、ラグビーは実力がはっきり結果に出やすいので、少々のハンデはあまり結果に影響がないように思いますが、どうなるのでしょうか。

 怪我などには十分注意して欲しいですが、体格的にはほぼ互角な感じ。一番背の高い子は4年生の子でした(笑)。

異学年マッチ 色々とあちこちのラグビースクールのサイトも見て回りましたが、「チャレンジマッチ」という名前で練習に取り入れているスクールもあるようです。

 上の子は下の子に胸を貸し、下の子は上の子に勝つつもりで挑戦する感じ。

 そういうふうになるかな。

 千早もハーフで出ていて、ポイントからポイントに渡り歩いています。
 大丈夫か、千早。

 ハーフはやることがはっきりしているので、割と取り組みやすいポジションではあると思いますが、千早がハーフねぇ(笑)。

異学年マッチ 秋月センセー。軽く抜くよと突撃しましたが、本人いわく

 「抜いても抜いても人が出てくるんだもん!」

 という感じで抜き切れません。おいおい3、4年生に止められているよ。

 数的有利ということもありますが、これはやっぱり中学年チームのディフェンスを褒めるべきでしょうか。

 秋月が弱いのか、中学年が強いのか。はたして。

異学年マッチ 実は高学年チームの目標はノートライに抑えて完封することでしたが、前半3-1、後半は確か1-1だか2-2だかで互角という、非常にいい試合になってしまいました。ありゃありゃ。

 試合前は中学年をこてんぱんにのしてしまって変な自信を持ってしまうのではないかと心配していたのですが、杞憂だったようです。フクザツ。

 全体的に見て、中学年の子たちの方がのびのびと楽しそうにラグビーをしていたのが印象的でした。その辺を高学年の子たちは見習って欲しいと思います。

 「自分がトライを叩きこむためにボールが欲しいから目の前の相手にタックルする」。中学年の子たちのプレーはシンプルです。

 高学年のみんなに足りないのは、そういうひたむきさだと思うよ。チームプレーも大事だけれど、ボールを持ったら誰に渡すかばかり考えてちゃいけないのかもしれない。爆弾ゲームじゃないのだからね。

 秋月センセーは「中学年相手にあれじゃ負けと同じだ」としょぼくれていました(笑)。確かに中学年はベストメンバーじゃなかったし、エースが来てたらヤバかったかもな。

 なんか秋月もゲーム中に「なんでタックルに行かないんだ!」と仲間に向かって檄を飛ばしていましたが、うまくみんなを盛り上げてチーム全体で向上して行って欲しいなぁと思いました。
posted by delta16v at 17:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年08月06日

灼熱の練習

クモとバッタ 練習に入る前、千早がずっとくさむらを見つめているので何かと思ったら、クモの巣にバッタが引っ掛かって食べられているところだったのでした。さすがは長野市少年少女バッタスクール。

 こわそうな顔をしながらずーっと見つめていた千早です。

 最後はどうなるのかなー、と思って父もドキドキしながら見ていたら、やあやあと現れた0ジ先輩が、おおこれはすごい!とでかい石を投げ込んでクモもバッタもまとめて潰してしまったのでした。カンダタもびっくり!

 お前が死んで地獄に落ちても、蜘蛛の糸は降りてこねぇぞ、0ジ。

テントで手遊び 炎天下での練習となり、小さな子どもたちはテント下へ避難です。

 風も少しあるし、空気が乾燥しているので、日陰に入るとこれはまた快適。

 それでも中学年、高学年で数名が体調を崩し、早退になってしまいました。前日がびんずる祭りで夜更かしした子も多かったようです。

 みんな、練習の前の日は、ちゃんと早寝してな。

 低学年の練習試合でドキドキしながら1試合笛を吹きましたが、まあ特に問題なく終わりました。ああ、よかった。

ディフェンス練習 低学年が終わったので高学年を見に行きましたら、ラインディフェンスの練習をしていました。どうしてもばたばたと追いかけて行くばかりなので、「内から外へ」追い込むように守るとか、言葉で言ってやらないと判らないことも多いようです。

 とにかくすぐにボール側に流れて外側にギャップが出来ちゃうので、守る時もトイメンを意識してまっすぐ出るのが大事だよね。

 秋月は再びSOだそうです。SOとCTBのユーティリティって立川みたいでかっこいいぞ。

フォワードゲーム 秋月が一番好きな練習。フォワードゲームです。

 「気持ちでいかんかい」君。とにかくひたすらまっすぐ突っ込んでます。

 最近は父の助言を入れたのか、スピンも混ぜてぐりぐりと前進します。敵のトライには下に入って体でグラウンディングを止めています。これでもうちょっと体があればねえ。

 「ぼくはこっせつしてもいいと思ってやっている」

 とか言い切りやがって、面倒みる親の身にもなりやがれですよ。

水のかけあいっこ 練習が終わるとみんなでふざけて水のかけあいっこです。

 楽しそうだねー。




posted by delta16v at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年07月31日

菅平交流戦2012

菅平交流戦2012 例年、水戸ラグビースクールさんに菅平で交流戦をさせてもらっています。

 今年は、水戸、日立、甲府、長野の4スクールが集合。グラウンドはにぎやかで、ちょっとしたジャンボリー気分です。

 県外から菅平に上がるスクールも、さすがに低学年までは連れてこないスクールが多いので、低学年は長野中心に、その他スクールの子が混ざる感じで、練習と試合を行いました。

 練習はみんなで仲良くやっています。よそのコーチに教わると、教えることも色々だし、やっぱり新鮮ですねー。

菅平交流戦2012 長野はなぜかどの学年も小さい子が多くて、よそのスクールの大きい子にはいつもびっくりさせられます。

 彼らはタックルが主な武器なので、ここはタックルを磨こうと、大きな子にもガツンガツンと当たって行きます。

 相変わらず、すごいなあ、君たち。
 尊敬に値するよ。

菅平交流戦2012 中学年はすごくいい感じ。

 タックルもどんどんいくし、要するに「自分がゲインしたい」と思ってボールを取りに行っているので、ボールを持った時の動きに迷いがなく、ひたすら走ります。捕まったらちゃんと後ろでつないでいるので、すごくいいです。ワンプレーが長くて、見ていてわくわくします。

 マジ、高学年より強いんじゃないんですか。

菅平交流戦2012 はい、その高学年の皆さん。

 一試合目はちょっと見ていられない試合だったそうです。相手がなんか高校生みたいにでかくて、チビぞろいの彼らは「君たち、高学年?」と真顔で聞かれたそうです。

 さすがにみんなでびびって、相手がくると道を開けるようにして通しちゃったんだって。ううむ、気持ちはわかるぜ。

 秋月個人でいえば、今回のテーマはレッグドライブとスピンでした。捕まった時の暴れ方を強化してちょっとだけゲインが増えたような気がします。

 スーパープロップの兄貴だって、キャプテン不在の間は一人で突入して捕まってラックでヤンボ、の繰り返しでしたが、今の秋月よりはゲインしていましたし、何回かに一回は全員ぶちぬいてトライ取ってましたからね。

 秋月もがんばらないと。

 相手につかまれた時、無理やり引っぺがして前進したら、新しいユニフォームのボタンが飛んだそうです。いいぞいいぞ。ジャージ破いたっていいんだぞ。

 試合の後にコンタクト落としたみたいにチームみんなで秋月のボタンを探しているところもよかったです。

菅平交流戦2012 秋月も2試合目からはそれなりに気合を入れていったようですが、やっぱり今回も分が悪いですね。

 でも皆に心配されているWTB君が、弱いなりにも相手を捕まえに行って、何度かはトライを阻止したところを見て感心しました。コーチもたくさん褒めてくれて、本人もうれしそうです。やればできるんだな。

 秋月もあちこち痛みながら、がんばっていたようですが、勝負的にはまあ不調で。

菅平交流戦2012 長野の高学年はプレーヤーとしてはそんなに悪くないと思いますが、やっぱりハートなんだと思うよ。

 燃えたぎる闘志が試合で爆発すれば、そんなに余所と差はないと思う。そりゃ上手とか強いとか早いわけじゃないですが。まあ普通よりちょっと弱いくらい?(笑)

 下手でも弱くても遅くても、全員が火の玉になれば相手だってビビると思うんだけどなあ。

 中学年チームのひたむきなタックルとゲインを見ていて、その辺を学んで欲しいなあと思いました。

 いろいろ難しいですねー。
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2012年07月24日

兄弟対決

兄弟対決 この日曜日は交流戦の予定だったのですが事情により通常練習に変更。自分の練習がない雪風は、遊び半分で菅平に上がるつもりだったのが当てが外れ、スクールの練習にお手伝いに来ました。

 お手伝いというか、どっちかというと自分も遊んでる感じ。

 雪風と同期のK5先輩も現れて久々に楽しい雰囲気です。

 フォワードゲームでは雪風、K5の高校生も混ざって、なかなかの迫力です。
 おっと、雪風の対面に秋月が立ってるし。

 雪風もいろいろとおむずかりの年頃で、弟の相手なんてほとんどしなくなってしまったのですが、何故かラグビーの練習のときだけは秋月にいろいろ教えたり、なかよくパス錬したりしています。

 なんだか父もほっとするひと時です。

スクラムハーフ秋月 5年生のスクラムハーフの子がお休みなので、じゃあぼくがやるよ、と久々に秋月がハーフに入っています。

 やっぱり秋月はハーフが似合うなあ。

 本人も久しぶりにやったらとても楽しかった様です。今はBKラインに入っているけれど、本人の希望としては将来はスクラムハーフになりたいみたい。

 離れてわかる、ハーフの楽しさ。こころなしか、いつものSOやCTBよりリラックスして動いているようにも見えます。

 途中で雨が降ってきて、またもや泥でねろねろに。さいごはスパッツの中まで砂だらけになっていました。
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2012年07月21日

ラグビー日本代表ヘッドコーチ・エディージョーンズ氏

ラグビー日本代表ヘッドコーチ・エディージョーンズ 合宿二日目の第一試合で秋月が頭を蹴られ、とぼとぼとテントへ帰ってきましたら、なにやらただならぬ雰囲気。

 「あっちにエディーさんが来てるよ」

 え?ラグビー日本代表ヘッドコーチの?エディー・ジョーンズ?

 ジャパンが強化練習で菅平に上がってくるのは知っていましたし、暇があったらサインでももらいにいこうかとかも言っていたのですが、いきなりエディーさん?

 なんか向こうの方で皆と記念写真撮ったりしてるらしい。聞いたら千早も握手してもらったとか言うじゃないですか。ぐは。秋月の頭冷やしてる場合じゃないデス!

 こんなこともあろうかと、ちゃんと155のトランクに色紙を隠し持っていたんですよ。あの親父、あれならウィングも務まるんじゃね?とかいう声を背に、駐車場へ全速ラン。

ラグビー日本代表ヘッドコーチ・エディージョーンズ ぜぇぜぇ言いながら戻ってきて秋月に色紙を渡し、ミスタジョーンズ、いや、エディーさん。サインプリーズ、ツーナガノラグビースクールとたどたどしくお願いしましたら、にこやかな笑顔でサインをしてくれました。

 To Nagano Rugby School.
All for one.

だそうです。

 大事な宝物が出来ました。ありがとうエディーさん!

 いやー、やっぱ菅平はすごいわ。


エディ・ジョーンズHCと長野ラグビースクール
Photo by Whistle Suzuki.
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2012年07月20日

菅平合宿2012

菅平合宿2012 7/15,16と恒例の菅平合宿が行われました。

 秋月にとっては小学校最後の合宿、小学校最後のサニアパークです。

 恒例のミニラグビージャンボリー参加で二日間で4試合、交流戦2試合入れて、合計6試合もできますよ。ほくほく。

 初戦、前半好調でした。ディフェンスもしっかり、アタックもするどく。今期ベストプレーでしょうか。初トライを取った子もいたりして、ハーフタイムは盛り上がりました。

菅平合宿 前半はよかったのですが、後半相手がメンバーチェンジしてきてから防戦一方に。

 なにしろこっちにはリザーブはほとんどいないんですよ。

 「ここで流れを変えるメンバーチェンジ!したいけど人がいなーい!!」

 とコーチも残念がっています。

 やっぱり後半になると疲れが出る様です。結局惜しいところで引き離されて敗北。

 2試合目も負けて、午後は川口RSさん、西東京RSさんとの交流会へ向かいます。

川口交流戦 川口RSさんとの交流戦です。強かったなあ。みんな大きくて、強くて、速くて、うまい。

 太刀打ちできません。

 西東京RSさんにも負けて残念な結果に。

 ま、まあ交流戦ですからw

 川口RSさんは勝敗にはぜんぜんこだわっておられないそうで、極端な話、点数を数えない試合だってあるんだそうです。子供たちが楽しくラグビーを好きになるのが第一だそうで、長野も同じ方針ですが、それでいて強い、というところが素晴らしいですね。

 「好きこそものの上手なれ」。
 「下手の横好き」なんてけっとばせ。

綱引き 交流会なので、いろいろなお楽しみもありました。今回の目玉はこの綱引き。

 川口RSさんはわざわざこのために綱を持参されたんですよ。すごいですよ。組織力と段取り、見習いたいですね。

つは引き 人数が合わないので、長野は西東京RSさんと合同でお願いしました。

 もう大盛り上がりですよ。大人だって引きたくなりました。

 秋月は「イナカモンが力比べで負けたら、立場がない。イナカモンの意地を見せよう!」とみんなに檄を飛ばし、重量級のキャプテンを中心に背水の陣を引きます。

 それ引け!

綱引き 勝ったよ!勝ちました。イナカモンの意地!

 決勝でも勝って、優勝です。 





綱引き 一緒に戦ってくれた西東京RSさんとハイタッチ!

 両チームが入り混じって喜んでいるところを見て、ああ、交流っていいなあと思いました。ノーサイドで握手しても、こんなふうには仲良くはできないものですよね。小学生にはアフターファンクションもないし、他のチームの子とこうやって肩をたたき合う経験はとてもよかったと思います。

 準備や運営をしてくれた川口RSさん、ありがとうございました。



ボールあて 試合の合間はいろいろ練習をしていますが、休憩時間だっておとなしくはしてません。

 今回はこのウィリアムテルゲーム。頭にティーをのせ、その上のボールをスクリューパスで叩き落とします。

 元はオールブラックスの正ハーフ、ウィプーのスーパースキルがモチーフのようです。

 それにしても当たるの?本当に。

コーチのあたまに この合宿のために760km走って転勤先の松山から来てくれたコーチを的にしてやがりますよ。

 ボールより先に、罰があたるぞー。





運命の二日目 そして運命の二日目が始まります。

 一杯負けてきたので、そろそろ一つくらいはいい試合がしたいところ。





菅平合宿 ところがこれがなかなか大変。

 二日目で疲れてきているのもあるのかもしれませんが、集中力が足りません。

 負け癖がついちゃったように、ずるずると点を取られます。


菅平合宿 二日目に至って秋月も必死に動き回りますが、腕を折られかけたり、頭を蹴られて脳震盪すんぜんと言う感じで、もうふらふらです。

 ラックで頭を蹴られた時は、ちょっとやばい感じがしたので止めようとしましたが、意識と記憶は切れていないことでプレー続行。

 リザーブもいないので他のみんなに「8人でやるか?」と言っていたら、辛そうな顔をしながら「だめ。さがらない。つづける」とプレーした秋月でした。大丈夫かな。

 爪の長い子がいたようで、手の甲を少し切りました。ちびっと血が出ちゃって、ボールを赤くしちゃったりして。

 満身創痍です。

菅平合宿 最後の試合。相手チームには3,4人女の子が入っていたチームでしたが、強い強い。

 モチベーションが下がり方向の長野は徹底的に好き放題やられました。





菅平合宿 秋月も最後とあって全力使い果たす勢い。死に物狂いで動きますが、敵にパスをしてしまったり、いいところでノックオンしたりで、もうめろめろです。





秋月の涙 そしてここへ行きつきます。このシーンが今年の菅平合宿のハイライト。二年振りに涙を見せました。

 最後の試合は途中から泣きながら走って、泣きながらタックルしていました。
 まあこれだけ徹底的にぼかすかやられたら、そりゃ泣くわな。

 とうとう小学校最後のサニアでは勝てませんでした。

 負け試合ばかりでしたが、秋月は最後の瞬間まであきらめず、たくさんタックルをして力の限りに走ってくれました。とてもよかったと思います。

 なにより、仲間がレフェリーの判定にクレームを付けそうになった時に「やめろ」と仲間を制したこと。最後まで仲間を信じてパスを出したこと。最後まであきらめずにタックルし、前進しようとし続けたことが親としてはうれしいです。

8885.JPG 「よりよく生きること」が人生にとっても最も大切なことだとしたら、秋月はラグビーをやることで、そのために大切な事柄を一つづつ覚えていっているところだと思います。ラグビーをプレーすることで良い人生を送ることに比べたら、試合で勝つことそれ自体には単なるリザルト以上の意味なんてない。要はそれまでの努力の過程なんです。強くなりたいと願う本人自身の気持ちなんです。

 極論を言えば、ラグビーは手段というか、環境に過ぎない訳で、それ自体が生きる目的なわけではないです。

 そう思えば、目先の勝利や敗北なんて屁でもない。もし一年間全部負けたって、前を向いて努力し続けている限り、秋月は勝ち続けているんだと胸を張ったっていいと思います(いや、あくまでも心の中で、ねw)。

 父も今回の秋月を見ていて、なにかひとつ吹っ切れたような気がするな。

 長野のラグビー関係の人たちだって、失礼ながらみんながみんな大学選手権で優勝したり、トップリーグでプレーしたり、日本代表になったりというスーパープレーヤーだったわけではないのだろうけれど、ラグビーに関わることでナイスでハッピーな人生を送っているひとばかりです。みんなラグビーを通して人生に大切なひみつを知ったひとたちばかりなんだね。そういう意味では秋月はとてもいい環境でラグビーを教わっていると思います。

 だから秋月、もっと鍛えて、もっと強く、もっと速く、もっとうまくなれ。そしてみんなで勝て。先輩にはスーパープロップと快速センターというすごいお手本がいるじゃないか。泣いてもいいから、あの二人に勝てるくらい強くなれ。

 きっと次の世界がきっと見えてくると思うよ。
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2012年07月10日

コンバート

第2センター8393.JPG いろいろとBKラインで試しているようですが、SOの秋月が第2CTB、通称2センに入っています。「コンバート」と言うほどSOやっちゃいませんけどw

 SOも大変で抛ってはおけないですし、心はいつでもSHなのですが、秋月と言う奴はハーフ時代から「突破したい。ゲインしたい」でラグビーやってるような奴なので、縦への切り込み役のCTBにもあこがれていました。

 2センに入って、

 「これでごうほうてきに突破ができる」

とかにやにやしてやがります。SH時代もSO時代も勝手な突っ込みはご法度でしたからね。

 当面はSOとCTBを交代でやるみたいですが、まあBKはユーティリティというか、そんくらいどっちでもできないといけなさそうですし、SOとCTBはやることも似ているので、経験と思って頑張って欲しいと思います。ジャパンの立川だってSOとCTB交代で出てるしな。

 秋月としては、クラッシュするまで突っ込むべきか、立ってプレーすべく早めに回して行くかはちょっと迷っているところはあるようです。

 最近スカパーの16日間無料サービスにはいりました。秋月は暇さえあればスーパーラグビーでNZのラグビーを見ていますが、NZのプレーを見ているとずーっと横に回してFWやCTBが縦にガツンとゲイン。FWがキープしてまた逆に回して縦にゲイン、とかそういう繰り返しで前進してますよね。あんまり華麗な展開と言う感じじゃないのですが、あれを見ちゃってるものだから、ぎりぎりまで突っ込みたい気分も盛り上がっているようで。

 ただあれは強力なFWのスイープとキープ力がないとただヤンボになるだけなので、いまの状況では一人で突撃しても、それをトライに結びつけるのはまだまだ難しいんじゃないかなーと父は思いmathが。

 そこんとこどうなんすか、秋月選手?

天国のラグビー この日は雨でグラウンドがちょっとした池状態。しかたなく河川敷のすみっこにある空き地に移動して練習しました。

 レンゲが一杯生えていて、走るのも大変だったようですが、こうやってお花の中でラグビーをしていると、まるで天国でラグビーをしているようです。

 そう言えば、来週はジャンボリーで試合がたくさん。
 今週からハンドダミーをスクールから借り出してきて、城山班(+1)の平日練習を開始しているようです。
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2012年07月03日

タックル強化

中学年練習試合 引越しの最後の掃除があったので、先日の練習は送り迎えだけになりました。

 終わる頃に見に行ったら、やってるやってる。

 中学年は4年生があまりこなかったらしく、ほとんど3年生だけみたい。この間まで低学年で見てた子供たちが練習試合をやっています。ちょっと見ていたらなかなか考えさせられる光景がありました。

 今まで低学年では快速にものを言わせて抜きまくっていたランナーの子たちが、中学年になってバシバシ止められています。いくらボールを持って走っても、個人のスキルでは相手全員は抜き切れない。

 そこで仲間と協力して敵のディフェンスをなんとか突破できないか、と発想すればチームワークに一歩近づきます。自分がトライを取りたいだけなのか、チームとして勝ちたいのか、でその辺は変わってくるんですけれど、それはなかなか興味深い選択になると思います。もう少ししたらきっとみんなの前にそういう分かれ道が現れます。君たちがそこでどんな道を選ぶのか、楽しみですね。中学年のコーチのお話をよく聞きましょう。

 そう言うことを考えるのが「ラグビーは最も早く少年を大人にする」ってことなのかもね。

 みんな成長してなー。

タックル強化 高学年は大人相手に練習をしていました。人数がぴったり9人しかいないんだもんね。紅白戦なんて出来ないのです。

 しかし、相手が大人だものだから、どうせボールは取れない、止められっこないと思って、ディフェンスは触るだけのプレーばかり。

 見ていて頭にきたので、

「大人が止められなくても、バチンと当たって、『痛てぇな』くらい言わせろYO!」

と叱咤し、最強の赤鬼、海坊主の兄貴にお願いして生の台になってもらいました。

 「秋月、行け!」

 とぶち当らせましたが、ハハーン、かゆいかゆいww

タックル強化 秋月が力を試していると、他の子も「俺も俺も」と参加して、突然のタックル練習に。

 海坊主の兄貴もチョーシこいて、

「ホラ、次は片足だ。両足揃えて受けてやるか」

などと挑発。さすがは「最も長く少年でいつづけている大人」代表の兄貴。

 しかし、それでも揺らがない。弱いなおまいらw

 最後はなんか知らんですが、みんなで慣れないスクラムを組んで押してますよ。
 それでもぜんぜん倒れないんですから。

 もっと、踏み込み強くしてね、諸君。
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2012年06月18日

安曇野チャレンジカップ2012

安曇野チャレンジカップ2012 いよいよ待ちに待った安曇野チャレンジカップ当日です。開催と運営をしてくださる安曇野RSさん。毎年本当にありがとうございます。

 長野は朝から大雨が降ってどうなるかと思いましたが、安曇野に着いたらぐんぐんと天気がよくなって、みんなまっくろけに日焼けする程でした。

 低学年チームは得意のタックルでがんばって敵を倒しまくり、全勝しました。合同を組んで出場した試合でも全部勝って、みんな大喜びです。

 「ひょうしょうじょうないのー?」と言っていましたが、低学年は交流戦だから、表彰状はないんだって。今度ガリガリくんでもおごってやるから勘弁な。

 何人かこの大会でスイッチが入った子がいて、どれもいい試合でした。みんなこのまま素直に成長しろよー(それが難しいのであるw)。

千早試合開始 千早は三年生チームで出場。大好きなおすもう大会とバッティングしてしまいましたが、泣く泣くラグビーを取った千早です。

 中学年は人数が多くて4年生と3年生に分かれているので、4年生主体のチームと当たるとかなり不利で、ずいぶん沢山負けたようです。





スクラムハーフ千早 いつもスクラムハーフをしている女の子が怪我のため欠場なので、この日はハーフとして出場していた千早です。

 頑張ってタックルするんですが、当たらない(笑)。当たれば強烈ですが、ダミーと違って相手が走ってくるので、ぜんぜん当たりません。これはちょっと練習を考えなくちゃな。

 中学年ではキックオフがありますが、3年生はキックオフを教わってないみたい。試合経験が少ないからかな。千早がぱしっと蹴っても誰も走りません。相手がこっちにくるまで立って待ってるじゃないか。今度、ちゃんと教えておこうっと。

秋月登場 はい、この人。秋月の登場です。この日は新ユニフォームのお披露目の大会。是非いい結果を残したいですね。わざわざ前日に床屋に行って、じまんの超クルーカットも最短状態ですよ。

 キャプテンが怪我で欠場しているので、上田RSさんにお願いして合同を組んで頂きました。上田RSさん、ありがとう。

秋月前進 今回の大会は高学年は10分一本で総当たり。全部で6試合ですって。

 うーん、きつい一日だなあ。そのかわりいつもは決勝まで行かないと試合ができない強豪チームとも対戦できます。

 第一試合から強豪相手だよ!とはりきりまくる秋月。

秋月ハイパント はりきって動き回るんだけど、やっぱり弱い。

 なんだろう、パスとタックルとオーバーが悪い気がする。って全部じゃないですかw

 SOで行っても、1センで行っても、前進するとみんなヤンボになります。ピックアップが全体的にもっさりしているし、オーバーが遅いです。ブレイクダウンで全部取られます。鍛えるのはこの辺なのかなあ。

 個別のタックルでは倒してないわけじゃないけれど、倒してもボールが取れなければ倒し損ですね。うーん。

 で、負けました。その後も着々と敗戦を重ねます。

 晴れて明るくなっていく空と反比例して、だんだんと怪しくなる勝負の雲行き…

秋月の披露 そこのSO。偉そうなポーズで突っ立ってんじゃないデスよ!

 SOになったら立ち方も偉そうになったのかと思ったら、試合を重ねるごとになんだか体力が落ちているもようです。だんだんとタックルも弱くなり、走る速度も落ちてます。

 今年は地獄のホイッスル、やってないからかしら。持久力もっと上げようよ。


最終戦 それでも5戦目でついに引き分けに持ち込み、4敗1分で迎えた最後の試合です。

 試合前のブリーフィングで、

「秋月、お前試合をやればやるほどタックル弱くなってるじゃないか」

と声をかけたら、いきなり天を仰いで、目に涙をためました。自分でも弱まってるのが判ってんだな。判っていても、どうしようもないんじゃないかと思っているんだな。

 最後の試合だから全力でいけよ。出し惜しみはなしだ。

最終戦 最終戦。コーチがどうしようかな、と言いながら決めた1センと2センの入れ替え作戦が大当たり。

 1センが大爆発してトライゲット。先行します。

 相手のアタックも死に物狂いで止めまくって、点数を取らせません。

 トライを何本か重ねて、これはいける、今日の初勝利だ。完封だ!と思った最後のワンプレーで一本取られてしまいました。

 レフリーがラストワンプレーって言ってるんだから、なんとかボールぱくってタッチに蹴ればそこでノーサイドだったはずですが、東福岡ばりに最後までお付き合いします。というか、タッチに蹴るとかそう言う発想は誰にもなかった模様ですw

 結局そのままノーサイド。3-1で本日の初勝利。最後に一つ勝ててよかったね。

デブリーフィング 秋月としては色々と不本意だったようです。自分の体力低下がはっきりわかったらしく、試合後もにこりともしませんでした。自分がトライ取れなかったからなのかなーと私は思ってましたが、そういうのはちょっと邪推だったみたい。強豪チーム相手の試合で好き放題にやられたのが一番のショックだったようです。

 秋月もさ、パスもまだまだよくないし、後方に最速の1センがついてきているのにそのまま突っ込んでクラッシュしちゃったり、まだまだへたっぴだよ。気合だけじゃSOは務まらないんだよ。

 FWにはFWの課題があるし、BKにはBKの課題があるけれど、SOの秋月はチームのために必要なスキルアップをして、みんなの持てる力を全て発揮できるところまで頑張ってください。

 結局、最後の安曇野も「涙の安曇野」だった、と父は記憶することにしました。

 いい経験になったね。また頑張れよ。
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2012年06月14日

平日練習でのできごと

ラグビー平日練習 昨日は
「きょうは5時間授業だから、3時かられんしゅうできるぞ」
と張り切っていた秋月です。

 放課後、公園に集まってみんなで練習を始めていたら、なんとラグビースクールのコーチが通りかかってしばらく練習を見てくれたそうです。なんと!

 秋月たちもびっくりしたそうですが、お忙しい中寄ってくれたコーチに感謝です。

 もうすぐ試合があるという事情もありますが、こいつらは本当に好きでやってるだけみたいです。これだけ子供たちがラグビー好きになってくれれば、

「強いラグビーよりも楽しいラグビー、好きになれるラグビー」

を目標にしているラグビースクールとしては、うれしいかぎりです。

 学校の友達なんかも混ざって一緒にラグビーしてるみたいで、稀有な状況になりつつある様子です。ふしぎなムーブメントなので、どっかのTV局とか取材に来てくれませんかね。目立てば入部希望者も増えそうだしね。

 とにかく、怪我だけはすんなよー。
posted by delta16v at 07:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年06月12日

平日練習

ハンドダミー 秋月がタックル練習したいからダミー欲しいダミー欲しい言うのですが、あれはあれで結構高価なものなので、ものは試しとスクールにお願いして一つ貸してもらいました。

 で、これで何をどうするのかと思ったのですが、学校が終わった後、公園にみんなで集まって自主トレするんだそうです。

 秋月のクラスにはスクールの子が他に3人おり、野球やサッカーよりもラグビーのプレー人口の方が多いという、世にも不思議なクラスなのですが、その利を生かして平日練習を行うことにしたんだそうです。しかもFWが一人と、SO、CTB、WTBとバックスラインが揃って同じクラスなんだからこれは便利だよね。

 タックル練習は危ないからふざけたり遊び半分じゃいけないぞ、というと、ちゃんとヘッキャもかぶって真剣に集中してやったそうです。

 初日はランパスで公園を三周。筋トレをして、タックルダミーに四人交代で当たったそうで。

 雪風が高校の合同チームに入って毎日ラグビーの練習をしているのを羨ましそうに見ていました。
 スクール以外でもラグビーをやりたくて、小学校でラグビークラブ作ってもらおうとしたことがありますが、検討を約束してくれた校長先生は何も引継しないで転勤しちゃったりしてあれこれと不調でした。

 環境がないなら勝手に作るまで。クラブとか同好会とかそんな名前がなくても、好きもので勝手に集まって練習するという技に出た秋月です。

 これから毎日やるんだそうです。子供たちだけなので、怪我だけはないように注意してつかぁさい。
 
ラグビー日記 「公園にいってから『どの練習しようか』ってみんなで考えてると時間のむだだから、明日の練習メニューはあらかじめ考えておこう」

 とラグビー日記をつけながら、明日の練習の予定まで立てている秋月です。しかしその前に今日の宿題は終わってるのか。

 こんなことしたからって、ちっとは身になるもんなんですかねぇ。

 ダミーを腕に通して自転車乗って公園へ行ったら、周りからへんな目で見られた、とむくれていましたが、それはまあ実際すごく変だからしかたがないな。
posted by delta16v at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

新ユニフォーム

新ユニフォーム コーチのご尽力があって、いよいよ長野市少年少女ラグビースクールの新しいジャージが完成しました。

 長野伝統の青白スキームを現代風にアレンジしたすてきなデザイン!

 一説には「日本代表青白バージョン」という噂もありますが、いっそ「オロナミンC」とか書いてもらうか。




背番号 背番号は各自の希望で好きな番号を入れてもらっています。

 スクラムハーフ命のGGファンである秋月はもちろん9番です。

 いろいろ聞いてみるとやっぱりというかなぜかというか、11と14の子が多いようです。プロップのキャプテンが11番を入れたという噂も聞きましたが、なかなかです。

 RYUのTシャツに「痩せるからBKさせて!」という名言がありますが、やっぱり点取り屋のWTBにはみんな憧れるものなのでしょうか。

スクラムハーフ秋月 9番をしょって、ご機嫌の秋月です。

 今年はスタンドオフなのに、10番じゃなくてよかったのかなーw

 この日は土のグラウンドだったので、新ジャージは撮影時のみで、すぐに旧ジャージに着替えていました。温存温存。

 来週の安曇野チャレンジカップで本番のお披露目です。
posted by delta16v at 08:19 | Comment(7) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

大会前の練習

キック練習 来週は楽しみにしている安曇野チャレンジカップです。前回の練習試合は勝てませんでしたが、今度はどうかな。いい試合は出来るかな。

 秋月にとっては涙の安曇野というくらいで、3年生の入部以来、辛いことが多い大会です。最後の大会となる今年は、ぜひスーパーサイヤ人化して暴れまわって欲しいです。

 でも秋月よ、熱心にキック練習しているけれど、安曇野はコンバージョン蹴らないんだぜ。

 合わせをやると、時々いいパスも出ますが、アタックはともかくまあ問題はディフェンスですか。

 どれだけタックルで止めて低得点試合にできるかどうかが勝負どころと見ました。

ゴムチューブの練習 中学生コーチがゴムチューブを持ってきてくれました。

 二人つないで一人がレッグドライブし、しばらく耐えた後に二人で一気に走るバックスの練習だそうです。おお!すごい。

 後ろの一人を引っ張る強さというよりも、引かれて前傾で走る姿勢を作るところに意味があるのだそうです。
 
ゴムチューブの練習  子供たちは大喜びで走り回っていました。

 びよよーん、とこんな感じ。

 ところで、BKグループはなにやら特訓を開始するらしいですよ。

posted by delta16v at 08:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年06月10日

スパイクのポイント

スパイクのポイント ラグビー用のスパイクには長いアルミのポイントが付いています。

 意外にもすり減るのが早いもので、いま雪風がはいているのは確か5月に買ったスパイクだと思うのですが、テフロン製のポイントだったせいか、あっという間にちびてしまってつかえなくなってしまったそうです。ラグビー専用のものが近所に売ってなかったので、サッカー用のものをつかっていたのですが、土のグラウンドだときつかったのかな。

 で、部室にあった予備のアルミポイントをもらって換えようとしたそうですが、古いほうのポイントを抜く時に、一本なめてしまったようで、どうしてもそれが抜けないのだそうです。

 スパイクのポイントは3本爪のポイントと13ミリのスタッドボルトの2種類があるそうです。雪風のスパイクにもともとついていたテフロンのスタッドは三本爪のもの。爪の入る穴が完全に崩れちゃって、ぜったいに回らない気配。

スパイクのポイント で、親に泣きついてきやがったので、最後の切り札、なめたネジの守護神、掴みものの帝王、ロッキングプライヤー様の出番です。

 ぎゅうううっと、ポイントそのものをふん捕まえて、そのまま回します。

 おお、回る回るw

 今回も無事に困ったネジを開けてくれたロッキングプライヤーさまでした。

 次からは13ミリのボルトですが、その辺におちてた安物のコンビレンチを一本くれてやったので、そっちはもう大丈夫かな。

スパイク磨き この日は土のグラウンドだったので、弟たちもスパイク磨きに余念がありません。

 ニイニのスパイク、かっこいいなあ。ぼくたちもはやくああいうのが欲しいなあと羨ましがる弟たちでした。



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2012年05月30日

練習前準備

練習前準備 某所で、某チームは練習前の準備を全部子供たちがやる決まりになっている、と聞いて感心しました。長野でも早く着いた子供(主に秋月w)はボールの空気入れくらいはやるのですが、自分たちが使うボールの用意だけできるとそれ持ってどっかいっちゃいます。

 プロの選手じゃないんだから、準備が出来た頃に現れて自分の練習だけやる、というのもどうかと思いますが、練習開始前のこのだらだらした時間も実は私は好きなんです。

 その辺に落ちているボールを拾って、子供たちが好き勝手に遊びまわっています。あれしろとかこれやれといわれるのじゃなくて、友達とボールでじゃれ合って楽しそうにしているところを見ると、これはこれで実になごむものです。

 準備はやって欲しいけどねw

フォワードゲーム 高学年の練習、怪我の子もいたりして、なかなか全員そろいません。試合も近いから、みんな体を大事にして欲しいです。

 フォワードゲームではひたすら一人で突撃を繰り返す秋月でした。この練習では突破さえすればひとりで突っ込んでもあまり注意されないので、大好きな練習のようです。いいのか、それで。

 ゴールまで残り5mの状態だったらそれでいいんだけどね。

 最近、ちっとはタックルでも倒せるようになってきたらしく自慢そうに言っていますが、去年のスーパープロップの活躍に比べたらまだまだ。
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2012年05月23日

キッキングティー

ギルバートキッキングティ ラグビーでプレースキックをする際にボールを載せるティです。秋月専用が届きました。

 先日、秋月が長野RS専属キッキングトレーナーとK5コーチにキックを習いに行った折、「雪風はカンタのティ持ってる癖に、秋月に貸してくれないんですよ」と愚痴をこぼしましたら、キッキングトレーナーに「それは雪風が正しい。自分の道具を軽々しく人に貸すものではない!」と言われ、秋月の分も買うことになりました。とほほ。

 キッキングティといっても、カタベリーのもの、セプターのもの、ギルバートのもの、あと聞いたことのないダン・カーターモデルとかもあります。色々な形がありますが、基本的にはボールを置く高さが問題になるようです。

 なんとなく高いほうが高くボールがあがるような気もします。うーん、どうなんでしょ。

 カンタベリーはかなり低く、セプターは色々な高さのティを取りそろえているようです。

 どうしようかなー、と思いましたが、RYUの通販にはギルバートとカンタしかなかったので、ちょっと高さが高そうなギルバートを注文。やっと届きました。

 にこにこしながらボールを載せる秋月。自分も子供の頃はグローブやバットを買ってもらうたびにこんな顔していたんだろうか。

 明日からボールと一緒に学校に持って行って、バックネットに向かって蹴るんだって。

 まあ、がんばってね。
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2012年05月22日

新緑の練習

南長野運動公園 長野市内でも随一のグラウンド、南長野運動公園です。

 芝もやはり植物ですから、この季節ぐんぐんと若芽が伸びる季節で、ものすごいコンディションでした。こんなきれいな芝、乗ったことないよ。NZの高校とかこんな感じじゃないの?と思う位。こんな豪勢な芝の上で寝っ転がって回れる子供たちは幸せですよ。

 こんな良い環境で練習しているのだから、さぞや強くなっているのだろうと思いきや、さにあらず(笑)。

スタンドオフ この春、スタンドオフを仰せつかった秋月ですが、スクラムハーフの時の「ぜったいに自分で行くな」から更に難しい「自分が動きながら、回りを見て人を動かせ」というポジションになって、色々と苦労しているようです。

 ハーフに比べるとスタンドオフには「自分で行く」という選択肢があるだけに、つい持ち過ぎてしまう点。あと、大人とタッチフットをしている弊害かもしれませんが、対面を引きつけるにしてもぎりぎりまで持ち過ぎるきらいがあってパスがシビアになりがちです。

 それでも二人引きつけているのなら意味がありますが、単純に対面にツメられているだけなのでw、パスをもらったセンターもプレーのオプションがほとんどない状態。もうちょっと早くセンターに出した方が展開しやすいと思うんだけれど、それだけ「引きつける」というプレーは魅力的なんですかね。

 更に言うならば、ものすごくポイントに近寄って行きたがり屋なんです。スクラムハーフの習性なのかなあ。いつも密集のすぐ横にいます。

 「秋月!浅い!」と叫んでも、ラインを振りかえって「みんなもっとさがってー!」というばかりです。

 バーロー!浅いのは秋月、てめぇだ!

互いに礼 練習後にはグラウンドとコーチにお礼のあいさつをするようにしました。

 感謝の心、大事ですよね。

 ところで、今回練習中にキャプテンが怪我をしてしまったようです。お大事にして少しでも早く治してくださいね。お休みしている子もいますし、人数が少ないと練習も今一つになってしまいがちですし。なんとかしたいなあ。

 長野市近辺の小学生。入ってくれませんかねえ。
 少年ラグビー、楽しいことと試合に出られることは保証つきです。
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2012年05月16日

キッカーへの道

プレースキック 秋月が最近キックの練習に凝っています。

 プレースキックはコンバージョンキックを蹴らない小学生のミニラグビーではあまり機会がないプレーですが、年に数回、コンバージョンを蹴る大会があり、スタンドオフと一緒にキッカーも任された秋月としては、なんとかあれをうまく通してチームのノリをよくしたいんだそうです。確かに去年の試合では、コンバージョンキックが入った時にはトライを取った時より盛り上がってましたよ。

 長野RSキッキングトレーナーの言によると、ラグビーにおいてプレースキックというのは唯一、自分一人で相手からのプレッシャーなしに自分のスキルだけでできるプレーなので、鍛えておいて損はないのだそうです。

 こうやってスクールの練習前にぽかすか蹴ってますが、一向に入る感じがしませんw

プレースキック スクールの練習終了後に、練習のお手伝いにきていた雪風がお手本でプレースキックを蹴って見せてくれました。

 こいつはどこで練習したのかわからないですが、結構よく飛びやがるの。ゴールにもスカスカ通していました。やっぱり努力しないでそこそこ出来ちゃう奴なんだな。ずるいぞ。

 雪風も密かに合同チームでのキッカーを狙っているんだそうですが、そんな見よう見まねの自己流キックで大丈夫かなあとも思います。こいつはまあ放っておくとして。

プレースキック 秋月も色々な蹴り方でたくさん蹴ったのですが、どうもうまくいきません。

 






プレースキック ボールがぜんぜん上がらないのです。サッカーのシュートみたいになっちゃう。

 蹴る場所とか、軸足の位置が問題なのかなー。

 とにかく上に上がらないとコンバージョンキックは絶対に入りません。






プレースキック そこで高校ラグビー界期待のキッカー・K5先輩にキックを教えてもらうことになりました。場所はK5先輩の高校のグラウンドですが、なにしろ石ころだらけのグラウンドなので、石拾いをすることが授業料だそうです。

 ともあれ快く弟子入りを受け入れてくれたK5先輩に感謝。

 それにしても午前中スクールで練習して、午後は夕方までキック練習ですか。どんだけ好きなんですか。

 じゃ、まずは蹴ってみ?と言われて、ぽんとティを置いてボールを乗せて、ぱしっと蹴ったら、その瞬間

 「おまえ、キッカーなめてんのか」

とK5先輩に怒られました。

 なんでっ!?

プレースキック キックには大切なルーティンというものがあって、これはキッカーによってそれぞれ違うのですが、要するにボールを蹴る前に定型の儀式がある「べき」なんだそうです。

 ティを置く時、ボールを乗せる時、3歩下がる時。そういった決まった動きの中で蹴る方向、ボールの位置を確認し、精神を集中させ、ボールがゴールを通るイメージを作るのだそうです。蹴るたびに毎回同じ動きをすることで安定したキックにつながるそうで。

 ということで厳しい修行がはじまりました。

 ティを置くのもこのようにちゃんと作法通りで。

 ぽんと置いてさっと蹴るなんて、プレースキックとしては論外だそうです。

 帰ってからぐぐってみましたが、
 落ち着いたプレーができた理由はどこにあったのか。そこにも森田自身のルーティンがあった。言うまでもなく、プレースキックはラグビーにおいて得点に直結するプレーである。キッカーの巧拙が試合の行方を左右することだってある。
「でも、蹴る時はあまり得点のこととか、チームのことは考えないようにしています。自分の蹴る時のポイントだけを意識して、ルーティンをつくって、動作もいつもと同じようにしています」
 
 なんてところを見ると、確かにルーティンを守ることは大切なようです。

プレースキック 確かにトップリーグのプレースキックを見ていても、マウスガードを捧げ持つ人とか、おしっこ我慢してるみたいにおしりをもじもじさせる人とか、手を輪っかみたいに構える人とか、ゴールへ手を伸ばして目測する人とか、本当にひとそれぞれですね。

 このキック前のルーティンは本来は自分で作っていくものだそうですが、とりあえずK5先輩がやっているのを教えてもらいました。振付師にダンスを教わるように、一つ一つの動きを教わってます。

 むう、キックを教わりに来て、意外な展開。

 結局、秋月はK5先輩のルーティンをベースにちょっとライアン・ニコラスの動きを足した感じを自分のルーティンにしたみたいです。ダン・カーターじゃなくていいの?

 更に、ティに載せる前にボールをくるっと一回回す動作というのを秋月流として追加したんだそうです。

 いいのか!?
 ほんとうにそれでキックがうまくなるのか!?

プレースキック で、ずばっと蹴っても、やっぱりボールがあがりません。

 二時間ほど蹴り続けて、やっと少しだけボールがあがったところで、おしまいにしました。

 また教えてもらうんだって。本当にうまくなるのかなあ?

 でもまあ、努力の人の秋月が練習を始めた以上、きっとゴールをスカスカ通るようになるまで頑張るんだと思います。

 学校で毎日練習するから、ティ買って!とおねだりされてしまいました。

 そうきたかw

石拾い 父もこんだけ拾ったよう。

 どんだけ石ころだらけのグラウンドなんですか、この高校w


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2012年05月08日

連休最後の練習

南長野運動公園 連休最後の日、今年初めての南長野運動公園での練習がありました。

 やっぱりいい芝だなあ。長野市内ではピカイチのグラウンドかな。千曲川リバーフロントも芝はいいけどね、回りの泥道がw

 秋月たちはひたすらタックル練習をしていたそうです。やっぱり前回の練習試合ででた問題点の解消ということでしょうか。

 練習の最後に大人との練習試合をしようとしたら、予報通り、雨が降り始めました。雨なら続行なんだけれど、雷が鳴り始めたのに至って、校長先生が即断で終了を宣言し、残念ながらそこで終わりになってしまいました。

 雷じゃしかたないな。でもタックルは十分できたかな。

中学年の練習 千早たちはまだグリッドでのハンドリング練習が多いようです。

 あの学年は強力なタックラーがいっぱいいるので、ボール回しばかりだとさぞや退屈しているのではないかとお察しします。

 千早なんてトライよりタックルが好きとか、変だよw

 最後が早めの切り上げになってしまいましたが、今年初の南長野はいい練習になったようです。
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2012年05月01日

高校生ラグビー事情

高校生ラグビー事情 以前、中学生ラグビー事情 | 日々雑感IIなんてエントリを書きましたが、もう高校生ですよ。早いなあ。

 雪風は市内の高校の合同チームに入れてもらいました。たまたま通っている高校の隣の高校(県内No.1の進学校w)のラグビー部に混ぜてもらっている感じです。まあ向こうも4人しかいないので、合同といってもそれで15人そろうわけじゃないです。

 長野市内には長野工業高校にラグビー部があって、こちらはなんとか15人そろっているようです。でも長野市内ではそれだけ。それだけなんですよ。市内の合同チームは南の方のやはり15人そろわない高校と一緒になってやっと試合が出来ます。

 この日はめずらしく3校(というか3チーム)集まって公式戦が行われました。

 普通、高校ラグビーと言ったら花園を目指すのが一般的なイメージですが、合同チームは花園の大会には参加できません。単独チームでないと駄目なのです。合同チームの参加を禁止しないと、県内のうまい選手ばかり集めた合同チームを作れば、ズルが出来ちゃうからですね。

 従ってラグビー人口の少ない田舎に住んでいると、それだけで花園に挑戦する資格が手に出来ないのが実情です。だからといって高校から県外のラグビー有力校にいくっていうのも相当な決意がいります。

 雪風みたいに、

「楽しくラグビーをやって、出来れば花園への挑戦の夢もあったらいいな」

くらいの奴はぜんぜん受け皿がないんですよ。たとえぬるいといわれても、誰もがラグビーに命かけて取り組める奴ばかりじゃありません。実力相応ってのもあるんだよ。

 しかも、花園はともかく、今回合同を組む南の方の高校がもし15人足りてしまったら、長野市内の合同チームはもう公式戦には出られません。というか練習試合もできません。

 さすがにそれはどうかと思うなー。なんとか人数増やせませんかねー。雪風も友達に声を掛けまくっているみたいだけれど、それ以外にどんな努力をすればいいんだろ。

ロック雪風 一年の癖にもうレギュラーで先発取れたのか。雪風さんかい。はやい、はやいよ。つうか、人数問題深刻。

 もともとBKしかやったことがない雪風ですが、今回は人数の関係でロックで2試合出場しました。ロック。でかいやつがやるところですよ。ラインアウトの時に、持ちあがって空中キャッチしている奴ですよ。

 こんなちびっこいのがロックに入ったので、相手も「こいつは大穴」と思ったらしく何度もキックオフを蹴り込んできましたが、4回蹴られて4回普通にキャッチしたら、もう蹴ってこなくなったそうですw

ロック雪風 キックオフをキャッチして、颯爽と前進しようとしますが、やっぱり高校生相手ですからそんなにすんなりとは抜けません。

 BK本職としては、その辺が技の見せどころだと思うんだけどなあ。






 
ラック 前進する間もあらばこそ、あっという間にラックです。

 へろへろ。








ロック雪風 FWは初めて。ロックも初めて。スクラムも初めてです。

 ラックを捨てる早さは超一流w
 ぜんぜん密集に入りません。

 最初から先輩に、

「練習してないし、危ないからなるべく密集には入るな」

と言われていたそうです。

 普通は一年だと試合にも出してもらえないくらいだから、その程度しかたないか。

モール それでも時々ラックやモールにちびっと入っていました。

 初めてのスクラムは「暑くてくさかった」そうです。トイメンのロックがプロップの間から首を出しているのが生首のように見えて面白かったそうです。

 まあそんなもんかね。



7392.JPG ずいぶん大きくなったな、と思っていましたが、先輩と並ぶとこんなにスモール。

 こんな身の丈の奴にロックやらせようってのはどうなんでしょうかwせめてフランカーあたりとか。

 コーチが

「FW、どうだった?」

と聞きましたら、

「もう結構です。これが最後です」

と笑ってました。とりあえず、連休にある菅平合宿まではロック、と言われているらしいです。

 なかなか楽しそうだけどなー、ロック。
 やらせてくれるのなら、やってみたらいいのに。

 とにかく初試合が無事に怪我もなく終わってよかったです。
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2012年04月30日

タックル!タックル!

練習試合の反省 先日の練習の折り、コーチが練習試合のビデオを見せてくれたそうです。自分たちのプレーを見返して、反省会です。

 明るいグラウンドで液晶見るの、大変そうですね。

 外で動画を見るのに何かいいデバイスがあればいいんだけどなあ。私も一度iPadで試してみましたが、晴天のグラウンドだと全然見えません。


タックル 先日の練習試合での敗因は何かね?と何度聞いても、黙して語らない秋月ですが、

「タックルは弱かった。皆でもっと当たればよかった」

というのは言っていました。

 そうだよ、タックルだよ、タックル。

 ということで、今回の練習ではタックル練習で張りきったようです。

ラグビーのタックル 父がね、試合の後のご飯の時に、

 「秋月のタックルは相手にしがみついてるだけだ」

と指摘すると、

 「でも最後は倒してるよ」

と反論します。

 「スーパープロップのタックルみたいに一発で倒さないとだめじゃん。ずるずる倒してもその間に後ろでつながれちゃったでしょ」

 と指摘すると、また無口になって人を見下す例の目つきに。

タックル 「なんでしがみついているだけになるかと言うと、レッグドライブがないからだ。
 相手につかまってぶら下がっているだけだと相手を押し倒せない。ぶら下がった状態から足をかけば、勢いで相手を押し倒せるんじゃないの?パワーフットとレッグドライブ。これ重要」

 というと、それはもうツーンとして聞いてませんよ。

 でも聞いてたみたい。練習では以前より足のドライブが増えたようです。

 タックルマシンももうちょっと低くあたって、下から飛ばさないとだめらしいよ。

 また次回がんばってください。

 DVDで見ると、秋月は相手を意外に何度も倒してるんだけれど、どれもぶらさがりで倒しているので、そのままボールがぽんぽん後ろに回ってトライされちゃってるのです。

 どかんと一発で倒さないとだめだな、やっぱ。

タックルマシン片づけ 練習終了後、キャプテンとバイスがタックルマシンをかついで、エイホウと片づけに行くの図。

 親方とサブだな、きみたち。

 なかなかいい風景だ。



暑い練習 4月だというのに、30度近い暑い練習になりました。

 春先の間にどんどん基礎スキルを鍛えておいてね。




 
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2012年04月23日

練習試合

練習試合 日曜日には、安曇野RSさん、三郷RSさんが長野までお出で下さり、今季初の練習試合が開かれました。

 初めて試合に出る子もいます。大会より前にこういう経験の場があるのは大変ありがたいです。チームを率いるキャプテンとバイスの秋月にとっても、いい経験になると思います。

 アップより先に高学年チームは進んでランパスをしています。

 そういうのは見ていてもうれしいなあ。

キックオフ 今季初試合のキックオフ。

 キッカーは秋月ですが、とりあえず空振りすることもなく、無事に試合が始まりました。

 キックで「スカッ」と空振りすると、つい笑われちゃうものだからなあ。


前半 前半、元気に走り回る秋月ですが、どうも動きがバタバタしてます。

 秋月も引きつけてパスを出すのですが、引きつけすぎで、センターのりょうちゃんの前まで相手が詰めてきているよ。

 もうちょっと早くだしてもいいんじゃないスカ。

前半終了 前半は6-1です。

 うーん、タックルがだめだし、ノックオンも多い。オフサイドも多数で、なんだか全体的にまだまだな感じ。

 コーチから一通り注意を受けましたが、コーチは

 「あとはみんなで考えて下さい」

 とどっかに行っちゃいました。

自主練習 父もしばらくコーチと中学年の試合を見ていましたが、ふと振り返ると、スクイーズボトルを並べてなにやらやっています。

 「なにやってんの?」

 と聞くと、前半タックルがダメだったから、グリッドを作って1対1でタックル練習をしていたのだそうです。

 自分たちで考えてやってんだね。そういうところはいいと思うよ。

タックル 後半、始まりました。

 前半よりは少しタックルに入れている子もいるようです。

 秋月も相手の大きな子を二回倒した、と前半よりは少しだけ当たれたみたい。

 でも全体的にいまいちな感じは続きます。なにしろノックオンが多く、いいところでボールが途切れます。

スタンドオフ なんだかちょっとだけ、スタンドオフっぽいボール出しになってきた感じ。

 こんな風にボールを放ります。

 でも数回でたらめなパスも投げていて、まだまだ修行が足りないです。

 コーチも言っていましたが、あの当てずっぽに投げるのは大人とのタッチフット練習での癖が出ちゃってるみたい。大人のタッチフットは人数も多いし、適当に投げても誰かが取ってくれるので、そういう適当なボールを投げてしまうことがあるようです。

 この癖は直しとかないとやばいぜ。

後半終了 はい、後半は5-0です。ぜんぜんダメですね。

 でもちょっとだけみんなでつないでゲインしたプレーもあったようです。そこで一本取れていたらよかったね。

 フルに動き回った秋月は息もつけません。

 全敗した一昨年の例もありますが、既に悲壮な雰囲気を漂わせている秋月です。



90.jpg でもあんまり深刻になっちゃだめだぜ。

 一人で勝てる試合もないし、一人で負ける試合もない。

 要するに勝ちも負けもチームプレーの結果な訳で、自分一人がよくて試合に勝てたりとか、自分一人が悪くて試合に負けたりとか、そんなのは高学年のラグビーでは高慢てもん。

 バイスなんだし、みんなを盛り上げて、流れを変えることが出来なかったことを悔やんでるがいいよ。

 幸い今回は練習試合だったのだから、次の大会で少しでもいいプレーが出来るように、教訓にすればいいんだぜ。

フォワードの千早 フォワードになりたがっていた千早は、念願の一番痛いタイトヘッドプロップこと右プロップ、3番での出場です。

 こちらも試合には負けたそうですが、プロップで出て走り回れたのはうれしかったようです。

 君たちは人数が多いチームだから、きっとこれから強くなるよ。

 楽しみだね。

 さて、来週からどの学年もまた鍛えなおしですねー。楽しみ楽しみ。
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2012年04月19日

泥の中のStruggle

泥の中の少年ラグビー 前回の練習風景。書き忘れるところでしたw

 この日は前日までしょぼしょぼ降っていた雨がグラウンドに残り、しかもたまたま土のグラウンドのほうだったもので、なかなか勇壮な練習になりました。

 最初のうちは少しでも水のはけた場所をさがして合同でアップをしていましたんですが。

泥の上のタックル練習 学年別にタックルの練習なんて始めたら、一発で泥まみれです。

 秋月は5年生のタックルを受けていて、そのまま宙に飛ばされてしまい、泥の中に背中から落下。

 お前、まだ軽すぎるよw

 でもまあ一度泥の中で寝ころんでしまうと、後はもうなんでもない。泥の上でラックを作ったり、やたらと地面と接しまくる秋月。

 たぶん一番ジャージが泥まみれだったと思います。

 あれ、どう洗濯しても茶色が落ちないんですよね。不思議な泥です。

6210.JPG 中学年に上がった千早も、厳しい練習で鍛えられています。

 捕まったあと、後ろにボール回すのも、このように手を伸ばしてなるべく遠くに回します。油断するとコーチが後ろから圧力かけてボールをはたき落とします。

 なかなか大変。

 鍛えてもらって強くなれよ〜。


スタンドオフ練習 練習試合が組まれたので、さっそくポジションを仮決めして、合わせてみます。

 バックスのボール回しは、春先にしてはいい感じな気もします。去年経験していた6年生が比較的多いからかな。

 スタンドオフの秋月はボールを受けてはひたすらセンターに出し続けます。対面を引きつけながらパスを出したり、クイックにだしたり、飛ばしてみたり(これは実はパスミスらしいw)いろいろやっているようです。

 同じくパスが仕事でも、去年までのスクラムハーフとはちょっとパスの仕方が違うので、また一から練習して鍛えないといけないみたい。スタンドオフは前に走りながら後ろにパスしますので、低い位置から投げる方を見て投げられたスクラムハーフとは投げ方が違うんですね。

 何より今鍛えるべきは、走り続ける持久力と、状況を見てアタックライン、ディフェンスラインの指示を出すこと。それから対面を止めるタックルだと思います。

 スタンドオフは密集のサイドにいつもいるので、相手FWがサイドアタックしてきた時に一番に止めないといけない位置です。そこはでかい奴らがすごい勢いで突っ込んでくる場所なんだぜ。

 軽いし小さいから、よっぽど上手に当らないと、でかい奴は止められないよなあ。

泥の練習 頑張って走りまわりましたが、最後はやっぱり電池切れ。

 最初は景気よく出ていたライン指示の声も、最後はあまり聞こえなくなりました。

 持久力大事です。コーチも「暑くなる前に、徹底的に走って持久力を付けよう」と言っていました。同感です。

コーン回収 それでも練習後に

 「コーン集めてこーい」

 と言われると、SO-CTB-WTBのバックスラインが全力疾走し出し、対角線のコーンまで競争していました。

 よいよい。
 たくさん走れよ。

 小粒な子たちですが、いいチームになりそうです。三男坊コーチも「去年と比べても悪くない。快速センターと卓越したスーパープロップがいないだけだ」とおっしゃってます。

 すごく説得力があるような無いような。

泥だらけのジャージ 練習が終わる頃にはグラウンドも乾いたようです。

 泥だらけだった秋月も、走っているうちに体の泥は落ちたみたい。

 ジャージは何度も洗いましたが、なんだかうっすら泥色に染めたようです。

 白いパンツがうっすらベージュに。染料みたい。
 すごい泥だなあ。

 来週は中信のスクールが長野まで合同練習にきてくれます。遠くからわざわざありがたいです。

 いい試合をしてお礼に代えたいと思います。
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2012年04月12日

長野市少年少女ラグビースクール開校式2012

長野市少年少女ラグビースクール開校式 長野市少年少女ラグビースクールの開校式が今年もやってきました。冬の間はずっと体育館でのトレーニングでしたが、いよいよ芝の上で思い切り走りまわれます。

 小学校三年から始まった秋月のラグビー生活もいよいよ最上級生。

 さあ、夢のように楽しい6年生ラグビーのはじまりです。

6055.JPG 少年ラグビーも年齢ごとにカテゴリーに分かれていますが、見ていて一番楽しいのはやはり高学年のラグビーのようです。

 中学高校に比べると、適度にグラウンドも狭く、しかもスキルも上がってきていますからやっているほうも一番楽しいのじゃないかと思います。

 この一年間を大切にして頑張って欲しいと思います。

 写真みて気が付きましたが、秋月ってボールまたいでマイボール拾う時には、必ず片足出しちゃうんですね。ちょっと笑いました。

6109.JPG 高学年チームはチームキャプテンを決めますが、今年はFWの大将がキャプテンです。この春は仲間の転校もあり、人数的にちょっと厳しめです。

 秋月はバイスキャプテンのバックスリーダーだそうです。もともと出たがり屋なので、これでキャプテンまでやるともう完全に出過ぎ状態になりますので、この辺がちょうどいいと思います。それにバイスってなんかかっこいいよね。いいところはキャプテンに締めてもらって、裏で黙って体を張る仕事人てかんじ。キャプテンと一緒に頑張れよ〜。

 それにしても秋月がバックスリーダーってw
 もうバックスって決まってるのか。足、遅いのに。

 秋月の心のホームポジション・スクラムハーフは来年のことも考えるとやっぱり5年生にやってもらうのがいいような気もします。そうすると必然的にBKになるのかな。FWは足りてるし。

 フォワードゲームではひたすら前に行っていましたが、途中で電池が切れちゃったみたいで、ぜんぜん動かなくなりました。その辺の持久力はまだまだ鍛える必要があるようです。

6115.JPG いよいよ小学校も最終シーズンです。

 けがなんかしてシーズンを棒に振ることのないように、頑張って欲しいです。

 人数ぎりぎりで始まった高学年チームですが、元気にいきましょう。


posted by delta16v at 08:12 | Comment(8) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年03月26日

卒業ラグビー大会

卒業ラグビー大会 23年度の最終戦、卒業ラグビー大会が行われました。

 千早には低学年カテゴリーの最後の試合。

 ボールをもらうとひたすら縦に突進します。暴れてドライブした後は後ろにダンボールして味方に託すという典型的フォワード体質。それでもトライがいくつか取れたそうです。

 来年は3、4年生カテゴリーなのでFWになっちゃうとそりゃもう大きい相手ばかりですから、どれだけゲインできるかわかりませんけれど、その気持ちはこれからも大事にして行って欲しいと思います。

最終戦 我が家で少年ラグビーと言えばこの人。秋月の登場です。

 今回は3試合ありましたが、1試合目はリザーブだったらしいので、2試合目からの登場。





ウィング秋月この試合はウィングでの出場です。

 何度見てもこいつがラインに載ってるのは違和感が否めないですw






アタックライン  位置取りが今一つつかめていない、というのもあるんでしょうが、スクラムハーフにはポイントから引力みたいなのが出ているようで、かなり密集側に引っ張られています。

 センター君に、「さがれ、もっと!」とか注意受けたりなんかしてw

 ウィングらしくライン際を走りましたが、ノッコンとかもあったりして、「ウィングなら最後はきっちり決めよう」とハーフタイムに注意されていました。

 タックルはまあまあがんばってたかな。

ノーホイッスルトライ 掛け値なしの最終戦。最後はスクラムハーフでの先発です。

 前半早々のキックオフ。

 キックオフのボールをつかんだ秋月がさっそうと走りだしました。え?一体なにをするんデスか!?

 と、思いましたら、どんどん加速して仲間がついてきません(みんなあきれていた説あり)。パスしないの?ハーフがいきなり突っ込んでどうするの?と思いましたが、右へ左へ駆け抜けて、終わってみればノーホイッスルトライです。合計9人抜き。なにそれ。

 叱ればいいのか褒めればいいのかなんだかよくわかりませんが、本人もだからっていって馬鹿騒ぎしているわけでもなかったので、まあ黙って見ていることにしました。足速くないのになんなんだろうなあ。

スクラムハーフのパス 一本トライを取ったら落ち着いたのか、そのあとはひたすらボールを拾ってはパスを投げます。

 フォワードを引きずってポイントに押し込んだり、ちょっとオフサイド気味にボールかきだしたり、がんばりました。





スクラムハーフのパス SOくんも調子が良かったようで、パスミスも少なく、これが今までのベストプレイかな。







スクラムハーフのパス これが秋月のスクラムハーフとしてのラストパスです。

 思えば一年前、パスのスキルとランの持久力がまだまだですという一言から始まったスクラムハーフへの挑戦でした。最後はちょっとだけ出来るようになりました。秋月の努力には頭が下がる父です。

 来年はBKでもFWでも、もう一年スクラムハーフでも、行けと言われればどこでも行く覚悟らしいですが、とりあえず一年間のハーフ生活に終止符を打った秋月でした。ご指導頂いたみなさま、ありがとうございました。

 本人もとても楽しいハーフ生活だったそうです。

記念写真 最後はみんなで記念写真。

 去年の6年生は上手な子、強い子、速い子が多くてずいぶん強かったのですが、今年は怪我をする子もいて、色々と大変な年でした。

 特に今年はトライゲッターのキャプテンの怪我から始まるという大変な一年でしたが、みんなよくがんばりましたね。

 4月に加入したばかりだけれど、今ではラグビー大好きになって自信を付けたFWくん。
 相棒のキャプテンが戻るまで、一人で体を張り続けた卓越したプロップくん。
 終始、調子よくムードメイクしてくれたSOくん。
 そしてボールがぜんぜん回ってこない中、延々とラインメイクだけで走り続けたBKくんたち。

 みんなご苦労様でした。これでこのチームは解散だけれども、みんなこれからも楽しいラグビーを続けて行って下さい。

 いくら練習してもちっともうまくならない子供たちを、どなることもあせることもなく根気よく指導して頂いたコーチの皆さまにも感謝申し上げます。一年やって最後にはちゃんと教えられたように動けるようになった子供たちを見て、やればできるものなのだな、とほろりときました。

 来年は何故か更に体の小さい子ばかりの学年で大変かと思いますが、よろしくお願いします。

 秋月も今年以上に努力して、また去年のように泣くほどやってくれればと思います。次の6年生は本当に小さい子が多いのですが、みんなラグビーが大好きですし、やりようによってはなんとかなるメンバーだと思います。またみんなで一からがんばりましょう。

 スーパースキルとか超デカブツとか天才キッカーとか光速ランナーとかの絶対的エースがいない学年ですけれど、みんなでがんばるのがラグビーだしね。

 とりあえずの秋月の目標は、秋までに180cm/80kgくらいになること、かな。もっと食え。

雪風ラストゲーム 最後と言えば、こんな子もいたw

 中1からラグビーを始めた雪風も、これが中学ラストゲームです。

 最初はあまりにもちっこいので小学生に混ざってプレイしていましたが、だんだんと背も伸びて他の子と比べても遜色ない位の体格になりました。

 あまり向上心がないというか、県選抜のセレクションは最初からいかなかったりしていましたが、とにかくラグビーは好きみたい。彼が言うには長野のコーチが一番なんだそうです。一番のコーチに教わっているから、よそに行く必要はないんだって。ふーん。

 同じゼッケン、誰かが付けて、また次のシーズンを駈けてゆく。

 来年からは高校の合同チームにでもまぜてもらうのでしょうけれど、そちらはラグビースクールとは関係がないので、こちらの練習に来られるのも、これが最後です。

 三年間、ありがとうございました。

寒いBK それにしてもBKって寒いらしいですw

 FWに言わせるとふざけた話なんだろうけれど、待っている時間が結構長い。前線でのブレイクダウンの間もラインに入っちゃったら後はボールが動くまで待ってるだけだもんね。

 最後はサービスの(?)1トライを取らせてもらって、中学ラグビー生活を終えた雪風でした。あ、この日はうちの子全員トライ取ったのか。初めてじゃないかしらw

 みんな、春からまた新しいシーズンだ。がんばろうぜ。
posted by delta16v at 12:39 | Comment(8) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年03月21日

寄せ書き

ボールに寄せ書き 子供たちがお世話になったコーチが転勤されてしまうということで、子供たち参加の送別会が開催されました。

 去りゆく師匠に贈る記念品と言えばやはり寄せ書き。今回はラグビーボールに子供たちみんなでメッセージを書き込みました。

 俺たちこんなのもらうことないよなー、転勤する人だけだよなー、いいなーと他のコーチからの羨望の言葉もあって、なるほど、そういうものなのだなとも思いました。

 でもちゃんと普段から感謝の気持ちは忘れませんよ、その他の皆さん!

ボールに寄せ書き 秋月の書いたメッセージ。

 すごく強くなって長野でまっています。

 なんか決闘状みたいだな。

 No.9はスクラムハーフのポジションナンバーですが、ハーフのポジションにプライドを持つ秋月は、小学校高学年・U-12のプレー人数(高学年は9人制)に合わせてNo.4と書くよりは、15人制に合わせてNo.9と書く方がしっくりくるようです。

 以前別のコーチが転勤された時に、

「ラグビーを続けていれば、またどこかできっと会えます」

とおっしゃっていました。のだめに出てくるヴィエラ先生ばりのロマンチックな言葉ですが、実際に国立とか秩父宮にラグビーを見に行ってばったり、なんてのは割とよくあるような気もするな。

 秋月が毎月ラグマガに載るような選手になれば、コーチにだって見てもらえるんだぜ。

 強くなれよ〜!
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2012年03月15日

サントリー・サンゴリアスのマッチボール

サントリー・サンゴリアスのマッチボール 雪風の誕生日は試験前だったので、プレゼントは後回しになっていましたが、やっと届きました。

 サントリー・サンゴリアスのGilbertトリプルクラウン。マッチボール5号球です。高いよ。トップリーグでもこのボールで試合をやってるんだなあ。

 サントリーファンの雪風は、うれしくってしかたがないようです。早速、

「ちち、空気入れとピン貸して!」

とやってきて、ふこふこと空気を入れていました。

 これ、大事に取っとくの?と聞きましたら、

「まずは公園でキックしたいな、土のところじゃ使わないけど」

と明るく言いきっていました。父みたいにしまい込むんじゃなくて、積極的に使う方なんだね。健全だな。

 ひとしきり遊んだあとは、大切そうに空気を抜いてしまっていました。

 誕生日、おめでとう。
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2012年03月12日

ヒップレー

ヒップレー すごく残念ですが、お世話になったコーチが転勤になるということで、送別会(1回目)が行われました。

 我が家の連中も、「ぐうぜん同じ店に晩御飯を食べに来た」ようで、一緒に楽しく過ごさせて頂きました。千早なんかコーチのおひざに乗ってますよ。甘えん坊だなあ。

 最後の締めはやはりスリー・チアーズ

 全員でサムアップした手を「ヒップレー・ヒップレー・ヒップレー」と振って閉会です。

 かっこいい!
posted by delta16v at 12:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

最後の体育館練習

体育館練習 そろそろ冬季の体育館練習も終わりが近づいてきました。

 高学年はあと一回、低学年は今週で終了です。

 冬場の練習は思い切り走りまわるわけにいきませんが、基本的なハンドリングの練習ですとか、基礎体力の向上などに関しては大変いい練習が出来たと思います。

 毎年春に入る新入生も、今年は数名年始から参加していて、四月からは全力練習できそうです。来年度はいい年になるといいなあ。

低学年のタッチフット 以前から書いていますように、タッチフットはバックス練習にはいいんですが、小さな子供にやらせるのはなかなか難しいのではないかと思っています。

 パスしてギャップを突く、なんて全然理解できません。とにかく持ったら横か後ろに走るばかりです(例外的に千早はタッチでも縦に突撃するw)。足の速い子ほど、横に走ります。そういう練習じゃないんですが。

 でも基礎練習ばかりではつまらないし、体育館で試合っぽいことをしようとするとやはりタッチフットになってしまいます。

 とにかく低学年のラグビーは敵味方共にボールに集まってしまいがちなので、足の速い子は右、左と走ると、それだけで相手を振って抜けると思っています。だから目の前にがら空きのゴールラインが見えていても、とにかく横に走るのです。

 しかも彼らはサイドにあるギャップを狙って走っているわけでもなくて「付いてくる相手を右左に振ることで能動的にギャップを作る」ために切り返しながら横に走るわけですね。しかし中学年、高学年とだんだん上にいくと相手もそういう動きには引っ掛かりませんので、ただの無駄走りになっていきます。

 ボールを投げるのも、今のところ「パス」と言うよりは追いつめられて投げる苦し紛れの爆弾ゲームみたいなかんじでしょうか。

 タッチフットは本来は横に広がってパスを回し、目の前の敵が空いた瞬間に前に出る、ということを繰り返して前進するものなのですが、いくらこっちが一生懸命説明しても理解する気はないみたい(笑)。「どれだけ足の速い子でも、横の仲間に投げるパスよりも速く走れる子なんて絶対にいない」んですが。それが実感としてまだわかってないんだな。

 分かりそうな子にはその辺の理屈を教えようかな、などと思いますが、やっぱりおちびさんたちはボールを持ったら楽しくて走っているのだろうし、あまり色々言うのも無粋かと思って今のところ好きに走らせています。いつか気がついてくれるかな。

 ところで、千早にタッチフットでも目の前の敵にまっすぐ当たっていくのはなんでか聞いてみましたら、試合がはじまるとラグビーとタッチフットの区別がつかなくなって、まっすぐ当たっちゃうんだって。バカスww

体育館練習 晩は社会人の体育館練習に参加する雪風と秋月。

 雪風も結構動くようになってきたけれど、やはり受験勉強の間のブランクがあって、かなりきついそうです。それはまあしかたがないな。

 今回はパックフットというか当たりありだったので、秋月はおびえたのか隅の方でおとなしくしていました。確かに大人が全力で走ってくるのはこわいかもな。

 ディフェンス時は一回寝ころんで起きる、というルールだったので、めちゃきつかったようです。いい体力増強になったかな。

 来週はお天気が良ければ外での練習も入っていますし、だんだんと春も近くなってきました。

 はやく緑の芝の上を走り回りたいです。
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2012年03月06日

自分のいしでプレーする

 合宿中、講習会で取っていた秋月のメモを覗いてみました。
 書いてある書いてある。

03015.JPG自分たちではんだんする。
勝つために試合はする。
点を取って勝つ。
まわりのじょうきょうを見る。
自分が動く前に見る。
パスのほうが速い。
弱い相手じゃないとつかまる。






03016.JPG弱い相手にはつうじる。
行けると思ったらいく。
全いんがどりょくしないといけない。
BKはあまってる時はまわす。
あまってないときは何かをする。
あまっている時はパス。
ぬけてしまえばいく。
試合はシンプルで。
相手でわざをかえる。




03017.JPGじょうきょうをみて考えてやる。
みんなでやる。
一人ではいかない。
勝負してもいい。
自分のやりたいプレーとみんなでやるプレーはちがう。
勝負することはしてもいいけど、じょうきょうによってプレーをせんたくする。
じょうきょうによってかくじでプレーする。




03018.JPGキックはける学年になったらける。
ボールはければ相手にボールをわたすことになる。
ねらえないキックはけらないほうがいい。
自分のいしでプレーする。







 自分の意志でプレーする。

 コーチの教えに感動しました。

 勝つための動きを子ども達に叩きこむことは出来るでしょうし、小学生の場合はそういう方法論の方が試合には強いと思います。実際、中学年でぴたっとラインに並んでいるチームもありますし、低学年でノミネートの指を上げているチームも見たことがあります。それはそれで悪いことじゃないとは思いますが、それは子供たちの意思なのか、と思うこともあります。

 あれこれ考えずにとにかくこう動け、と叩きこむことは容易なのかもしれません(それだって気が遠くなるくらい大変なのですけれどねw)。「自分たちで考えて実行するプレー、自らの意思で動くプレーで相手に勝つ」という道を選ぶことに比べれば。

 キック一つとっても、「こういう時は蹴る、こういう時は回す」と数多くの事例を暗記させることは可能でしょうが、じゃあ蹴ればどうなるのか、蹴らないとどうなるのか。どういうキックがいいキックなのか、ということを自ら「考えさせる」ことも大切です。それを試合で実際にプレーとして実現させるのは本当に難しいですし、小学生にはとても無理なことなのかもしれませんけれど。

 でも自分を高めるには、そうやって自らを成長させていくことが遠回りに見えても実際には近道なのではないでしょうか。そういう考え方はラグビーだけではなくて、身の回りすべてに通じることですし、これから様々なことを学ぶ上での基本的な姿勢になると思います。

 こういう勉強を続けた先に将来有力な選手が出てくれればうれしいです。中学年、高学年あたりにはよく考えてもらいたいですが、まだまだむずかしいかな。中学生でもどうか、という位の内容かな。

 今回は「なぜパスを投げるか」というのがテーマでしたが、どちらかというと「考えてプレーしよう」ということがコーチの言いたいことだったような気がします。

 秋月はただメモを取っただけで、コーチの意図がどれだけわかったかはよくわかりませんけれど、あんなちびどもにこんなに大切な話をして頂いて、大変感謝しております。

 ありがとうございました。私にも勉強になりました。
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2012年03月05日

春季強化合宿

雪上車 ラグビースクールの春季強化合宿がありました。土日と一泊二日で竜王スキー場のホテルに缶詰めになり、付属の体育館で徹底的に鍛え上げるという素晴らしい企画です。

 名にし負う豪雪地帯のスキー場の上、体育館と泊まるホテルがゲレンデ中腹にあるものですから、クルマで横付けというわけにはいかず、途中でバスからお迎えの雪上車に乗り換えてホテルへ向かいます。

 すげぇ、クローラ装備車両!キャタピラーは三菱!

 子供たちはこういうふうに73式トラックで演習場に向かう新兵集団のように運ばれて行きます。なるほど、これなら脱走は不可能だ。

雪上車 私が乗った方の車両は更にソリッドな雪上車。南極越冬隊とかで使ってそうな車両です。ハンドルなんてありゃしない。左右のレバーで操縦ですよ。

 8月のタンキストとしては、それだけでもう大興奮。



 雪上車 車内にはこんなパネルがついてます。そんなに難しくなさそうだな。

 聞いてみると、公道に出ないのなら、ライセンスなんて取らなくても動かせるものなんだって。

 いつか一回バイトさせてもらいたいです!



少年ラグビー春季強化合宿 やっと体育館へ着きました。

 すんごく広い。

 バレーやバスケのコートが横向きに3面取れる程の広さでした。

 走っても走っても先があるし。これはいっぱい走る合宿になりそうだ。


タッチフット大会 初日午後は第一回校長杯争奪タッチフット大会。参加者を学年ごちゃまぜに4つのチームに分けて総当たりをします。中学生がトライしても1点ですが、小さい子がトライすると10点!

 頭のいい中学生は、小さい子をフィニッシャーにしてトライを取らせて10点ゲット!なんていう作戦で、見事にコーチのもくろみにはまってますw



4950.JPG チャラーズ、豚汁、ビールズ、仮病なんていうチーム名までつけて楽しくやりました。

 結果は華麗なるステップの快速センターくんと10点フィニッシャーのちびくんとハーフの秋月を上手に使って点を取った県内No.1の仮病プレイヤーこと仮病キャプテン率いる仮病チームが栄えある第一回優勝チームに輝きました。仮病ばっかだな。

 私も人数不足で借り出されました。ブヒンブヒンと走りまわる中学生の馬くんとか、快速センターくんを追いかけましたが、やっぱり短距離は駄目だわw何度か試合に出ましたが、あっという間に足を使い切りました。

 来年は鍛え直してぜったいおまいらを捕まえてやる。待ってろルパーン!

テレビっ子 ホテルにチェックインです。

 テレビつけてもいいの?と聞いてきますが、学校じゃないでまあ好きにしなよというと、大喜びでテレビに貼りついています。

 正座して見るほど珍しいかw




講習会 食事のあとは、コーチによる講習会です。今回のテーマは「なぜパスをするか」。

 タッチフットをしていても空いているところを狙って横に走る子が結構います。が、空いているギャップの前に人がいるのなら、そこにパスで放った方が自分で走るより絶対に速いんですよ。パスよりも速く走れる選手なんて、どんな一流選手にも居はしないんですから。

 それでも子供たちはボールを持ったら走りたがります。「やりたいプレー」と「点を取るためのプレー」が違う、ということなんだけれど、とりあえず頭で分かっていないと練習でもやりようがないので、そこの理屈は子供たちにはよく理解してもらいたいです。

 秋月、メモ取っているけれど、ちゃんとわかってるか?

竜王の朝 やっぱりこういう合宿の醍醐味は夜のコーチ打ち合わせ会ですが、ちょびっと飲んだらみんなでばったりw。なのに朝は6時起きですよ。子供たちを起こして、ゲレンデに出て、ラジオ体操です。

 うひー、寒い。


竜王の朝 ゲレンデに朝日が昇ってきます。

 今日もいい一日になりそうです。

 




パンライス 朝ごはんもバイキング。子供たちは大喜びですが、フロントローのFWくんは、なんかごはんにパンを盛っているんですが。

 すげぇ、こいつパンライス食ってるよ。とみんなびっくり。
 パンをおかずにご飯を食べるとは、なんという炭水化物大将。

 こりゃ、大きくなるわ。



タックル練習 二日目午前は基礎練習。タックルとか中抜きとかランパスとか。

 なんかすごく寒い。

 見ているのもしんどいので、玄関のストーブ前に待機して、事務局会議をしていました。



雪遊び おひるごはんのあと、お天気がいいので、ちょっと外で遊びました。

 ちゃんと雪遊び用にスキーウェアも持ってきたはずなんだけど、カンタベリーのジャージでソリ乗ってますよ。寒くねぇのか。濡れてないのか。

 でも子供たちはあんまりこだわってないみたい。


合わせ練習 最後の午後は25日の卒業ラグビー大会向けの合わせをやりました。

 秋月はハーフ半分で、残りの半分はなんとウィングに入りました。本当に試合でバックスラインに入るの?足遅いですよ?タックル弱いですよ?

 秋月も初めてのバックス(菅平で一回だけ入ったことがありますが)ということで、なんだか居る場所もわかんないみたい。ブラインドに入った時は、前に行ってみたり下がってみたり縦方向の位置がわからないようです。

 ハーフに入った時もまだパスが荒れていて、スタンドくんには迷惑かけているようです。しばらく投げてなかったからなあ。

 今週末はまたパス錬だね。

 息が上がるほど練習しました。アタックラインはまだいいんだけれど、ディフェンスラインは戻りが遅いです。

 秋月、ポイントめがけてたらたら走るハーフの走りじゃ、バックスは務まらないよ。

練習の締め 最後の締めです。

 ここで重大発表。今まで高学年を見てきてくれた四男坊コーチがなんとこの春で転勤になってしまうそうです。

 呆然とする秋月。口をガクンと開けて動きません。口をあんぐりとはこのことなんだなーと初めて見る様に父も感動しました。

 「地獄のホイッスル」とか「悪魔が来たりて笛を吹く」と言われた厳しいコーチですが、一緒に練習するのが楽しくて仕方なかった秋月には大変なショックだったようです。

 最後の最後はコーチに成長した姿を見せようぜ。
 25日はがんばろうな。

5097.JPG 最後はショックな連絡もありましたが、ラグビー漬けの二日間はいい経験になったと思います。夏の合宿よりもきつい練習でした。

 子供たちは帰りのバスの中でぐったりです。大人も疲れたぜ。

 新しいシーズンも目の前です。また頑張りましょう。

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2012年02月27日

千早突進

千早突進 低学年練習も少人数でしたが、試合形式の練習をしました。

 パックフットでやろう、と始めたのですが、みんなでばんばんタックルをし始めて途中でルール変更。タックルありになりました。低学年、相変わらずのタックル好きだなあ。この練習で千早も久々にスイッチが入ったようです。

 千早は華麗なステップで敵を抜くタイプじゃなくて、敵がいてもいなくても、まっすぐ前に突っ込む少年です。

 思い切り当たって、捕まったら、スピンして暴れてレッグドライブして、それでも駄目なときはなんとかして後ろを向いて仲間を待つ作戦。

 足が遅くても不器用でも、これなら度胸さえあれば誰でもできるんですよ。いろいろ痛いけど。この日も一度は相手のタックルがお腹にはいって、動けなくなりましたが、数分休んで「もうできる」とまた元気に参加していました。やるな、千早。

 俊足を飛ばして敵をかわし、かっこよくトライを取るのも素晴らしいですが、自分に出来ることを一生懸命やっている千早は、私の誇りです。

 千早、前へ!
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秋月復帰

秋月復帰 12月末の骨端線離開の診断から二カ月。一時は春まで絶望かと思いましたが、先日土曜日の受診で完治の診断が出ました。

 歓喜する親子。

 さっそく土曜日晩の高学年練習に参加です。

 投げられるよー、とパスを投げますが、キャッチの方がやっぱり片手をかばってしまってまだちょっと変。感触が戻るまでは、しばらくまた強化パス練を父とやる方がいいかな。

 久しぶりの練習参加で、水を得た魚のように、体育館を走り回っていました。

秋月復帰 日曜日午後。

 低学年練習にも当然の様についてきます。

 前期試験で合格もらってる中三の子と一緒に、中学年チームに混ざって練習練習。

 ランパスもちゃんと出来ますよー。


秋月復帰 日曜日の晩。

 社会人チームの練習が近所の体育館であると聞いて、即参加。これで週末3コマ目のラグビー。

 こちらはひたすらずっとタッチフットやって、その後3対1の練習でしたが、かなりへばりながらも最後まで頑張って大人と一緒に走っていました。

 最後の最後、秋月の組で終わりでしたが、最後はディフェンスを引きつけて、いいパスが出せたようで、一緒に練習していたコーチにも「秋月、最後はナイスパスだった」とおほめの言葉を頂いていました。

 あんまり張り切り過ぎてまた痛めてもいけないので、しばらくはテーピングしての練習ですが、遅れた分を取り戻すとかいうよりは、大好きなラグビーを出来ることが楽しいだけのようです。

 治ってよかったな。
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2012年02月14日

お留守番

低学年練習 高学年と中学年は楽しい楽しい川口遠征に行ってしまいました。残った低学年はお休みなのかなと思っていましたら、体育館練習をやるそうです。

 みんな来るのかなーと千早と二人、行ってみたら、それでも7人も集まってくれました。

 広い体育館が使い放題です。


低学年のランパス練習 広い体育館を一杯に使ってのランパス練習。

 ランパスと言っても、トップで入って受ける、とかできるわけもなくて、ゆっくりとジョグで前進しながら、慎重に隣にボールを渡す感じ。

 とにかく落さないで往復できるようになろう、とノーミスでの往復を目指してチャレンジしました。

 なんかね、30分くらい往復してた気がします。一回は成功!と思った瞬間、最後の一人がゴールと同時にノックオンしてやり直しでした。

 もういいんじゃないかと私も思いましたが、苦難の末、とうとう成功!

 成功した瞬間、見ていたおとうさんおかあさんも「うぉー!やったー!」と歓喜の叫び。なんかもう花園で優勝したみたいな騒ぎです。

 いや、面白かったなあ。

 中学生でたった一人来てくれた、K5コーチ、ちびたちの面倒見てくれてありがとうね。

マイコーン 機材がほとんど川口に行ってしまって、コーンもありませんでしたので、車載していた我が家のマイコーンを使いました。

 秋月の練習用に買ったコーンですが、2300円で50枚入りですよ。

 グリッド作り放題です。

 はやく外でやりたいなあ。

 川口RSはとてもいいラグビースクールで、川口遠征は夢のように楽しい交流戦だったようです。来年は千早も参加できるかな。

 故障中で試合に出られない秋月は、ひとりもくもくと荒川の土手を登っては降りてをしていたそうです。まったく情けないことで(笑)。
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2012年02月06日

遠征前練習

遠征前練習 来週の日曜日は、川口ラグビースクールさんとの交流戦。年に一度の楽しみにしていた遠征なのですが、まだ固定も外れない秋月は、ボールに触ることができません。

 いや、出来ないはずなんですけど。

 遠征前の合わせということで、レギュラー陣の練習の相手役に入ってます。

 コンタクトはなしで、あくまでも仮想敵なんでボールは触らないはずなんですがー。

 レギュラー陣がボールをこぼすと、すかさずピックアップしてターンオーバーしてます。だめだったら。

遠征前練習 げ、結局投げてる。

 本人は
「手のひらを使ってなげるなげかたで、指先は使わないから大丈夫なんだよ。気を付けて投げてるよ」
なんて言ってますが、固定もこれが最後の一週間なんで、父は心配です。またお医者に「よくなってないねぇ」とか言われないでおくれよ。

 試合には出られませんが、当日は力いっぱい応援する予定です。

 みんな、あと一週間、風邪ひかないようにして、ちゃんと出場して下さいませ。

 秋月、お前は何があっても絶対に出ちゃいけないんだぜ。
 スクランブル出撃は禁止なんだぜ。
posted by delta16v at 17:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2012年01月30日

体育館練習

スワーブ練習 実は秋月の奴、以前やっちまった、骨端線離開 | 日々雑感IIがぜんぜんよくなりません。
 
 早ければ三週間で取れると言われた固定ももう6週間。お医者さんで診てもらったら、ぜんぜん変わっていないので、もう2週間様子を見て、8週までやったらあきらめて外しましょうとのこと。どうなってるんだよー。

 保険屋さんに聞かれていたので「これはもしかして骨折の一種なんでしょうか?」と聞きましたら「あーあー、立派な骨折です。折れてます折れてます。完全に骨折」と言われてしまいました。

 こいつったら、骨折してたんだぜ!?
 え?
 そうだったのかよ!?

 もちろん固定中も衝撃を与えてはいけないので、パスとかコンタクトは禁止。とりあえずボール持って走るくらいはいいんじゃない?とコーチに走り方の特訓を受けています。

 右左にフェイント掛けながらスペースを作って走り込むのは、なかなか難しいらしく、なんだ酔っ払いが走りまわってるようですが、しばらくするとちょっとだけ進歩したような気もします。がんばれよー。

球だし 2月の遠征は試合に出られないのは決定しているのですが、仲間の練習の手伝いくらいはしたいものです。

 ちょっと球を出す位はいいかな、とキャッチなしの球だし役をやっています。

 みんな、がんばって練習して、2月は勝とうぜ!

 参加できない秋月は、ちょっとだけちんやりしています。
 おまいもがんばって治せよな。
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2011年12月20日

最後の練習

最後の練習 おまけステージもいよいよ最終回。今年最後の練習となりました。

 このところ雪がちらつく日もあって、どうなるかなーと心配していましたが、この日だけ狙ったようにお天気でした。

 寒い寒いと言いながら、みんなで走り回ります。

コーンをかぶるラグビー少年 中学年以上ということだったので、低学年は兄弟のいる子だけ、3名集まりました。

 コーチ3人とパスしたり、鬼ごっこしたりして走り回りました。

 終わりにするからコーン集めて―!というと、大喜びでマーカーのコーンを集めて回ります。

コーンをかぶるラグビー少年 そしてなぜかそれをハゲヅラのようにかぶるのです。

 なんでなんだろう。草をむしる。ダミーの上に寝る。コーンをかぶるというのは、ラグビー少年の定番の娯楽のようです。

 ボールの上に座ったりするともちろんひどくしかられますが、コーンかぶるのは黙認というか、大人としてもなんといってやればいいのかよくわかりません(笑)。

フォワードゲーム 当たれ!拾え!乗り越えろ!

 自分の力の限りを試す漢の練習、フォワードゲームも最終回です。さすがに体育館じゃできないよね。

 秋月はまだまだ線が細くて当たり負けすることも多く、主に勇気と気合だけを原動力として前進している状況ですが、来年はもっとどかんと当たれるようになりたいなー。

 ちびで軽量の癖に「かわして走る」技を身につけるよりも、正面から突撃して突破したいタイプなのはいまもかわりません。来春までには170cm70kgくらいになると…いいなぁ。

 来年どのポジションになるかはまだ決まっていませんが、本人はどこでもやる気まんまんのようでフォワードもいいなーとか言ってますが、さて(笑)。

キャプテンあいさつ 最後は寡黙なキャプテンのあいさつで締めです。

 春先はどうなるかと思いましたが、仲良く楽しく練習出来ていい一年でした。

 来年もよろしくお願いします。

いさましいちびのスクラムハーフ 練習後、コーチにパスを投げるいさましいちびのスクラムハーフ

 去年の体育館練習では「パスが取れない」「ぜんぜん飛ばない」という二重苦で、それはもう心配したものですが、コーチの皆さんの指導で、このくらいは飛ぶようになりました。

 この一年間で投げたパスの数はなかなかなものだったと思います。父も土曜日の度に2時間も受けさせられましたが、自分から「パス練したい」と言って、平日に家でも学校でもボールを回し続けたのはえらかったと思います。

 努力に「勝利」というオマケがついてくるように、来年も頑張りたいと思います。 
posted by delta16v at 08:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年12月15日

おまけの練習

おまけの練習 クリスマス会という名の納会も終わったのですが、まだ雪が降らないのでおまけの練習を行っています。運が良ければもう一回出来るかな。

 朝は霜が降りてしまって芝に乗れないので、いつもより一時間遅らせての開始です。

 入ったばかりの新人くんたちは、芝の上がとても新鮮のようです。寒いけどきもちいい。



タックル練習 タックルの練習も芝の上だと全力でできます。体育館だと倒れると危ないのでやっぱり形だけの練習になっちゃいますね。

 おまけとはいえ、貴重な時間です。









フォワードゲーム タッチフットより好きなフォワードゲームです。

 最後の最後に、快速センターのキャプテンと、卓越したスーパープロップのおふたりがチームを組んで、その他大勢と2対5のフォワードゲームを行いました。

 秋月はその他大勢チームでしたが、たった二人に勝てないでやんのw

 キックオフ直後に何を思ったか、キャプテンに向かって真っすぐに突っ込んだ秋月でしたが、いつもはチームメイトには見せないキャプテンの全力タックルを食らって、吹き飛ばされました。ちっとは敵うと思ったのかな。

 吹っ飛ばされて膝を打ったらしいですが、痛くて泣いてますよ、こいつ。

 ほら、仲間が4人になっちゃったぞ、すぐ戻れというとすごい顔で戻って、時間一杯動きまわってましたが、終わった後にまた芝をつかんで泣いていました。

 痛い、ってんじゃないんだろうけど、あれだけ見事に飛ばされると悔しいもんなのかな。こんなに強い先輩ともお別れで、来年からは秋月たちが強い先輩にならなくちゃいけません。もっともっと鍛えろよ〜。

人間ボウリング 練習後も一人で膝を抱えていましたが、しばらくするとお馬鹿軍団が始めた「人間ボウリングごっこ」に参加していました。やっぱり、そんなに痛かったわけじゃないんだな。

 仲間同士の満面の笑顔を見ていると、このチームが解散するのは実に惜しい!と思ってしまう年の暮れでした。

 来年もいいチームになるといいな、秋月よ。

posted by delta16v at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年12月12日

クリスマス会

クリスマス会 ラグビースクールのクリスマス会がありました。一般的に言う納会というやつ。毎年食べ放題のところでやっていますが、今年は130人ですって。会場の方がもう一杯で、開催もなかなか大変なようです。

 子供たちは普段顔を合わせるのはいつもグラウンドなので、こういう場で会うととても新鮮なようです。

 そりゃもう大騒ぎで、止めても止まりません。

 今回、特別ゲストとして、明治大学に進学するスクールの先輩が来てくれました。来年からあの明治大学でラグビーするんですって!

 「前へ!」が好きな秋月は、「長野でラグビーやってても、明治に行ける人がいる」と聞いただけで、なにかまた内心で燃え上がる何かを感じたようです。まあ並みの努力じゃないんだろうから、挑むなら覚悟してかかりたまえね。

クリスマス会 その後も、ビンゴやらじゃんけん大会やら。

 雪風は中三なので、修了式ということで、修了証と記念品を頂きました。これで中学のラグビーはおしまいだそうです。

 来年はどこでラグビーやってんのかな。

 秋月と千早は一年頑張って通ったおかげで皆勤賞を頂きました。皆勤賞と言ったって、偉いのは子供じゃなくて、毎週毎週河原まで連れて行ってやった父と母なんだぜ。
 
 よーくおぼえておきたまえ。

 我が家は21時には撤収しましたが、宴はそのあとも深夜まで続いたのだそうです。
posted by delta16v at 18:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年11月28日

最後の練習

最後の練習 11月末で年内の公式練習は終了です。あとはお天気のいい時にスポットでグラウンドを使ったり、体育館練習が主になりますが、今回が一応の締め。冬に外で練習できないのは雪国の宿命ですが、ちょっとかわいそうかな。

 最後の練習なので、記念に保護者対ちびくんチームでの練習試合を行いました。

 まずは一年生、おかあさんチームとの対戦です。

 子どもたちはタックルあり。おかあさんは子供を捕まえたらOKです。タッチフットはちびくんたちには難しそうなんで、変則ルールです。

 みんなきゃあきゃあ大喜びで走りまわっていて、見ている方も楽しかったです。

最後の練習 二年生チームは、おとうさんチームが相手。

 おとうさん、張り切ってますよ。ぜったいトライ取ってやるぜ!と張り切ってゲーム開始です。

 毎週子どもたちが練習しているところを見ているので、おとうさんチームもパスが回っていて強敵です。二年生も必死におとうさんたちの足にタックルに行ってて感心しました。

 元気に走り回っていたおとうさんたちですが、翌日の体調は大丈夫だったでしょうか。

 最後は来年中学年チームへあがる二年生のための壮行試合。爆弾タックルの一年生たちが、二年生に本気印でぶつかりました。

 さすがに駒がそろっている二年生が順当に勝ちましたが、なかなか見ごたえのある試合でした。

 来年はどっちもがんばれよ、うんうん。

最後の練習 この少年のシーズンもとうとう終了。

 強い相手に歯が立たない一年間でしたが、個人的に言えば4月にスクラムハーフのポジションをもらった時から比べると、パスもランも判断も、ちびっとだけ成長した秋月です。

 父と二人でお休みはずーっとパスを投げ合っていました。「パスは回数ですよ」と教えてくれたコーチ、ありがとうございます。父も秋月のパスを受け続けたおかげで、少しは投げられるようになったよ。

 来シーズンはどんなポジションをやらせてもらえるのか、すごく楽しみにしています。ぼくはどのポジションでもいける、とか豪語してやがるので、そんな傲慢な奴はいっそうんと難しいところやらせてもらうがいいや。

 ハーフの面白さが少しわかってきたのか「でも、できたら来年もこのままハーフをやりたいなぁ」なんてことも言ったりもしますが。それはほんとに突撃少年の本音なのかな(笑)。

 コーチの皆さん、保護者の皆さん。お疲れさまでした。どうもありがとうございました。
 来年もまたよろしくお願いします。

 来年こそは、努力が結果で報われるところを見せてくれよ、秋月。
posted by delta16v at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年11月24日

今期最終戦

今期最終戦 昨日は、今期の最終戦でした。

 わたしは仕事で観戦できなかったので写真ありません。前の試合のイメージで勘弁です。

 今回は長野県でも一位、二位というくらいの強豪2チームとの対戦でした。

 マッチングが連絡された時、秋月が、

 「やったぁ!」

 と手を叩いて喜んだほどの、強いチームとのカードです。

 徹底的に気合を入れて送りだしましたが、実力的にはまだちょっとどうかなーという感じ。

 私は会社でメール着信のたびにびくびくしながら仕事をしていましたが、そのうちコーチから、

 「返信するのが精一杯です…」
 「詳細を語る力は残っていません…」

 というだけの、ネタ半分マジ半分(推定)のメールがぽつりぽつりと来て、私としてはもどかしさに身をくねらせながら働いてました。詳細、どうなってんだYO!語ってYO!

 矢も盾もたまらず、夕方、バスを迎えに集合場所まで行ってみましたが、立ち話でコーチに伺うとやっぱりきつい試合だったようです。2戦して2敗。うーん、そうだったか。

 数名なら一対一で見劣りしない子もいますが、チームとしての総合力、組織力では歯が立たなかったとのことでした。

 これもまた一年間やってきた結果として、受け止めたいと思います。

 秋月に色々聞きましたが、やっぱりあんまり話してくれない。悔しいんだろうなぁ。

 夜になって試合を観戦した某お父さん(理論派)から、

 「秋月はよく反応してた。成長した」

とのおほめのメールを頂き、一人うれし涙がにじんだ父でした。

 スクラムハーフとしての重責を与えられて、彼なりに悩みながらも頑張った一年でした。とにかく大好きな突破を封印するのは大変だったようです。それでもなんとか頭を切り替えて、10月以降の最後の方は、わりかしハーフっぽい動きが出来たみたい。パスはあいかわらずへなちょこだけどな。

 また来年もがんばろうぜ。秋月。
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2011年11月22日

タグラグビー

タグラグビー ラグビーネタ続きます。

 秋月の奴、この週末は、金曜日に社会人練習参加、土曜日にトップリーグ観戦、日曜日にラグビースクール通常練習、午後高学年特別ミーティングのあと、夕方には社会人のタグラグビー練習に参加していたんですよ。

 もう付き合う方も死ぬ。

 ラグビー出来る機会は逃さない。驚異のラグビー脳と化しつつある秋月です。

 社会人チームと既に仲良しになってもらった秋月は、ランパスとかふつうにやってます。クロスとか飛ばしクロスとかやっててびっくり。大人のみなさんにはお付き合い頂いてホントありがたいです。

タグラグビー で、タグラグビーです。

 タッチフットはタックルの代わりに両手でタッチしてディフェンスしますが、タグラグビーでもそれと同じく、腰にマジックテープでつけたひらひらのタグを奪って、「タグ!」とコールすると、ボールを離さねばならないというルールです。タックルの代わりがタグの奪取なのですね。

 安全でスピーディ。子供がやるのもいいでしょうし、社会人がバックスのアタック・ディフェンスの練習にやるにはいいのかもしんない。練習でガチガチ当たっていれば怪我もして、仕事に差し支えますしね。

 話はそれますが、世界でいう「ラグビー」には大きく分けて二種類あって、日本人が一般的に認識する15人制のラグビーは「ラグビーユニオン」といいますが、もうひとつ「ラグビーリーグ」と呼ばれる13人制のラグビーがあります(7人制のセブンスの話はさておく)。

 これは仕事を持った人が休日などにラグビーを楽しむ時に、なるべく怪我をしないように工夫されたルールのもので、タックルやスクラムが普通のユニオンのラグビーより怪我をしにくいものに変更されています。本場英国では毎日働く労働者階層の人たちが始めたルールのようです。一方ユニオンの方はそういうことをあまり気にしなくてもよい貴族階級(?)がやっていたものみたいです。

 閑話休題、「ラグビーリーグ」ほどじゃないですが、社会人がラグビーをするときに怪我が恐いのは当たり前の話で、従って普段の練習はタッチフットとかタグラグビーとか、コンタクトのない連係プレーの練習が多いように見受けられます。試合ではもちろんちゃんと当たりますけれど、普段の練習でのリスクは減らしたいんでしょう。もちろん大人たちはそれはそれと知っていてやっているのでいい練習になると思うのですが、ユニオンの子供たちにはよくその辺の事情を話してやったほうがいいかなという気はしました。

 秋月たちがやっているのがはガチンコのユニオンルール(子供版)なのですが、タッチやタグの練習ばかりしていると、敵へ当たる時に一歩引くようになるのじゃないかと、そのへんがちょっと不安なのです。ラグビーでは極力前に詰めてタックルしなきゃいけないんだけど、突っ込んでくる相手に合わせて下がりながらタグを抜いている秋月の姿も見ちゃったし。

 秋月には「これはタグの練習だから、ラグビーのときはちゃんと前に出て当たるのだぜ。変な癖つけんなよ」としつこく言って聞かせましたが、相変わらずこいつは馬耳東風です。父の心配もわかってねぇ(笑)。

 でも、やっぱりタグラグビーは楽しいみたいだなぁ。

 見ているとボール持ってはステップ切って突っ込んでばかりいるので、

 「バカモノ!敵を引きつけてパスを出し、ミスマッチを作って縦に抜くのだ!スタンドオフの練習と思え!そいから片手で持つな!パスもパスダミーもできねぇだロ!」

 と理論だけは一流コーチとなりつつある父が星一徹のごとくセッキョーしましたが、そうすっとまたあの他人を見下す目で父を見るしー。

タグラグビー用ラグビーボール 初めて見たタグラグビー用ラグビーボール。

 なんかもうすんごく軽い。こら片手でホイホイ投げられるわけだわ、と実感しました。

 確かこの専用ボールはキックは厳禁だったはずです。
 秋月が言うには誰かが面白がって蹴ったら、ぱちんとはじけちゃったことがあるんだって。

 なかなか面白い体験が出来た休日でした。
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特別ミーティング

試合前ミーティング 大事な試合だから、特別にミーティングをやろう、と練習の後に高学年チームがコーチのおうちに集まって、ミーティングを行いました。

 座学をする機会というのはあまりないので、動き方とか、みんなのいいところ、悪いところを指摘していろいろ考えるのは、いいことだと思います。

 コーチのお宅に行く前に、コンビニで色々買っていきます。子供たちはこういうのが楽しいんだねー、きっと。

ミーティング ミーティングのコンセプトはともかく、集まるとこのざまですよ(笑)。まるで某大学のどっかのサークルの部室だな。

 いろいろとビデオを見ながら話をしましたが、もはや集中力は発散の一途をたどっています。

 おかしとかよく食べるし(笑)。

 最後はおっさんのように座布団並べて寝っ転がる有様。

 もう頭にきて「おまいら勝ちたくねえのかよ、俺は勝ちてぇよ」と自分が試合に出るわけでもないのに叫んでしまう父でした。バカスww

 まあでも、これが子供たちのありようなんで仕方ないのかなーとは思います。

 私にできることは秋月に気合を入れることだけなんで、力や技はともかく、ハートだけは当日最高潮になるように、仕上げたいと思ってます。
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試合直前

試合直前の練習 23日に今年の最終戦があるので、楽しみに待っていましたが、朝から雨。

 練習あるのかなーとグラウンドまで行くと、みなさん平然と準備をしていましたよ。

 最初はざあざあ振りの中での練習開始でしたが、途中から雨も上がり、晴れ間も出てきて、いい日和になりました。

 今回は千早たちも最後の試合なので、気合が入っています。私は仕事でいけませんが、ちびくんたちの健闘を祈っています。

高学年チーム 高学年チームの、特に6年生にとっては、最後の公式戦です。

 最後まで全力で頑張ってほしいものですが、さて(笑)。

 秋月にもスーパーサイヤ人化の兆候が少し見えるような気もするのですが、そこまでの集中力、出るかなー。

 父は子供との練習試合に出て、7分ハーフとかで走り回ってぶっ倒れました。左ウィングで出て2トライでしたけど(自慢すんなw)、いやもうラグビーの試合ってのは走る走る。

 とにかくみんな、当日はバスの中の大騒ぎで果てるなよー!
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2011年11月14日

追い込みの練習

千曲川リバーフロント 前回の何とも言えない試合結果を受けて、残り少ない練習が行われました。

 私なんかは完全にシロートでプレー経験もないのですが、低学年の練習では、先日の打ち合わせの場で色々とくっちゃべったことを、そのまんま全部反映した練習にして頂いて恐縮しました。

 前回の試合の時におちびさんたちに「横に広がることの意味」というのを話してやったのですが、何人かはわかってくれた子もいるようです。頭でわかることもあるし、体で覚えることもある。いろいろおぼえて、どんどん強くなって欲しいです。

 ちょっと難しい練習になっちゃったかもしれませんが、おちびさんたちは元気いっぱいに練習試合をやっていました。来週仕上げをして、23日の試合はがんばってほしいですねー。

高学年の練習 はいはい、そこのおちびさん。なに手を伸ばしてるんですかー(笑)。

 低学年チームによくある光景です。

 そこは普通、足にタックルだろ、秋月。



モール 前回、長野式モールで笑わせてくれましたが、本当のモールはこういう感じです。

 一見カッコよくやっているように見えますが、ここでコーチがプレッシャーをかけるとおそらくヤンボになると思います。ゆっくりやってる余裕はないんだぜ秋月。

 動きを見ていると、ちょっとだけハーフっぽくなってきたかなぁという気はしなくもないです。でもパスの距離とスピードも含めて、もっともっとパワーアップして欲しいところ。

 先日の試合のビデオを頂いて家で見返しましたが、ゴール直前のペナルティで、秋月の目の前ががらあきになった瞬間がありました。普通にSOにパスしてましたが、自分で持ってそのまま前に飛び込めば簡単にトライが取れたシーン。トライ一本損してます。

 コーチの皆さまからビデオで指摘されて気がついたのですが(当日は遠くてぜんぜん見えなかった)、秋月本人もまったく気がついていなかったらしく、ビデオで見返して呆然としていました。

 やっぱり敵と味方と、両方を見て動かなきゃいけないんだな。

タックルダミー 小学生の練習が終わった後、中学生がタックルダミーを倒していました。

 タックルダミーは上手に倒すと、向こうにぴょーんと飛んで行くのだそうです。ダミーの通販広告のコピーで「なぎ倒したダミーの数だけ強くなる」とかあったのが印象的。

 以前、土のグラウンドの上で筋肉もりもりの某おとうさんがお手本に倒してくれたことがありますが、タックル一発で手のひらの横をすりむいて、血を噴き出しながら笑っていましたよ。ここはいい芝なので、そんな怖いことはありませんが。

 雪風ニィニも満面の笑顔で(なぜ?)倒していました。高学年コーチに「お前、相変わらず下手だな」と笑われていましたが、雪風は楽しくてしかたがないようです。

 それにしても、ここでダミー倒してて、大丈夫なのか受験生。

タックルダミー 秋月、チャンスだ、混ぜてもらえ!と秋月も混ぜてもらいました。

 本人は人と違うことをやるのに気遅れがあるようですが、強くなるチャンスは自分で見つけないといけないんだぜ。

 ヘッキャかぶりなおしてえーいと当たると、もそっと倒れました。

肩車 終わればこんなもんです。

 なかよしの6年生に肩車してもらってる。どこの低学年ですか、きみ(笑)。

 初めは寒かったですが、だんだんとお日様も出てきて、楽しい練習でした。



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2011年11月07日

上郷杯少年ラグビー大会2011

上郷杯 飯田市で少年ラグビーの大会がありました。長野市は県の北の端にあるので、スクールみんなでバスに乗っての展開です。

 低学年から高学年まで、それはもう馬鹿ばっかなもんで、楽しくって楽しくって、バスの中で大騒ぎ。片道で力使い果たしてますよ、こいつら。

 試合の前に下向いて音楽を聞いて、各自集中力を高めてキックオフで爆発。とかそういうことはぜんぜんかんがえてない。とにかく初戦のゲームの入りがゆるいです。

 まあそれが今の本人たちのモチベーションのありようというか実相なんだし、言ってもしかたがないのかなー。自分たちで気がつくしかないことだよね。

 雨も降ったりやんだりでしたが、それほどの雨足でもなく、なんとか試合は出来ましたが、露出は上がらなくて写真は不調でした。途中から左手で傘もって、右手でサンニッパ取り回すというきつい撮影でした。

低学年のラグビー ちびくんたちは少し離れたCグラウンドでの試合。みんながんばったけれど、前半一年生、後半二年生というオーダーで全員出場したので、勝ち負けの面で言うと、やっぱり分は悪いです。2戦して2敗でした。

 勝ち負けはそれとして、いつものようなきついタックルが出来ればよかったですが、この日はいまひとつゆるい試合になってしまいました。試合前には私も張り切ってちびすけくんたちとタックルバックなしでバチバチ当たってアップしたんですが、結果は今一つ。でも一年生も一本トライが取れて、みんな大喜びでした。

 また鍛えような。

上郷杯 高学年の1試合目はちびくんたちの試合とかぶって観戦できませんでしたが、24-15だかでの負け試合になったそうです。トーナメントの一試合目でいきなり負けてしまい、秋月は顔面蒼白だったそうです。いいところで自分のノックオンもあったそうで、そりゃ青くもなるよな。この大会を目標にしてきただけに、秋月としても残念な結果だったよう。

 2試合目は交流戦扱いで試合をしましたが、こちらはなんとか勝利を収めました。

 やっぱりラグビーというのは、実力差が非常にシビアに出る競技なんだなぁという思いを新たにしました。ちょっと実力差があると、練習してきたプレーもまったくさせてもらえず、ひたすら防戦一方になってしまいますもんね。
 
スクラムハーフのパス こっちの試合は見ていてもなかなかよく動けていて、「いいじゃん」というプレーもいくつかありました。

 けっこういい感じでパスも回っていましたし、ハーフの秋月はパスを投げまくったようです。

 少しでもハーフらしい働きが出来たのならよかったんですが、どうだったかなー。


3992.JPG そのハーフの秋月も2トライ取れて、高学年チームでの初トライを記録しました。

 父は一瞬「このアンダラ、ハーフが行ってどうする!馬鹿阿呆持ち過ぎ屑ハーフ!」と怒り狂おうかと思いましたが、コーチの皆さまに「まあまあ、敵陣ぎりぎりまで入ったところだから、あのサイドアタックは結果オーライですよ」となだめられてどなるのは止めました。

 秋月本人は普段から「みんなのトライがぼくのトライ」と言っているので、さすがに「トライ取ったよ」とうれしがるわけにもいかず、2トライとってもニコリともしていなかったのは印象的でした。秋月にとってはほぼ一年ぶりのトライでしたが、まあそれだけ一試合目のプレーがふがいなかったというのもあるのかなー。

FWサイドアタック 秋月のダンボールをピックアップしたFWくんのサイドへの突進。かっくいいぜ。






大人数のモール なぜかハーフの後ろにウィングがつく、長野スタイルのモール。そこ、何人いるんだよw

 この後ウィングが複雑なサインプレーとかしたら必殺技っぽくてかこいいから、ここでもうひと技考えてみるとか。

 秋月もあれ?なんでぼくのうしろがいるの?って気がつきゃいいのに、ボールが出るのをふたりでひたすら見守っていて、この写真見返すとつい笑っちゃいます。

 試合中はみんないっぱいいっぱいなのかなぁ。

P0570.JPG 結局決勝戦はまたも観戦になってしまった秋月。

 なんだかもうものすごく不機嫌で、父がなにか話しかけても「だまってろおっさん」という人を見下す目でにらんでくるし。

 きっとね、いつかあいつらと対等な勝負をしたい、と思ってると思うんだ。
 まあ、秋月なりにがんばってみてよね。

 今年の試合も、残りはあと一回。

 いいチームになってきたところなので、是非とも最後は完全燃焼して、全力で戦いきって欲しいと思います。
posted by delta16v at 12:39 | Comment(6) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年11月05日

ティアライトテープ

ティアライトテープ コーチ諸氏に
「きみはじつにばかだな」
と罵られてもかまわない。はい、買ってみたいから買いました。ミューラーのティアライトテープです。

 雪風と秋月が以前から「大学ラグビーやトップリーグの人が指に巻いているテーピングってどんなものなの?」という疑問を持っていました。

 前に書いた通り、ラグビーの装備にはミットというか指抜きのグローブというものがあって、熱心な小学生や中学生はよく装着していたりします。雪風もいっとき欲しくなったようですが、よーく考えてみると、大学やトップリーグの人でそのようなものをしている人はあまり見たことがありません。

三男坊コーチに聞いても
「寒いから手袋するってのならわかるけど、指先が大事なんだし、手のひらの摩擦増やしてもしょうがないんじゃないの?だいたいわしら、そんなもん使ったことねーし」
となんだか否定的。

そこに至り
「ラグビー用の指抜きグローブでカッコつけてるつもりでも、実はたいした効果はないらしい。あんなものをして喜んでるのは子供っぽくて馬鹿くせぇ」
と思い込んだ二人は、今度は大人の人たちがよくやっている指先のテーピングに目を付けたようなのです。おいおい、おまいらも充分に子供っぽくて馬鹿くせぇぞ(笑)。

 ラグビーマガジンでテーピングをしている選手の写真をじっくり見ると、どうも定番のビニールテープやガムテープなんかじゃないらしい(ラグビーの人は体でも靴でも、とにかくなんでもビニールテープでぐるぐる巻きにする)。そもそもビニールテープ巻いたら指曲がりませんよ。

 やっぱりなにやら特殊なもんらしい、それはそれでスペシャルな装備だし、小中学生で自分だけやってたらきっとすごくかっこいいに決まってるぞウフフということで、二人して「ちち、さがして!」と言ってきた次第。その動機、実に不純。

 色々と調べてみると、スクラムハーフやスタンドオフといったHB団の人(たまにBKも)が指に巻いているテープはこのミューラーというところから出ている「ティアライト」というテープが定番のようです。伸縮自在、滑り止め効果バツグン。はがしてもべたべたしない。強力な粘着力。ふんとか。

 ボウリング業界では定番ブランドらしく、今回はボウリング関係の通販で取り寄せてみました。1本500円でしたが、話のタネに白と黒の2本をお買い上げ。ちなみに高校ラグビーの写真ではぜんぜん見かけませんでしたが、ドレスチェックで外されるのでしょうか。

 手には入ったけど、いつ使うの?つか、ほんとにこれ試合で巻くの?

 雪風は巻く気まんまんのようですが、秋月はさすがにちょっと気恥ずかしいのか

 「ぼく、めだたないしろのほうがいいかも」

とか言ってて、ちょっとかわいい。よしよし、お前はまだマットーな神経の持ち主だ。

 「赤はないの?」

とかニヤリと笑った雪風はもう完全にだめなひとになっちゃったのかもしれない。

 そういえば、今月のラグマガの藤島大先生のコラムは

「工夫する暇があったら、実力を付けてください」

でした。

 それ考えるとテープどこじゃないはずなんですがーw。
 ああ耳が痛い。

ティアライトテープ 明日が試合なのですが、当日いきなり、というのはいろいろとまずそげなので、公園にボールもって試しに行ってみました。

 テーピングの本では突き指対策のテーピングばかりで、こういうテープの巻き方は書いてありませんが、大きく分けて、縦にまくのと横にぐるぐる巻くのと二つの流儀があるようです。つうか、考えてみればそれ以外の巻き方ってないですな(笑)。

 ものは試しなんで、中指と人差し指をそれぞれの巻き方にしてテストしてみました。

DSCF9468 (599x900).jpg 自分で巻けないと困るから、と練習しています。

 まあ普通にぐるっと巻くだけなので、自分でも簡単にできるようです。

 両手の人差し指と中指に巻いて、右、左とボールを投げてみましたが、さすがに指のかかりはいいらしいです。

 巻き方は縦に巻いた方はだんだんずれて抜けそうになるので、普通に横にぐるっと一巻きするほうがいいみたい。

 「工夫する暇があったら、実力をつけてください実力をつけてください実力をつけてください

 との声が耳にこだましますが、練習もだいぶやったしね(笑)。



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ラグビー遊び

ラグビー遊び 明日は待ちに待った大事な試合なので、公園でちょっとボールを投げようぜ、と秋月と出かけました。

 ふうふう言ってボール投げながら走り回っていましたら、秋月の友達が大挙してあらわれました。

 あ、秋月がラグビーしてる!と、みんなどんどん入ってきて、ラグビー遊びが始まりました。

 輪になってパスしてるだけでも楽しそう。

 長野では、ラグビースクール以外でこうやって子供がラグビーボールを投げているところを見ることはまれなことです。みんなラグビーが好きになってくれるといいなぁ。

タッチフット 秋月、いつもみたいにタッチフットやろうぜ!と、タッチフットが始まりました。そうか、いつもやってんのかおまいら。こういうとき、コーンが欲しいなぁとか、妙なもん欲しがる子供たちだ。

 なんだかルールもちょっと怪しげで、ちゃんとしたレフリーがついたらもっと楽しいんだよ、と言おうかとも思いましたが、なんだかそれも無粋。

 2対2とか、3対3のタッチなんて、つらいばっかじゃないかとは思いますが、そんなの関係ないみたい。普通の遊びのように30分くらい皆で夢中になって走り回って、そのうち飽きちゃってどっかにいっちゃいました。いいなぁ、きみたち(笑)。

 いつかラグビーが子供たちの普通の遊びのひとつになることを、祈っています。

 みんながどっかいっちゃったあと、最後は親友のてっちゃんとふたりでずーっとキックアンドキャッチを繰り返していた秋月でした。

 「明日はぜったいにかてよ!」

 と、てっちゃんの熱い励ましをもらって、元気倍増の秋月でした。
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2011年11月04日

長野県高校ラグビー決勝戦

 来春の花園の予選となる、高校ラグビーの長野県大会決勝戦が、南長野運動公園で行われました。毎度おなじみ、岡谷工業VS飯田高校の決勝戦です。
 第91回全国高校ラグビー大会県予選の決勝が3日、南長野運動公園球技場(長野市篠ノ井東福寺)で行われ、飯田が岡谷工を17―0で破り、優勝を果たした。飯田は12月27日に近鉄花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で開幕する全国大会に出場する。全国大会出場は2年ぶり7回目。

 私は仕事があって行けませんでしたが、母上と下の子二人が南長野へ展開して観戦。

 長野市ラグビースクールのコーチや上級生も観戦に来ていて、秋月は試合よりも子供同士でのお話の方が楽しかったようです。

 そういえば、こないだラグビースクールに入ってくれた新人君とかも誘えばよかったね。生でちゃんとしたラグビーの試合を見る機会は、長野じゃ貴重なんだし。

 試合の方は17-0で飯田高校の勝利だったそうですが、岡工も随分頑張って守ったようです。ワントライは欲しかったですね。

「岡工もがんばってトライしたんだけど、スローフォアでだめだった。おしかった」

とはスローフォワードの名手・秋月の言。飯田高校のスクラムハーフの速さにはびっくらこいたようでした。日和佐並みに速かった、って他にたとえ方を知らんのかお前。

 飯田高校には長野代表として花園ではぜひ頑張ってほしいですね。岡工には雪風のお友達のお兄さんなどもいらっしゃったようで、敗北は残念でした。

 それにしても高校ラグビーの長野県代表が決まったというのに、信濃毎日新聞もSBCも公式サイトの長野県内ニュース欄で取り上げてないってどういうことすか。
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2011年10月31日

秋雨の練習

ラインディフェンスの練習 昨日は練習しているうちにぽつぽつと雨が降ってきました。

 一気にざーっと来ると休みたくもなりますが、霧みたいな状態からだんだん本降りになるという悪質な雨(笑)。まあ雨くらいじゃ止めないんですけどね。

 ラインディフェンスの練習をしました。寒くなったから、ってわけじゃないだろうけど、お休みの子も何人かいてちょっと残念。バックスのみんな、がんばってな。

 コーチが一生懸命「内を守りながら外へプレッシャーをかけて守る」と教えてくれていましたが、ちゃんとわかったか、みんな。

 10月も終わり、残りの試合と練習の回数も数えるほどになってきました。そろそろ一年の総決算の時期です。

 父は秋月のパスが1cmでも遠くに飛びますように、とお祈りする毎日です。

雨の練習 練習終わってみると、全員、体から湯気があがってました。

 「シュウウウウ」なんて音はしないけど、それでもスーパーサイヤ人ごっことか北斗伝承者ごっこが出来て楽しかったようです(笑)。みんな風邪ひくなよな。

 来週は南の方で試合があります。

 みんな実力をめいっぱい発揮して、頑張ってほしいです。
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2011年10月24日

ラグビーワールドカップ決勝戦

 昨日は焼き肉大会の後、コーチのお宅でラグビーワールドカップ決勝戦を観戦する集いにお誘い頂きました。秋月と千早がどうしても行きたいというので、子供連れて展開。

 世界1位のニュージーランドと世界4位フランスでの決勝戦でしたが、いや、もうものすごい試合でした。

 オールブラックスが王者の戦いを展開して圧勝では、という予想が多かったのですが(俺調べ)、終わってみれば8-7での辛勝。フランスのプレッシャーは素晴らしかったと思います。

 後半、お互いにフラフラになりながらも反則もなく、最後まで一点差を守りきったオールブラックスの戦いは、王者とかランキング1位とか関係なしに、とにかく「勝ちたいんだ」という意思にあふれていました。

 秋月は他人の試合を見るよりも自分がやりたい方なので、TV中継で見ていても途中で飽きてしまうことが多いのですが、この試合はさすがに心に響いたらしく、帰りの車の中でも試合の展開を熱く語っていました。

 判官びいきでフランス派の多いパブリックビューイング(笑)でしたが、こうやってみんなでわいわい言いながら観戦するのは、本当に楽しいですね。

 いい試合がありましたが、またぜひお誘いくださいませ。

 それにしても8年後、2019のラグビーワールドカップは日本開催なんですよ。

 この調子で大丈夫なのかな、とまったくワールドカップの結果に触れない翌朝のNHKニュースを見てちょっと心配になりました。
posted by delta16v at 12:46 | Comment(2) | TrackBack(1) | 少年ラグビー

焼き肉大会

焼き肉大会 練習の後、年に一度の焼肉大会が開催されました。

 私は低学年見た後、高学年の新人くんの様子が心配でずっと付き添って見ていたので、お肉焼く方はぜんぜんお手伝いしませんでした。食ってばかりですみません。

 子供たちはとても楽しみにしていて、大勢練習に集まってくれました。

 肉で釣るってのもなんだけれども(笑)、こういう楽しい企画があると子供たちも集まりがよくなるので、感謝しています。しばらくお休みしてた子もこれをきっかけにまた来てくれたりするとうれしいです。

 お天気が心配でしたが、昼過ぎまで暑いくらいの陽気でした。よかったね、みんな。

 みなさんお疲れさまでした―!
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2011年10月14日

ここだけNZ

ボール持ってピアノレッスン いつでもボールを持ってます。

 ピアノのレッスンは三人とも受けていますが、ボール持って公園でパスパスしながらお散歩兼用でレッスン受けに行ったりします。善光寺の参道でボール回してる兄弟がいたら、こいつらだと思ってくだせぇ。






ボール持って楽器屋さん ピアノ教室は楽器屋さんの上にありますが、ラグビーボール持ってカンタベリーのバッグさげた連中がぞろぞろ楽器屋さんを通り抜けていくのは、やっぱ異常な光景だと思います。









バス停でボール回し いくらバス通りはあぶないからボール回しちゃいけないと言っても、気がつくと回してます。

 ノッコンしたら事故になるから、大通りでは禁止!








公園でラグビー ある祝日の公園での光景。

 丸いボールに押されがちですが、負けじと楕円球でアピールします。

 かのニュージーランドでは日常にラグビーが組み込まれているそうで、普段の公園なんかでもラグビーボール持って遊んだりするそうですが、日本では丸いボールが圧倒的です。

 眼を細くしてこいつらの近辺だけ見ていると、そこだけニュージーランドに見えるような気がしなくもないという(笑)。

 こうやって公園でアピールしまくっていれば、そのうち

「面白そうだから、僕もまぜて!」

 と言ってくる子がいないかなぁと妄想しちゃったりします。

 今のところ、不審な目で見られることがほとんどですけど(笑)。

 いつか当たり前のように楕円球で遊ぶ子供たちの姿が見られればいいですね。
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2011年10月12日

アップセット15 4巻

アップセット15 「アップセット15 4」でてました。秋月の愛読書です。

 そもそもラグビーというのは、アップセット(番狂わせ)が起きにくいスポーツだと思います。

 サッカーに比べると点数が入りやすい競技であるために(エンドのライン70mが全部ゴールなんだぜw)、ひとつひとつのプレーが点数に直結し、それを積み上げた結果が勝敗を決めるので、実力差が結果にはっきり出やすいスポーツだとおもうです。

 また人数も多いし、役割分担が極端で、しかもかなり細かいので、たった一人の有力選手の活躍だけでは勝ちきれないところもあると思います。全員の総合力とチームワークが問われるわけですね。

 従って、野球漫画とかみたいに地方の無名チームが数人の強力な選手(主に投手)を中心として、地区予選を勝ち抜き、甲子園でも成長しながら強豪チームを倒して行く、とかそういう熱血展開はラグビーではちょっと描きにくい。

 漫画家の方もわざわざラグビー漫画を描こうという位だからそれなりにラグビー通で、そういった事情をなまじよく知っているがために描きにくいところはあると思います。そうすると弱小チームが血と汗で勝利をつかむ、といっても、目標としては地方の県大会でとにかく一つ勝つ、とか言う辺りになってしまい、展開としてなにしろ地味w。

 「アップセット15」は前年に300対0で負けた相手になんとかして勝とうという物語なので、作家もそれはそれは苦労しているんだと思います。番狂わせが起きにくいスポーツを描きながら、それをタイトルに持ってきてるんだから。

 二試合目でいきなり宿敵・曽根工業と対戦していますが、それには「ページが足りない」という以前に、そんなに何試合もしてしまうと、こいつらそんなに勝ち続けられる程強くなってんのかYO!という疑問が出てきちゃうという事情があるんじゃないんでしょうか。

 でも作家さん、頑張ってると思います。主人公・NZがえりのSOである十津川誠ひとりのチームじゃないことを再三描いていますし、練習して彼らひとりひとりがちゃんと強くなったから勝負出来ているんだということも描こうとしていますから。

 まぐれや偶然は何十回もは続かないし、それで勝ち続けられる競技じゃない。番狂わせを起こそうと思ったら、もう実力自体をあげるしかないんですよね。だからそれははっきりいって既に番狂わせではなくなっているわけです。従って描くとしたら

「誰も知らないけれど、俺たちは本当は強くなっていたんだぜ」

ということを描くしかない。練習シーンをもっともっと描けばよかったようにも思いますが、まあそればっかりだと地味にも程があるということになるのかな。だから

「自分たちすらも気がつかないうちに、俺たち強くなってて、自分でびっくり!」

という展開は若干不自然であっても当然の成り行きなのではないかと思います。

 帯には「奇跡のアップセット」とありますが、奇跡は勝った結果ではなく、練習の結果、それほどまでの実力を身に付けたことこそが「奇跡」なんであってね。

 長野の子供たちにも頑張ってほしいなぁ。

 そういえば、漫画と言えば必殺技。既出の必殺技は

「モールテンペスト(15人全員で押すモール)」



「セカンドエンジン(真後ろへきたチェイサーの顔面へハンドオフして加速)」

ですか。

 消えたり分身したり空を飛んだりはしないけれど、このくらい地味なのがいいのかもね。

 でも秋月には試合で真似しないようによく言っときますw

アップセット15 第4巻では補欠の戸村君が大活躍。素人が半年の練習で試合に出るってのは、どんだけおっかないことかと思うよ。

 ジョニー・ケイトランドが自信満々に語る

 「愚直なものほど楕円球に愛されるのだヨ!」

というのは、

 「信じて根を張れ! 楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる 」からのインスパイアかしらん。

ジョニー・ケイトランド 今日のジョニー・ケイトランド。

 裏表紙で幸せそうにステップ踏んでます。

 現役時代はやっぱりWTBだったのかww

 それにしても、NZに帰らなくていいのか!?

アップセット15 3巻でました | 日々雑感II
アップセット15 | 日々雑感II
ラグビーまんが | 日々雑感II


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2011年10月11日

試合前の練習

南長野運動公園 次の週末は試合です。試合直前の今回は南長野運動公園での練習。やっぱり芝がきれいです。

 低学年の子供たちも大勢参加してくれて、大変にぎやかな練習になりました。元気いっぱいのちびたちの相手で、大人はもうふらふらですよ。

スクラムハーフの練習 秋月たち高学年チームも、そろそろ仕上げの時期。だんだん動きも良くなってきたような気もしますが、もう二、三回練習があればなぁという感じ。

 でもみんなだいぶ良くなってきましたと思います。

 秋月個人としていえば、このところひたすらパスの練習をしているわけですが、その成果がみせられるかどうか。

 足でチャイチャイとモールからボールを引きだして、光速の球さばき、と行きたいところですが、もちゃげて構えて投げて、とまだまだテンポがスローリー。

 でももう自分が走りたいとかそういう話じゃないことは分かってきていると思います。

 いまはひたすら早くて速いパスを遠くへたくさん投げることです。

スクラムハーフのパス ハーフのパスもいろいろですが、こうやってとことこ動いてから投げたりもします。

 なるほど。敵を引きつけてのパス出しなのか。結構かっこいいじゃん!と思ってたら、本人いわく

「自分で走って近づかないと、SOまでパスが届かない」

だって(笑)。

もっと修行せいよ。


スクラムハーフのパス ラックでもオフサイドばっかり気にしてないで、見えたらすぐに拾っちまえよ。

 だんだんとハーフらしくなってきました。

 本人は色々おもうところあるようですが、とにかくパスマシンとして機能して欲しいと思います。

 今朝、バックス馬鹿の雪風に

「ハーフじゃトライは取れないだろう」

なんて言われて

「誰が取ったトライも、ハーフが取ったのと同じなんだから、僕が一番のトライゲッターだ」

と主張してました。

 そうそう。それでいいんすよ。がんばれちびのスクラムハーフ。


頭部打撲 練習の最後の最後。モールに巻き込まれて後頭部を地面に強打しました。

 すぐに起きるかと思ったら、ぜんぜん動かなくって、みんなが集まってきちゃいました。

 相当強くぶつけたようですが、クルマに乗る頃には立ち直って、帰りの定食屋ではヒレカツをゲップが出るほど食べてましたので、大丈夫かな。

 なんだか試合直前の練習がショボーンと終わっちまって、みなさんにはご迷惑おかけしました。

 来週はみんな、がんばろうぜ!
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2011年10月07日

NO SIDE

 「長いリーグ戦締めくくるキックは、ゴールをそれた」

 ユーミンの「ノーサイド」、大好きな曲なんですが(たまに歌ってますがw)、これをサッカーの歌だと思っている人が結構いるようです。だって「ノーサイド」って言ってるんだからそれはラグビーだろ。いちいち指摘するのも無粋なんで笑っていますが、内心に沸き上がる残念な気持ちはいなめない。

 私自身は昔からラグビーの歌だと当り前に思っているのですが、あちこちでサッカーサッカー言われると、もしかして万が一、ユーミンも勘違いなんかはしてなかっただろうね、と心配になって調べてみました。
タイトルチューンだが、元々は麗美への提供曲だった。麗美ヴァージョンでは歌詞の時期の部分が「2月」と具体的になっていたが、1984年当時、2月に開催される日本のラグビーは全早稲田・慶應・明治の対抗戦のみで、シーズンは1月15日に行われる日本選手権で終わっているとラグビー関係者に聞かされ、「冬の日」に歌詞を変えたという(現在は日本選手権が2月に行われている)。
前述の事実誤認もあるため、モデルとした試合が存在するか否かははっきりしないが、1984年1月7日の第63回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝の天理高校対大分舞鶴高校戦 が本作に極めて近いシチュエーションであり(試合終了直前の大分舞鶴のゴールキックが決まれば同点で両校優勝だったが左に外れた。その直後ノーサイドの笛 が鳴っている。ただしこの試合は「リーグ戦」ではない)、一説にはこの試合がモチーフとされたのではないかと言われている。
 おっけー。完璧。ラグビーの歌。だいじょぶ。

 確かにラストワンプレーのPGをはずしてピッチを去る姿、とかかなり具体的ですし、モデルになった試合と選手を探したくなる気持ちもちょっぴり分かりますね。

 真実はユーミン以外知らないわけですが、「はっきりわからない」というのもそれはそれでロマンチックだと思います。

 それにしても1点2点差でラストワンプレーのPGなんかが回ってきちゃったら、キッカーはしびれるだろうなぁ。

 それが高校3年の最終戦、しかも花園の決勝だったりしたらなおさら、ね。

追記(2013/11/07)
ユーミン本人が国立競技場で「NOSIDE」を歌うというニュースがあり、ノーサイドのモデルとなった試合と選手について、以下の記事にまとめました。
ユーミンが早明戦でノーサイド歌うんだって | 日々雑感II


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2011年10月04日

重いボール

重いラグビーボール 一見普通のSCEPTREのラグビーボールですが、実は重いボールです。すごく重いです。

 コーチが作ってくれたものですが、聞けば古くなったラグビーボールの中に布を詰め込んであるものだそうです。そりゃもう通常のラグビーボールの何倍もの重さになっています。ひょいとパスをされると、キャッチした人は例外なく「おおう!」と驚いて腰を落とすというすごいボール。

 秋月は、コーチの作ったあの重いボールを投げてパス練習したら、普通のボールなんてかるがると飛ぶようになるんじゃないかしらと思ったようです。

 こういう練習方法が昔からあるのか、更に本当にパスの強化に効果があるものなのかどうかはわかりませんけれど、「こういうことをやった」というのは本人の中で自信にもつながるだろうし、何しろ本人も楽しんでやっているようなので、そのノリは大事にしてやりたいかと思いました。

 野球でもネクストバッターズサークルでマスコットバットをかきんかきんやったりするじゃないですか。ああいう気合の入れ方もありのような気がします。

Gilbertと交換 学校で休み時間の度に、親友のてっちゃんとパス練習をしているそうですが、今日から重い方を持って行ってみよう、とGILBERTのボールと入れ替えてました。大事な宝物のGILBERTはしばらく家に温存のようです。

 さて、どういう結果が出るでしょうか。

 快くボールの手配をしてくれたコーチに感謝です。
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2011年10月03日

秋晴れの練習

秋晴れの練習 めっきり寒くなってきた最近ですが、日曜日はずいぶんとよく晴れました。ちょっと風があってパスが流れたりもしましたが、それはそれでいい練習になります。

 少しずつ人数が揃ってきて、今日は初めてのFW、BK分かれての練習です。写真の左側がFW、右側がBKの練習風景です。ハーフバックス団はBKサイドね。

 人数がそろってきたとか言っても、まだまだ先発メンバーぎりぎりの人数なので、長野市近辺でラグビーをやってみたい子は是非ご参加ください。仲間、募集中です。連絡は私宛のメールでもいいです。ちゃんと中継します。長野でラグビーやりたい小学生、何かスポーツをやらせたいが、まだこれというスポーツが見つからなくて迷っている小学生のおかあさん。ぜひ!希望者はこっちのメールアドレスまでご連絡くださいね。

 「子供がラグビーやってる」というと、「かっこいい!」とよく言われるんですよ。特によそのお母さん方によく「秋月くんラグビーやってるんですか?かっこいいですね!」って言われるんです。あんな秋月でもこれだけかっこいいんだから、みなさんも是非子供にラグビーやらせましょう!

 秋月も学校で仲のいい友達何人かに声をかけて「一緒にラグビーをやろうよ」と誘っているのですが、野球やってるとかサッカーに入っているっていう子が多くて、まだ勧誘には成功していません。

 練習だって人数が増えれば出来る練習も増えるんですよ。楽しいし、知らない人とが思うほど危険なスポーツというわけではありませんので、ラグビーに興味のある長野市近辺の小学生、ぜひ参加お願いします。

スクラムハーフ パスの練習を強化している秋月ですが、まだまだボールが飛びません。

 ただ本人も「ぼくはパスマシンなんだから、パスだけは誰よりも上手になるのが大事なことだってコーチに言われた」というくらいの自覚はあるようです。彼の心の中では大好きな突破も封印されているようですが、はたして。

 「小さいからハーフ」なのではなく「お前にハーフを任せてよかったよ」と最後に言ってもらえるように頑張ってほしいですね。

 とにかく、早いうちにいいパスが投げられるようになって欲しいものです。

 子供と大人の練習試合では私も前半に出してもらいましたが、ノッコンとパスミスを連発して、たいへん申し訳ありませんでした、コーチの皆さま。

 次はトライ取りますよー(ってそういう問題じゃないw)。
posted by delta16v at 12:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年09月29日

パスの特訓?効果不明!

パス練習 ここんとこ重点的にパス練習をやっていますが、秋月が近所の公園で面白いところを見つけたから行こうよ!と誘ってきました。

 木製の大きな遊具がありましたが、その一角にタイヤが取りつけてあるのでした。

 そのタイヤめがけて…





スクラムハーフのパス こうやってボールを通す練習をするんだそうです。

 本人のイメージとしては

「針の穴をも通す正確なパス」

というあたりを狙っているようですが、なんとなく「それ違うだろ」という気もします。

 でもまあ本人が楽しそうだからいいや。

「入らないなー」とどんどんタイヤに近づいていく秋月を笑って見守る父でした。
posted by delta16v at 08:03 | Comment(3) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年09月26日

スクラムハーフのやるべきこと

スクラムハーフ 秋月とお風呂でスクラムハーフの話をしました。

 スクラムハーフは秋月が一番好きなポジションであること。ハーフの一番の仕事は「みんなを走らせること」だと知っていること。でも昨日の試合で一番楽しかったのは敵中に切り込んでゲインしたプレーだったこと。

 相変わらずの困ったちゃん。そもそもゲインしたって、直後のブレイクダウンで押されてヤンボになっちゃ、意味ないじゃないですか。つないでいるならばともかく。

 ちょっと話の向きを変えて、秋月に

「終盤20分に日和佐が出てくる意味、わかる?」

と聞くと

「疲れて落ちてきたみんなのペースを上げるため?」

と即答してきました。ちゃんと考えてるんだ。ちょっと感心しました。

 ジャパンのスクラムハーフも何人かいますが、日和佐選手を見ていると、田中選手との速さの違いは明らかに異質です。それは単に個人のプレーの速さが違うのではなくて(多分田中選手も必要なら日和佐選手と同じ速さのプレーは出来るはず、と思う)、試合のペース全体を速くするようなプレーをしているということです。グレーガンの一番弟子として、どんなことを教わったのか、いつか聞いてみたい気がしますが。

 閑話休題、この「ハーフのプレーでチーム全体の動きが変わる」というのは、実際そういう試合を見てないとピンとこないんだけど、この間のフランス戦は、途中交代した田中と日和佐のプレーの違いでチーム全体の動きが一瞬で変わったのが目に見えて分かる試合でした(NZ戦では今一つだったようですが)。秋月はこのフランス戦をTVで見て、ハーフの動きがチーム全体の攻撃ペースに影響を及ぼすことを実感したようです。

 スクラムハーフのプレーの速さで試合のペースが作れること。それは頭ではわかってるみたいです。そこまで分かってて、なんでボールを持つと前へ突破にいってしまうのか、そこをよく話したいと思います。

 「オールフォーワン、ワンフォーオール」は身を呈して敵にコンタクトすることのほかに、自分がやりたいことを封じてでもチームの勝利のために必要なプレーを確実に行うことという意味もあるのかもしれません。

 ラグビージャーナリスト・村上晃一さんのブログでスクラムハーフに言及した記事を見つけました。
確かに、マクラウドが7人でBKライン作ったら強そうですよね。それにマクラウドにSHをさせて好きに走らせたら面白いラグビーになるかもしれない。最近では南アフリカのユースト・ファンデルヴェストハイゼンとか、長身で力強さもあってスピードもある、桁外れの選手はいるし、大きなSHは珍しくないです。実際に、9人目のFWのように大きな体で突破役をするSHもいます。ただし、FWの周辺は人数が密集していてディフェンスも分厚いから、マクラウドだって簡単には抜けない。でも、いくつかのパスで広いスペースにボールを動かすと、ディフェンスが薄くなります。そこで体も大きく足も速いマクラウドが、スピードをつけて走っていったほうが突破が簡単ですよね。小さな選手に大きな選手をぶつける、または大きいけどスピードが劣る選手に対して、スピードある選手が勝負する。そのほうが前進しやすい。ラグビーという競技は、ボールを動かしながら、そういうミスマッチを作り出して、ディフェンスを突破しようとするわけですね。
ふうむ。

 ボールを動かす。相手と自陣の選手が動く。ボールを動かすうちに出来るミスマッチの中にゲインの可能性があり、そのミスマッチを作りだす起点がスクラムハーフである、ということですね。そう考えればチビで足の遅い秋月が、スクラム近辺の重量級FWがそろっているところに突進していくのは、そもそも飛んで火に入る夏の虫ってことなわけです。

 ああ面白い。秋月に教えてやろう。

 人にはそれぞれ個性と特徴があり、チビノッポデブヤセ、気の強いの弱いの、足の速いの遅いのといろいろな人がいます。が、それを「個性」として矯めることなく参加できるというのはラグビーのいいところだと思っています。しかもその多様性の重視、個性の尊重、その組み合わせの妙が掛け値なしの要因として勝利につながるなんて最高じゃないですか。

 そしてその綾なす運命を束ねるのがスクラムハーフのスクリューパスだ、と思えば、ボール持ったからと言ってちょろちょろ前に当たりに行ってる場合じゃないんですよ。そんな暇なんてありはしませんよ。秋月には小一時間セッキョーしたい気分になってきました。

 いよいよ藤島大が降りてきた感じ。

 そうだ、はっきり言ってやろう。秋月よ。

 チーム自慢の快速センターがゲインラインを越えられないのは、SH-SO-CTBの間のパスが遅いから。お前が遅いからゲイン出来ないんだ。たぶんそれが理由なんだぜ。

 パスの練習、たくさんしような。がんばればいつか速くなるよ。
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長野県スポーツ少年団ラグビー交流大会2011

長野県スポーツ少年団ラグビー交流大会 昨日、長野市は南長野運動公園にて長野県スポーツ少年団ラグビー交流大会が開催されました。

 素晴らしい秋晴れの下、長野市でも有数の美しいグラウンドでプレーさせて頂きました。子供たちも久しぶりの南長野で、わあ、きれい!と歓声を上げていました。大人もゴールポスト立てたり、ラインを引いたりしながら、今日の試合はどうなんでしょうねーと盛り上がっています。


千早のスクラムハーフ 低学年は試合が大好きで、今日も元気にタックルしまくっていました。

 いつもはスクラムハーフをやってくれる女の子が手違いで出られなくなったようで、なぜか千早がハーフをやっています。兄弟でハーフか。

 でも秋月ニィニのポーズをよく見ているせいか、なんだかちょっぴりハーフっぽい(笑)。

 今回は二年生主体のAチームと一年生主体のBチームを作りましたが、一年生たちの元気の良さは特筆ものでした。二年生のでっかい子相手に正面からタックルをして一緒にぶっ倒れたり、小さな体ででかいプレーを連発。

 Aチームは一勝一敗、Bチームは一勝一引き分けと健闘しました。

 おちびのみんな、よくがんばったねー。

長野県スポーツ少年団ラグビー交流大会 今日の大一番、高学年チームの登場です。

 一試合目はうまく快速センターが機能して、なんとか勝利を収めましたが…




ラックに足を入れるスクラムハーフ 二試合目は県内有数の強豪チーム。ちょっとした個人プレーなんかぜんぜん通用しません。

 とりあえず、最初の5分をしのぎましょう!とコーチからお言葉をもらいましたが、最初のキックオフから一分たらずで一本取られました。強いなぁ。

 秋月には今日は特にハーフとしての動きをよく考えるように言っておきました。突破しようとしてタックルされて倒されてノッコンとか、そういうのは禁止。

 ハーフらしくバインドしないようにしながら、足でチャイチャイとやってラックに踏み込もうとしますが、そりゃもう強烈に押されて、ブレイクダウンで負けまくりです。

スクラムハーフのパス ハーフっぽいプレーをしてくれよと天に祈っていましたが、たまにこういう感じでパスを出す場面もあり、なんかちょっとだけハーフっぽい。

 ラックからボールを引きだしてSOにパス、というプレーも、数回あったかな。

 単にスクラムからボールを出してSOに投げる役、という以上にスクラムハーフには大切なプレーがあると思います。

 これからも、こういうプレーをもっともっと増やして欲しいです。

スクラムハーフのゲイン 突撃は禁止していたのですが、なんどかボールを持って密集につっこんでました。おいおい。

 そろそろ全面的突破禁止条約でも結ばないといけないのかもしれないなぁ。




 
スクラムハーフの突破 で、直後にこうやってつかまるわけです。ブレイクダウンに弱いチームがクラッシュしている余裕はないはずなんだけど、その辺がわかっていないようです。この後、華麗にダンボールを決めましたが、結局ラックで押されてヤンボに終わりました。

 結局65-0で敗北。前回よりはちょっとだけ差が詰まったかな。でもまだまだ大人と子供の試合のようです。ノートライは痛かった。一本は取りたかったね。

 いろいろ課題はあるのでしょうが、我が家的には「秋月が優れたスクラムハーフになれば勝てる」と思って、さらに精進したいとおもいます。

 最後は大敗しましたが、いろいろと気持ちのいい一日でした。

(追記)

スクラムハーフの突破 コーチよりFWがおらん!との仰せがありましたので、なぜこのような状況になったのかを前後の写真を含めて掲載しておきます。

 ようするに、相手からボールをぱくった秋月が、一人で突破しようとしたのです。

 それでも3、4人くらいはかわしたと思いますが、案の定、おっきな子に捕まって、ラックになります。

 その時、ちゃんと卓越したスーパープロップがフォローに来ていて、オーバーしようとするのですが、やっぱり組織力には勝てずにヤンボに。強いチームは戻ってくるのも速いや。

 撮影時間で確認すると突撃してからラックになるまで、10秒たらずです。速い(笑)。

 したがって、FWが全員でさぼっていたわけではありませんので、念のため(笑)。
posted by delta16v at 12:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年09月21日

右ライン?左ライン?

メイクライン ひとり新しい子もくわわってくれて、少しだけにぎやかになった練習でした。

 低学年の方からチラチラみていましたが、やっぱりタックルよわいなぁ。 





スクラムハーフの球だし スクラムハーフにとっては命ともいえる球出しの練習です。

 よーくみてると、やっぱり秋月は右ラインが弱いんですよ。やっぱりパスは右よりも左に出す方が得意みたい。利き手の右手で支えて回せるからなんでしょうけど。

 余裕がある時はこうやって背中向けて左投げで右ラインへ出してるみたいですが、こればっかりやってちゃ駄目だよね。

 持ちかえは禁止されているので、がんばって右投げで出しますと、やっぱりちょっとゆるいパスが出ちゃうようです。

 これは週末に特訓だな。

ハーフの球だし こっちむきはいいんですよ、ひかくてき(笑)。

 ラインってどっち向きにできることが多いのかな。苦手サイドがあるのはいけないので、徹底的に慣らしとこうと思います。

 学校ではてっちゃんが相手をしてくれるそうなので、学校の休み時間も特訓だね。

練習終了 次回の週末にはスポーツ少年団の大会があります。

 強豪チームもたくさんくるので、いっちょもまれてくるといいかと思います。

 まあ日本一うまいひとたちだって7-83で負けることがあるんだもんねー。

 すこしでも食い下がる気持ちで頑張って欲しいです。

 去年の同じ大会では、全身から炎が噴き出すほどの集中力で、無理やりなトライをもぎ取ったりもしましたが、あれだけのコンセントレーション、出るかな?

 今年は頼れる先輩もいるし、あんなふうな火の玉にはならないような気もしますが…はたして!?
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2011年09月14日

首 先日の練習の帰り、

 「ちちにタックルしたときに逆ヘッドで入っちゃって、なんか首が痛い」

とおっかないことを言いだしました。

 そりゃまずいだろ、と帰ってから冷やしてやりましたが、ちょっと心配です。寝違えた時のような感じらしいんですが。

 その後もたびたび予後を聞いてみると、
 
 「ときどきちょっと痛いかな」

 など言って、父をヒヤヒヤさせてくれています。首は後になって出てくるとか言いますし、この後も気をつけて様子を見ることにします。

 危ない親子だなぁ。

 昼間は棒倒しの練習で暴れても平気なそうなので、大丈夫かな。

 学校でも親友のてっちゃんとタックルの練習をしているそうですが、逆ヘッドだけは気を付けて、ちゃんとヘッドアップしていくように、しつこく言っておきました。
posted by delta16v at 07:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年09月12日

残暑の練習

タックル練習 一旦は涼しくなって、このまま秋になるのかと思いましたら、残暑の戻りがあり、また熱い練習になりました。

 今週は土のグラウンド。
 照り返しも強烈だぜ。
 
 風があったので、少しはましでしたけれど、伏見工業で練習中の死亡事故があったそうで、やっぱりいつでも熱中症には気をつけないといけません。

 10日午後0時20分ごろ、京都市伏見区深草六反田町の市立伏見工業高校グラウンドで、同校3年でラグビー部の新居隼人さん(18)=同市南区東九条=が部活動のランニング中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。熱中症の疑いがあるという。
 府警伏見署や市教育委員会などによると、新居さんは正午すぎから、インターバル走を行っていた際、5周目以降に足元がふらつき倒れたという。
 インターバル走はどこでもよくやってるとおもいますが、やっぱり回りが気をつけないと本人は限界までがんばってしまうものだと思います。亡くなられた選手にはお悔やみを申し上げます。

 タックルの練習をしました。今回は走ってくる相手を待ち受けて倒すタックル。

 ひざ下あたりをきゅっとパックするとばったり倒れるはずなんですが。

あとは勇気だけだ やっぱりまだ腕の力が弱いらしく、パックがゆるいのでそのまま逃げられちゃいます。春先の練習とあんまり変わってないかも。

 サイボーグ009「ミュートスサイボーグ編」において、

 「フハハハ!貴様、その加速装置以外にどんな能力があるのだ」

 と、万能のミュートス・サイボーグに笑われたサイボーグ009・島村ジョーは

 「あ、あとは…勇気だけだ!」

 と叫んで、体当たりしていくわけですけれども、秋月のタックルにもそういう雰囲気があります。あいつには加速装置もないし、今のところ勇気だけしか武器がないんですよ。へろへろ。

 いまは気合と根性だけで両目つぶってタックルに行っている秋月ですが、いつかはコツとか、鍛えた筋力とかで、狙ったように倒せるタックラーになれるでしょうか。

 大人との試合 練習の最後は大人対子供の試合です。今日は子供がちょっと少なく、大人3人対子供6人の試合。

 大人も本気で動くと息があがりますね。

 私もリザーブで後半出ましたけれど、ヘマやりました。子供が蹴ったキックオフのボールをつかんで颯爽と前進をはじめたところで、草にけっつまづいてすっころんで、誰にも触られてないのにノックオン(笑)。一人漫才かよ。

 あとで秋月に、

 「犀川のグラウンドは滑るし、荒れてるからよくころぶんだよ」

と慰められて、内心でリベンジを誓いました。ふつふつ。

練習終了 熱い練習でしたが、今日もまたいい一日でした。
 すっころんだ私は、何十年ぶりかで膝小僧にすりむき傷を作りましたけれど(バカスwww)。

 月末には県内の大会がありますが、それまでに練習はもう一回だけ。

 次回もいい練習をして、ぜひ強敵相手に食い下がって欲しいです。

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2011年09月06日

東福岡高校

東福岡高校 東福岡高校の学校案内です。

 いや、別に雪風が受験するわけじゃなくって、福岡の友人んのとこがちょうど受験で、学校見学に行った時にもらってきたからといっておすそ分けしてもらったものです。

 高校ラグビーで「ヒガシ」と言えば、野球でいえば全盛期のPL学園もびっくりするくらいの常勝校なんですが、頭もすごくいい進学校みたい。すげぇなぁ。一学年700人の私立男子高校だそうで、なにかすごい世界がそこに開けているような気もします。

 施設費というのが結構高くて、綺麗な人工芝のグラウンドの維持経費なのでしょうか、と友人の注釈が入ってました。

 まあ、うちの息子たちがいくわけではないですが、なにかうれしくてしばらく飾っておくことにします。

 ごりやくあるかなー。
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2011年09月05日

第三回長野市ラグビーフェスティバル

第3回長野市ラグビーフェスティバル 第三回長野市ラグビーフェスティバルが南長野運動公園にて開催されました。

 今年はサントリーの元吉和中氏、田中澄憲氏、森岡恵二氏、沢木智之氏という豪華ゲスト講師陣です。

 どっちかというとスクラムハーフ天国。スクラムハーフの秋月には大変ありがたい講師陣でした。

 一流の人に教われる子供たち。うらやましいぞ。いっぱい教われよ、みんな!

 心配された台風ですが、日本海に居座っている割には長野には雨雲が回ってこなかったようで、お天気はぎりぎり持ちました。

 よかったよかった。

元吉和中氏 元吉氏がちびすけの低学年チームを指導してくれました。やっぱり話も楽しいし、子供たちもノリノリです。

 年に一度ですが、こういう楽しい練習はみんなの励みになりますね。

 でっかいおじさんが大好きな千早は、もうそれだけでわくわくです。「ニコニコまんまるちゃん(サントリーの尾崎章選手w)となかよしなのかなー」とドキドキしてます。

基本スキル 鬼ごっこで体を動かした後は、パスの練習です。正面のパス、横向きのパス、ランパス。やっぱり教えるのが上手だなぁ。

 ちびたちもみんな楽しそうにやっていて、ああいうふうに子供たちと楽しくできるといいなぁとわたしも思いました。

 やっぱり一番大事なのは基本的スキル。パスはぜったいに落とさないようにと注意されました。みんな、ちゃんと覚えておいてねー。



サイン 講習が終わったら、千早がすごい勢いでサイン帳を取りに行ってました。

 イベントの度に、選手の人にサインを頂いています。いろんな一流選手のサインが一杯たまるといいね。

 みなさんポジションナンバーを書いてくれますが元吉選手はNo.3。右プロップという一番大変そうなところなんですね。





サントリーのおみやげ おみやげまで頂いちゃいました。ラグビー観戦用の毛布です。ラグビーは冬がシーズンなもんで、スタジアムで見ていると寒いんですよ。

 今年はどこかで一度トップリーグの試合を見に行きたいと楽しみにしている子供たちにはありがたいおみやげでした。

 サントリーの皆さま。一日どうもありがとうございました!ファンクラブ、入りますよ!

ハーフのアタック ラグビーフェスティバルの後半は交流戦です。今回はちょっと事情があって低学年をほっぽらかして高学年の方に貼りついてました。ごめんね、ちびくんたち。みんないいタックル、決まったかな?

 相変わらずスクラムハーフの癖に持ちすぎの秋月。アタックはもちろんしたっていいんだけれど、ハーフなんだから前に出た時はラックにしちゃう前にパスで回さないと駄目だ。いちいちハーフが持ちだしてそのたびにクラッシュしてりゃ、チームプレーなんかできないよ。

 なんどか前進もしましたが、もう2秒早くパス出せばと思う場面が多々あり、父もエキサイトしました(笑)。この持ちすぎはなんとかしたいです。こんごクラッシュは禁止。突撃した時はトライまで走るか、捕まる寸前にパスで回すかのどっちかに限定ってかんじかな。バックスじゃないんだから。

 もうビデオカメラ買っちゃうかな。自分のプレーを自分で見ないと反省出来ないかもな。

 そういやぜんぜん関係ないけど「ぎゅわんぶらあ自己中心派」に持杉ドラ夫ってのがいたっけなぁ(本当にぜんぜん関係がない)。このままなら秋月から持月に改名しちゃうぞ。

タックル 今回、ラグビーフェスティバルの見学に親友のてっちゃんが来ていて、秋月の試合を応援してくれました。

 学校では同級生にタッチフットのルールを説明して、休み時間にみんなで走り回っている秋月ですが、てっちゃんにほんもののラグビーを見せるにはタッチフットにはない「タックル」というものを見せるしかない、と試合前からたぎっていたようです。

 何度か相手にぶら下がって(笑)足を止めたりとかしていましたが、ノーサイド間際に相手スクラムハーフのサイドアタックを見透かしたタックルの一撃が見事にヒットしました。これでターンオーバーです。やったね!

 ノーサイド後、てっちゃんに「秋月すげぇ!さいごのタックルかっこよかった!」と言われて、ぜぇぜぇしながらにんまりしていた秋月です。やったぜ、ってかんじ。

 後で聞いてみたら、スクラムハーフ同士のテレパシーで相手のサイドアタックが来るのは最初からわかってたんだって。自分が出たがりのハーフだもんだから、トイメンの「来る感じ」てのはなんとなくわかるんだそうです。このタックルも、秋月の生涯の記憶に残るようなワンプレーになった様で、見ていた父もうれしいです。

 とりあえず試合の方はなんとか勝たせて頂きましたが、内容的によかったトライは2本くらい。あとは卓越したスーパープロップと怪我から復帰したキャプテンの鮮やかな個人技で点数を積み上げたので、目標とする「みんなでやるラグビー」へは、まだまだこれからも課題はたくさんのようです。

 今回は対戦相手も上手でした。ライン際を走られると手も足も出なかったし。お相手ありがとうございました。

 とりあえず、ハーフがしっかりしないとなぁ。なあ、秋月よ。

第一回長野市ラグビーフェスティバル | 日々雑感II
第二回長野市ラグビーフェスティバル | 日々雑感II
トヨタ自動車ヴェルブリッツ・ラグビー教室 | 日々雑感II
posted by delta16v at 12:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年08月30日

今年最後の菅平

今年最後の菅平 雪風が試合があるというので、午前練習の後に菅平に上がりました。狭い道で上がったら酔っちゃった、だって。この父の息子の癖に、乗り物に弱いんだからふんとにもう。

 地上は倒れるほど暑かったですが、さすがは天上界です。木陰の涼しさったらないですね。





試合前のアップ 今回の大会は一応県内の中学生の大会なんですが、勝っても全国大会とかにはいけないんだって。

 なんかつまんなーい。









ウォーターボーイ さて、今日はどんな活躍をするかな?とレンズ越しにのぞきましたら、水係でしたw

 結局この日は出番なしでしたが、チームは快勝。もしかしてウォーターボーイに徹したのが勝利の原動力だったか(笑)。

 次の日曜日の長野市ラグビーフェスティバルで、決勝戦が戦われます。

 今度は出番あるかなー?

 多分、これが今年最後の菅平です。中3の雪風は来年はどこでどんなラグビーやってるのかわかりませんが、これで聖地ともしばしのお別れです。
posted by delta16v at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年08月29日

長野市少年少女バッタスクール

バッタ取り 日曜の練習は、低学年の練習がなかったので、高学年と一緒にやっていました。地獄のホイッスルに参加してみましたが、前夜の睡眠不足がたたったか、ワンラウンドで目が回りました。

 いい年こいた大人が救急車では様にならないので、しばらくテントで体を冷やしてましたら、コーチが練習がなくて暇そうな千早と一緒にバッタを取ってました。

 まあグラウンドで子供がやることと言ったら、泥いじりと草むしりとバッタ取りですよ。定番ですね

 ふたりもくもくと草をかき分けています。

バッタ取り ふたりで真面目な顔をして、でかいバッタを求めてあちこちうろついていました。

 いいバッタ取れたかな。






バッタ取り 千早のラグビー日記です。てか、その日記、全然ラグビーじゃねぇよ。

 バッタの正面から見た顔はこんな感じらしいです。

 なんて人間らしいバッタなのかしら。




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ヘッキャのひも

ヘッドキャップのひも 先日の菅平でショップ周りをしていましたら「ヘッキャのひも」なんてのが売っていました。どうもジャージの端切れで作ったもののようです。

 端切れの割には一本200円なんだけど、やっぱり雪風と秋月は買っていましたよ。

 雪風は黒でほんの一部だけ赤が入ったひも。ヘッキャも黒なんですが、赤がちらっとわずかに見えるのがカッコいいんだって。

 秋月は黄色と黒とか、赤と黒とかで悩んでいましたが、黄色と黒は南の方の有名チームのカラースキームとかぶってしまうので、結局ユニフォームと同じ、青白にしていました。

 明治カラーだな。

0362.JPG もともとはこういうちょっとゴムっぽいひもで結んであります。

 ひもをほどいてみましたが、やっぱりちょっとだけ伸び縮みするひものようです。普通のひもで締めちゃっていいのかな。





ヘッキャのひも こんなふうに出来上がりました。

 あんまり長く残っていると引っ張られたり引っ掛かったりしそうなので、あまりはちょっと短めに切ってみました。

 伸び縮みしないので、大丈夫かなんども秋月に確認しましたが、これで大丈夫だ、の一点張り。どうしてもひもを変えたいみたい。

 色なんて何だっていいような気がするんですが、ラグビーする奴はみんなオシャレなんだなぁと妙なことに感心してしまいました。
posted by delta16v at 21:50 | Comment(6) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

長野市ラグビーフェスティバル

スポーツデポ 仕事の帰りに、通り道のスポーツ量販店に寄りました。








 
長野市ラグビーフェスティバル トイレはどこかなと歩いていると…











長野市ラグビーフェスティバル おや?こんなポスターを発見しました。

 ほう、長野市ラグビーフェスティバルなんてやるんですか。9月4日。南長野運動公園ですか。あそこ芝がきれいなんですよね。

 未経験の子供も遊び半分で参加していいらしいし、行ってみようかなぁ。





長野市ラグビーフェスティバル 家の近くのスーパーでジュースを買おうと思いましたら…











長野市ラグビーフェスティバル あれあれ、ここにも貼ってありましたよ。長野はラグビーがさかんなところなんですねぇ。

 それにしてもこの子供元気そうですね。ちっさいからスクラムハーフかな。ブレイク、とか叫んでいるんでしょうか。いさましいですね。

 どうも元トップリーグの人も教えに来てくれるようだし、これは行くしかありませんね。



 と、偶然を装って語ってみました(笑)。

 長野市の小中学生(大人も可)、是非ご参加ください。運動ができる子できない子、問いません。

第三回長野市ラグビーフェスティバル

第三回長野市ラグビーフェスティバル





posted by delta16v at 21:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年08月23日

早稲田大学ラグビー部交流会2011

早稲田大学ラグビー部交流会 先日は練習後に菅平で、早稲田大学ラグビー部の方々に交流会をして頂きました。120名の部員のうちのトップの15名だそうですよ。ありがたいです。

 うちの子たちは毎年交流会をしてもらうおかげで、みんな早稲田ファンです(実は秋月だけはひそかに明治好きという説もあるw)。

 辻監督が、

「早稲田に入りたい人〜?」

と聞いても、照れちゃった子どもたちは手を挙げませんでしたが、千早だけが

「ハイハイハーイ、チハヤワセダハイルー!」

と絶好調でした。

早稲田大学ラグビー部交流会 千早はサイン帳を持って、辻監督のところにすっ飛んで行ってました。

「シアイ、ガンバッテクダサイ!」

と熱い握手。

おまいもがんばれよ。





山下主将 秋月は山下主将のところに駆けつけていました。

 ラグマガの記事で見た満面の笑顔に比べると、じっさいに見る山下主将の表情はキリっとしていて、ああ戦闘モードに入っているんだなぁと実感しました。忙しい中、こんな子供の相手してもらってすみません。

 あいかわらず「ハーフ、ハーフの人はいませんか〜」とサインを頂いてました。


ウィング TBが一番カコいいと思ってるバックス馬鹿の雪風は、CTBとWTBのひとばっかりにサインをもらっていました。

 11番から14番までみんなもらったよーだって。

 バックス好きもいいけど、ウィングならちっとは速く走る練習してくれよ。




雪風あいさつ 実は中学生は当日、県選抜のセレクションとかちあっていて、雪風ひとりしかいませんでした(というより、雪風はこの交流会参加のためにセレクション不参加を決定した、と言ってよいw)。

 で、他に人材がいないものですから、なんとお礼のあいさつが雪風にまわってきてしまいました。

 シドロとモドロなあいさつで、大変もうしわけありません、みなさん。


記念写真 最後にみんなで記念写真を撮らせて頂きました。

 辻監督、赤ちゃん抱っこしていますが、これはたぶん飛び込みの赤ちゃんなので監督とは直接関係ありませんw

 雪風、ちゃっかり辻監督の隣に写ってるし

 もしかしたら、大学でもラグビーやりたいとか、そういう大それたこと考えてるのかもしれないけれど、とりあえずはその前に高校ちゃんと受かってね(笑)。


早稲田C対関学 交流会の後は、関東学院と早稲田Cとの試合を観戦させてもらいました。

 試合前の入場がカッコいい。円陣を組んで気合を入れた後、部員で列を作りその間をひとりひとり走って入場するんです。雪風感動!

 こういう実戦を子どもたちに見せてやることで、裾野も広がるんですよね。地上波でラグビーの試合が放送されることもあまりありませんし、ラグビースクールの子でも試合場かTV放映かを問わず、「一度もラグビーの本当の試合を見たことがない」なんて子がざらにいるんですよ。もっとたくさん大人の試合を見て血を沸き立たせるのが子どもたちのプレーや成長にもきっと役立つはずです。一回でもこういう機会が増えるといいと思います。

 グラウンドは、雨上がりで選手もみんな泥だらけになっていました。雪風が「水溜りの上でラック作るとどろがねばねばジャージんなか入ってきて大変なんだよー」と解説してくれましたが、ホントに泥だらけ。

 試合の方はハーフばっかり見ていましたが、やっぱかっこいいなぁ。

次の試合では、ああいうふうに投げてよ、秋月。
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2011年08月22日

涼しい練習

涼しい練習 昨日は朝まで雨が降っていましたが、練習前にはなんとか止んでくれました。おかげでユニフォームだと寒いくらいの陽気で、練習も快適でした。いくら走ってもつらくならない。いい感じ。このまま秋になってくれればいいのに。

 子どもたちには二週間ぶりの練習で、それはそれははりきっています。


3125.JPG キャプテンも復帰しましたし、高学年の練習もすこしずつ進歩してきているようです。

 以前は、突っ込んでは捕まるの繰り返しでしたが、みんな引きつけてパスするプレーが少しずつ出来るようになってきた気がします。呼べばパスが出ますので、もうちょっとみんな声を出して行って欲しいです。

 家では「しあいまえのかけ声はこんなのがいいかも??」とか、余計なことばかり考えている秋月には、先頭になって声出させたいです。

3144.JPG 練習あとも晴れ晴れとしています。

 こんくらい涼しいと楽だよねー。
 





 



居残りラン おとなとの練習試合は、負けた方が罰としてグラウンドを回るのですが、やさしいコーチたちはお手柔らかにやってくれるので、子供たちが勝つこともあるようです。

 この日は負けたコーチたちが走っているのを見て、なぜか子どもたちも走りだして一緒に全力疾走していました。

 見ていて、なんかいいかんじです。

 がんばれー!
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2011年08月11日

筋トレ

ブリッジ 夕食後、お皿を洗ってましたら、雪風と秋月がキッチンタイマーを持って行って大騒ぎしていました。

 何をしているのかと思ったら、二人でブリッジの競争をしていました。目標は2分なんだって。

 首やらなにやら、あちこちが鍛えられるそうです。雪風が言うにはあしのうらがわの筋肉が鍛えられるから、足が速くなりそうだ、なんですって。

 ふんとかよ。

ラグマガのレスリング記事 一体なにがネタ元なのかと思ったら、ちゃぶ台の上にラグマガが開きっぱなしになってました。ははあ、ここがネタ元ですか(笑)。

 ヤマハ発動機ジュビロにレスリング金メダルの人がコーチで入って、選手にレスリングの練習をやらせている、という記事でした。苦悶の選手とクールなコーチ。素晴らしい一枚ですね。

 清宮監督、色々考えるなぁ。今年はヤマハ応援しちゃおうかな。五郎丸もいるし。

 秋月も毎晩、腹筋背筋腕立てを20回ずつ3セットやっています。

 ふうふう言いながらやっているので、毎回

 「これでまたちょっぴりだけ強くなったぞ」

 と言ってやると、そのたびに疑わしそうな目で父を見返す秋月でした。
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2011年08月08日

灼熱の練習

灼熱の練習 昨日の練習はきつかったです。

 関東協会の指導では三十何度以上だと練習しちゃいけないとかそういう決まりもあるそうですが、引っ掛かりそうなドピーカン。

 テントではたくさんの子供が休んでいました。ちょっときつそうな顔をすると速攻テントに入れられて冷却処理です。

 最近のこういう練習はそりゃもう嫌というほど水を飲ませます。昔「バテるから練習中は水を飲むな」と言われていた自分の子供時代からは隔世の感があります。

 そもそも「バテる」って一体なんだったんだYO!と大きな声で当時の指導者に問いたい。問い詰めたい!

低学年の練習 低学年のちびっこたちは細心の注意の元に練習をしましたが、おかげさまで具合が悪くなる子もおらず、よかったです。

 でもやっぱり夏休みだし、欠席の子も多かったようです。みんな旅行とか遊びに行ってるんだよな。たのしい夏休みを過ごして欲しいです。

 タックル大好き軍団のちびっこたちは、またも当たりとタックル練習で大喜び。最後は練習試合で仕上です。

 もっと低く当たれ―!

キッカー秋月 高学年を見に行ったら、おまけ練習で大人と試合をしていました。

 先週は3人対7人でも負けたので、今回は2人対5人です。これ以上は減らせないぞ(笑)。

 キックオフは何故か秋月が志願してキッカーをやっていました。でもなんかあやしい。おまいのドロップキックはもしかして地面に触ってないんじゃないか疑惑(笑)。




大人との練習試合 大人は2人しかいないんだから、ちょっとラインを伸ばして遠くに回せば絶対に捕まらないはずなのに、なぜかいつもポイントが出来ちゃってます。なぜなんだ!

 しかもポイントの中にはいつもハーフの秋月が噛んでいます。いつでもどこでもノーハーフ。いっそフォワードになっちゃうか?タックル弱いけど(笑)。

 今回は、骨折でお休みしていたキャプテンが復帰して、みんな笑顔の練習でした。人数はちょっと少なかったけれど、まったりと楽しい練習だったようです。

 いや、それにしても暑かったーー!
posted by delta16v at 12:47 | Comment(5) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年08月02日

久々の練習

パスの練習 ジャンボリーと交流戦が続いて、普通の練習は久しぶり。

 秋月は練習前にコーチにパスを見てもらっています。なんか自覚あるのかな。

 練習では結構低い姿勢でパスが出るのですが、試合になってテンションが上がるとこういうふうにカッコいいパスにはなってません。やはりいささか慌ててる感じ。

 いっぱい練習をして、試合でも同じようにできるといいですね。

タックルの練習 今回から、タックルも必ず動きながらの練習。ランパスも入ってきました。

 だんだんと本格的な練習になってきます。

 みんながんばってついていくんだぞォ!




大人との練習試合 練習の最後に、大人との練習試合をしました。

 さて、大人何人相手だったら、君らは勝つ自信があるかね?と聞くと、

 「うーん、三人くらいだったら勝てるかな?」

だそうです。そーかそーか。

 じゃあ3人対7人でやろうよね、と始めましたら、

大人との練習試合 1対0で大人に負けてしまいました。

 まだまだメイクラインが遅く、大人チームは歩いてセットしても余裕で間に合ったそうです。

 これから練習して、もっともっと速くなってな。

 次回、どのくらい差が埋まるのか、楽しみです。

 まだ練習っぽさが抜けませんが、本気の試合モードになってきたら、この練習はちょっといい感じになりそうです。時々止めて注意しながら出来るのがいいですね。来週もぜひお願いします。

 大人チーム、後半に息があがってませんか大丈夫ですか(笑)。

公園でラグビー練習 午後は家でごろごろしていましたが、夕方に少し涼しくなってきたらボール持って公園に出撃。いや、ホント好きだね、君たち。

 千早はずーっと父を相手にへなちょこスクリューパスを投げ続けますし(最近ちょっと回るようになった)、秋月は一人でずーっとキックアンドキャッチをやっていました。だんだん取れるようになってるみたい。

 「みてみてー、ハイパントで抜くよォー!」

と蹴りあげてはノックオンを繰り返しています(笑)。

当たりの練習 いや、千早よ。パスの練習はいくらでも受けてやるけど、

「チチ、アタリヤッテモ、イイ?」

 と生でどかすか当たってくるのは、結構公園じゃ目立っちゃうんだぜ。近くでサッカーボールを蹴り合ってた平和そうなご家族たちが、だんだんと離れていきますよ。

 まあ、おまいらが好きならいくらでも付き合ってやるけど。

 近所に住んでるラグビースクールの子とか呼んで勝手に遊んでてくれたりしたら、父はらくちんで助かるけどね。
posted by delta16v at 12:51 | Comment(5) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年07月29日

社会人チームの練習に参加

2870.jpg 雪風がコーチに「金曜日の夜に近所の高校で社会人チームが練習しているからくるように」と言われていて、金曜日になると高校のグラウンドをワッチしていた子供たち。

 今日もしげしげとグラウンドを見に行っていましたが、7時くらいに秋月が、

 「ナイターがついた!」

 と荷物を取りに戻ってきました。

 さっそく雪風と二人でグラウンドまで飛んでいって、

 「一緒に混ざってもいいですか?」

 と挨拶をして、混ぜてもらっていました。

社会人チームの練習に参加 みなさん子供相手ですから、それなりにゆるく相手をしてくれていたんだと思いますが、子供たちから見ると、

 「おとなのひとたち、手加減なしでやってくれた!」

 とうれしそうです。

 秋月もけっこうパスが取れたようで、本格的なラグビーの練習はとても面白かったようです。

 お邪魔でなければ、毎回参加させてほしいようで、またチームの皆様にはご迷惑おかけします。

 スクールの練習じゃないんだから、怪我だけは気をつけてくれよー。
posted by delta16v at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

マイボール

サイドアタック こないだからずっと考えてること。

 秋月は突撃が好きで、よくこうして自分でサイドアタックに出ることがあるのですが、スクラムハーフが走りたがるのってどうなんだろうって考えてます。

 セオリー通りならば、スクラムから出たボールをハーフが拾ってスタンドオフにパスして、センターが前進して、そのパスを受けたウィングがトライするというのが王道かと思います。

 でも実際はそんなにうまくはいかないんですよ。

 ハーフがいきなり突撃しはじめたり、スタンドががんばりすぎたり、まだまだその辺はやりたいようにやってしまう少年たちです。たまに卓越したスーパープロップが敵陣どまんなかを貫通してトライが入るくらいでしょうか。

 試合では、マイボールスクラムというのは必ずありますから、どんな弱小チームでも少なくともスクラムハーフとスタンドオフはボールを持つ機会があるわけです。その「機会」というものを当のハーフとスタンドがどう思っているのか。それが気になっています。

 思いつきで突進して、その数少ない機会をむざむざ潰してしまうこともありますし。

 いろいろ考えてたどりついたのは、 

 「マイボールは自分のボールじゃない。みんなのボールなんだ」

 ということです。

 みんなで取った、みんなのためにゴールに叩き込まなければいけない大事なボールなんだ、それを抱えて走っているんだ、という意識が持てればちょっとは変わってくるんじゃないかなと思います。そのへんが「チームになる」ってことなのかな。

 サイドアタック自体はハーフの判断で取るべき戦術の一つかと思いますが、行く時は常にそういう気持ちを持って全力で突撃して欲しいと思います。それで潰されたら…、それはそれでしかたないよね。

 言うはやすし、行うは難し。

 とにかく、またセッキョーの種が出来ました。

 やぶから棒にこのオヤジは何を言い出すのか、という秋月のけげんそうな顔が目に浮かびますw
posted by delta16v at 12:42 | Comment(6) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年07月25日

菅平交流戦

ウィング秋月 この時期の菅平には多くのチームが合宿に訪れており、交流戦をお願いして試合をさせてもらっています。今週は水戸のラグビースクールさんとの交流戦です。

 この試合、なんと秋月はウィングで出場です。アタックラインに乗ってる秋月というのは珍しい。大丈夫か、ちゃんとライン作れるのか。

 始まるとやはりポイントへむかってふらふらと近寄っていきます。父が、「秋月!バックスだ!ラインだ!」と叫ぶとはっと気がついて下がってくるという…面白いなぁ。

キックオフ キックオフのボールをつかんで、さっそうと前進を始めるウィング・秋月。でも相手は詰めるのが速いなぁ。あっという間に敵が目の前に。

 それでも10mくらいはゲインしたのか?


タックル ゴールへ迫る敵をタックルで倒してボールを奪うのも、バックスの大切な役割です。

 さあ、敵が来たぞ!と身構えると、卓越したスーパープロップがここまで追いついてきて、目の前で倒してしまいました(笑)。ぼくがたおそうとおもったのにー。

 って、敵が来るのをのんびり待ってるんじゃねえよ、秋月。
 自分で前に詰めるんだよ!

タックルのお手本 こういうのがタックルのお手本です。

 低い姿勢から足をドライブして上へ突き上げるように倒す。

 かっこいいなぁ。


駄目なタックル てめえ、寝てるのか!?はっ。すみません。寝ていました。

 これが駄目なタックルの見本です。なんで目をつぶっちゃうんだよー!

 怖いのはわかるけれど、ちゃんと目は見開いてしっかり相手の腰へ当たらないと、相手は倒れません。引っ張ってても、抱きついてもだめです。

 秋月が相手の前方に腕を出している写真がありましたが、あれは非常に危ないらしいです。ポキンといくらしいです。注意注意。

ハーフの秋月 二試合目以降はハーフに戻っていました(笑)。

 今回は珍しくウィングをやらせてもらいましたが、たまにフォワードとかセンターあたりもやってみると各ポジションの気持ちがわかって、ハーフの勉強にもなりそうですね。

 それより何より知らないポジションをたまにやるとすごく楽しいかもしんない。

 下手だけど。

 人員の関係で、ポジションどうこう言っていられない状態ですし、まあどこでも出来た方がいいよね。

スローフォワード 最後の試合のラストワンプレー。

 みんなでつないでつないで、さあ敵のゴールが見えてきた!というところで、秋月痛恨のスローフォワードでノーサイド。なんかどっかで見たパターンだなぁ。もうスローフォアと言えばこの人、という感じになってきました。

 どうも仲間とゴールラインに対して斜めに前進しているうちに、相手が前方にいることに気づかなくなっていたようです。ありゃりゃ。反省しているので許してください。

 今回も勝てませんでしたが、ちょっとだけ動けたかなという気もしました。でもタックルは早急になんとかしないといけない感じです。こんな風に目をつぶって抱きついてちゃだめだよねー。

ウィング雪風 中学生は合宿の二日目でした。4試合してやはり勝てなかったようですが、初日、雪風はウィングで出場して、かなりむずかしいアタックを止めたそうです。噂では2対1を止めたとか、3対1も止めたとかなんかすごい話。初日には父は観に行けなかったのですが、証人もいるんだそうで(笑)。

 いつの間にか強くなったんだな、雪風。

 後で一体どんな手を使って3対1を止めたのか聞きましたら、そう言う場合はコーチに「山張ってどれか一人を確実に倒せ」と言われたことがあったそうで、その言葉の通りにとにかく最初の一人目に全力で当たったら、それでノックオンになったのだそうです。思い切りって大切ですね。

 雪風のプレーとしては二日目はあまり見せ場もなかった様ですが、楽しくていい合宿だったようです。
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2011年07月19日

菅平合宿2011

菅平合宿 ラグビースクールの菅平合宿が行われました。

 聖地・菅平は血気にはやる小さなラガーたちをこれ以上ないほどの晴天で迎えてくれました。



ちびっこタックラー 千早たち二年生は試合大好きなので大張りきり。2日で4試合はやりますので、もういやんなるほど試合ができます。

 今年の低学年はなぜかみんなタックルが大好きで、トライよりタックルの方が好きなんじゃないかと思うほど。

 ヤンボをタックルでターンオーバーして、敵の真ん中割って前進して、捕まったらダンボールして、フォローがピックアップしてトライ、とか、それ丸っきりラグビーじゃん。なんで低学年がそんなことしているんだよ。すげぇよ、みんな(笑)。

 普通はね、ボールの周りに全員が団子になって押しくらまんじゅう。偶然後ろにボールが出た時に足の速い子がぴゅーっと走ってノーホイッスルトライ、とか、そういうのが一般的な低学年のラグビーなんですよ。

 タックルがいいと、本当にラグビーっぽくなるものだなぁと改めてタックルの大切さを見た気がします。もっともっとタックルを磨こうぜ、みんな。

 千早も一日目にしてトライが一本とれて、ごきげんです。

一年生の奮闘 一年生もがんばりました。

 よそのチームは二年生が多いようで(一年生は置いてきましたというチームが多いらしい)、体格は全然違うのですが、臆さずにタックルを繰り返しました。




ちびっこタックラー なんとか相手を止めようと、全力でつかみかかる姿には感動します。

 やっぱちっちゃい子のラグビーは面白いや。





下井A級レフリー なぜか下井A級レフリーが菅平にいらっしゃってて、ちびたちの試合の笛を吹いてくれました。なんでだろう?たまたまなんですか。

 A級レフリーは日本には8人しかいないんだそうです。国際A級マッチの笛を吹く資格があるそうで、もうコーチ陣の方が緊張状態。子供たちには全然関係ありませんけどねー(笑)。



下井レフリーと記念写真 試合の後には、下井レフリーと一緒に記念写真を撮らせていただきました。

 ありがとうございます!




川口・みなと合同交流会 秋月たち高学年は、別のグラウンドで川口ラグビースクールさん、みなとラグビースクールさんとの合同交流会に参加させて頂いてました。

 午前中は合同練習、午後は交流試合だったそうです。

 低学年を見終わっておおいそぎで移動したら、交流試合の最後の方だけ見られました。

 驚いたのは、例によって突撃した秋月が、タッチぎりぎりを走って敵に捕まる寸前、後方を走っていたフォローの味方に体をひねって片手でオフロードパスを出したことです。あんなの初めて見ました。おまい、あんなパスができるんだな!

 なにかこのプレーを見ただけで、ちょっと寿命が延びたような気がしました。後で「あれ、ちゃんと見えててパス出したのか?」と聞いたら、すごく嫌な顔をしてたんですけど(笑)。

 交流会の最後は記念写真。川口さんもみなとさんも100人以上の参加だそうです。また是非菅平で交流しましょう。

 秋月も「交流会が一番楽しかった」と言っていました。ありがとうございました!

晩御飯 ホテルで合流して晩御飯はバーベキューでした。

 おなかいっぱいになった子供たちが何をするかと思ったら、部屋からボールだしてきてラグビー遊びだって。

 どんだけ楕円球好きなんですか(笑)

 もう暗くてボールが見えないよ、というまで楽しんでいました。こちとらアルコールが入った状態で走り回って、心臓停止すんぜんです。

花火大会 合宿にはかかせない花火大会。

 花火大会の前に、某おとうさんが「菅平の恐怖のタックルばばあ」の話をして子供たちを怖がらせていました。

 菅平の夜道を一人で歩いていると、レタス畑にいるおばあさんがレタスを取る姿勢から一気にタックルをかけてくるそうです。直撃を食らうと全日本級のフォワードも飛ばされるそうです。

 暗い夜道はこわいぜ。

勉強会 寝る前に30分ほど勉強会。

 今回がコーチが非常に楽しい名講義をしてくれて、子供たちも大納得のいい勉強会になりました。

 ラックやモールでオフサイドラインがどう出るか。これはモールか。これはラックか。こんな反則を知っているか。

 ラグビーは特にルールが多く反則もたくさんあるので、子供達にはいい勉強になったと思います。今までなんとなくやっていたプレーもちゃんと教われば自信を持って素早く動けます。普段の練習中にはあまり座学をする機会もないので、こういう時間は貴重ですね。

 ラックやモールに足突っ込んでボール出すスクラムハーフの秋月には特にいい勉強になったことと思います。最近のテーマとしては、ピックアップを速くする、というのがとても気になっていましたので、非常に役に立つ勉強会になりました。ありがとうコーチ。

二年生の突撃 二日目。

 二年生のボルテージはとどまるところを知らず、タックルは切れ味を増す一方。昨日のコーチの講義もあり、ピックアップも高速。

 千早には常日頃、「横に走るな。捕まっていいからまっすぐ突撃しろ」と厳命してあります。千早は秋月よりもまだ素直に父の言いつけを聞くので(笑)、本当に「がちん」と音がしそうな感じで前に出ていました。いいぞいいぞ。

2367.JPG 数人ぶら下げたままドライブして、動けなくなったら味方にボールを渡します。

 ちゃんと味方がこの後ボールを拾ってトライを取ってくれるので、千早のゲインも役に立っているようです。えらいぞ、二年生!

 こうやって見ていると、もしかしたら千早はフォワード向きなのかもね。雪風がウィング、秋月がスクラムハーフ、千早がプロップとか、なんかちょっと笑っちゃいます。

 以前千早が教えて頂いたコーチも菅平にあがっていらっしゃいました。大好きなコーチに少しだけ強くなったところを見てもらって、千早もまた張り合いが出たようです。

 二日間試合をしまくって、二年生は全員トライが取れたようです。初トライが取れた子も何人かいて、いいおみやげ話が出来たと思います。これからもがんばりましょう。

高学年の試合 秋月たちも二日目は真剣勝負。

 一試合目は父はちびたちといたので見られませんでしたが、噂ではなにやらひそひそとみんなで打ち合わせをして、敵の逆サイドを突くセットプレーを行ったそうです。後で「誰が発案したのか」と聞くと、秋月が思いついてみんなに提案したのだそうです。そんなこともするのか。へー。

 一試合目は負けはしましたが、いい試合になったそうです。

2434.JPG 二試合目の相手は、それはもうびっくりするほど強く、またもや父は秋月の惨敗の姿を見ることに。なかなか大変だな。

 故障者もいたり、人数的な問題もあるので、あんなに鍛えているところに分が悪いのは致し方がないかと思います。それでもスタンドオフが出血で退場している間には、これはまずいと思ったのか、本当に倍くらいの体重の相手に向かってタックルにいっていたので、大したものだと感心しました。

 体重比でいったら、父がサモアの代表にタックルに行くのと変わらないよな。それだけでも勇気があると思うよ(決まらなかったけど)。

 ボールを持ったら、体重差関係なしにやっぱり突撃してます(笑)。

 結局、スーパープロップがたった一人で、敵を全員ぶち抜いて取りきったトライが唯一の得点でした。今度はみんなで協力してトライが取れるように、また鍛えような。

菅平の雲 二日間、晴天の下を駆け回って、愉快な合宿でした。

 帰りも見事な夏の雲。





型ベリーショップ菅平店 帰りのお楽しみ。お買いものタイムです。

 菅平のカンタベリーショップもオープンセールでワゴンの中は50%オフ!

 しかしLとかXLはわかるけど、ワゴンの中は3Lとか4Lとか5Lとかばっかしなんですけど(笑)。それっていったいどんなサイズなんですか。

 半額につられて、つい私も自分用のジャージを買ってしまいました。カッコだけ似非ラガーだ。

RYU菅平店 こちらは以前紹介したラガー向きのへんなTシャツを売っているRyuの菅平店。夏だけオープンしています。

 相変わらずバカ売れのようで、同じチームで10人くらいが「俺に注目!」Tシャツを着ているなんていうへんなところを見ましたよ。だれに注目すりゃいいんだよ。

RYUの新作 これが2011年の新作です。この連休に発表されるまでシークレットだったようです。

 秋月もさっそく「ぶちかませ」を買ってもらってごきげんでした。

 さて、来週も菅平で交流戦です。

 いよいよ夏も本番になってきました。
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2011年07月11日

炎熱の練習

炎熱の練習 昨日の練習は前夜からの雨もあり、蒸し暑くて大変でした。お天気は晴天でしたが、芝の上は湿度も高かったようで、ちょっと動くと汗が噴き出します。子供達には極力水を飲ませて、少しでも疲れたらテントの日陰で休ませながら練習しました。

 試合がいいよー、と盛んに言うので、練習試合をしてみましたが、いつもの当たりがなかなか出ない二年生でした。やっぱり暑くて集中できなかったかな。

 来週は菅平で試合三昧ですので、ばくはつ的なタックル攻撃を期待します。

1428.JPG 高学年を見に行きました。やってるやってる。またスクラムハーフのサイドアタックですか?

 へなちょこなんですぐにつかまりますよ(笑)。



ノーハーフサイドアタック 何度でも行ってますねぇ。

 そろそろパスしましょう、そこのハーフ。

 どうもまだ動きがいまいちですが、来週はもう試合なんだから、前回の敗戦の悔しさを思い出してがんばろうぜ。

タックルバッグ だいたいラグビーやる子がする遊びといったら、草むしり、虫とり、コーン頭にかぶるの、コーンをボールにかぶせるの、コーンの棒でゴルフごっこ、タックルダミーの上をぴょんぴょん飛び渡る因幡の白ウサギごっこあたりが相場。

 夏のダミーはそりゃもうあっちっちで、熱いダミーに体当たりごっこであっちっちという遊びもあるようです。



ふぉっワードゲーム 恒例のフォワードゲームをやってみましたが、どうも今一つ。やっぱり暑過ぎて集中できないのでしょうか。

 あんまりわあわあ言っても仕方がないので、まあ来週はがんばろうぜとの言葉で締めましたが、大丈夫なんでしょうか。

 本番に強いタイプであることを祈ります。

01845.JPG 中学生のお兄ちゃんたちが終わって帰ってくるまで、ちびっこ弟軍団はスクイーズボトルで水鉄砲ごっこ。

 もう全身お風呂上り状態になっていました。

 夏の練習は暑いけど楽しいなあ。

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2011年07月04日

梅雨の練習

低学年 夜中に雨が降って、泥のラグビー場です。一日中蒸し暑くてたいへん。こういう時が一番熱中症になりやすいそうなので、頻繁に水を入れながら慎重に練習しました。

 タックル大好き軍団の低学年チームは、相変わらず元気よくタックルし合っていました。もうね、「タックル行け!」とかじゃない。「タックルで倒したらすぐに起きろ」とか指導されるレヴェル。先が楽しみです。

 去年の二年生は走るのが上手で、ステップでトライを取りまくりましたが、今年の二年生はトライはともかく(笑)、タックルで相手を倒すのが楽しくてしかたがないようです。

フォワードゲーム 低学年の練習がはねたので、高学年を覗きに行ってみました。おなじみのフォワードゲームですが、最初はやっぱり弱い。続けていくと段々当たってくるんだけど。

 ちょっとずつ、ちょっとずつ良くなっているようにも思うんですが。やっぱ、秋月弱ぇ。

 弱いくせにボール持ったら離さないんですよ。パスとかダンボールとか、そういう後ろ向くこと考えてないみたい。これだけとっ捕まっても前進しか見てないんだものなぁ。

 まあフォワードゲームというのはそういうものなので、と納得しとくことにします。何回かはこの状態から飛び出したし、力つけるにはいいよね。

 見ていると秋月一人だけフラフラになっているのですが、はたしてそれだけ動いてるのか、それとも単に持久力がないのか。

魔法のやかん 暑くて死にそうになると、魔法のヤカンの出番です。

 みんなで頭から魔法の水をぶっかけ合って、楽しそう。
 でもふざけてヤカン蹴んな。

 菅平合宿ではジャンボリー大会もあり、遠くのチームとの試合三昧です。いい試合を期待しているぜ。

 本番まであと2週間です。頼むよ、みんな!



中学生 高学年も終わったので、戻ってきたら中学生が恐ろしいことをしていましたよ。これで何分だか姿勢維持すんの。大人の練習だと、この背中に100kg位の仲間が乗るんだそうです。なにそれ。

 これやらないと、フォワードになれないんだよなーとか懐かしそうな声多数。


泥靴洗い ひどい泥でしたので、帰ったら靴あらいです。

 スパイクを洗うなり、「ぼく、あそんでくるねー」と一輪車で走り去るハーフ。

 元気だなぁ。

 夜にはコーチにもらった先日のパシフィックネイションズの録画を見ました。日本VSサモアでジャパンが15-34で負けた試合でしたが、遠藤の動きはすごかったです。やっぱサモアのフィジカル強ぇなぁ。

 秋月はタックルですげー音が出るたびに「うう、すごい音」とうめくように見ていました。

 最後の方は疲れて寝ちゃってましたが(笑)。
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2011年06月23日

ラグビー日本代表合宿、パスモ支給で異例の地下鉄通勤!

 おっと、なんだかホンワカするニュースですよ。

 ラグビーの日本代表がホテルから秩父宮まで地下鉄で移動するんだそうです。
 9月開幕のラグビーW杯ニュージーランド大会に出場する日本代表が、22日から東京・秩父宮ラグビー場で行われる合宿に、赤坂から地下鉄で“通勤”することが21日、分かった。メジャー競技の代表合宿で電車通勤が行われるのは異例でラグビーでは初。代表29人はこの日、東京・赤坂のホテルに集合した。

 “地下鉄通勤”は、全く寝耳に水だった。赤坂のホテルにチェックインした選手は、フロントで「こちらがルームカードで、こちらがパスモです」とICカードを手渡されると、ほぼ全員が「えっ」と絶句だ。選手らは練習着姿で赤坂のホテルから約5分歩いて、東京メトロ銀座線・溜池山王駅で乗車。外苑前駅で下車し、約3分間歩いて秩父宮に到着する。

 パスモには往復320円の10日分に相当する3500円がチャージされている。通常の合宿では、チャーターバスで移動するが、今回はホテル付近の道路が狭くてバスが入れないなどの事情もあり、異例の地下鉄移動となった。ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC、46)とて例外ではない。

 3駅6分間の地下鉄通勤ではあるが、午前練習の際は通勤ラッシュと重なる。菊谷崇主将(31)=トヨタ=は「ジョークでしょ? ラッシュなんて経験したことがない。痴漢に間違われないよう車内では両手を上げてます」と苦笑。「パスモなんて初めて使う」というSH田中史朗(26)=パナソニック=は「練習着で移動なんて少し恥ずかしいけど、ラグビーのW杯があるといういいアピールにもなる」と、ただ一人前向きに思考転換していた。
 一般ピーポーには当たり前の電車利用ですが、トップ選手というのはあまり電車や地下鉄には乗らないものなんですかね。まあぜんぜん乗ったことがないなんてことはないんだろうけど、普段の通勤で乗ったことはないんですか。ほう。

 トップリーグの人たちでも普通に仕事している人だっているから、電車くらい割と乗っているのかと思っていました。

 でも広報の面では効果的ですよね。この際だからジャパンのジャージで是非乗って欲しい。みんなにラグビーのワールドカップ始まるよ!と教えてやって欲しいです。でも通勤電車に乗った時にマイケル・リーチとかコリーが隣にきたら、やっぱびびるわ。

 小野沢選手を見かけたらなにはさておき、まずはサインもらいますw

 つーか、サインもらいにいってもいいのか!
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2011年06月20日

安曇野チャレンジカップ2011

安曇野チャレンジカップ いよいよ待ちに待った安曇野チャレンジカップです。はたして練習の成果は実るのか。いつもよりちょっと緊張ぎみのようです。

 父は低学年のアップをいっしょにやっていたので、試合開始にぎりぎりで、気合入れてやれませんでした。

 ことラグビーのことに関しては、父のいうことはぜったいにきかない秋月なのですが。

安曇野チャレンジカップ でるよでるよ、とハーフらしいこともしているなあと感心していましたが…







安曇野チャレンジカップ ブレイクした瞬間、いさましいちびのスクラムハーフがとっさにとった選択は…






安曇野チャレンジカップ やっぱノーハーフで突撃だ。

 出たがりだねぃ。






安曇野チャレンジカップ それでも一度はかなりゲインし、トライに貢献したようです。

 父はずっと見ていて、秋月がノーハーフで行くタイミングと、ブラインドサイドを使うタイミングがなんとなくわかるようになってきました。これはいくな、というのがなんとなくわかる。親子のテレパシーです。父が勝手に受信してんだけど。

 結局、トーナメント第一戦は、25-15で勝利しました。秋月には一年半ぶりの勝利です。4年生の一年間は全部黒星でした。ついにオールブラックスからの脱出です。

 やったね!みんな!

安曇野チャレンジカップ 休む間もなく、トーナメント第二戦。今度は南信の強豪チームが相手です。

 開始早々に一本取られましたが、その後しばらくはなんとか守っていました。が、やっぱりぜんぜん歯が立ちません。前半から好き放題にやられました。


安曇野チャレンジカップ やっぱり強いチームはポイントへの集散が早くて、ブレイクダウンはほとんど取られました。ピックアップ速いなー。

 秋月たちも前半の最初のうちはそれでもまだ食いさがっていましたが、5本10本とトライを積み上げられるともう動けません。疲労以上に頭が真っ白になっちゃうみたい。

 一度などはぼうぜんと立ち尽くしている秋月に気付いて、相手のSOがSHにサイドアタックを指示していました。敵のSOの作戦をテレパシーで読みとった父は懸命に「秋月!サイドアタック来るぞ!抜かれんな!」と叫んだのですが、茫然としている秋月の耳に届くこともなく、敵SHにらくらくと抜かれてしまったのでした。残念。

 安曇野チャレンジカップ 終わってみると95-0。子供達にはショックだったようです。

 秋月にとっては、思うように動けなかったこと。タックルに行く勇気が持てなかったこと。味方の6年生に負担をかけ過ぎたことなど、いろいろと反省点は多かったようです。特にタックルについてはラグビー日記にも書いていましたので、ずいぶん悔しかったようです。

安曇野チャレンジカップ  まあ相手が強くて、君らが弱かったんだからしかたない。
 また一生懸命練習しような、みんな。

 母と一緒にぼんやりと決勝戦を観戦する秋月。

 まあ負けることもあるさ。とりあえず一つは勝てたじゃないか。次はもっと鍛えて挑戦だな。

 あ、そう言えば、と振り返ってみると、今回は涙を流していない秋月でした。涙も出ないほどのショックだったのかもしれません。
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2011年06月17日

ラグビーボール

ラグビーボール 秋月の作品です。学校で針金工作でオブジェを作る授業があったそうです。

 ううむ、それにしても壊れやすそうな作品だなぁ。こんなの取っとくのはすごく大変。よく壊さずに持って帰ってきたじゃんか。

 しばらくかざってはおきますが、そのうちこっそり処分するのも、親のつらい役目でございます。

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2011年06月14日

山中、ドーピング陽性で出場停止

 今日の新聞に代表SOの山中がドーピング陽性で出場停止という記事が載っていました。

 なんでドーピング?と思ったら育毛剤が反応しちゃったのだそうです。

 そんなところに危機感があったのか、と人生のあまりの奥深さに、朝から驚嘆の一日でした。

 で、家に帰ってきて、あれはどうなんだろうなと検索してみましたら、
ラグビーの日本代表候補SO山中亮平(22)=神戸製鋼=が、4月の代表合宿(宮崎市)での抜き打ちドーピング検査で、陽性反応が出ていたことが12日、分かった。日本協会関係者によると、育毛剤に含まれていた成分が、禁止薬物として反応したという。

 これに対し山中はこの日、自身のツイッターで騒動を謝罪するとともに「髪を生やす育毛剤ではありません」と説明。別の関係者によると、ひげを濃くするために育毛剤を使用していたという。
 なんだそうです。

 えー?髭に育毛剤なんてつけるのー?ふんとにー?
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2011年06月13日

大会直前

大会直前 いよいよ秋月にとって鬼門の安曇野大会が近付いてきました。おととしはスローフォワードして泣いたし、去年は全力で戦って全敗だし、スーパーサイヤ人化しても全敗だしと、あのグラウンドには山ほど汚名が埋まっているのです。

 いよいよ雪辱の時か?え、秋月よ。

 ということで、こうやって座学でも教わっていますが、なに泥いじってんだ、そこのハーフ。

タックル強化 あの手この手のタックル練習。今日は止まってのタックル。

 実際の試合では自分でぶつかりに行って倒すタックルよりも、走ってくる相手を倒すタックルが多いので、膝立ちの状態から走ってくる相手を倒す練習です。






タックルの練習 えい、と飛びつきますが…












タックルの練習 ぜんぜん倒れない(笑)。

 本人もラグビー日記に書いていましたが、まだパックが弱いようです。
 ガシっと相手をつかんでしまえばいいんですが、力、弱いんですね。

 もっと鍛えろよ。





流れのs練習 それでもなんだか格好だけはハーフっぽくなってきましたよ。足の出し方はグレーガン流を研究ちゅう。

 それにしても雨上がりの土のグラウンドでの練習は勇壮です。

 実は今回、父も高学年の練習に混ぜてもらいましたが、六年生にタックルしたらそのまま引きずって行かれました。

 ねろねろに泥がつきまして、母上には呆れられてしまいました。とほほ。

泥スパイク おかげさまで、なんかそれっぽくなったスパイク(笑)。







スパイク洗い 子供たちと四人でスパイク洗いです。

 いい休日でした。

 秋月の奴、宿題をやりながら、

 「ぼく、本気のタックルをしたくてたまらなくなってきた」

とか言いだして、父相手にどかんどかんと体当たりしてきました。

 その気合はいいぞ!パック弱いけど(笑)。

眠るハーフ なぜかお布団にボール持っていってましたが、器用にお腹に乗せて寝てますよ、こいつ。

 なんのおまじないなんでしょうか。

 いさましいちびのスクラムハーフよ、安らかに眠れ。

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2011年06月06日

ノーハーフ秋月

ハーフの秋月 ちびっこの練習が終わった後、高学年のほうを見に行きました。やってるやってる。

 こうやってポイントを作って、フォワードの後ろについたスクラムハーフが球を出します。




ハーフの秋月 こうやってみるとラグビーっぽくてなかなかかっこよい。

 ハーフらしくなってきたじゃないか、と感心して見ていましたが…

 






ノーハーフの秋月 ところで、なぜスクラムハーフの君がいつもラックやモールの先頭にいるのかね?







ノーハーフの秋月 こんなとか。








ノーハーフの秋月 こんなとか。

 目の前にボールが落ちていると、スイープせずにはおられないようです。それはフォワードにやってもらうもんじゃないの?お前、前に出たがり過ぎじゃない?声出して仲間を呼べよ、秋月。もっとフォワード使え。




1089.JPG 挙句に自分で行っちゃう(笑)。

 スクラムハーフがフォワード戦に参加していて、ハーフ不在の状態は、「ノーハーフ」と言います。「ノーハーフ」と誰かが叫ぶと、スタンドやセンターやブラインドウィングの人なんかハーフの代役として、ささっとポイントに入って玉出しをするのが正しいプレーなんですが。

 秋月はそれはもうノーハーフが大好きなハーフで、家でも常にノーハーノーハー言っているわけですが、うーん、これはどうだろう。言ってみれば職場放棄w

 ひとつには卓越したプロップの展開が速すぎて他の仲間がついてこられないという事情もあるんじゃないかとは思いますが、じゃあゆっくり展開しろなどと言うこともできませんし、なかなかチーム運営というのは難しいものですね。

 秋月はスイープ好きなので、これはこれでうれしいようですが。

 あ、このあとコーチに「なまいきなスクラムハーフめ(笑)」ととっ捕まってつぶされていました。

フォワードゲーム 恒例のフォワードゲームでは、一緒に参加していた中学生が相手になってくれました。

 ジャージ引っ張ったって倒れねぇな、秋月よ。

 よろよろになるまで練習して、帰りはぶっかけうどん大盛りをたいらげた秋月でした。

 
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2011年06月03日

スパイク

スパイク 小さな子たちと鬼ごっこをしていると、ステップで抜かれてばかりなので、私もスパイクを買ってみました。運動用の靴なんてランシューしか買ったことなかったのにな。

 さすがにラグビー専用の物はなかなか売っていませんで、しかたなくサッカー用のものですが、なにしろ2990円ですよ。安い!

 これで子供たち、みーんな捕まえちゃうぞう。

 へっへっへ。
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2011年05月23日

雨中の戦士

雨の中の練習 昨日は練習中にざばざばと雨が降ってきて、エラいことになりました。我が家、今年で3年目ですけれど、今まで最悪の天候ですよ。

 始めた時は降っていなかったのですが、小一時間ほどで結構な降水に。雨だけならまだしも、冷たい風まで吹いてきて、おちびさんたち大ピンチです。

 しばらく頑張ってみましたが、小さい子たちは30分ほど早くあがりました。いくらオールウェザーなスポーツでも、風邪引いちゃいけないよね。みんなあったかくしてなー。

フォワードゲーム それでも中学年・高学年は時間いっぱいがんばりました。

 「寒くなってきたらちょっと走ろう!」

 とかそういう声が聞こえてくる。うーん。厳しいなぁ。

 フォワードゲームをしていても、寒くてちょっと体が固まってますよ。

フォワードゲーム がんばって時間一杯動きまわりました。

 練習中にコーチが叫んでいたので私もなるほど、と思ったのですが、

 「このゲームではチームプレーなんてどうでもいいから、自分の力で前に突っ込め!」

 ということのようです。みんな、自分の力を試すんだ!

 この声を聞いて、みんな少し動きがよくなったみたい。でも秋月は最後の方では息が上がってほとんど動けていませんでしたが(笑)。

 それでもタックルとオーバーでいくつか納得のいく動きもできたようです。

 ほんのいくつかだけのようですけれども。
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2011年05月15日

犀川グラウンド

重いコンダラ 河原のグラウンドに一番につきましたら、既にコーチが見えていました。おい、秋月、千早のせてあのタイヤ引いてみんか、との挑戦を受け引いてみました。

 重いコンダラは確かグラウンド整備用のローラーでしたが、タイヤも千早が乗ると結構重いようで、ふうふう言っていました。

 力ないなぁ。

タックル タックルの練習です。もう見ちゃいらんない。形を確認するようにじっくりあたって、じわじわと押しています。どかんといかんかい、といってもなかなかそれもむずかしいようで。

 最後は足が伸び切って、地面にずり落ちる始末。タックラーの方が倒れててどうする!

タックルゲーム やっぱ思い切り当たり合いをさせましょうとグリッドを作成。

 どうでもいいけど日に日にグリッドが狭くなるよ。逃げ道を塞いで、後はもう目の前の敵に当たるだけの状態にします。

 こうやってやるとだんだんと当たるようになっていくのですけれど、やっぱりチームメイト相手の一対一のタックル練習てのは難しいようです。

フォワードゲーム 最後はおなじみになってきたフォワードゲームです。

 8分ハーフで動き回ると、それはもう息もつけないくらいの運動量のようです。こんなに小さなグリッドなのに、こんなに汗をかけるなんてすげぇよね。どこへ走っても接点になるんだもんね。しかも周りで「オーバーオーバー」と叫んでいる親父たちのうれしそうなこと。

 やっぱトライは取りたいようで、敵がライン作る前にささっと抜いてずるっぽいトライとかも取ってました。当たる練習なんだってば。


昼寝 帰宅してお昼食べたら、もうバタンキューですよ。

 ごはんのあとにお昼寝ってどこの保育園児なんだよ。それとも食ってすぐ寝る相撲部屋なのか、我が家。



スパイク磨き 午後になったらむくっと起き上がって、スパイクを磨いていました。

 今日の練習は土のグラウンドだったので、念入りに靴の中も洗っていました。そういうのは偉いんだよな君たち。

 これでタックルがよかったらほめるよ、父は。


一輪車 千早もスパイク磨きたくなってニィニ代わってよ、と言い出しましたが、千早が靴を磨いている間、秋月は一輪車に乗ってます。

 おい、一輪車で走りながらボール回すって、いつの間にそんなサーカスな芸を身につけたのだ。

 くるくるボールを回しながらその辺を一輪車で走り回っていて、父もびっくり。



傷の治療 お風呂上がりに、フォワードゲームで出血した傷口を消毒していました。

 なんか、くさってきてる気がする、とか心配そうにしています。そうか、くさったか。毎週足一本くさらせてれりゃ、そのうちむかでだって歩けなくなるぜ。

 消毒薬を塗ってフーフーしています。




ラグビー日記 6年生のキャプテンがラグビー日記を付けていると聞いて、秋月もつけはじめました。練習の内容、感想、よくできたこと、できなかったことなんかが書いてあるようですが、こっそりのぞいたら、

 「ヘッドキャップがたかいのでほめられた」

 なんて書いてある。

 うーん、まだまだだね、君。 

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2011年05月09日

対石川県中学生交流戦

コンタクト練習 先週の上田の悲劇のあと熟慮の反省会が開催され、

 「タックルやオーバーでのコンタクトを怖がりすぎる」

という点の改善から取り組むことになりました。秋月本人も言っていましたが、やっぱりコンタクトがちょっとこわいというのはあるようです。

 戦術とかポジション毎の動きとかはとりあえず後回し。まっすぐ全力で突っ込んで、どかんと当たることから始めることとなりました。

 狭いグリッドを作って5対5位でフルコンタクト。ばちんばちんと当たりながらボールを取り合います。

 やってみればそれほど怖いものではないようで、結構楽しそうに取っ組みあっていました。ここからがスタートだ。みんながんばってね。

ハーフ独走 こういう練習は過程と繰り返しが大事なわけで、別に向こう側まで走ること自体が大事なわけではないのですが、子供たちはどんな時もトライを取りたいみたいです。

 練習の後、「ぼく、たくさんトライ取ったんだよ」とか自慢してますもの。

 いつもなら練習の後、その辺を走り回って遊ぶ余力もあるのですが、今回は本当に疲れたようです。持って行ったおにぎりも「おうちでたべる。はやく帰ろう」と食べずに、母上と一緒に速攻で帰宅してしまいました。

石川交流戦 午後は、雪風ニィニの登場です。中学生は石川のチームと交流試合でした。わざわざ長野まで遠征して頂いた石川県の方、ありがとうございます。

 ずっとテキトーな装備でやってきましたが、最近ドレスチェックが厳密なのか、ちゃんとショルダーガードとマウスガードを入れて走るようになりました。

 というか、最近やっとSサイズの装備がつけられる体格になってきたということですが。

対石川交流戦 このところ負傷退場が続いているので、父としては無事に試合終わってくれればそれでいいよという祈るような感じ。

 珍しくセンターで出ていましたが、まああまり見どころはなかったようです(笑)。タックルもいくつか当たってたかな。

 また腕ふまれたーと騒いでいましたが、君は痛い痛いと騒ぎ過ぎだっ!

 ニィニの試合が全部終わって撤収したのは16時過ぎでしたが、ずっとグラウンド回りで遊び回っていた千早は、最後にはへとへとになって、クルマに乗った途端にぐぅぐぅと寝てしまいました。

 ということで、みなさん疲れの日曜日でした。
 週に一度でもこうやってへとへとになるまで走り回るのっていいよね。
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2011年05月06日

GILBERTの4号球

GILBERTの4号球 秋月があんまり熱心にパス練習をするものですから、母上がGILBERTの4号球を買ってくれました。新品のボール、いいね。ブランドとしてはSCEPTREと双璧の一流品。

 いままで秋月が持っていたのは低学年が使う3号球だったので、公園でパス練習などをするときは雪風ニィニのSCEPTREを借りていましたが、これで自分のボールで練習できるとニヤニヤ顔です。

 それにしても兄弟でいっこでもいいじゃないかよ、違うの?

GILBERT 朝っぱらから空気入れるからポンプかして!とはりきっていました。さっそく学校に持って行ってタッチフットやるんだって。

 せっかくの新品ボールなんだから、練習とか試合の時におろせばいいのに、と大人はつい考えてしまいますが、過去も未来も関係なく、今その時を生きる子供にとっては、楽しいものを手に入れたら一刻も早く楽しむ方が有益であるようです。

 健全健全。
posted by delta16v at 09:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年05月04日

にせラグマガ

にせラグビーマガジン 会社でひとりお昼をしていてもたいくつだったので、こんなものを作って暇をつぶしていました。にせラグビーマガジンです。

 本家ラグマガことラグビーマガジン誌はベースボールマガジン社が出しているラガーならたいてい購読しているであろうちょうメジャーな月刊誌ですが、とにかく表紙がかっこいいんですよ。つい真似したくなります。あれを目指して、飯くいながらフォトショでちょいちょい。

 こうやって写真を見返すと、じぶんちの子だけ撮っていればいいアマチュアカメラマンというのは、幸せなものだなあと実感しますです、はい。

 いつかチーム全員の分、作るかなw
posted by delta16v at 22:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 少年ラグビー

2011年05月02日

上田市ラグビー交流大会

上田市ラグビー交流大会 昨日、上田市で交流ラグビー大会がありました。
 千早は前の晩に緊張のあまり夜中に何度も起きて、母上にしかられていましたよ。

 神経ほそいやつだなぁ。




上田市ラグビー交流大会 試合のほうはなかなか相手も強くてトライは取れませんでしたが、ボール持ってちゃんと走るし、タックルもなかなかがんばっていました。2年生のチームは1勝1敗でなかなかいい試合が出来ました。

 今回はスイッチが入ってしまった女の子の強さに感心した試合でした。

 小さい子たちも段々ラグビーが好きになってきたようで、見ている方も楽しいです。
 みんながんばれー!

上田市ラグビー交流大会 いよいよ我が家のホープ・秋月がピッチに帰ってきました。去年の飯田市での骨折以来、実に半年ぶりの実戦です。

 ポジションはちびの定番、スクラムハーフ。

 パスがヘボいということで、父やニィニ相手に練習もがんばってきたのですが、はたして試合ではどうでしょうか。

上田市ラグビー交流大会 ところが一試合目の試合開始そうそうに司令塔であるスタンドオフの6年生がけがで退場になってしまいました。

 痛そうに腕を吊っていましたが、大丈夫かなぁ。心配です。

 残った秋月たちも、その後奮闘しましたが、やはり戦力不足は否めず、防戦一方の展開になってしまいました。

 なぜか最近の秋月の試合は悲壮な雰囲気が流れていることが多く、どこかで一発、流れを変えてやりたい昨今です。

 試合中にはなかなかボールが取れず、組織的な攻撃になりません。

 ハーフらしい動きも、あまり出来ませんでした。やっぱり最初の試合だし、動きの感覚がまだよくわからないようです。

上田市ラグビー交流大会 最後にはもう完全に突撃モード。自分で持ち込もうと前進に賭けますが、やはり捕まります。

 ハーフほっぽらかして何度も飛び込みますが、やはり現実は甘くはなく、全部捕まりました。

 結局2戦して2敗。この結果から今シーズンの始まりです。

 試合後のデブリーフィングでコーチに「自分にとって一つでもいいプレーが出来たと思う人、手を挙げて」と問われましたが、手は挙げませんでした。

 後で「自分で持ち込もうとした時のステップはちょっとよかったんじゃないの?」と聞いてみましたが、

「タックルがだめだった。タックルにいけなかったから、あんなのはいいプレーじゃない」

と言葉少な。

そうか。なんかお前さいきん父より偉くなってきたな。

上田市ラグビー交流大会 雪風ニィニの登場です。

 えーっとこの二人、同じ学年なんですけど。

 家じゃ「雪風、最近でかくなってきたなぁ」と思っちゃうんですが、よそんちはこうですよ。

 何食わすとこういうふうに背が伸びるんですか。


上田市ラグビー交流大会 なかなか軽快に動いていましたが、タックルに入っていったこの直後、ばったりと倒れて一発退場。慌ててカメラ投げて飛んで行ったのは、去年の高森と同じ状況です。

 飛んで行ってみると、頭抱えて倒れていました。後頭部を蹴られて、左腕をスパイクで踏まれたそうです。ドクターにも見てもらいましたが、まあ軽傷ですが頭なんで油断せずに見てくださいとのこと。ここでこの日のプレーは終わってしまいました。大丈夫か、おまい。

 みなさんにはご心配かけましたが、頭も大丈夫で腕はちょっとした打撲程度のようです。ああよかった。

 状況を後で聞きましたら、タックルして相手を倒した後、フォローに来た味方にラックで踏まれたそうです。逃げるの下手なんだよ。

 本人は「ボール、ぜんぜん触らないで終わっちゃった」と悔しそうでしたが、次回はうまく逃げてな。
posted by delta16v at 12:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 少年ラグビー