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今年も押し詰まってきました。最期から二番目の大会、上郷杯です。
今回は高学年チームのみの展開なのでバスは出ません。各自自家用車で現地集合です。
秋月はコーチのクルマに同乗させてもらって、ジャパンVSルーマニア戦のビデオを見ながら展開しました。マイケル・リーチ、地味にいい仕事しているな。
お天気が心配されましたが、午前中はぎりぎり持つ感じです。
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みんなで気合を入れます。
秋月もめずらしく試合直前に仲間と肩を当て合っていました。
転勤コーチの指示通り、とにかく立ち上がり3分をノートライに抑えるべく気合入れているようです。
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タックル、やっぱり下手だなあ(笑)。
それでもトイメンのSOはでっかい子。実は秋月も密かにライバル視している子なので、何度か倒せたのはうれしかったようです。
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追いながら捕まえるタックルは割といいんです。手が足首に滑って行って、そこで倒せるんですが、やっぱりテーマは正面からのタックルでしょうか。
痛いのはこわいのかもしれませんが、正面に走り込まれると足じゃなくてボールに行っちゃいます。いくら言ってもダメ。
だから去年よりはタックル出来るようになったのかもしれませんが、いいところ50点というところでしょうか。
一度真正面からドカンと足に入って相手を飛ばしてくれよ。
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張り切ってるのはわかるけれど、ちょっと持ち過ぎっぽい。久々の持杉ドラ夫。外が4対2で余っているのに内に切っていきます。だめだなあ。
ちゃんとダンボールしますけれど、ブレイクダウンで弱いのでみんなヤンボになります。
そんくらいはチーム事情わかってんでしょ!
フォローがついて来ないのと、ブレイクダウンに弱いなら、基本はクラッシュせず回して行くってもんだと思いますが。
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がんばって走りまわりましたが、結局、ずるずると点を取られて、トーナメント一回戦敗退です。
100対0ほどの圧倒的大敗ではないけれど、これはこれで堪える負け方でした。
終了間際、ライン際をちびっとゲインした秋月のボールを味方がつないでくれてトライ一つ取れたのは僥倖でした。
その際タッチに飛ばされて頭を強打した秋月は、またフラフラになっちまってノーサイド直前に退場です。ぐわ。
夢にまで出てきたコンバージョンキックでしたが、結局2センのりょうちゃんが秋月の代わりにドロップで蹴ってくれました。入らなかったようですが、まあしかたないですね。すまん、りょうちゃん。
頭が痛いというので、脳しんとうチェックしましたが、質問には一応答えます。
「こんど田中が入るスーパーラグビーのチームは?」
「…ハイランダーズ…」
「昨日ジャパンが試合した相手は?」
「…ルーマニア…」
正解。
一応大丈夫そうです。
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一試合目の反省会。
秋月が下を向いてずっと泣いているので、なんかしんみりします。
頭痛いのもあるんだろうけれど、なんたって勝つつもりで来たからねえ。
負けるたびに泣いている気がするけれど、まあ泣くほどやっている子もあまりいないので、それはそれでいいような気もする。
反省するのはいいけれど、あんまりしんみりしてはいかんぞ、とコーチからお言葉を頂きました。まったくもってその通り。
会社でだって色々な失敗があるんだよ。でも反省した後まで暗くなってちゃ、次の仕事なんかできないんだよ。そもそもそんなまっくらな会社になんか俺は行きたくないんだよ。失敗しても暗くならず明るく笑おう。それが組織だ。それが会社ってもんなんだよ!
というコーチの熱いコメントに、おお!俺もコーチの会社で働きたいです!という燃える父兄の声多数。
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で、なんとかミーティングも締め。
次の試合まで時間があるのでしばらく自由行動、と言われてよろよろとたちあがった秋月は、キックティを下げて空いている芝に向かいました。
一人でティを立ててプレースキックを蹴っていると、そのうちみんなが寄ってきて「そのティ、面白そう。僕にも蹴らせて!」とキック練習大会になりました。
みんなで騒いでいるうちに、笑顔が戻り、また元気いっぱいに。
いいチームだよね。
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2試合目はトーナメントと関係ない交流戦扱いですが、がんばります。
少しはパスもよくなったような気がします。
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ディフェンスもちゃんとノミネートして。
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がんばって走りまわりますが、やはり少しずつ点を取られていきます。
ウィングは今回両サイドとも5年生でしたが、これが素晴らしい。初出場で左ウィングにはいった5年生のケンちゃんは、左のライン際をほとんど一人で止めていました。相手から見ると立ち位置を見れば素人だなというのは一目で判るので、そこを狙って何度も突っ込んできますが、すさまじい当たりで止めまくっていました。なんで初めてなのにそんなタックルが出来るんだよ。靴だってまだスパイク買ってもらってなくて、普通のすり減った運動靴なのにな。
今回初出場の5年生二人が今回のマンオブザマッチです。ライン際は両サイドともこれで安心だ!
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秋月のコンバージョンキックです。
またもや終了間際、トライが入りました。2センのりょうちゃんがじまんのどじょうステップをかましたら、なんと通用してしまったようです。うなぎほどじゃなくてどじょうなんだけれど、相手もついひっかかっちゃう。
とにかく秋月にコンバージョンキックが回ってきたのです。小学生ラグビーで最初で最後のコンバージョンキック。
やったー!トライだ!と騒いでいて、そうだ、コンバージョン、ティがいるじゃんとキッキングティを探して持って行こうとしたら、試合時間を気にした秋月が(それは正しい)相手チームからティを借りてルーティンに入っていました。
あれーーー!
この日のために用意したスペシャルティだったのにー!
しかもですね、この直後、左足を滑らせてすっ転んだんです。ここまではかっこいいんだけどな。
初めてのコンバージョンキックは失敗でした。
ちょこっと新しい忍者のまきものルーティンも追加になってたんですが、私、見損ねましたw
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結果としては2戦して2敗。
そんなに大差の負けではないですが、やはりディフェンスの詰めが甘いとか、FWの集合が遅いとか、下のボールにのんびりしてるとか、秋月が持杉ドラ夫とか、どじょうステップとか、いろいろなテーマがあります(ありすぎw)。そういうのが積もり積もって結果として大きな点差になってしまうようです。
勝つにはこれらを全部修正しないといけないですが、なかなか難しいですね。それでも4月頃の
「一体このチームはどうなっちゃうんだよ!?」
という不安感や、
「いやもはやこれは試合相手に失礼なレヴェル!」
という軟弱さを思えば、それでも最近はなんかちゃんと試合みたいに出来てるじゃん!と感激できます。
どんなチームでもそのチームなりの進歩というのはあるので、それはそれで一年やってきた成果かな、と思います。
個人的には、去年ぜんぜんタックル出来なかった秋月が、今年はちびっとだけ相手を足止め出来るようになったのも、親としてうれしい限りですし。
あと公式戦は1回。来週は練習試合が組まれているそうなので、またいろいろ考えて頑張ってほしいと思います。