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2015年08月25日

E-PL6+VF-4

E-PL6+VF-4 この夏はこんなの下げて歩いてます。

 メインの機材はもちろんEOS50Dですが、ラグビーのコーチやってるとあんなの下げて歩けないんですよ。

 しかも望遠レンズと言えばサンニッパしか持ってないわけですし、あれ下げて子供たち連れて歩くわけにはいかない。で、フォーサーズの小ささで何とかならんかと思ったわけです。

 これなら極小のバッグに本体、標準ズーム、望遠ズームいれて下げて歩ける。試合中にもちょいとレンズ付ければ子供たちの写真も撮ってやれるというものです。

 でも私はビューファインダーをのぞきながらでないと写真が撮れない人なので、ものはためしと電子ビューファインダー、EVFというのを試してみることにしました。オリンパス純正のVF-4です。これ、かなり評価が高いみたいで、もしかしたらこれなら…と思ったんです。

 でもぜんぜんだめw

 電池食うし追従がちょっと遅いのは我慢します。起動が遅いのも我慢します。でも、シュート直後にすごく長い時間ブラックアウトする。これだけはどうしても我慢できない。なんでこんなのをみんな褒めてんの?こんなので動きものは撮れませんよ。静物なら後ろの液晶ディスプレイでも我慢できるんだし、もうわけわかんないw

 ということでVF-4を使ってみて私の中では
「EVFなんてまだまだだし、評価してる連中も目のない連中ばっか」
という結論になりました。

P7200144.JPG せっかく買ったから連射を殺して望遠一発勝負用として使ってます。

 すごく使いにくいけど頑張ればなんとかなる。狙い澄ましてワンショットに命かければ、こんな決定的瞬間も撮れます。

 しかしまあ、お勧めはしない。ライカで一発勝負の写真撮ってたブレッソンよりもファインダーとシャッターが遅い分だけ条件悪いですよw

 E-PL6本体の方ですが、デフォルトだと眼つぶし写真かと思うくらい彩度とコントラストが高いので、いろいろいじってもっとねむくて上品な写真が撮れないかと調整中です。

 やっぱ私はEOSの絵がいいなー。EOS20Dの撮って出しJPEGがサイコー!
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2015年02月12日

PENTAXのマグ

2015-02-15 10.19.02.jpg デパートにお皿買いに行ったら、こんなマグカップがありました。

 うーん、PENTAXかあ。確かに一眼レフの歴史を語るなら、まずPENTAXなんだろうけれど、私はあんまりペンタもってねえんですよ。MXとMEスーパーとESと、あとAuto110くらいしか持ってないし。

 これがニコンなら買ったのになあ。

 ニコンのマグカップとか、どっかに売ってないですか。
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2014年09月30日

新型GoPro Heroが欲しくなる件について

001l.jpg 基本的にスチル写真の人で、動画は自分では撮らないほうなのです。

 スチル写真はプリントできますし(これが最重要)、ブラウズの一覧性もあります。

 でも動画は開いてみないとわからないじゃないですか。タグ打ったりとかいろいろ工夫もするんでしょうけれど、やっぱり時間をかけてみてみないとわからない。だから動画は好きじゃなくて、少なくとも大事な映像記録を動画で撮ろうという気はあまりなかったです。

 が、こんなニュースを見てみるみる動画カメラが欲しくなってきましたよ(笑)
しかしいちばん興味をひかれたのはHeroと名付けられたエントリーモデルだ。Heroはアクションカメラというカテゴリーを次のレベルに引き上げる製品だと思う。

 HeroはこれまでのGoProのホワイトモデルに相当する。しかし今回の新しいHeroは本体の防水ハウジングや低光量時に自動的に最適化されるモードなど、ライバルが到底及ばない機能を詰め込みながら129ドルときわめてアグレッシブな価格設定になっている。
 なんだ、安けりゃ要らんもんでも買うのかYO!というご指摘はもっともですが、やっぱり安くおためしできるのはうれしいじゃないですか。
 
 問題は被写体がぜんぜんない、というところでしょうか。アクションカムで撮る動画ってねぇ。サーフィンとかしないんですよわたし。

 毎度のごとく、手段のためには目的は選ばない状態になってきました。

 国内価格はいかほどでしょうか。19800円くらい?
 円安が来ちゃってるしねえ。
posted by delta16v at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2014年09月25日

コダクローム

コダクローム たまに古いフィルムを取り出して、昔話をするのがじじいに残された楽しみです。

 某所で、えらい先生がコダックのIRフィルムなどの珍品をお倉出ししていたので、私も冷蔵庫をごそごそしてみました。

 KMとRZ。ASA25の超低感度フィルム。

 最近のデジカメはみんなISO12800とかISO25600とか、赤外線暗視カメラかと思うような高感度方向に進化していますけれど、銀塩時代には超低感度/超高解像度というジャンルがあったのです。

 K14(外式リバーサル)ならばKMことコダクローム25、C41(カラーネガフィルム)ならばRZことエクター25。

 この辺が私の勝負フィルムでした。

 光さえたくさんあれば、こいつらで素晴らしい世界が描写できたものです。

 いまは電気の力でどんな暗闇でも映るんだろうけれど、やっぱり写真は光を映すもんなんだって、昔のフィルムを見ると思いだしますよ。
posted by delta16v at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2014年06月21日

XZ-10

XZ-2 ぶらっと量販店によったら、OLYMPUSのXZ-10が捨て値になっていたので、哀れに思い保護しました。XZ-1とか2とか、あの辺のコンデジはちょっと欲しい感じなんですよ。

 PEN(笑)はびみょーだし、OM-Dなんかは詩ね!とか思いますけどね。

 今のサイドアームはキヤノンのS110なんですが、XZ-2はレンズがS110より2EV以上開放が明るいです(特にテレ方面)。センサーの最大感度は1EV低いですが、レンズで2段稼げるので、少しはくらやみ写真がましになるかという期待。

 アカデミー練習とかでももちょっとましな写真が欲しかったりしますし。

 WiFiがないので、以前使っていたEYE-FIのSDカードを出してきました。

XZ-2 こんな感じ。

 設定がまだよくわかってないので、あてずっぽうに押してみましたが、少しましな気がします。

 のんきに小学生抜いてんじゃねーぞw

 せっかくいいレンズ積んでるのに、センサーサイズが惜しい、とか言う人がいますが、この明るさのレンズをこのサイズに積むにはセンサーを詰めるしかないんだよ。いくらボディがでかくなってもいいなら作れるけど、それじゃXZ-2になっちゃうでしょ。

XZ-2 あとS110は近接のピントが不安定なんです。全然合わない時もある。いちおワーキングディスタンスには入ってるはずなんですが。

 オリンパスはOMの頃から接写にはこだわってましたから、ちょっと寄れると楽しいかもね。

 TG-3の顕微鏡モードもカナーリ興味があるんですが。

XZ-2 これからぼちぼちいじって設定を出していきたいと思います。

 あー、それよりレンズをオーバーホールに出さないとなあ。EF-s17-55f2.8もいいレンズなんだけど、直しても直しても絞りユニットが故障すんですよ。EF-s17-85も同様だからあの頃のキヤノンのレンズ、あれぜったい設計ミスだぜ。

 ということでこんなところで金使ってる場合じゃなかったんですが。
 
 XZ-10の最大の欠点は両吊りできないことです。この手の(やや)高級コンデジなら必須条件だと思うがなあ。
 速写ケース買うしかないかなあ。


posted by delta16v at 08:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2014年05月11日

菅平に巨大UFO出現(嘘)

菅平に巨大UFO出現(嘘) 我が家の台所の窓からは、聖地・菅平がよくみえるわけですけれども、休日の夕方、晩御飯を作りながらなんとなく菅平の写真を撮ったら、巨大UFOが写っていました。

 秋月と千早はおおよろこび!ベントラーベントラー。

 でもまあ実際にUFOだ!と騒がれている写真にはこの手の勘違いもたくさんあるので、笑って見てやってください。
posted by delta16v at 21:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2014年02月24日

謎の旋回

サンニッパ お天気がいいので、積み上げた雪を駐車場にばらまいていたら、彼方からいいかんじにターボファンの爆音が聞こえてきました。

 なんだろなー、双発のビジネスジェットぽい。日の丸ついてるみたいに見えるし。だんだん近づいてくるね。

 見た感じU-125っぽい感じですが、目が悪くてよく見えません。ガルフのU-4は数いないし、長野市内にビジネスジェットなんて持ってる奴いなさそうだし、やっぱり空自のU-125かなあ。

 そんで何故かその機体がちょうどうちの真上でバンクし始めて、一旋回したんですよ。背中びろーん。

 おう!おう!と思いましたが、手元にはiPhoneしかなく、とほほと見送りましたら…

 一度どこかに隠れた後、もう一回うちの上空で旋回しました。
 え?もしかして俺を探してんの!?と思う位の真上。そんなにピンチに見えますか俺!?

 こりゃいかん(謎)と防湿庫からサンニッパを取り出して外へ駈けだしましたが、三回目はなかったのでした。

 やっぱり非常用のサンニッパは常に携行してないとだめですねー。 
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2014年01月14日

D200始動!

D200始動! 久々の休日、おこたでまったりしていると、ちち、たいへんだ、ぼくのカメラ、どうしてもピントが合わない!と急に秋月が駈けこんできました。

 窓から見える菅平が夕日できれいだったので、初撮りだ!と意気込んでD200を持ち出したらしいです。

 ところがファインダーが真っ暗でぜんぜんピントが分からない。隣にいる母はじぶんのデジカメですいすい撮っているのに、僕のカメラはまっくらでぜんぜん写らないんだよ!と困ってます。

 光学ファインダーになにも見えないってのは、そりゃ一体どんなすごいトラブルなんだよと見てみたら、レンズキャップが付いたままでした。

D200始動! おお!このふたは写真撮る時は外すんだ!?というところからのスタートです(笑)。

 とりあえずプログラムオート(こういうのは知っているw)で勉強したいので、というのでモードの変え方を教えました。

 あとは測距点もたくさんあるのでその変え方。キヤノン軍の父もちょっとわからなくてあれこれいじりましたが、どうも裏っかわのダイヤルで変えられるみたい。EOSより楽だな。

 これからどこでどんな写真撮るのかなー。
posted by delta16v at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2014年01月05日

D200を子供に使わせること

Nikon D200 秋月がずっと「お散歩写真を撮りたい」と言って父のEOSをかっぱらうので困ってました。

 秋月も自分のカメラが欲しくて、

 「父のみたいなカメラ、いくらくらいするの?」

 とよく聞いてきて、

 「うーん、中古でも3〜4万円くらいかねぇ。あ、レンズはまた別な」

と教えてやると、

 「何年かお年玉をためないとチューコ、買えないなあ」

と困った顔をしていました。

 「ゲップってものもあるのだぜ」

と教えようかと思いましたが、ぼくもゲップしたい!と言われると困るのでそれは内緒に。

 カメラを欲しがるというのも中学生ならではのことで、父も小学校のころに買ってもらったキヤノンデミを後生大事に持ち歩いていた方なので、その気分はよくわかります。

 趣味は多いほどいいので中古のカメラくらい、買ってやったっていいし、防湿庫の中にも使わないカメラはゴロゴロ入ってるんですが、ここが考えどころなわけです。

 やっぱり光学ファインダー原理主義者としては、初めは少しでもいい光学ファインダーを見てもらいたいというのが第一。そう考えるとEOSの安いのとかはぜんぜん駄目。

 本当はOM-4とか、F3位の暗めのざらざらしたスクリーン入れた奴を見るのがいいんだけれど、それはデジタルでは望むべくもないので、まあそれに準ずるもの。

 けっきょくEOSではだめで、値段も考えるとD200かD80の中古、という結論が出たのです。値段とファインダーで決めちゃいました。

 D80とD200は同じファインダー光学系だと思いますが、もし父の古いAiニッコールが使いたくなった時はD200の方が使い勝手がよいかもしれないので、結局そっちに。使うかそんなもんw

 これがきみの新しい目だ。これを通して世界を見直すがよい。

 あ、レンズは中古のAF-S 18-70mm f3.5-4.5Gです。軽くて安くて良く写りそうだよ。

Nikon D200 こんなボタンだらけのカメラを使うのは初めての秋月。

 「この取扱説明書を読んでから使ってくださいって書いてある」
と、びびりながら分厚い取説を読んでます。

 父はそういうの読んだことないんだけど、やっぱりニコンは全てがキヤノンと逆だし、そもそもAFのニコンって父も使ったことないんだよw

 二人で取説をめくりまくる晩でした。
posted by delta16v at 07:42 | Comment(9) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2013年01月19日

PowerShot S110

PowerShot S110 普段使いはずっとDSC-WX1 | 日々雑感IIの時に入手したSONYのWX1でした。何回か調子悪くなったりもしましたが、そのたびになんとか自力で復旧してきました。が、最近コントロールリングがバカになっちまって、触ってないのにモードがくるくる変わっちゃうようになりました。ジャンク品買って取り替えようかとも思いましたが、久々に装備改変もいいかと思って検討にはいったのでした。

 WX1は当時SONYではいい方のカメラでしたが、最近ではWXのどれが後継機なのか、よくわかりません。調べてみたらRX1とかRX100辺りに人気が流れているらしい。でもこいつらレンズにでかでかと「カールツァイス」とか書いてあって、こんなの使ってるといかにもものを知らない人間のように見えてしまうのでこの辺は却下。少しサイズもでかいしね。

 ニコンのP310もけっこういいよ、安いし、という声もありましたが、これは先日、妻用に購入してしまったのでw却下。

 富士フイルムは銀塩がんばってるんでぜひ支援したいんですが、X10は携帯用には大きいし、XF-1は電源スイッチがあれじゃぜんぜん駄目。おもちゃじゃないんだから、ふざけんなよなフジ。F三桁のETRシリーズはそろそろデザインなんとかしてくれよ。それからサイズ的に選考から落ちたんですが、OlympusのXZ-2はいい感じでした。

 で、浮上したのがPowerShot S110です。少し高いけれど、出てくる絵もよさそうだし、なんたって両吊りが出来るのがうれしい。カメラはやっぱり両吊り出来ないとだめですよ。それだけで選んじゃうくらいですよ。

 ということであちこち価格交渉して買ってきました。

 裏の液晶がひかくてきスクェアなので、汎用品の保護フィルムだと合いません。専用品が店になかったのでサイズを測って、一番近そうなサイズのEOS Kiss X5用のものを買ってはっつけてみました。上下が数ミリ小さい位で、まあなんとか。

 すこしだけWX1寄りサイズがでかいので、またケースを探さないといけないようです。面倒だなあw。

 またいい写真が撮れたらupしてみます。

 そう言えばEOSメインの癖に、キヤノンのコンデジを買うのは初めてだった気がします。好みに合うといいなー。


posted by delta16v at 08:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2012年10月25日

レンズ修理はヤマト運輸へ

キヤノンレンズの修理 先日、中古で入手したEF-s17-55F2.8ですが、ちょいと不調がありました。売主の人も気の毒がって、すこしお金を戻してくれたので早速修理に出すことに。

 カメラやレンズの修理はいつもはカメラ屋さんに出しています。

 たとえばキタムラカメラに修理に出したレンズもキタムラカメラが修理するわけではなくて、実は別の会社で修理をしているのですね。普通の人はキヤノンレンズならキヤノンの工場で修理すると思うかもしれませんが、ほとんどはメーカーからの技術認定された別の業者さんで修理されます。

 よく戻ってくる伝票に「日研テクノ」とか「関東カメラサービス」とか書かれていたりします。こういう専門業者さんがいるわけですね。

 でも外注業者は高いという人もいる。たまにはキヤノン純正工場に修理に出してみたいと思ったりもするわけです。

 じゃあ、どうしてもキヤノンに頼みたい場合はどうするのか、というと、都会の人はサービスセンターに持ち込んだりするようです。でも、田舎に住んでるとなかなか大変。

 銀座のサービスセンター?
 知りませんよそんなところ(笑)。

 で、調べてみましたら、キヤノンの場合はヤマト営業所持込修理サービスというのがあるらしいのです。

 早速利用してみましたよ。

 まずWebに掲載されている番号に電話をします。機種、症状等を伝えると、ヤマトのどの営業所で渡すかを聞かれます。自宅近くの営業所を答えると来店時間を予約して終了。営業所では送り状一枚書いて、レンズを渡します。

 これで申し込み終了です。

 一週間ほどで見積の電話がきました。今回の症状だと2万円弱。しかたがないのでお願いします。送料が往復で1260円だったかな。この辺がヤマトの稼ぎしろなんだろうけれど、こんなので利益出るのかとも思います。

EF-s17-55F2.8 お願い後、数日で到着。これも普通の黒猫がニャーニャーと配達してくれました。

 日研テクノでもそうでしょうけれど、修理のほかに各部調整、確認。修理個所の半年の保証がついてます。

 お、ちゃんと直ってるな(当たり前である)。

 俺の虎はまたよみがえった。


EF-s17-55F2.8 値段的にはどうだろう、日研テクノが高いという人もいますが、キヤノン純正でもそんなに変わらないんじゃないかなあという気もします。

 毎回同じ物件の同じ症状で修理するわけではないので、値段は比べにくいです。このサービスをもう少し使って見るかな。

 EF-s17-55f2.8 | 日々雑感IIに書いた通り、実はEF-s17-85も絞りユニットが前回と同じ故障でブッ止まってるのですよ。

 これでキヤノン純正と日研テクノの修理値段比較してみようかなあ。
posted by delta16v at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2012年09月15日

EF-s17-55f2.8

EF-s17-55f2.8 EOSのデジタルで常用していたEF-s17-85f4-5.6ですが、以前絞りユニットが故障して、ERR99を連発したのは以前書きました

 その時は一万なにがしをかけて修理しましたが、先日まったく同じ症状を起こしてしまい、ちょっと今度は修理する気もなかなか起らず。

 しばらくは予備のEF-s18-55を使っていましたが、どうにも色収差が気になっていて、イライラした揚句に結局EF-s17-55f2.8を購入しました。17-85の方はまた気が向いたら修理します。それまでは開放で使うかも(笑)。

 こんなにぱかすかレンズが故障するというのは、ニッコールなどではあまり見かけないことですが、キヤノンのEOSシステムのコンセプトというのは「仕事用カメラ」であると思うので、これはもまた仕方がないのかなと思う次第。

 写真にはプロアマを問わず、「仕事の写真」とそうでないものがある、と言ったのは確か赤瀬川原平でした。

 わたしにとって「仕事の写真」はヒコーキの写真ということになります(もちろん金を稼いでいるわけではありませんが)。最近ではラグビーの写真もそうかな。

 そのためにはどうしても必要な装備なのです。

 EOSシステムというのはとにかく実用的にしっかりした写真を撮るためにあり、耐久性とか、あるいは赤瀬川が言って長徳や赤城耕一がすぐに真似しそうな「モノとしての立ち上がり」とか「実在感」とか「空気感」とかそういう酔狂な要素は全く考えられていないのです。もちろん最低限の耐久性はあるのだけれど、私の赤エルマーのように、100年後も使えるかとかそういうことは考えられていない。いいとこ5、6年しっかり動けばいいと思ってる感じかな。

 サンニッパみたいなLレンズはさすがにそういう基準を超えているところはあるのだけれど、やはりニコンなんかと比べると「写真を撮るためのツール」であって、「モノとして愛せるなにか」みたいな感覚は希薄だと思います。

 イメージ的に全身エンプラな感じね。

 FDマウントがあっさりと捨てられた時に感じたことは、今でも変わらない印象です。

 EF-sレンズなんかにカネを使うのは、まあ「仕事の写真」のためと割り切って、がんばって使い倒そうと思います。

 いい写真撮れば元も取れるよね。
posted by delta16v at 22:04 | Comment(4) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2012年03月28日

WX1ズームボタン修理

WX1ズームボタン故障 ブログ用にソニーのDSC-WX1を持ち歩いています。今時のコンデジはどれを買ってもそこそこ写るし、逆にこんなコンデジに写りがどうこういっても仕方がないわけですが一番大事なのはカラーバランスと色調がお好みかどうか。

 ソニーは若干べったりする感じもあるのですが、色の出方が好みなので常用しています。PANASONICのLUMIXを使った時期もあるのですが、雰囲気は良くても色がてんでだめな機種に何度か当たってしまい、それ以来敬遠しています。

 サイドアーム(コンデジの更にサイドアームとはw)には富士のFinepix100EXRも同時に持ち歩いているんですが、こいつは場合によってすごく青くなる性格の持ち主なので、屋外の晴天下以外では余り使いません。

 で、普段から持ち歩いているWX1ですが、先日の卒業試合の記念写真を取っている時に、突然ズームボタンが効かなくなりました。ワイド側へは動きますが、テレ側には相当無理に押し込まないと動かない。こりゃ中でなんか引っ掛かってんじゃなくて?

WX1ズームボタン修理 試みにちょっと開けてみることにしました。

 回りにあるネジを7本抜いて、そうっと裏ぶたを引くと簡単に外れました。ばらしやすくて、なかなかいい感じの作りです。

 裏ぶたを開けると、こそっと何かが落ちてきました。なんなんでしょう、気がつくと7本だったはずのネジが8本になってますw

 あれ?

WX1ズームボタン修理 ネジかと思ったのは、ネジそっくりの形の扁平なプラ片でした。どうやらズームボタン裏のプラスチック部品が欠けたものだったようです。 

 こうやって見ると、確かにテレ側が折れているな。それにしてもちゃちな作りだなー。

 こういうものは接着は難しいので、プラ欠落のまま蓋を戻しちゃいました。押してみたらテレ側のクリック感wが無くなっちゃいましたけれど、用は足りる様です。

 ちょっと検索してみたら、この症状で修理に出すと修理代が一万いくらかかかるそうなので、この状態で使おうかと思っています。

 俺の虎はまたよみがえった。
posted by delta16v at 08:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2012年02月06日

おさんぽフォトグラファー・秋月

子供のカメラ趣味 何を思ったか、昨年末以来ずっと秋月が「ぼくはカメラが欲しいなあ」と言っています。

 なに撮んの?と聞くと、

 「街を歩いていて見つけた面白いものを撮りたい」

 とか言ってます。ふーん。

 昨日は近所の少年科学センターにお散歩に行こうと、父がEOS20Dを下げて外へ出ると、秋月が目をピカピカさせてます。

 「ためしに下げて歩いてみる?」

 と聞くと、すごくうれしそう。

 とりあえず、シャッター速度と絞りの関係を教えて、AFとAEは自動であることを教えます。被写界深度とかはすぐは無理なんで、「Avにしてだいたい1/125以上ならちゃんと写る」という位は教えました。

 セルフポートレイト 何を撮るといいのかな?と聞くので、

「面白いもの、気に入ったもの、好きな色、楽しいもの、気になるものを撮って、あとから『なんで自分はそれが気に入ったのかな』と考えると楽しいよ」

と教えました。父がスナップして歩く動機も、まあそれくらいなもんなんだ。

 その辺で鏡を見つけて、さっそくセルフポートレイトを撮ってますよ(笑)。


 秋月のベストフォト 1時間くらいその辺をうろつきましたが、この写真は赤がきれいで気に入ったとのこと。

 ピンボケだけど、本人が気に入ったのなら気にしない!





秋月のベストフォト これが秋月の本日ベストショットだそうです。

 なんだか、ねじまきな感じが面白いと思ったんだって。
 ほー。






父の作例 ちょっと貸して、とEOS20Dを秋月から借りて撮った父の作例。

 いろんな意味であざとい(笑)。

 秋月はさすがにちちはじょうずだなー、とか感心しきりです。






地対のベストフォト こっちが父のベストショットかな。やっぱフラクタルなもんが好きなんで、こういう写真を量産しちゃうんですね。

 それにしてもF200で撮るのはやっぱりいろいろむずかしい。

 秋月はしばらく撮り歩いて、やっぱり自分のカメラが欲しくなったんだって。

 「ちちのこれ、いくらくらいする?ぼくのお年玉で買えるくらい?」

 というので、うーん、EOS20Dは中古なら1万円くらいであるかもしれない、レンズはちゃんとしたのは中古で3万円くらいかな、というと、ちょっと困った顔。

 「それならぼくもチューコかってみる」

 とか言っているので、割と本気っぽいのですが。

 本当は20Dだってストロー覗いているようなファインダーなんで、EOS55の中古あたりでフィルム使うのがいいのかもしれないけれど、時代はデジタルらしいし(?)、試行錯誤の確認が速い分だけ、上達するのかもしれない。ちょっと探してみてやろうかな。EOS20D中古にEF28/F2.8セットというあたりがスナップにはいいのかな。

 ニコンのD200辺りはそれでもちっとはましなファインダーだった気がするけれど、あれは今でも3万くらいはするのかな。

 最大の問題はポストプロセスなんですよ。妻がデジタルカメラ欲しくなってきたと言ってきているんですが、その問題でちょっとお勧めしかねています。

 しかも私は子供がPC触るのを好まないので、より問題は深刻。撮ってきた写真は父が処理してプリントまで処理してやるしかないのかなー。

 ほんとうに写真、やるのー?
posted by delta16v at 18:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2012年01月27日

光学ファインダーを考える

FUJIFILM X-Pro1 FUJIFILM X-Pro1を見て、光学ファインダーを考える。
 
 富士フィルムがFUJIFILM X-Pro1というミラーレス一眼カメラを出すそうです。Amazonじゃ「一眼レフカメラ ミラーレス」とか書いてあって謎です。

 そもそも「ミラーレス一眼」というのは、EVFや液晶ディスプレイしかもたないカメラが「一眼レフ」という巨大なネームバリューに対抗するために創作したマーケティング主導の宣伝用語だと思っています。どうしても「イチガン」の一言が欲しかったんですね。

 その「ミラーレス一眼」が、光学ファインダーとEVFの両方を備えるハイブリッドファインダーのカメラに使われると、もうなにがなにやら訳がわからない訳ですが、近年「ミラーレス一眼」がみるみる旬な商品になっていった様子をみると、その冠も以前よりはずっと大事なものになってきているようにも思えます。私にとっては「ネオ一眼」とかで通ってきた道ですけれど。

 嫌味はさておき、このX-PRO1の「光学/電子ハイブリッドビューファインダー」の中に「光学」の一文字が残ったことを喜びたいと思います。なんとなくCONTAX G1/G2をデジタル化したような感じですね。CONTAX Gシリーズは光学ファインダーをズーム式にすることで、レンズ交換に対応していたんですよ。レンズも定番の28/50/90らしいし。ちょっと興味がわいてきてます。それにしても光学ビューファインダーってOVFっていうのか。普通「ファインダー」で通っていたものだけれどなあ。

 ところで先日、
(OVFとEVFについて)140万ドットのEVFはすでによい画質だと思う。そしてホワイトバランスや露出を考えると、時には正確性でOVFをしのいでさえいる。技術の進歩にしたがって、時間と共に、OVFの重要性は次第に減少するだろう。(富士の)X100のファインダーはとても素晴らしいコンセプトで上手く考えられている。
 などというドキュメントを発見して、ビューファインダーで食ってたようなカメラ屋が光学ファインダー衰退説などを唱えるのを見るに至り、ただ光学ファインダーを覗きたくて写真を撮ってきたような私としては、なんというかこう忿懣やるかたないというか、地団太を踏むような思いでもいます。

 光学ファインダーは大事だよ。

 たとえば飛行機とか、犬とか、子供とか、移動の角速度が速い被写体を狙う時は、EVFではまだまだというか、多分永久に光学ファインダーには追いつけないと思う。確かにカラーバランスとか視野率とかプレビューとかそういう付加価値はEVFにあると思うけれど、「被写体を視界に捉える」という一点では光学ファインダーにあるメリットは揺らがないと思っています。

 だから、

 光学ファインダーの開発は止めないでください。一眼レフだけでいいです。作り続けて欲しい。

 いままで一眼レフのエントリー機を購入していたコンシューマが「ミラーレス一眼」というよくわかんないジャンルのカメラに雪崩をうったように移って行くのは、なんとなく予想されていたことですが、光学ファインダーの良さもぜひ皆さんに知っておいてもらいたいと思います。

 お願いしますよ。ねぇ。

 そうだ、大事な大事なスクリーンの問題なんかもまた語りたいなあ。

 ここまで読んでくれた人のために、一番大事なことを最後に言います。「ファインダーの性能」というと視野率(98%とか出てる奴)とか倍率をすぐに連想されるでしょうが、コンデジの裏にくっついてるライブビュー用の液晶ディスプレイに対するEVF/光学ファインダー(要するに目に当てて覗く式のファインダー)の最大のメリットは実はアイポイントにあるんですよ。掲げた腕で支える20〜30cm先にある数インチの液晶と、目の前数センチにある小さなスクリーンに映る映像では、後者の方が実は大きく見えるのです。

 ライブビュー液晶でいくら大きく表示されても、目の前に置かれたEVF/光学ファインダーには絶対に敵わない。一眼レフカメラに望遠レンズを付けて動きものを使ったらすぐに分かります。目の前にかざした液晶ディスプレイでは撮りたい写真は撮れません。というか、あんまりよく見えないし、カメラをどっち向けてるかもよくわからないんだよ。EVFの遅延は別にしてもね。

 顔で押えて安定する、というメリットも合わせてあります。腕の先で保持するコンデジ/ミラーレスに比べ、顔にくっつけたまま向きが変えられる光学ファインダーはヘッドマウントディスプレイみたいなもんですよ。目と直結ですから、細かいところを狙いやすい。一眼レフが望遠や接写の能力でドイツのレンジファインダーカメラを一気に駆逐したのは重要な事実です。一眼レフのファインダーにメリットがあったから、CONTAXもライカも国産カメラに敗れ去ったんだよ。

 こんなこと一眼レフが開発された当初からわかっていた一眼レフのメリットなんですが、なんでみんな忘れちゃったのでしょうかね。それだけ素人さんが大量流入したってことかな。
 これらのEVF/光学ファインダーのメリットは撮れる写真に大きな影響を与える(しかも初心者の人はあまり気にしていない)ファクターなのですが、あまり指摘する人はいませんよね。

 デジタル嫌いですけれどEVFが超高度に発達したら、もしかしたら光学ファインダーの代わりにはなるかもしれない、というのは認めます。でも背面液晶のライブビューでは絶対に光学ファインダーの代わりにはなれないのです。だからメーカーさんはぜひ光学ファインダーも残しておいてほしいと思います。

 カメラメーカーは当然そんなことくらい判っているはずだけれども、圧倒的多数の消費者がそういうことも知らずに
 「光学ファインダーなんかコスト上がるだけだし、もういらんよNe!。フェイクのペンタ部デザインだけ残して外してYO!」
などと言いだすとメーカーも開発・生産を止めちゃう可能性があるからね。

 筋の通った、いいものが必ず残るとは限らない。
 いままでそういう光景を何度も見てきました。

 お願いしますよ。

以前書いた光学ファインダーの記事
光学ファインダーの重要度 | 日々雑感II


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2011年08月29日

下取り

PEN EED 思うところがあって、電気カメラを一台買おうと思いました。お店では何やら下取りを取ってくれるそうです。しかもどんなカメラでもいい、壊れたカメラでもいいとかいうんです。

 壊れたカメラなんて下取りして何に使うのかわかりませんが、壊れたカメラなら一杯持ってますよ。

 机の上のオブジェの中から一台、PENのEEDを持ってきました。立派な不動品です。間違いなく壊れています。この手のレンズシャッターは大抵シャッターユニットがイカれてパーになるんですよね。ばらしても、まあたいてい直せませんわ。

 そんな不動カメラでも、こういう全金属性のカメラを捨てるのは度胸がいります。なんかこう後ろめたい感じ。数千円の下取りのために、こういう金属カメラを廃棄してもいいのかとかとにかくそういう自責の感じ。

 不動カメラでこんだけしょんぼりするとは、自分でも思いませんでした。不動のPEN EED、まだ4、5台あるのにな。
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2010年11月09日

狙い撃ち

ボール投げ めっきり目がいかれて、AF頼りになりましたので、AFでのすばやさを測定してみました。カメラの速度というより自分の反応速度。

 ボールをぽんと上に投げて、空中にある間にカメラ構えてフォーカスしてシュート。

 やー、難しいもんですね。

 昔、ピンボケ写太が池の鯉をMFで狙い撃ちしていましたが、AFでもちょっと難しいです。一度は墜ちてきたボールがレンズを直撃しましたww傍から見ていたら、きっとすげー馬鹿。
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2010年10月01日

サンニッパのソフトケース

サンニッパのソフトケース 先日、安曇野に展開した折のことですが、ひょいとサンニッパを担いだらぶちっとソフトケースのストラップがちぎれました。

 あれ、どっか抜けちゃったのかなと思ってみたら、ケース側のつるしが引きちぎれてるじゃあーりませんか。もう十何年も使ってるからなぁ。しかたがないなぁ。ハードケースも持っているけれどあんなアルミのトランク、持って歩けませんわ。

 手配しても小松には間に合いそうにありませんが、いちおうカタログを見てみましたら…

 12,000円!

 たかがレンズのケースがいちまんにせんえん!しかも在庫僅少ですって。

 キヤノン純正じゃなくったっていいかなー、とかこれなんとか裁縫仕事で復旧できないかしら、と気をもむ毎日です。
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2010年07月29日

サンニッパのフード修理

サンニッパのフード 我が心の標準レンズ。サンニッパことEF300mmF2.8L USMのフードが、たしか千早の卒園式の時にぐらぐらになってしまいました。固定ネジをぎちぎちに締めても、脱落必至のゆるさ。まずいよ。

 壇上で撮っていたので、万が一落下したりしたら、下の人が怪我をしてしまう、と青くなり左手で押さえながら撮影していました。

 家に帰って、一体どうしたんだろとしげしげと見てみましたら、このフード固定金具のビスが一本脱落して緩んでいたのでした。ネジだけ取り寄せるのもあほらしいなあと、めんどくさくてそれから半年放置w

サンニッパフードのネジ さすがにいつまでもほっぽっておくのもどうかと思ったので、ネジを買ってきました。

 ノギスで測って見たら、2mm。多分M2の2x5mmか4.5mmらしく。

 近所のホームセンターで探してみましたら、M2の2x6mmてのがあったので、いざとなればヤスっちゃえと思って買ってきました。ひとふくろ100円のネジで悩んじゃいらんねぇよ。

 少々長いかと思いましたが、差してみたら若干余裕があったようでちゃんと収まりました。
 これでまた俺のサンニッパは蘇った。

 ネジ一本での大騒ぎですが、そんときは慌てるものですねぇ。
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2010年04月28日

DSC-WX1

DSC-WX1 サイバーショットのDSC-WX1とかいうのを拾ってきたでござる。

 F3とかFM2とかOM4とか1Vにリバーサルこめて歩いている時というのは、完全に戦闘状態というか、自動小銃に実弾入りのマガジンぶち込んでる感じ。ようするに全身が目になっている状態なのですが、こういうブログにつるしたりする画像は実はこんなやる気のないちっこいので撮っていたりします。

 で、常に携行するちびデジカメが必要になるわけですが、現在の主力は富士のFinepixF200EXRです。これはダイナミックレンジ重視の上に、なかなか写真好きをうならす絵の吐き出し方をするので大変気に入っており、まったく問題はないんですが、F200EXR改変時に候補に挙がったWX1が型落ちの激安で転がっていたのでついうっかり衝動買いしてしまいました。

 WX1の方は高感度と動画(全然撮らないんだけどw)がミッションになると思いますので、F200EXRと二台持ちになっちゃうかな。

 何台持ってたって、使うのは一台だけなんですけどねぇ。
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2010年03月09日

廃線

木島線 今日、仕事でぶらぶら走っていて、廃線になった木島線跡に通りかかったので一枚撮ってきました。

 思えば以前廃線 | 日々雑感IIで撮った場所です。5年の月日で更に寂寞度がアップしています。

 しかもなぜかまたカメラがCONTAX SL300R T*なんですよ。

SL300R T* なかなかの画質で便利に使っていたFINEPIX F200EXRのズームレバーがなぜかしぶくなってしまったので、保証期間中にということで修理に出てしまったのです。

いろいろバックアップもあるんですが、先日ROWAのバッテリ買って復活させておいたSL300R T*に風を当ててやろうと、ここんとこ絶賛連れ出し中なのです。

 やっぱ色、いいなあぁ。京セラCONTAXが撤退したのは、本当に残念です。
posted by delta16v at 18:55 | Comment(3) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年01月28日

auto110

auto110 Pentax auto110です。なんだかあちこちでひそひそとauto110だの再来だの言われているようなので、オリジナルを取り出しましたよ。I-10てちょっ、なにそれw

 あ、「ひゃくじゅう」じゃないので。「ワンテン」です。「オートワンテン」とお呼びください。110サイズのカートリッジ型フィルムを使用することに由来しています。MFだけど露出はオート。だからauto110。

 子供の頃、オヤジが物好きで、末っ子の弟に持たせていました。交換レンズもフルキットで、あの大口径70mmF2.8まで持っていやがって、キヤノンDEMIしかもっていない私としては、ずいぶんオヤジを恨んだものでした。

 この個体は10年くらい前にリベンジで買ったセット品。バッグ付きの美品で結構なお値段でした。後ろのバッグがおシャレなんですよ。SX-70なんかと通じるこのセンス。70年代的と言われればそれっきりなんですが、今でも持って歩きたい逸品です。

auto110 なかはこんなふうに収まります。ワインダーとストロボもあるんで、全部入れると結構一杯になっちゃうかな。

 それにしても当時のPentaxが一眼レフにかけた思いというのは大したものだと思います。三菱のフルラインターボなみのフルライン一眼レフ。110サイズでシステム展開したんですもんね。


auto110 135における小型軽量の雄。OM-4Tiと一緒に記念写真。

 負けないように70mmF2.8つけてやりましたが、Zuiko50mmF1.8とあんまし口径が変わらんじゃないか。

 やっぱりかっこいいなぁ。

 110サイズのフィルム、まだ手に入るようなので、もう一働きしてもらおうっと。 
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2009年12月18日

銀塩フィルム

イルフォードXP2 昨日年賀状の打ち合わせのため、久々に行きつけの写真屋さんに顔を出しましたら、イルフォードのXP2がごっそり山になっていました。

 ふうん、まだあるんだ?と聞くと、100本ロットだと取れるんだって。あちこちから引き合いが来ているんだそうです。

 なんでXP2なわけ?と聞くと、最近お店でモノクロ写真のクラブを作ったら若い人があっという間に30人ほども集まり、しょっちゅうミーティングを繰り返しているのだそうです。

 TRI-Xじゃないの?と笑うと、あれは処理に2週間かかるんで、C-41プロセスのXP2が人気なんだそうで。

 それにしても右側の黒い箱の方は、InfraRedですぜ。まだあったのか。
ローライフィルム こっちはローライ。中身はもちろんローライなわけじゃなくてアグフアなんだって。

 まだやってんだアグフア。へー。

 こっちもInfraRedが入荷してます。

 そんなに赤外撮るのかよ、みんな。

EKTAR100 KodakのEKTAR100はやっぱりちょう人気。リバーサルのような鋭さがある、と若い人にも人気なんだそうで、確かに往年の雰囲気はあるよね。

 でも今一つ硬すぎるような気もするんだよなぁ。RA時代のEKTARにはもうちょっとカラーネガらしい柔らかさがあったような気もする。でも最近の目が潰れるようなコントラストとシャープネスを見慣れた人にはこれくらいがいいのかもね。

 そういやKodakサイドにはC-41のBW400もちゃんとありました。これもまだ現役だったか。

スーパーワイドヘリア おまけ画像。某所で話題になったスーパーワイドヘリア15mmF4.5。信州の特産品です。

 残りも少なそうですが、なんかごっそり入ったんだって。飛ぶように売れたそうですが、確かに安いっちゃあ安い。

 これはミラーアップして使うFマウント用ですがフルサイズデジタルにくっつけて喜んでいる人も多数、とか。

 なんか久々に元気にやっている銀塩勢を見て、ちょっと元気になりました。
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2009年11月19日

F200EXR

F200EXR 富士フィルムのFINEPIX F200EXRを買いました。大事な写真はいまだに銀塩なので、デジタルはほとんどブログ用という感じ。

 したがってコンパクトデジカメを常に一台持ち歩いています。ブログ用ということで、画像サイズも縮小してしまいますから、画質がどうこうといっても仕方がないのですが、その辺はやっぱりこだわっちゃうよね。

 F200EXRは初めての富士フィルムなんだけれど、ハニカムCCDって一回使ってみたかったし、銀塩業界でも孤軍奮闘の富士ですから、全力で支援です。

 いや、もともとコダッカーの私で、富士のフィルムなんて以前は大嫌いだったんですが、もうこうなっちゃしかたないやね(笑)。

 サイズがちょっと大きめなのは1/1.6インチ原色フィルターCCDに免じて勘弁。デザインにもいいたいことあるけど、そこはまあ主観なので(笑)。

FX07 こちらは以前使っていたLUMIX FX07。そのひとつ前のFX9は割と良かったんですが、FX07は高感度でのノイズとWBの出目がどうにも私に合いませんでした。それでも2、3年は使ったのかな。

 故障もなくよくがんばってくれましたが、結果はいまひとつというところ。二台続けてパナソニックでしたが、これでひと段落。

 
F200EXR作例1 なんだか様変わりしていて、オートもオート、シーンモードを自動で選択するEXRモードなんてのもあるみたいです。

  デジタルカメラの進歩も色々あるけれど、ダイナミックレンジの拡張というテーマは面白いと思います。デジタルが持つ弱点のうちの一つですね。

 F200EXRは高感度ノイズが少なくて暗所に強いという発売時の記事も多いのですが、その辺は日進月歩らしく巷ではソニーのWX1には敵わないとか言われているようです。まあ普通よりはいいかも、位に思っておいた方が無難かもしれません。

 私の場合は赤外線暗視カメラじゃないんだから暗闇で押したりはしないほうなので、室内撮りが不自然でなけりゃ、それでオッケーという感じ。

F200EXR作例4 ただね。青いよ。WBオートが結構青い。青い青い聞いちゃいたけれども、確かに気になるかもね。

 弱アンダーにしたPKRみたいだ。

 ファームの1.2で若干改善とか言われてるそうだけど、これどこでファームのバージョンみればいいんだろう?



 
F200EXR作例2 こういうときは困った時の曇天モードということわざ(今考えた)に基づいて、「日陰」に切り替えてみます。割といい感じ。

 コダッカーは暖色家だからね。選ぶならいつも曇天だよ(笑)。





F200EXR作例3 こんくらいいじればなんかいいかもと言う感じです。

 画像の保存にちょっと時間がかかってその辺残念ですが、Class6の白芝(東芝の白いSDHCカード)注文しといたし、まあ慣れる範囲かな。

 ということでこれからこいつでの写真が増えますので、よろしくお願い致したく。

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2009年07月31日

米谷美久氏死去

OM-4Ti ハーフサイズカメラの名機・オリンパスペン、コンパクトカメラの嚆矢・オリンパスXA、そしてかつて少年たちの血を沸かせた軽量コンパクト一眼レフ・OMシリーズを設計されたオリンパスのカメラ設計者・米谷美久氏が死去されました。



 
オリンパス株式会社は30日、ペンシリーズの設計者として知られる米谷美久氏の逝去を発表した。

 米谷氏は1933年香川県生まれ。オリンパス光学工業株式会社(現オリンパス株式会社)への入社は1956年。「6,000円で買える大衆機を目指した」という初代「ペン」の開発ストーリーが特に有名で、その後は「ペンF」、「OM-1」、「OM-2」、「XA」、「XA2」などの名機を設計、国産カメラの歴史に大きな影響を与えた人物として知られる。
 先日オリンパスペンデジタルなぞが出たそうですが、誰も米谷氏のコメントを取りに行こうとしないのに頭に来ていました。ようするにあれはペンのネームバリューとイメージだけを頂いた商品のようです。「ペンの精神を受け継いでいる」のならば、それを語るには米谷氏以外にはいないはずなのです。

 BMWがミニを作り、日産が全然違うクルマにスカイラインという名をつけるようなものなのですね。さみしいことです。

 良くも悪くも真にエンジニアとして生きた方だったと思います。あちこちで衝突し、それでも我を貫いて機械を設計するエンジニアのイメージがあります。。私にとっては、零戦を設計した堀越二郎氏と双璧をなす技術者でした。

 合掌。

 この週末はOM-2を下げて歩きます。
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2009年04月15日

R-D1xG

R-D1の後継機が発売だそうです。
セイコーエプソンは4月9日、液晶モニタを2.5型に大型化し、32GBまでのSDHCメモリーカードに対応させたレンジファインダタイプのデジタルカメラ「R-D1xG」の販売を開始した。オープン価格で、推定市場価格は27万円前後。
 どこが変わったかと言うと、
R-D1xGは2006年3月に発売されたR-D1sの後継機種にあたり、レンジファインダの改良、液晶モニタの大型化(R-D1sの2.0型に対し 2.5型)、32GBまでのSDHCメモリーカードへの対応などのアップデートが施された。また、撮影時のホールド性を向上させる取り外し可能なハンドグリップが同梱されるようになった。
ということです。「最新の」というよりは、金型償却の一掃セールという感じですかね。

 せっかくなので、R-D1の意義について考えたいと思います。

 MFであること、L/Mマウントであることはさておいて。
・メリット
ミラーボックスを持たないためバックフォーカスの関係上レンズ設計に有利。
シュートした瞬間が見える。
ファインダーの明るさがレンズの明るさに依存しない。
ファインダーによっては撮影フレーム外も見通すことが出来る。
ミラーがなくて、音が静か。
・デメリット
特に近接時に視差が発生する。
接写、望遠時のピント合わせに難がある。
高度な光学およびメカ設計が必要で、高価になりがち。

といったところでしょうか。

 やっぱり広角に魅力があるのですからCCDサイズは重要だと思います。この値段ならフルサイズにして欲しかったところです。いっそ600万画素フルサイズとかいうびっくりスペックでも楽しかったかもしれません。

 L/Mマウントのいいのを持っていて、スナップ用に気軽に使いたい人はいるはずなので、エプソンさんには頑張ってもらいたいと思います。

 こういうレトロ風のメーターなんかいりませんから、デジタル時代ならではのレンジファインダーカメラの存在意義について新しい提案が欲しいところです。マニアのコレクションにしてしまうには、惜しいコンセプトじゃないでしょうか。
posted by delta16v at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2009年03月10日

子供撮りカメラマンの失敗

千早のたぬき 先週のお休みは千早たちの保育園のお別れ会がありました。まだ年中なので、本番は来年ということで、気楽に子供を撮影。

 例によってサンニッパ持ち出したのはいいんですが、今年はおかーさんが役員さんということもあり、「みんなの写真も撮ってほしい」と言われてしまいました。げげ、いつもは自分ちの子供だけ狙っているから楽なんだよ。そんなのめんどくせぇよ。

 スクールフォトの専門家ってのはやっぱりどの子どももそれなりに写っていないといけないのが難しいのです。自分ちの子供だけサンニッパで狙撃するんなら楽なもんなんだけど。

 案の定、本番になったら、レンズのセレクトが今一つ。横に広がられると入らない。全員いれるとちっちゃくなりすぎる。うーん、難しいです。

 最後の集合のシーン、全員いれようとしたら70-200のワイド端ではいらず、あわてて28-70に換装しましたら、げげげのげ、あまりのみんなの熱気でみるみるレンズが結露してしまいました。うひょう、失敗。

 あせりつつ肩に下げていた予備のデジカメ(50D)で押えましたが、あーん、いいところだけデジタルになっちゃったよう。残念です。

 まあ、これに懲りて、責任の重い撮影はよく考えてから引き受けることにしますです、はい。
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2009年01月30日

Snapfish

snapfish 思うところあってSnapfishを使ってみました。

 自分のブログを「プリント」で検索してみるとですね、驚くほどの記事ヒットし、大抵は否定的な怒りの記事だったりします。

カラープリント、なってないぞ>KODAK | 日々雑感II
とか
「品質劣化」へのさみしい視線 | 日々雑感II
とか
思い出の写真 | 日々雑感II
ですね。

 カラーネガプリントの衰退具合にがっかりし、最近のデジタルプリントはどうなのかな、と正反対の行動を取ってみたわけです。ネットプリントというやつですね。でもケチだからL版プリント。これがなにがわかろうか(笑)。

 結果から見ると割といいです。近頃のカラーネガプリントとそんなに変わらない。ふーん、そこそこなのかなぁという感想です。たぶん自分で安いプリンタを買って刷るよりはずっといいんじゃないかと思います。

 ペーパーは無印でしたので、それほどいいものじゃないのかも知れません。Fotofooとかですと、コダックのロイヤルペーパーとかフジのペーパーも選べるので、もっといいプリントになるのかもしれません。こっちもまた試したいと思います。

 でも最近のカラープリントってのは結局みんなみんなレーザー出力なわけですからおんなじで当たり前。コントラストは高く、彩度も明度もかなり高く。たまたまカラーバランスが狂ってて、子供の顔色が死人のようでも、プリントマンもお客も大してキニシナイ。そんなレベルで、まあ同じくらいと(悪意あるなぁw)。

 いや、十年前のカラーネガプリントは、今のものとは比べられないくらいよかったんですよ。デジカメで興味を持って銀塩も始めたというような若い人には、ぜひそれを知ってもらいたいと思うのです。トイカメとか言ってカラーバランスの狂ったような変な写真ばっかり撮っていないで、たまにはちゃんとしたやわらかなカラーネガらしい写真も撮りましょうね。

 今のプリントではフィルムの違いなんか全然わからないです。いいフィルムを使うのがむなしくなりますね。

 ということですが、その利便性には敵わずたまにはどうかなと思って試してみた次第。様子はなんとなくわかりました。

 もともと道楽でやっている銀塩写真なので、「時間がないからデジカメで撮って、ネットプリント」というのは、本末転倒ですね(笑)。

 あー、お休みが欲しい。

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2009年01月22日

Getty Images

Flickrに気が向いたとき、ぽこぽこと写真を投げ込んでいましたら、ある日こんなメールが来ました。
An Invitation From Getty Images

Hi delta16v,

Flickr has partnered with the fabulous Getty Images to offer an invitation-only service for Flickr members to license their photos for commercial use.

The Getty Images team has noticed your work on Flickr, and is pleased to offer you an invitation to enroll with them. They have selected 8 of your photos for possible inclusion in the program. Here are a few of them:
以下ry
 雪風や千早たちの写真が8枚ほどピックアップされたようですが、そもそもGetty Imagesって、なに?

 ぐぐってみましたら、どうもメディア著作権管理会社とからしいです。うーん、JASRACみたいなもん?ライセンスの販売もしているようで、これはおほめにあずかったということなのかなぁ。

Getty Images、Flickr写真の一部のライセンス提供へによりますと、
世界最大のメディア著作権管理会社のひとつ、Getty ImagesはFlickrと提携して、オンライン写真のストックに大量のFlickr写真を加えることになった。GettyはFlickrのユーザーを個別に選定して提携プログラムに参加を呼びかける。これによって、ここ数ヶ月でライセンス対象の写真を何千枚単位で獲得しようとしている。

Getty とFlickrは品質の高い写真を効率的に抽出するツールを共同開発した。Gettyの編集者はこのツールでFlickrをスキャンする。Gettyのサイトには、新たに「Flickr写真」という分野が設けられる。選定されたFlickrメンバーの写真はここからライセンスが提供されるようになる。メンバーはGettyが徴収するライセンス料金の一部を受け取る。(ただし、固定された料金体系はない。メンバーは個別にGettyとライセンス料金の分配に関して交渉する必要がある)。

なんといってもGettyを通じて世界に自分の作品が紹介されるうえに金も儲かるのだから、Flickrのメンバーはこのプログラムに参加できるならなんでもやりたいと思うだろう。残念ながら、メンバーの側からプログラムに応募する方法はない。Gettyの編集者に自分の写真が発見されて、お呼びがかかるのを待つ以外ない。またFlickrメンバーへのライセンス料金の分配が具体的にどうなるのか、Gettyがこの種のプログラムを実施するのはこれが初めてなので、今のところまったく推測がつかない。
ということだそうです。

 どうしようかなぁ。 
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2008年12月23日

EF-S18-55mm ISが意外と良いらしい

 なんかデジカメ好きのブログみたいになってきちゃったんで、ついでにレンズについて。

 EF-Sなんて知ったこっちゃないんだけど、前述したようにEF-S17-85ISがERR99でやばいのと、超仕事中で、超休日出勤連続記録更新中にもかかわらず、年始早々のCRF降下始めに展開できればいいなーなんて超妄想しているので、もしかすると広角が必要になるのかなぁと思いますた。超未定ですが。超はやめろ。

案1)EF-S17-85ISを修理
 前述したように、8000円某という情報があるので、もしもこの値段ですむのならとりあえずは修理する手。ただ年始の降下始めに間に合うかどうかと、せっかくこの際なので(謎)、違うレンズも試したいなーというヨコシマな考えもあり。

案2)EF-S17-55F2.8ISUSMを導入
 高い。高いんだけどいいらしい。
 デジカメでレンズの性能なんて関係あるのかYO!?という気もするけれども、防塵防水以外はLレンズ並みなんだってさー。運動会とかで隣の人と一緒じゃいやな見栄っ張り野郎なので、普通だったらこれの一択。
 でも中古で6.5万から8万と結構なお値段。その値段をデジカメに出すのだったら1vと兼用でEF17-40F4Lにしちゃうとか、Y/CのツアイスとかLマウントのレンズで欲しいのもあるしー。

案3)EF28-105F4-5.6USM
 ふつーこれでおっけーなんだけど、APS-Cだとちょっと広角。EFレンズは望遠を強化したので、手持ちレンズの中ではこれが最広角です。でもやっぱりちょっとつらいかも。

案4)EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
 で、ここに至る。
 いや安いキットレンズなんだけど、これが調べてみると意外にいいらしい。前モデルであるEF-S18-55mm F3.5-5.6USMに比べると、ISが乗っかっただけじゃなく、全面的に違うレンズらしい。USMはないけどあまり問題にもならない程度らしくて、「安くて手に入りやすいけど意外にいい」というのが好きなオリンパーとしては、かなり魅力。一万円前後で手に入るようだったら17-85の修理と並行していくかも。

 んー、今のところ案4が有力っぽいかー。あ、お金がなかった。
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ERR99の原因

 先日でたERR99ですが、癪に障るのでいろいろ調べてみました。最初に断っておきますが、前述したとおりERR99は「その他エラー」の総称であるらしいので、まったく別の原因も多々あると思います。とりあえず私の事例としてご理解ください。

 まずレンズかボディか。EFレンズは馬に食わせるほどあるのですが、EF-Sなんてちゃちなマウントのボディが他になかったんで、トリアエーズ、比較用にEOS50Dとかいうデジカメを調達してきました。デジカメのくせにF3より高けぇ。

 んで、20Dと50Dで試すと、EF-S17-85ISをつけた時だけどちらのボディでもERRが発生します。他のレンズならばどちらのボディも正常動作です。50DのときはERR99じゃなくてERR01なんだけど、たぶんこれはレンズだな。

 で、しつこく調べてみますと、「35ミリよりも広角側にすると必ずERR99が発生する」ということがわかりました。エウレカ!こんなことってあるのか。

 で、ぐぐってみます。「ef レンズ err 99 広角」でぐぐると、まさにEF-S17-85の35ミリより広角側で発生するというネタがいくつも。修理代は8千円なにがしとかいう話ですから、これは修理した方がいいのかな。

 ef レンズ err 99 広角 - Google 検索によると、「広角側でERR99が発生」という事象はEF-S18-55なんかでも起こっているようなので、なにかありそうな気がします。これ、なにか設計に問題があるのじゃないかなぁ。あんまり言うとクレーマーになっちゃうけど、似た事例がこれだけあるとねぇ。もし同様のERR99状況に遭遇された方がいらっしゃいましたらトラックバックでもコメントでもくださいませ。

 昔からレンズなんてそうそう壊れるもんじゃないような気がしていました。

 カビとかグリース切れとか絞り固着とかはあったけど、最近のレンズにしてこのありさまは、実にデジカメ的というか、ちょっとヤワすぎじゃないかなぁ。
posted by delta16v at 09:18 | Comment(24) | TrackBack(0) | カメラ・写真

EOS20DでERR99

別所に書いていたネタなんですが、どうもコンテンツの造りがわかんなくて、コメント欄がつくれませんですた。とほほ。

はずかしいデジカメの話なんですが、こっちに移します。
で、いくつか、連投です。
-------------------------------
遊び用のEOS20DがERR99出まくり。

電源入れなおすと動くこともあるんだけど、今日はかなりひどくてほとんど撮影できませんでした。

どうやら「その他エラー」らしくて現象としてはレンズとの通信が出来ないことが多いらしく巷ではレンズ関連のエラーと思われているようだが、どうなんだろう。接点清掃で復旧という人と、電源入れなおしという人と、シャッターユニット交換という人とレリーススイッチ交換という人が見つかったよ。レンズだけじゃないんだな、これ。

もともと二万少々で手に入れた中古で、壊れるまで使うつもりだったから、ここはおとなしく30Dか40Dの中古あたりを漁ろうと思う。

そりゃ1vとか3だったら迷わず修理するけどねぇ。

たかがデジカメですからw
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2008年12月19日

Ektar100

セラから高速通信で入りました!!
今日のは電文が長いです!!

読み上げろ。

Kodakの新フィルム発売予定あり!!
名前はEktar100!!
くりかえす、名前はEktar100!!

以上です!!

Ektar100 いきなりそう来たかw

 カメラ屋さんでもらったもう一つのネタ。コダックの新製品、Ektar100です。先行配布された非売品のサンプルをいっこもらいました。エクターだ!エクターだ!

 今月の朝日カメラ、新製品欄にひっそりと載っていたのに気付いて、先日「コダックに聞いておいてちょー!」とお願いしていたのです。そこでコダックに問い合わせましたら、サンプル品を送ってきたのだとか。や、本当に「SAMPLE」って書いてあるし。

 昔のEktar100というとそれはそれはいいフィルムでしたし、その処理も「Ektar仕上げ」という丁寧な処理でした。あれはもう復活しないんだろうけど、とりあえずウルトラカラー100の後継ができたのは欣快でございます。

 拙ブログを漁ってみましたら、KODAKカラーネガの世界 | 日々雑感IIに一枚だけ旧エクター100のサンプルが載っていました。雪風が乳母車に入っている奴。

 カラーネガの良さというと、例えばラティティードの広さですとか、発色の良さですとかいろいろありますが、私は描写のやわらかさというのを買っています。カリカリのが欲しければリバーサルで撮るわけで、わざわざカラーネガでポートレイトなどを撮るのは、つまりそういうことですね。

 デジカメ全盛の昨今、その風潮に流されてこのEktar100がそういう性格付けされていないかどうかはちょっと心配です。超コントラストとか、超サチュレーションとか(超はやめろ)。

 ロイヤルゴールド100時代には「名前だけ変わって、なかの乳剤は同じです」という触れ込みでしたが、ずっと使っていた身とするとなんとなくだんだんと変化していたような気がします。大丈夫かな。

 昔のままでいてくれよ!

 略号なんなんだろう。ロイヤルゴールド100扱いの時はRAでしたが、Ektar100んときはなんだったっけかなぁ。とりあえずサンプル版のパッケージには略号は記載されていませんでした。

 あ、発売日は1月中旬だそうです。朝カメの記事と違うぞw
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CX-2 モーター

CX-2 モーター いきつけのカメラ屋さんに、年賀状の打ち合わせで行ってきました。

 ねぇ、これスゲェから見て行きなよというのでウィンドウを覗きましたら、なんとコシナCX-2のモーターワインダーつきが並んでいました。すげぇ。

 以前中野のコシナ直営店で見た時も、もうワインダーは出ないんですよ、と言われた気がします。再販したわけでもないそうなので、デッドストックが発見されたのかなー。コネがあるので奇跡のように10個はいったそうですが、あっという間にSoldOutだったそうです。そんなにいるんかCX-2ユーザ(笑)。

COSINA CX-2 ワインダー こりゃすげぇですなぁと笑っていましたら、いっこあげる、だって。

 モックアップかと思いましたら、買ったお客さんが最新の電池を入れたら電圧が高すぎてモーターが燃え尽きた(事情不詳w)のだそうです。

 ようするに不動品。

コシナCX-2ワインダーつき 帰ってとっつけてみましたよ。おう、にあうにあう。

 気分転換にいいよね。F3にMD-4みたいなもんだな(違う!)

LOMO LC-A 昔のロシアカメラの言い伝えの中の一つに、

 「LOMO LC-AはCX-2を完全コピーした。モーターワインダー連動軸もまったく同じ位置についているが、見た目だけで中の連動部分は作っていない。したがってCX-2用のワインダーは取りつけはできるが、見てくれだけで巻き上げることはできない」

 というすさまじいのがありました。CX-2モーターが手に入った今こそ実験なのです(不動だけどw)。

 久々にCOSINA CX-2とLOMO LC-Aを並べてみました。左がCX-2、右がLOMO LC-Aです。サイズはCX-2の方が数ミリ大きいんだね。

 で、ワインダーですが、おっと、取り付けネジの位置が違うじゃないですか!これじゃ取り付けはできません。うーむ、前述の伝説は結局ガセネタだったのだな。話としては面白いし、いかにもありそうなネタだったから流行ったのかな。

 LC-Aにはたしかワインダーは発売されていませんでしたし、CX-2用ワインダーやCX-2自体もかなりレアで検証するのも困難でしたから、こういう噂ができたのかもしれませんね。

 ひとつ賢くなった年の暮れでした。
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2008年11月17日

中野でBESSA

BESSA R2 毎日、風に吹かれて生きている私ですが、昨日、久々にお休みになったので、妻の勤務先のイベントに行ってきましたよ。

 長野県中野市。ここは世界に冠たるコシナカメラがあるところです。カールツァイスだってここで作っているんだから。言っとくけど、東京都中野市じゃないんだぜ。

 せっかく中野に行くので、ここはひとつ、BESSA R2で繰り出しました。

 久しぶりのレンジファインダーで、何枚かキャップしたままシュートしたりとか(間抜けである)、楽しいへまもやりましたが、やっぱしいいなぁ。

 もうちょっとお天気が良かったらさらにぐぅだったのですが、レンジファインダーでのお散歩はまた格別でした。

 妻の同僚のカメラまにやの方と、口プロレスも楽しかったなー(笑)。
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2008年09月02日

CONTAX RX

CONTAX RX Y/Cのボディとして、FX-3Super2000を愛用してきましたがw(なぜ笑う!)、ついに僕のツァイスに続いて二度目のシャッター故障。いよいよ潮時かなあとあちこちを見まわしてみると、CONTAX RXが2〜3万円でごろごろしているじゃあありませんか。

 RX2のほうが新しい分だけいいに決まっているのは知っていますが、このお値段ならねぇ。とにかくなんかボディがないとツアイスが使えないんですよ。

 CONTAX RXというとたいてい「シャッター鳴きませんかw」と聞いてしまうものですが、懇意にしているカメラ屋の店員さんによると意外としっかりしたもののようです。そりゃ営業トークだよ、という気もしますが、彼はY/Cメインで作品も作っている人なので、ちょっと信用してみたり(でもメインはEOS-1v+マウントアダプタ)。彼曰く、使わずに防湿庫に入れっぱなしにしているほうがシャッターが鳴くんじゃないのか、もっとバンバン使えばいいと思いますよー、とのこと。なるほどね。

 ということで、銀塩もたそがれだというのに、またボディ買っちゃいました。あほーだなぁ。

そうそう、FX-3露出計チェック | 日々雑感IIで発覚したD28/2.8の絞りトラブルの件ですが、OH扱いで修理に2.2万円だって。くう。いっそD25/2.8の買い直しを計画中です。
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2008年08月04日

OM-10の出番

OM-10 雪風の今年の夏休みの自由研究は、「ハチの巣作り」だそうです。ベランダに巣をかけているハチの巣づくりを毎日撮りづづけるのだそうです。捨て身の研究というか、巣が大きくなっちゃったら我が家はどうなるんだYO!

 以前、夏休みの宿題:虫撮り少年のラストスパート | 日々雑感IIの時に使っていたOM-10を再び持ち出しました。


「ちち、前に借りた大きく写るレンズ貸して!」


って、また父のズイコーマクロ90mm/F2を使おうというのか。

 神様に愛された一本、子供に使われるのも、また幸せなのかしらん。
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2008年06月27日

flickrのプロアカウント延長しました

Kodachrome my love! flickrのかのご夫妻、Yahooを離れられたそうですが(Flickrの創立者夫妻、米ヤフーを退社へ:ニュース - CNET Japan)、flickrはまだ続いています。

 ひさびさにログインしましたら、Pro Accountが切れる、ということなので、一年分延長してきました。一年で$24.95です。プロじゃなのにプロアカウント。なんだか恥ずかしいですね。

 そもそもフィルムスキャナでスキャンした写真をアーカイブしようと思って使い始めたわけですが、ここんとこめっきりスキャンする時間もなく、デジカメで流し撮った(投げやりなのである)写真を時折放り込むだけになってしまいました。いかん、いかんな。

 今期はがんばってフィルムスキャンに励みたいと思います。特にコダクロームのスキャンが少しでも上手に出来るようになりたいです。

 とにかく難しいんですよ、あれ。
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2008年06月13日

リコーフォトコンテスト

善光寺夕景 [リリース情報] 第8回 リコーフォトコンテストを開催 / GRニュース / GR BLOG | Ricoh Japanだそうです。

 デジタルな世の中になってから、フォトコンも気軽になりましたね。データをアップロードするだけでいいんですね。

 昔は原稿の返送がされるのかどうかが心配でした。だから月例のリバーサル部門への投稿は緊張しましたし(やっていたのかw)、こんなしょーもないリバーサルを返送要にするのもアレだしなとかいちいち思っちゃったもんでした。プリント部門の場合は返送無しで出していたケースが多かったですが、プリント自体お金もかかりますし、送料も負担。さらに失格の場合はまとめて捨てられちゃうんだろうなぁなどと想像して、ちょっと凹んだり。

 いまはブログやネット上のアルバムなどで、「人に見せる」という機会はいくらでもあります。ただ、実際の作品に対する客観的な評価はよくわからないので、たまにはこういうコンテストもいいのじゃないかと思うのです。刺激にもなるし。

 久々にやってみるかな。GR DIGITALでやるとなるとやはり王道はストリートスナップかな?期間が夏だから、大好きなひまわり関係もいいな。ちょっと楽しみ。

 や、デジで遊ぶのもいいけど、さっさとPKRをカンザス送りにしなくちゃだわ(笑)。
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2008年05月18日

FX-3露出計チェック

FX-3露出計チェック FX-3Super2000ですが、どうもこのところ部屋で空シャッターを切っていると、シャッターがあまりにも切れなさすぎで、どうも不審に思っていました。

 露出計の数値が数段遅く出てくるのです。部屋の中だと開放でも1/2とか1秒とか。いくら室内でもそれはないんじゃない?

 久々のお休み、晴天の屋外でチェックしてみました。信頼するに足るNikon F3の内蔵露出計と比較チェックです。スタデラでやろうかとも思いましたが、反射式と入射式はもともと差が出るから、比べてもよくわかんないしな。

 晴天の屋外、ISO100レンズ28mmF2.8で比較

 FX-3 F2.8 1/125
 F3 F2.8 1/500

 ほらね。どうみてもF3が正しい。うーん、もう一回。

 晴天の屋外、ISO100レンズ50mmF1.4で比較

 FX-3 F2.8 1/500
 F3 F2.8 1/500

 あれ?合ってるじゃん?

 今度はちょっとグレーで反射率18%位の別のところを狙ってもう一回。

 FX-3 F2.8 1/1500
 F3 F2.8 1/2000

 おおむね正常。あれ?するってーと?

Distagon28mmF2.8 このディスタゴン28mmF2.8。指標を開放に合わせて覗いてみますと...






 
Distagon28mmF2.8 なんと羽が開ききってないじゃないですかーー!

 粘っている感じではないので、どこかに引っかかっているんだなこれは。絞り具合がちょうどF5.6ぽい位置なのです。開放のつもりで二段絞ってりゃ、そりゃシャッターも遅くなる罠。

 ということで、レンズの問題だったようです。ボディじゃなくて良かったのか、レンズ修理代を嘆くべきか。

 とにかく原因究明できたので、FX-3で撮り歩くことが出来まするう。よかったよかった。
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2008年05月09日

「トライXで万全」ごっこ

トライXで万全 いやいかん、最近めっきりトライXしていないじゃあないですか。

 E-500は結構モノクロモードがいいので、こんなふうにコントラストあげて、ノイズのせて...それを4号か5号で焼いてこそ味が出る。

 ザ「トライXで万全」ごっこ。
 これじゃだめですか、とさか先輩!

 却下である!
 光画部の心を教え込む必要がありそうだな!!

 実際フィルムでまじめに撮るのと、デジタルで遊ぶのとじゃ全然腰の入り方が違うので、トライXがちゃんと手に入るうちはきちんとまじめに向き合うべきだと思うのです。

 しかしながら、このところコダクロームの海外処理発送に向けて、PKRで待ったなしの写真をシュートしているので、たまにはこういうふうにだれてしまうこともあって。

 なにしろ残り少ない貴重なPKRを5本まとめて発送しないといけないのです。じゃんじゃかシュートするべきなのだろうけれど、無駄なコマは撮りたくない。なかなか難しい状況です。

 ということで、E-500のモノクロモードで遊んでしまうのでした。

 あちゃあ。
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2008年05月02日

デジタルフォトフレーム

デジタルフォトフレーム 先日ラオックスでソニーのデジタルフォトフレームを見かけました。

 最近のものだけあって、液晶もきれいです。なんだかちょっと欲しくなりました。

 未だに子供の写真は銀塩で撮っているのですが、フィルムスキャナでスキャンしたもので気に入っているリバーサルも結構あるのです。

 最近はダイレクトプリントもデジタルになってしまい、味気ないことこの上ないです。リバーサルはもともと透過光が美しいので、もっぱらスライドかルーペで鑑賞していますが、そう考えるとフィルムスキャンしてモニタで見るのは理にかなっているのかもしれません。デジタルフォトフレームでこのまま鑑賞するのも一興か、と思います。

 銀塩で撮ってスキャンして画面で鑑賞する、というのはカラーリバーサルやっていない人には理解できないことかもしれませんが(笑)。本当はいいプリントしてくれるところがあればいいいんですがねぇ。

 デジタルフォトフレームもアマゾンで見ると2万円切ってるのもあるみたい。以前から注目していた商品ジャンルなんですが、ソニーくらいビッグな所が入ってくると商品開発も活性化しそうですね。

 現在検討中です。DPF-V700とDPF-D70。どっちがいいかなー。


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2008年04月12日

コダクローム25

コダクローム コダクロームとの一年のコメント欄(笑)で懇意にしていただいているフジクロームR100さんとの会話の中で、
「KMを持っている」
といったところ驚かれたので、冷凍庫を漁ってみました。コダクローム25という今は亡きコダックの超低感度外式リバーサルフィルムのことです。略号KM。

 あー、確かに2本ある。PKM(コダクロームプロ25)もあったような気がしたんですが、誰かに記念品としてあげちゃったみたい。残っているのはKM(コダクローム25)だけでした。
 PKR(コダクロームプロ64)はあと3本。これは期限切れたばっかなので使っちゃうか。まだ手に入りそうではあるし。なんだか補給の切れた戦国自衛隊のようだ(笑)。

 RB(ロイヤルゴールド200)なんかも何本か最終ストックがあったような気がしましたが、どこかで使ったらしく。

 RZ(エクター/ロイヤルゴールド25)は4本のこってます。あとはRA(エクター/ロイヤルゴールド100)かぁ。なぜかTMZ(T-MAX3200)なんてのも一緒に凍らされているけど、これはまだ販売中のもんなんすかね。

 そういや、気にしてなかったんだけど、EPR/EPN(エクタクローム64/100)も去年終了していたんですね。そうかー。

 私の銀塩人生、テクニカルパンを使えなかったのが心残りです。

 いよいよもってジリ貧の銀塩陣営ではありますが、まだまだがんばりませう。当面は富士フィルムを全力支援でしょうか。

 あ、上記フィルム、全部期限切れなんで念のため(笑)。
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2008年03月31日

旅カメラ・OMシリーズ

OM-4Ti 昨日、家族総出で東京まで遊びに行ってきました。

 日帰りとは言え、旅は旅。旅の支度はカメラの支度。こんなにわくわくすることはないのです。

 わたしの「旅カメラ」というのは、やっぱりOMシリーズが多くて、これはやっぱり交換レンズが小型軽量であることに尽きると思います。必要十分の写りはあるわけだし。

 鉄道を使う旅が好きなので、そうなるとやっぱりY/Cツァイスやキヤノンの大口径ズームなどは持って歩くのに辛い。結局選ばれるのは京セラCONTAXのG1かOMシリーズという次第。G1、あんまりブログには出てきませんが、実は結構使っているんですよ。

#たまにNIKON EMとかFM2の時もあるけどびみょーに
#レンズがかさばるのですね。

 フィルム用意して、レンズにブロアをかけて動作チェック。

 心躍る、幸せなひと時です。
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2008年03月21日

カブトガニの流し撮り

カブトガニ 昨日上越水族館に行った折ですが、カブトガニがなにやら大騒ぎしているのを見ました。

 いつもは全然動かないんですよ。なにしろ「生きている化石」。完全に停止してぴくりともしないのがいつもの姿なのですが、いったいどうしたのか、繁殖期の王蟲の如く(見たことないけど)脚をシャカシャカさせて暴れていました。やっぱし春なのかなぁ。

 それにしても、その様はまさにフェイスハガーそのものなのです。

カブトガニの流し撮り で、これはひとつ、写真を撮ろうと思いましたが、なにしろ暗い上に、高感度側が弱いGR DIGITAL。手ぶれ補正もないし、なにしろこれは被写体ブレ。開放でダメなら感度上げるしかないし。

 どうにもなりません。

 そこに天の声が聞こえてきました。

逆に考えるんだ。
「ぶらしちゃってもいいさ」と考えるんだ ...

 で、左右に激しく泳ぎ回るカブトガニを流し撮りしてみました。クルマや飛行機や、百歩譲って子供や犬猫は流し撮ったことがあるのですが、カブトガニは初めて。

 これはもしかして本邦初公開?
posted by delta16v at 19:18 | Comment(3) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2008年03月11日

NIKON F3と歩く

ニコンF3 GR DIGITALばっかりいじってましたが、だんだんと陽気もよくなり、露出も上がってきました。結露の心配がなくなってきたので、銀塩の出番です。

 昨年はコダクロームラストイヤーということで、PKRが多かったのですが、今日は久々にE100G。いや、PKRもまだ冷凍してあるので、もうちょっとしたら使ってみますよ。

 子供が一緒だと、ゆっくり構図を見ている暇もないわけですが、ちゃっちゃと撮りながら、町を練り歩くと、ああ、春になったなぁと実感します。

 さあ、撮るぞ!
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2008年03月04日

300mmスーパーライフル:サンニッパの出番

サンニッパ 秋月が寝込んでいた土曜日。千早たちの保育園のお別れ会がありました。年少組はお送りする側なので、まあ見る方も気が楽(?)です。

 お別れ会は体育館で行われますが、スチルとビデオを撮る人は後方の壇上に上がってもいい決まり。今年もEOS-1vとサンニッパを抱えて、ここに登りました。雪風の時も秋月の時も、父はここからこのサンニッパを通して子供たちの活躍を見守ってきたのです。

 あまり光はないのですが、ストロボを入れると風情も何もあったものではないので、強引にサンニッパで撮ります。今はフィルムもいいし、割と写るんですよ。しかも今回は超高感度ナチュラ1600の投入です。これで写らないわけがないのだ。

 スポットライトが入ると、開放なら1/125とかで切れます。評価測光でなくスポット測光か中央部重点測光にして、アベイラブルライトで撮ると、暗い中にスポットライトを浴びる子供が浮かび上がって、とってもいい雰囲気なんですよ。

 でも写真屋はそういう写真は撮ってくれません。強力なストロボ一発で、その辺の子供の顔が全部はっきり写る写真しか撮らないのです。まあそれが商売だし仕方がないですね。ここはもう親が撮ってやるしかないです。

 ということで久々にサンニッパことEF300mmF2.8の活躍でした。いい写真が撮れたでしょうか。
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2008年01月28日

GR DIGITAL登場

GR Digital ある日、気づくとGR DIGITALが防湿庫に入っていました。

 今更買う気はさらさらなかったのですが、私の深層心理を察した小人が勝手に仕入れてきたらしいです。小人よ、困るんだよ。

 小人も最初はGR DIGITALIIを考えたらしいですが、NRがどうのこうのとかいう理由で、初期型をチョイスしたらしいです。なんだかなー。

 とにかく、せっかく現れたGR DIGITALなので、ちょこちょこ持ち歩いて撮ってまわりたいと思います。

 FX07は一年使いましたが、結局いまいちだったなー。色が好みじゃなかったし、ノイズもすごかったです。手振れ補正はよかったんだけど。


最後まで私が小人が悩んだGR DIGITALII

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2008年01月18日

「コダクロ」を検索すると...

Yahooで「コダクロ」を検索しておりましたら...

コダクロ


失礼な。プンプン(笑)。
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2007年12月26日

なんかキヤノンがやるらしいですが

年末商戦を牽制?キヤノン社長意味深発言!5Dをリーク? きになったコト/ウェブリブログによりますと、
 この中級機種に、アサヒカメラでキヤノンの取締役の真栄田雅也氏が語ったサプライズな要素がさらに加わってEOS5D後継機が登場するということなのか、興味がわいてくるところです。ここにきて、この5D後継モデルは新年1月に開催されるPMAで発表されるというはなしも流れて、発表も間近かという感じのようです。

 さて、キヤノンでは5D後継モデルにどのようなサプライズを用意して発表となるのか、年末商戦の熱気を牽制するかのような、キヤノン幹部の相次ぐリーク発言には、相当な自信をかいまみる思いもしてきます。
だそうです。

 そういや今月の日カメ、アサカメなんかでは、キヤノンがなんかやる、シェアを動かすような何かを年内に、とかそういう風にblogosphereでも報じられていますね。

 うーん、年内にシェアを動かすような何か、かぁ。

 フツーに考えれば、KISS Dクラスのエントリ機種にフルサイズ投入とか、ボディ内装のISとか、そのくらいしかやることないんじゃないかなぁ。

 機能インフレとデザインのぱくりあい、価格破壊。そんで横並び一線で機能全部入りの金太郎飴。デジタル消費材の定番コース。ああいやだ。

 そもそも「買う奴」には一通り行きわたった時分じゃないのですか。デジタル一眼が順調に伸びたのは、今まで銀塩一眼レフなど買う気もなかった層が動いた、というそれだけなので、そこが埋まっちゃったらもう今までのような倍々ゲームはおしまいなんだよね。

 メイン機種を買い替えつつ、写真を趣味として熟成させる人は、やはり少数だと思う。その辺は銀塩と事情は変わらないんでしょうね。きっと。以前、デジタルカメラに飽きる時 | 日々雑感IIに書いたとおり。

 100年使えるカメラなんて、もうどこにもない。
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2007年12月21日

GR DigitalII

 ちょっとチェックしてみましたら、amazonでも価格.comの最安+760円まで来ていますよ。今日の時点で63,500円。このあたりで当面安定かな?

 こういう二代目はいろいろいじられてダメになっている部分もあったりするのだけど、GRについてはあまり問題なさそう。バイナウノススメ: RICOH 信者はお利口さんで触れられているところの、
特に、ノイズ処理の方向性が明らかに違う。初代では ISO200 までは全くノイズリダクション処理の痕跡を感じなかったのですが(だから、ISO200で常用していた)、GRD2 の ISO200 では、NR: OFF の設定でもコントラストの低い部分でノイズリダクション処理をしている気配。ノイズの絶対量は減っているのだろうが、この処理の方向性は好きじゃない。 Photoshop で言うところの「水晶」フィルタのイメージ。元来はランダムノイズのはずなのに、のっぺりした島状(「縞」ではなく「島」)のパターンが捏造されてしまう。
(ノイズリダクション ON の画像はもってのほか。)

初代 GRD の大きな強みは、ノイズを「不要物」ではなく「ディザリング」として扱って、敢えて残していたこと(メーカーがそれを意図していたかは別として)。この特長が GRD2 では失われてしまった。まぁメーカーサンプルでもわかっていたことだが、やはり自分の目で確認してしまうとショッキング。
ぜひ、ノイズリダクションの設定を「ON / OFF / 完全OFF」の3段階に増やして欲しい。
以外は、なーんにも問題なさそうだなぁ。

すこーし欲しくなってきた。リコーに乗せられてる乗せられてる(笑)。

2009/02/21 追記)
GR DIGAITAL IIの価格、久しぶりに確認してみましたら、Amazonで41,636円まで下がっていました。初代GR DIGITALの方がトラブったら速攻買いに走ろうと思っているのですが、全然壊れなくて(笑)。そろそろ買っておくべきかな。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII
リコー (2007/11/22)
売り上げランキング: 157
おすすめ度の平均: 4.5
5 望遠を撮らないのであればベストチョイス
5 喜び
4 GR DIGITALかLEICA D-LUX3か!?
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2007年12月11日

僕のツァイス

1010984.JPG アマチュアカメラマンにとって、年に一度家族に重宝がられる年賀状の季節だというのに、まだセレクト中で困ってます。間に合うのか。

 それはさておき、先日カメラ屋にPKRの上がりを取りに行ったら、春先に預けて、それ以来忘れっぱなしだったFX-3 Super2000が戻ってきていました。

 突然シャッターが開かなくなったのです。シュートはできるのですが、まったく露光してない。おかげでPKR一本パーにしましたが、これはわからないよな。

 シャッターなんて重修理、もう無理だろうと思ってましたが、懇意のカメラ屋さんに、「ダメモトで預けてみなよ」と言われ、お願いしたのでした。

 ちゃんと直ってるよ!やった!

 うきうきとお代を聞きますと、蛇の道なので(謎)、送料のみで結構だ、と。

 えーーーーー!
 いったいどういう仕掛けなんですかーーーー。

 とにかく直らないと思ったカメラを思わず格安で直してもらってご機嫌な年末です。

 そういやY/Cのツァイスは5、6本持ってるんですが、ボディはこれ一台だけなんですよ(笑)。ああよかった。

 これで年末はプラナー&テッサーざんまいだ!。
posted by delta16v at 07:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2007年11月13日

デジタルカメラに飽きる時

 「1人1台時代へ!デジカメ、強気の目標上方修正」IT‐インターネットニュース:イザ!など、あちこちでデジタルカメラ市場の明るい話題が記事にされています。

 ここで、そこそこ長い間カメラをやってきた人間として、忘れちゃいけないことをひとつ書いておきたいと思います。

 そのうち、みんな飽きるよ、きっと。

 今はデジタル一眼レフを買ったばかりで、レンズを何本か買ってみたり、「沼」だとか「病気」だなどと自称してうれしそうに散財を続けている最中かもしれませんが、その熱病のような状態は、数年ではしかのように治まります。

 私もいくつかそういう山を越えてきたのでよくわかるのですが、ちょっと合間があいて、ほかの趣味に興味が出てきたり、忙しくなって生活のリズムが変わったときなどが要注意。あれほど四六時中カメラを持ち歩いて、面白い被写体はないかときょろきょろして、日常の全てを撮りまくっていたのが嘘のようにカメラに手を出さなくなります。熱病のさなかにいる人は、想像も出来ないかも知れませんが。

 どの程度の間、熱病にうなされるかは個人差がありますし、中には寺に入るまで治らないライカの病に冒されてしまう人もいるかも知れませんが、大多数の一般人はつきものが落ちたようにカメラから離れる時期が来ると思います。

 今は市場のパイ自体が非常に大きい上に、カメラブームも始まったばかり。また新規参入者もまだまだいますので業界自体の先行きに問題はないのかもしれません。が、このブームがずっと続くと思ったら、将来を読み損なうかもしれません。

 今、楽しく撮りまくっている人には楽しからざる意見かも知れませんが、そもそもこれだけ多くの人がカメラに狂っている現状の方が異常なのです。

 しかもネットワークの普及によって、撮影上のさまざまなテクニックや機材の情報は以前よりもずっと早く、安価に手に入ります。デジタル化によって、撮ってから結果になるまでの間のプロセスにも時間がかかりません。従ってその分だけ、飽きるのが早いかもしれないのです。

 デジカメ(やそこから逆入門した銀塩カメラ)に飽きること自体はちっとも悪いことではないですし、逆に一生撮影人生を送る方がどちらかというとみっともないのかもしれません。が、盛り上がりまくっている最中に写真やカメラを人生であるとか命であるとか、あまり周りに吹聴しすぎると、あとあと恥ずかしい思いをすることもあるかも知れません。お互い注意しましょう(笑)。

 あなたの身の回りに、光の速さでデジタルカメラに飽きた人、いませんか。その人は一歩先を行っている人なのかも知れませんよ。
posted by delta16v at 21:25 | Comment(2) | TrackBack(1) | カメラ・写真

2007年11月02日

GR DIGITALII発表

GR DIGITAL2 リコーからGR DIGITALIIの発売が発表されました。

 GRというと、GR-1の頃からレンズの評判は高かったですし、デジタル化されてからも、いろいろと気になるカメラではあります。メインはともかく、余裕があったら欲しいかもなあって感じでしょうか。その場合、当然ファインダはライツのきれいな奴でないと困るし、そうすると本体より高くついちゃうかもな(笑)とかそういうことをつい考えさせてしまう力があると思います。

 でも、あれ、カメラとしてどうなのか、と考えるとちょっと疑問もあるわけで。いや、貶める気は全然ないんですけどね。

 よくGR DIGITALでのスナップは見かけますし、GR BLOGのギャラリーなんかを見ると、ああ素敵だ、これ欲しいなぁと思わせる写真ばかり。森山大道氏が使っているところなんかを見ると、ミューIIにTRI-X詰めて歩いていた私には、ビビっときたりもしますが、結局GR DIGITAL自体が格別に優れた特長を持ったカメラなのかどうかが気になっているのです。

 もちろんレスポンスだのカラーチューンだのレンズだのってのが画像に大きな影響を及ぼすのは当然でしょうが、こういったGR DIGITALでの優れた作品というものがカメラの能力に依存するものなのかが気になるのです。デジタルカメラの技術も昨今のレベルまでくると「カメラの性能」というのは実は些細な問題で「きちんとしたフレーミングで撮っているか」「露出意図が作品に生かされているか」といった本来の「写真の腕」が問題になっているのではないでしょうか。そういった腕のいいカメラマンが撮った写真がたくさん公開されているので、なにかこうGR DIGITAL自体が特別に優れているように見えてしまうと。

 もちろん昔からカメラの宣伝広告には腕の立つカメラマンに作例を作ってもらって、
「このカメラを買えば、こんなの写真が自分にも簡単に撮れるのだな」
と消費者に思わせるのは、常套手段でした。カタログってのはそのためにあるのですよね。たぶんGRのよさというのも、そういうことの延長だと思うんですよ。

 たぶんGR-1の頃から後ろにいるあのじじー(笑)をリコーがうまく利用しているっていうことだとは思うのですが、やっぱりメーカーとしての製品プロデュースはうまいですよね。ビューファインダ外付けとか。シングルフォーカルとか。その辺は顧客のターゲットをよく考えた製品の性格付けの結果だろうし、今のところそれがうまく当たっているようです。

 GR-1の頃からそういう「プロデュースと製品開発のうまさ」ってのは感じていましたが、機械単体として突出したところはあまりないのじゃないか、とまあそういう妄想の話です。持ってないから全部邪推なのかもしれませんけれど。

 まあ、写真ってのはキブンで撮るものなので、カメラやフィルムの銘柄はどうでもいい問題なのかもしれない。でも気分が乗らないといいのが撮れそうもない気がしてしまうので、ついじたばたと機材が増えてしまうものなのですね。質感、とか趣味性(笑)とか言い出したらもう沼の中。

 ということで私の心の中に依然として「機会があったらちょっと欲しい」位置にいるGRシリーズ最新作GR DIGITALIIの話題でした(IIの話は全然出てこなかったな)。

#GRは圧倒的に素晴らしいのだ。おまいはわかっとらんとお怒り
#の方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。


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2007年10月15日

F2は健在なり

 某所で教えて頂いたのですが、ボクシング:王者・内藤が実力差見せつける 「亀田は全然弱かった」 - 毎日jp(毎日新聞)という記事の写真をみてじんときました。

 え?
 保険見直し本舗とかはどうでもいいんですよ。志村!うしろうしろ!!

 そう、後方をよく見ると、NIKON F2で仕事をしているカメラの人が写っているんですよ。ちゃんとモータードライブ(MD-2?)までついているし。IDカードみたいのも下げているし、この人プロだよねぇ、きっと。

 やっぱりメカニカルカメラのメリットがあるのか、それとも単に古いカメの人なのか。

 それにしても、メカカメラ好きとしては、なんだか嬉しくなってしまう写真でした。

 F2は健在なり。
 モータードライブ引っさげて、視界は常に地獄なり。
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2007年09月04日

OMアダプターMF-1

MF-1 いつの間にか、なんとなくうちの防湿庫に入っていたOlympus E-500。最後のコダックCCD搭載機というところになんとなくプレミアムな感じを覚えたのがポインツらしいです。

 で、Olympusと言えば、OM用のズイコーレンズしか持っていませんので、OMアダプターMF-1を買ってみました。これであのズイコーマクロ90mmF2がデジタルで使える!はずなのです。

 こうやってレンズをつけてみた感じは、ちっこくていい感じ。形でいうならE-410あたりの方がカメラらしいカタチになるのは分かっているのですが、あれはホラ、コダックCCDじゃないし。カラーチューンがかなり違うらしいので、手は出さないつもり。

 これはズイコー28mmF2.8装着状態ですが、かなりいい感じですね。

MF-1 ズイコーマクロ90mmF2の試写。うーん、ホワイトバランスの崩れ具合がいい感じ、なのか(笑)。とにかく、ずいんずいんとあのフォーカスリングを回していると、デジカメで撮っている感が薄れて行っていい感じ。あとはスクリーンだな。

 でもあれだね、デジタルで一眼レフ始めた人って、絶対に被写界深度コンプレックスがあるよね。二言目には「暗い」とか「ボケない」とか、そういう価値基準。

 まあ、銀塩でも「写真」というものをカメラマンの目で見始めた当初に誰もがはまってしまう「一度は通る道」って奴なんだろうけど、感像素子小さいし、何しろ一度に大量の初心者が今まさに切磋琢磨注中なんで、すごい感じです(笑)。ネットでの情報流通もアレな感じですねぇ。

 なにしろマクロだって開放F値がF3.5だと暗すぎで、とか、したり顔で言うんだから、何をか言わんや。早くちゃんと絞って撮れる大人になりましょうね。昔のM42とかをアダプタで使って、「開放がアマアマなうえにフレアがひどい屑レンズです。トイカメラのように使いましょう(意訳)」とか、そんなこと言っちゃダメだよ。

 ところでこのMF-1、当然絞り込み測光になるんですが、レンズ装着した状態で既に絞り込まれています。せっかくレンズ側にプレビューボタンがあるOMレンズなのだし、フォーカスの都合もあるのだから普段は開放にしといてくれればいいのに、ってなんで誰も口にしないのか。使っている人が「絞り込み測光」てのを知らんからなのかなぁ。Olympusもそれを心配してわざわざ常時絞り込み状態にしているのかしらん。

 そいからまた謎の動作なんですが、絞り状態によってかなり測光値が変わっているようです。「絞り込み測光」はあくまでもその時の光の量を測るだけなので、開放F値などの絞り情報の伝達を必要としないはずだし、開放もF16もAモードなら正しい測光値を出すはず、というのが私の知識なんですが(実際絞りを動かすとシャッター速度は変化している)、どうもMF-1経由で使うと+1から+2くらい明るめに出ているような気がします。どうやら開くほど明るいように思えるんですが。

 普段F5.6で撮っていますが、それでも-1〜-2入れっぱなしです。ちなみに評価測光でなく中央部重点測光。スポットだと完全なめちゃくちゃになる場合多し。

 取り説にはその辺なんも書いてないんです。推奨F値ってのは書いてあるんですが、あれ、画質のための推奨だと聞いたことがあります。測光に影響するってのは聞いたことないなぁ。

 どうなってんのこれ?測光もマニュアルで撮るべきかな?

 それはそうと、フォーカシングスクリーン、自作作戦開始だーー!
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2007年08月24日

PKRがうまくスキャンできない:DxO FilmPack 1.2の件

col305.JPG 忙しい中から時間を取って、フィルムスキャンにかかっていますが、どうにも思ったような色になりません。PKRというか、コダクロームのあの微妙な渋い色調が、こんなにごった感じになっちゃう。うーむ、なんて難しいんだ。

 いちおうね、CoolScanV EDには「カラーネガ」「ポジ」と並んで、「コダクローム」って選択肢があるんですよ。すごいよね、「ポジ」とも違う何か、ということだよね(笑)。

 で、この「コダクローム」にセットしてスキャンしているんだけど、ことごとく緑や青にかぶってくる。原板はもっといい色なんですよ。モニタのキャリブレーションがどうこうという以前の問題だな。今のところじみりじみりと設定を変えつつスキャンしまくっているのだけれど、こんなに大変なものなのでしょうか。いや、E6処理のリバーサルは全然問題ないんですよ。

 みんなどうやってスキャンしているんだろう。vuescanとか使えばいいの?ねぇ、誰か教えて。

 そういやね、ちょっと方向の違う話なんですが、デジタルカメラの画像をPKRふうにレタッチできるDxO FilmPack 1.2 ってフィルタがあるそうなんです。色調だけじゃなくってコントラストとか粒状性とかいろいろな面をカメラマンと打ち合わせて作ったらしい。結構それらしくできていると評判らしいです。TRI-Xモードとか当然のようにベルビアモードもあるので、モノクロや富士の人も安心。

 デジタル画像をレタッチでコダクローム化する。なんて手段と目的が入れ替わったワークフロー(笑)。なんかすげー本末転倒ではあると思うのですが、ちょっと興味があります。できればカメラ内蔵にしてもらって、「コダクローム専用デジカメ」とか作ってくれないかなぁ。

 PhotoshopCSとかエレメントの新しいのしかダメ、というのでちょっとあれですが。単独で使えるパッケージというのもあるみたいなので、誰か試してみてください。評価版もあるようです。わたしのPCってば、いま.net framework2.0が不調なもので試せないんですたい。無念。
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2007年08月10日

ケンコーPRO1D ACクローズアップレンズNo.3

1010156.JPG デジタルカメラのメリットとしてはブツ撮りをはじめとするマクロ撮影が挙げられます。やっぱり影の出方とか、ピントのまわり具合などが確認できるのはメリットとして認めざるを得ません。くやしい。

 で、マクロレンズを買い込んだりするのですが、今回はクローズアップレンズいりのフィルタを買ってみました。ケンコーPRO1D ACクローズアップレンズNo.3という奴。フィルタなのでレンズ前にねじ込むだけで超簡単マクロ撮影。ちゃんと露出も合うし(露出倍数はかからない)、AFもおっけー。

 カメラはいつの間にか防湿庫に入っていたE-500です。35mmF3.5マクロか50mmF2マクロを買う、という選択肢も当然あるのですが、デジタル専用マウントのレンズに2〜5万円も出すくらいなら、汚いテッサーとか、曇ったエルマーとかそういうのを買った方が人生にプラスになるはずなので、とりあえずクローズアップフィルタです。口径は使いでアップを狙って、その辺のちょっといい普及型ズーム(?)によくある58mmをチョイス。マスターレンズはキットレンズの14-45mmです。

8100315.JPG はい、あさがお。

 こういうおしべとかめしべが見えるハレンチな写真というのも一回撮ってみたかったり。

 キャプションがないとなにがなんだかわからない写真、というのも面白いものだなぁ。

8100329.JPG はい、シフトノブ。

 溝の中にごみが溜まっててきちゃないです。アップにしてどうもすみません。最近老眼ぎみで、こういう細かいディテールが苦手になってきました。

 そろそろモデラーも廃業か。

8100323.JPG レンズがはいっているので、当然無限遠はでませんが、30cmくらいまでにはピントが合うので、通常撮影も試してみました。それほど画質は破綻していないというか、こんな目つぶし写真じゃ、何がなんだか全然わかんねーよ(笑)。

 周辺は少し流れていましたが、まあ値段以上かな、と思いました。デジタルでのマクロ撮影の場合、トリミングして真ん中だけつかう手動デジタルズームという卑怯な技もあるので、まあいいか。最初は百円屋で虫眼鏡買ってこようかとしてたくらいなんだし。

 ということで、これからあちこちの被写体に迫りまくってみたいと思います。

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2007年07月31日

アサヒカメラ8月号

1010086.JPG アサカメの8月号。パンダがキュートです。岩合先生、ライカR以外はほとんど3/4のEシリーズだなぁ。そんなにいいのでしょうか。E-1。

 今月読んでいてうれしくなったニュース二つ。

 ひとつは、ケンコーKF-1N/KF-2N。Fマウントだけじゃなくて、Y/C版も出るんだって。PHENIX(PHOENIXに非ず)だそうだけど(笑)。いわゆる鳳凰というやつですね。

 それにしてもなんでこんなに面白そうなものをコシナがやんないのでしょうか?FM10かなんかで縛りがあるのでしょうか。うーん。

 でも久々の銀塩新製品ですので、こりゃ買っちゃいそうだなぁ。FX3Super2000とどっちがごわごわした手触りなのか、楽しみです(笑)。

 もうひとつは、AGFAが銀塩フィルムを復活させるという話。カラーネガのVista100/400とリバーサルのCT Precisaが復活だそうです。ウルトラ100が欲しいというトイカメラな人は多そうですが、Vistaだってベタベタな赤が素敵よ(をぃ)。

 久々に銀塩の話題を見ましたが、そろそろ残存者利益が話題になってくる頃なのかもしれませんね。
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ひまわり、咲きました

7310190.JPG いよいよひまわりが咲き始めました。まだ梅雨が明けてないというのが、なんとも残念ですが。

 何年か前から、「夏にはひまわりを撮る」と決めているので、やっとこれから本格的に夏写真が撮れます。

 今朝のひまわりは残念ながらバックは曇り空、というか、雨のなかのひまわりです。

 はやくお天気にならないなかなぁ。

Summer day. 去年撮ったお気に入りのひまわりです。確かE100VSだったかな。なんだか最近は枯れたひまわりばかり撮るようになってきました。なにか心境の変化とかあるんですかねぇ。そろそろ人生もカウントダウンなのか(笑)。

 今年はPKR最後の年なので、コダクロームメインは決定済み。レンズをどうしようか悩み中です。
 普通だとコダクロームはニッコールとかズイコーとかの地味目な発色のレンズと合わせるのですが、今回は最後だしな、ツァイスとかキヤノンEFのLとかそのあたりのド派手なので決めてみようかしらん?

 さて、どこに撮りに行こうかな。
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2007年07月20日

瞬間の一撃

7120004.JPG flickrへの直リンテストを兼ねて一枚。

 写真というのはおもしろいもので、一瞬の時間を切り取ることが出来ます。一瞬だからこその出会いに未だにわくわくします。

 このAH-1Sコブラにしても、たまたまローターが前後にきている時点で撮れていますので、コブラの薄っぺらい機体が強調されていますし、また前方への速度感というものが湧いて出るわけです。これが左右に見えているとちょっとしまらないですね。

 しかしながら、これはちょっと狙って撮るようなものではありません。

 たとえ秒間10コマで回しても要するに運任せなわけで、わたしのようなケチンボが一航過でPKRをワンショットだけ撃って、それでこのような写真が撮れる、というのもじつに面白いものだとおもうのです。

 最近のデジタルカメラユーザの間では、「写真を撮る」というよりも「イメージをキャプチャする」という軟弱な(笑)表現をする向きもあるようです。

#ガイジンとコメントで話しているとそんな感じ。

 やはりワンショット、ワンショットが運命の一瞬だと思って、シャッターを押したいものだ、とつねづね思っています。

 だからこそ次に押すシャッターも、常に後のない一撃の「ショット」であれかし、と願っています。
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2007年07月04日

モノクロ自家処理はまずダークレスから?

 カラーはともかく、モノクロはいつか自家処理したいなぁ、と思っています。

 最近はスキャナに食わせる用途にもよく使っているので、とりあえず現像ができればいいのか?といろいろ調べてみましたら、フジのダークレスというのを見つけました。こっちのページで詳しく解説されています。

 要するに毛細管現象を利用して、パトローネに入れたまま現像する、というかなり大胆な発想の商品のようです。これなら暗室作らなくても現像は出来るな。でもむらにならんのかなぁ。

 ダークバッグでリール巻きだけ出来れば、現像だけなら暗室いらないじゃん、という話はもっともなのですが、天性のぶきっちょな自分。大事な撮影済みフィルムをあやしげな自分の手に任せるなんてこわくてこわくて(笑)。

 あまり高くもないようなので、近いうちに試してみたいと思います。
posted by delta16v at 12:56 | Comment(6) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2007年05月25日

Olympus E-500は最後のコダックCCD搭載機なんだって!

 某MLで教わったのですが、オリンパスのE-500までは、コダックのCCDを使っているのだそうです。で、カラーチューンもあのコダックカラーなわけで、事実上Kodak DC3800がはじめてのデジタルカメラであった私としては、結構気になる話なのです。

 たしかこのブログも最初の方はDC3800だったと思います。このF-2なんかはDC3800の色だなぁ。

 E-410/510が出て、完全に値崩れしている模様です。レンズ込み3.5万円などというコンデジ並の値段もあったそうなので、かなり気になるかもーーー。

 情報によると、モノクロフィルタがかなり面白いそうです。ユーザさん、いらっしゃったらインプレをお聞かせ下さいませ。
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2007年05月16日

光学ファインダーの重要度

光学ファインダー ときどき必要に迫られてデジタルカメラを使うことがあります。

 もちろんコンデジというやつも持っていますが、あの「目の前にかざして撮る」というスタイルがだめです。いまだに恥ずかしくて人前で出来ません。カメラというのはファインダーに目をくっつけて顔でホールドして撮るものだと思っていますし。

 アイポイントからいっても、背面液晶で撮るよりも、一眼レフ(もちろんレンジファインダーでも可)の光学ファインダーで撮る方が圧倒的に見やすいはずです。だいたいが、あてずっぽうでシャッター押してもいい写真は撮れないのです。そのためにキヤノンはRTやRS等でわざわざ光量が減るのを覚悟の上で、ペリクルミラーを使った「シュートの瞬間が見える一眼レフ」なんてものを作ってたくらいですし、レンジファインダーのメリットとしても「シュートの瞬間が見える」という特徴はよくあげられますね。ファインダーって大事なんです。

 したがってデジタルカメラの良しあしというのも何万ガソがどうのとか、手振れ補正云々というよりも、光学ファインダーの出来で決まってくるものだと考えています。さらに言えばスクリーンの出来でしょうか。

 EVFがどうのこうのという話もありますが、リアルタイムで見えるという点からいうとまだまだ光学ファインダーに分がありそうです。あんなんでピントの山なんて見えやしないよ。

 現代の銀塩AFカメラも何台か持っていて使うことがあるんですが、やはりファインダー面はいまひとつ。少々暗くてもいいから、ピントの山がよく見えて、マット面の出来がいいスクリーン作ってくれないもんなんでしょうか。ちょっとざらついているのが好みなんです。あ、マイクロが入っててもいいなぁ。AFにわざわざスプリットマイクロ。無理無理(笑)。

 今もっているデジタルカメラはEOSの20Dですが、ファインダーもスクリーンも全然だめ。こういうコンシューマに訴求しにくいところは徹底的に手を抜くのがキヤノンなので、今後も期待薄かもしれません。

 ニコンのD200なんかは覗いて見た限りでは割とよいのですが、FマウントのレンズというとAi-s以前のしか持っていないし。1.5倍で使う気もないので、ニコンがフルサイズかつMFも使いやすいの出してくれたら、考えないでもないなぁ。

 とにかくカメラは光学ファインダーが命!という思いを文章にしてみました。ライカなんかファインダーで食ってたようなものですしー。
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2007年05月09日

CONTAX SL300R T*

1000908.JPG 某所でいまさらながらCONTAX SL300Rがいい、との記事を読み、引っ張り出して使っています。ここしばらくの写真でちょっと色のいいのがあったとしたら、それはSL300Rの仕業です。

 300万画素でも全然困んないし、起動時間もこの程度なら問題ないし、スポット測光できるし、結構いいんですよ、色は私ごのみな色を出してくれますしね。

 問題は液晶がアレで、どこにフォーカスが当たっているのかまったくわからず、シャッタータイムラグも死ぬほどでかいので、ヤマカンで押して、偶然に頼る、というむちゃくちゃなシュートになってしまうことです。

 そんだもんでパナのFX9にしていたのですが、調子に乗ってFX07に改変したら、これが微妙に嫌な色を出してくるのです。原色べったり系。なんとか調整できないかなぁ。彩度落としてみたりとか、いろいろやっているのですが。

 ということで、最近またSL300Rを取り出して持ち歩いています。結構いいなぁ。こういうデジタルカメラ、また出ませんかねぇ。
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2007年02月15日

NATURA CLASSICA

natura classica 妻が欲しいと言い出して購入しました。富士のナチュラクラシカ

 私としてはもう一段明るいNATURA Sの限定黒が欲しかったんですが、新品で買えるのは、こっちでした。あー、あと限定のクラッセWもあったなぁ。あれ欲しかったけど(どうも噂によるとGR-1よりもよいらしい)金欠で購入保留。むむ、もうないのだろうか、あれ。

 このところの様子を見ていると、もしかするとこのナチュラクラシカが人生最後の新品購入銀塩カメラになるのかもしれません。なんてこった。

#まだツァイスイコンがあるぞ...
#まだツァイスイコンがあるぞ...
#まだツァイスイコンがあるぞ...

 先日の長野灯明まつりがデビューです。ちゃんとナチュラ1600を買ってきて、NPモードで試してみました。どんな上がりなんだろう。楽しみです。

 妻も子供スナップの練習開始です。最初ってのはいろいろと楽しそうだなぁ。

 ちょっとぐぐってみたら、NATURA BLOGなんてのを見つけてしまいました。富士ってば、力入っているなあ。がんばって欲しいです。富士、買います。
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2007年01月19日

激動の時代をとらえた13枚の写真

 -激動の時代をとらえた13枚の写真-という記事がGIGAZINEさんに上がっていました。

 一枚目が敬愛するキャパの写真です。ノルマンディ上陸の一枚ですね。その時、「キャパの手は震えていた」という奴。よく「ピンボケ」といわれますが、これは手振れだよね。最近は「手振れ補正」という言葉のおかげで、テブレと言えばたいていの人がわかってくれるのでらくちんです。昔はピンボケと手振れの説明は面倒でした。

 キャパというとスペイン戦争での「崩れ落ちる兵士」の方が心に残るのですが、居合わせた現場の大きさが段違いということでしょうか。

 ゲバラ、こういう最後だったのか。先日「モーターサイクルダイアリー」を見たばかりなのです。

 アインシュタインの写真は、有名ですが、由来は知りませんでした。「笑って!」と言われてあの顔か。さすがは天才!

 「終戦のキス」はちょっと萌える(笑)。史実性に裏打ちされた萌え、というのは問答無用にすばらしい。いつかこういう写真を撮ってみたいものです。

 ダリの一枚は、撮影現場を想像すると激しく楽しいです。

 「移民の母」もすばらしい表情です。先日「モーターサイクル(以下略)」をDVDで見ましたが、心が表情に表れるとき、悲しみや切なさはどのような形で現れるものなのでしょうか。

 アダムズってアンセル・アダムズですよね。ゾーンシステムの人。ヨセミテ渓谷の写真しか知らないんだすよー(アホ)。
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2006年12月21日

コダクロームとの一年

コダクローム 「コダクローム64フィルム」販売終了の続報です。

 冷蔵庫を覗いてみたらコダクローム関係としては、3本のPKRと2本のKRが入っていました。今回コダクローム64プロことPKRを6本追加で購入しましたが、エマルジョンナンバーはどれも1541。ううむ。そういや3582って最近あまり見かけないなぁ。いっときよく使っていたのですが。

 この11本も、さっさと使っちまおう。

 某巨大掲示板に掲載された情報です。コダクロームの現像プロセスであるK-14処理の内実も少しうかがえるので、少し長いですが引用してみます。内容については読んだ方のご判断でよろしく。
698 名前:K-14 ◆70WKU2.hzI [] 投稿日:2006/12/19(火) 19:56:32 ID:ZBm5wght
コダックさんに問い合わせて色々聞いてみました。

・アナウンス通り、来年3月以降は、個人でアメリカ・ヨーロッパからのフィルム購入となりますとのこと。(今までのようにユーザーとアメリカコダックの間に入っての対応は出来ないとのこと)

・アメリカではまだ止めるという事は聞かないです。とのこと

・日本の堀内さんのK-LABSYSTEMは世界にそこの一台だけとのこと。
(K-LABは少量フィルムにも対応し、K-14のケミカル等の調合などはする必要が無くパッケージ化されたシステム)
そのK-LABシステム自体も老巧化しているのでメンテ、維持も鑑み責任持った対応が難しく、フィルム供給の終了を決めたとのこと。
一方、アメリカの現像システムは規模が大きく大量処理向きとのこと。

・来年3月の販売終了後、12月までは現像処理対応は今まで通りの堀内さんが対応とのこと。

・来年12月以降の現像対応は、日本での最終フィルムの有効期限、たぶん2008年3月〜5月になるので、それまでは、従来通り現像依頼をカメラ店に持っていけますとのこと。
(実質は堀内さん経由なり、他LAB経由対応で関連現像所に集められ、それをまとめてアメリカに送ることになるとのこと。現像のために、個人が個々にアメリカに送る必要はないとのこと)

・日本での最終フィルムの有効期限(たぶん2008年3月〜5月)後以降の現像は個人でのアメリカ送りとなるが、何処かのお店がまとめてアメリカへ送る対応をする可能性もあります。とのこと。

699 名前:K-14 ◆70WKU2.hzI [] 投稿日:2006/12/19(火) 19:57:11 ID:ZBm5wght
>>698続き
・外部からの資金提供があっても、フィルムの量が揃わないと現像時の安定性、品質が保てないとのこと。ノウハウ継承の人材の育成等も絡んでくるとのこと。

・フィルム代を10数倍に上げればサービス体制を上げることが出来るかも知れないが、そうなるとフィルムの量が減るので、ケミカルを装置内に温調し貯めたままで等々での現像の安定した品質維持がさらに難しくなるとのこと。

・少量対応のK-LABでも、現状の日本では現像時フィルムの量が必要な状態とのこと。
(日本での、分かりやすい例えばの話しとして)、現像フィルム100本中、80本が空流しで、20本が注文分となると、空流しのフィルムは未露光だとコントロールが難しくなるので予め露光を与えておく必要も生じる。その為の作業も発生するとのこと。

・まず日本ではボリュームが問題。この数年で半減近くになっているとのこと。
ただし、アメリカではまだ対応しているので当面は大丈夫とのこと。
アメリカに集中することで、かえって量が増え受容が増すことになります。とのこと。

ざっと、こういう日本での内情があるとのことでした。
こういう状況を踏まえ、堀内さんにも問い合わせてみて、今後のことを考えてみたいと思います。

とにかく、日本への莫大な資金提供とユーザーがKR・PKRを使いまくれば何とかなる可能性が少なくともあると言うことです。
だそうです。詳細なレポートを上げてくれたK-14氏に感謝。K-14氏はメールアドレスも公開されていますが、引用に当たってメールアドレス部分を削除しましたことを明記します。

 コダクロームの現像処理である、K-14プロセスについては来年12月までは受け付ける、とのことですが、この引用情報だとそれ以降も価格と納期はともかく、現像受付はしてもらえそうにも思えます。どうなんだろう、ちょっと期待しちゃいますね。

 私の写真を撮る動機のかなりの部分がコダクロームに依存していますので、コダクローム終了後、ということを考えると切ないものがあります。

 3月前にはまた買いだめをするとして、12月までのあと一年。悔いなくコダクロームで撮りたいと思います。
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2006年12月13日

「コダクローム64フィルム」販売終了

294220030_eda8664681_o.jpg ついにその日がやってきてしまいました。
PKRとKRが終了だそうです。

 思えばPKRではずいぶんたくさん撮ってきました。KRのパッケージに「未来に残す重厚な色」というコピーが出た時は、すこし笑ってしまいましたが、今では笑うどころの話ではなく。

 まさかコダクロームが無くなる日がこようとは、思いもしませんでした。あの色にはもう会えないのですね。

 I hate DigitalというグループがFlickrにありますが、激しく同意な今日この頃。

 憎しも憎し、デジタルカメラ。
 次はTRI-Xか。

「コダクローム64フィルム」販売終了のお知らせ
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2006年12月12日

知っておきたいスナップ写真の「ルール」

1040332.JPG スナップ写真における「肖像権」については以前から気になっていました。こんなの撮ってもいいのかなぁ、とか、これ、いい写真なんだけどWEBに載せるとまずいのかなぁ、などと気になることもたびたびです。
 で、その辺の事情を調べてみることにしました。覚書としてここに残しておきます。

#個人情報の面からでなく、あくまでも肖像権の観点からなのに注意。
#最近ではその辺の事情が異なるのじゃないかと思います。

 ぐぐってみると、アサヒカメラの2004年1月号にそのものずばり、知っておきたいスナップ写真の「ルール」という記事があることが判明。早速ブックオフにて入手しました。古本とはいえ、200円とはすばらしいぞ、ブックオフ。

 で、わかったこといくつか。引用と孫引きだらけです。

「肖像権」は一般市民にも浸透している権利と思われますが、意外にも肖像権を規定した法律は日本にはないのだそうです。したがって実際の定義や運用は裁判の判例として蓄積されたものを基準としています。

 1969年の「京都府学連事件」の判決で出た、
「個人の私生活上の自由の一つとして、何人も、その承諾なしに、みだりにその容貌・姿態を撮影されない自由を有する」
という判例がそもそもの出発点である由。

 上記は刑事裁判の規定であって、民事上の規定はまた別だそうですが、実際にはいまだに判例がないので、法律学者たちの各種学説による規定のみだそうです。ようするに運用ってわけですね。民事上は「肖像権」と「表現の自由」(これも法規定はない)の権利の衝突があって、事情は複雑だそうです。

 この「表現の自由」というのは写真家サイドの権利で「黙って撮影したものは全て肖像権侵害とするのは不合理」とするものが多いのだそう。確かに写っている全員の承諾を得ないといけないのなら、雑踏のスナップは不可能ですし、報道写真だって事実上不可能になってしまいますね。

 そこで、「肖像権」をどう考えるか。学説では、
・まず私的生活領域と公的生活領域を区別し、私的生活領域に踏み込んでの写真撮影、掲載はすべて「みだりに」に該当。
・公的生活領域では、一般人が通常取らない姿態や撮影・掲載を好まない要望の撮影・掲載は「みだりに」に該当。
という説が。割とわかりやすいですね。
 要するに個人を特定できるもの、変なシーンを撮らないことが基本。そんなのマナーの基本ですし、私としては全然異論はありません。

 この規定にしたがうと街角でのロングのスナップが可能となります。ただし変な顔をしているところをピックアップして撮るような行為は、本人の承諾がない限り違反、ということですね。まだグレーなところたくさんありそうですが、とりあえずスナップ時の判断には使えると思います。要するに自分が撮られたら嫌なポーズは撮らないってだけで、まあ当たり前なのかな。

 アサカメの記事には、「こういうシーンはアウトかセーフか」という例がたくさん載っていますが、横にカメラマンの判定と弁護士の判定が載っています。たとえば電車で寝ているサラリーマンって撮っていいのか、あるいはお店の売り子はどうか、スタバの外で茶をしているにいさんは、お祭りで飛び跳ねているねぇさんはどうなのか。ああ難しい。

 例として上がっているカメラマンと弁護士、その二者の間でも見解の相違があるようですから、実際に難しい問題なのだと思います。とりあえずは「変なシーンをアップで撮らない」「アップで撮る時は声をかける」といった基本的なマナーに忠実に撮影したいと思います。

追記

当該記事が新書になっていました。非常に参考になりますのでスナップ写真を撮られる方で、肖像権が気になる方は、ご一読されてはどうでしょうか。
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2006年11月22日

Flickr: Camera Finder

 このところ結構な勢いでflickrにはまりつつあります。firefoxでもうちょっと速いといいんだけどなぁ。なんかあるのかなぁ。

 flickrにはたくさんのツールがありますが、先日知ったのはこのFlickr: Camera Finder。なかなか面白いです。

 アップロードされる画像にはExifデータが付いているものが多いと思いますが、それを検索して、各カメラごとに写真を探せるサービスです。たとえばニコンのD80でどんな写真が撮れるのか、というサンプルを探したい時には便利です。カメラ選びをしている時にはうれしいサービスですね。各カメラごとのシェアのグラフなどもあって、なかなか興味深いです。

 Exifのデータですが、カメラ名は出ても、レンズ名は出ないのがとても残念(当たり前だ笑)。焦点距離はでていますけどねぇ。EF28-70とEF28-105の違いとかは判らないですね。

 銀塩フィルムからのスキャン猿用には、スキャンデータにExifデータをつけてくれる機能をドライバに付加してもらって...と妄想しました。そうすると銀塩派も利用できるのになぁ。ニコン、やってくれないかなぁ。

 まあ、そのカメラを使ってこういう写真が撮れる、というのは確認できますが、「誰にでも撮れる」ワケではありませんので、ご注意を(笑
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2006年11月15日

flickrについてわかったこと、わからないこと

flickrを少しずつ使ってみているのですが、いくつかわかったことと、いまだによくわからないことがあります。
「使い方」と言ってもいろいろなんでしょうが、仕事でSEOなんてやっているので、viewsの値が気になります。意味もなく上がればいいというものでもないでしょうが、見てもらえていると思うと張り合いもあるし。

で、なんとなくわかったこと。
・無料アカウントだとSetsは3つまでしか設定できないが、これで写真を完全に分類するわけでもないようです。自分の写真倉庫の気分でOK。タグで分類するとよさそうです。ここに貯めておいた写真を各Groupに投稿して使う感じでしょうか。

・viewsの結果が気になりますね。YourPhotosのPopularをViewsでソートすると自分の写真のランキングがわかります。

・viewsはgroupsに投稿すると急に伸びます。単にアップロードしておくだけだと、タグ経由でしか見てもらえないので、適切なGroupに参加して投稿してみるとviewsが少しずつ上がっていくようです。

・気にいったユーザがいたら、気軽にcontactsに登録してみましょう。その人の写真が見られますし、contact返しをもらえることもあります。ただし拒否られることもあるので注意してください。私はまだないですが(笑)。

まだよくわからない点。
・ファイルの解像度はどのくらいでアップロードするべきでしょうか。今はよくわからないので、あてずっぽうで1600x1200にしてアップロードしています。Groupによっては投稿サイズの限定があるところもあるそうですが、アップロード時のサイズが関係するのかどうか、よくわかりません。

・タグってどうでしょうか。入れてみましたが、そのタグ名でサーチしてもなかなか自分の写真がヒットしないように見えます。何か条件があるのかなぁ。それに実際、タグづたいでviewsがあがることはあるのでしょうか。以前アップロードした写真は一年間放っておきましたが、2viewしかありませんでした。ノーヒットなタグだったのか。

・ファイル名とかキャプションはみなさんどうしているのでしょうか。日本語Groupにも参加していますが、やはり基本的には英語で書いておいた方がいいものなのでしょうか。文字コードとか激しく気になるし。

 ああ、もっと時間があればスキャンしまくってアップロードするのに。
写真のセレクトってのは「ふむふむ」と死ぬほどルーペを覗いてしまうものなので、いくらでも時間が消えていきます。本棚の整理と一緒です。
 スキャナの速さはあまり関係ないみたい(笑)。
posted by delta16v at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2006年11月07日

flickr始めました

  いまさらですが、flickr始めました。
 
 アカウントはYahoo!の買収騒ぎの前後に取っていたのですが、なんとなく使ってませんでした。
 英語がどうこういうよりも、私のfirefox環境ではなぜか遅かったのです。IEならそれほどでもないんだけど。firefox側の問題、という人もいましたが、結局なにが理由なのかは判らずじまい。

 最近firefox2.0に入れ替えをしたついでに、fasterfoxも入れてみました。これでかなり速くなったので、flickrもなんとかなるかと思った次第。これでもまだ遅くてちょっと困り気味です。

とりあえずだーれも見てくれないです(笑)。たいした写真がないからしかたがないですね。
 銀塩は気合入れて撮っているので、スキャンする時間さえあれば、と思うのですが、すぐあげられそうなのはコンデジでのメモ代わり画像しかないし。

 ということで、これからじっくりと取り組みたいと思います。

 サイドバーにちょこっと出してみましたが、ロードがうっとおしいですか。うっとおしいですね。
 すみません、試しにやってみただけです。自分でもうっとおしいので、そのうち飽きたら外すつもりです(汗

 それにしてもflickrの総合ポータルみたいな日本語での解説サイト、あまりないのですね。
 簡単な入門用の解説サイトはいくつかあるのですが、ディープに行きたい人の集まるようなコンテンツがなかなか見つかりません。
 もちろんflickr自体がSNSであるわけだから、中で集まっていろよ、というのは正論として判るのです(一応日本語flickrには入ってみました)が、まあ前述の英語日本語の問題もあるし、そのflickr自体のインターフェイスがわからんときはどうすればいいのさ、とも思ってしまいます。。

どっかに居心地のいい場所ないかなー。
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2006年10月25日

アサヒカメラ11月号:フィルムの行く末は

1040413.JPG 特集はM8とF2/FM2/FE2ですって。

 ここのところ新型デジタルカメラの推奨と銀塩フィルムカメラのお勧めが交互どころか、同一号のなかで混在している。編集部内も混乱しているのだろうか。中でも赤城耕一の右往左往ぶりは、見ていて気の毒なほどだ。
 先月号は「モノクロがあぶない」という特集で、モノクロ自家処理を残そうという特集の直後に PX5500で初めてモノクロに満足できるプリンタができた、これでデジタルも万全などという特集が並んでいるのだから、その迷走具合はただごとではない。
 今月号は田中長徳までアサカメに出張してきている。デジタルとライカを飯の種にしている田中にとってはM8は稼ぎ時なのだろうなぁ。

 まあ要するに読者層が絞りきれていないのだ。いやもしかすると読者自体が行く末を絞りきれていないのではないかとも思う。

 ハイアマチュアという謎のカテゴリーがある。カメラというのは不思議な世界で、機材に民生用と業務用という区別がなく、プロとアマチュアがまったく同じ機材を使うことが出来る。したがってプロと同等の機材を使って作品作りをする「ハイアマ」と呼ばれる人種がいるのだ。

 昔からのハイアマな読者は果たして本当にデジタルへ移行するのか。世の中の最近カメラを始めた人からは想像もできないかもしれないが、そんな今更な問題に老舗カメラ誌は悩んでいる。

 プロがデジタルへ移行するのは明白だ。そのコストメリットと利便性は圧倒的だからだ。ただ、月刊誌の購買を支えているであろうハイアマチュアといわれる人々がどう動くのか、いまだにつかみきれていないのではないか。最近の特集の組み方の混乱具合を見ると、そう思わざるを得ない。各誌ともデジタルカメラ専門誌も併売しているので、あえてデジタル抜きにするという手もあるはずなのだが。やっぱ皆さん両刀使いなのですか?

 ハイアマ、どうなのだろう。私はたいした写真も撮っていない下手の横好きアマだが、フィルム派だ。アンチデジタルなわけではないが、フィルムの描写が好きで今もメインに使っている。

 だが各メーカーとも、コンシューマを無視しては未来がないので、ハイアマチュアは既に完全に無視されている(中古ばかりありがたがる彼らは意外と業界にお金を落とさない事情もある)。したがってフィルム使いのハイアマには未来はない。今までと同様、プロと同じ機材を使うのならデジタルへ行きなさい、といわれているのだ。
 裾野の広い一般大衆に数を売って利益を出すためには、ツウが目を凝らしてみないと判らないようなフィルムの粒状度だのレンズの味だのは関係ない。押せば写る。持ち運びが便利で操作が簡単で派手な色が出て、怒られない程度に適度に壊れる。そういうカメラが必要だ。
 赤字になると株主はうるさい。したがってよい(したがって高い)フィルムは次々とディスコンになり、プロセスは簡略化され、プリントは低質化し、新たなユーザはそれを見て、「フィルムなんてたいしたことないジャン」と思うのだ。

 うう。自虐的。

 それでもフィルムが好きで、中古で機械式のカメラを得々として使う人々がいる。だからこそ今でも定期的に特集で古いカメラを取り上げるのだろうか。そう思い込みたいところだなぁ。
 アサカメで取り上げられると中古相場が上がる、との話があるので、中古カメラ業界との癒着の構図もあるのかもしれませんが。

 F3、一生使えるとおもっていたのだがなぁ。
 カメラより先にフィルムがなくなるとは思わなかった。
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2006年10月21日

家族のデジタル写真、プリントしてますか?

コダクローム あえて今、「フィルムカメラ」のよさを考えてみるというドキュメントを読みました。

 私の場合はもともと銀塩派で、子供の大事な写真は、みんなフィルムで取っています。こういった普段の日常スナップは、銀塩とデジタルが7:3くらいかな。

 銀塩で撮る時の家族写真は、たいていネガ(モノクロ&カラー)にしています。サービス判のプリントを同プリで焼いて、とりあえずセレクトしたものをアルバムへ貼る、という段取り。気に入ったら2Lとか四つ切に伸ばしたりしますけど。

 前述のサイトでは
ところでデジタルカメラ全盛のいま、子どもの写真や成長の記録はすべてデジタルで撮って保存しているという人も多いのではないだろうか? しかし、たとえばその子が大きくなったときに周辺のハードがすべて変わっていて、データが取り出せないようなことになっているとしたら……? 考えただけでちょっとゾッとしてしまう話ですよね。
とあります。保存性に問題はなくとも、単一の理由(ディスククラッシュ、フォーマット変更など)ですべての記録を失う可能性、というのは確かにありますね。まあ、プリントだって火事に遭えば全滅するのはご同様ではあるのですけど(笑)。

 私としてはデジタルでも何でもいいんですが、「プリントしていつでもすぐに見られるようにして保管しておくこと」をお勧めしたいです。
 夕食後にちょっとアルバムを開いて、みんなで笑い合う、ってのは楽しいですが、その時にいちいちPCなんて立ち上げるってのは、実に無粋だと思うのです。時系列順に一覧性のあるアルバムをみんなでめくるのは、とても楽しいですね。

それにしても前述の
 誌面にはこの写真館の店主・陰山さんによる「50年経っても色が変わらないのは白黒だけ」「のこすっていうことでいうと、10本に1本でいいから白黒で撮ってほしい」など、目からウロコの金言がいっぱい。
てのには笑ってしまいました。

色が変わらないのは白黒だけ。

いい言葉です。

コダクローム&TRI-Xまにやには、しみるお言葉です。
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2006年10月11日

今年のひまわり

Image1.JPG 例年、秋になると夏に撮ったひまわり写真をビューアの上で選びます。例年は「真っ青な空にこげ茶色のひまわりがすっくと一輪」みたいなのをベストひまわりとして選び勝ちなのですが、なにか今年は枯れかかったひまわりをたくさん撮ったようで、そういうのを選んでしまいました。

 花は美しい花弁のなかで種をはぐくんでいます。花が咲けばしばらくして枯れてしまいますが、来年のための種を花の中で一生懸命育てています。

 なにかこう、最近そういうのにぐっときてしまうのです。
そういう年頃なのだろうか。
Image3.JPG 自分の人生もいよいよ半ばを過ぎて、残り半生という頃なのですけども、日々すくすくと育つ子供たちを見ていると、残った時間で子供たちのために何ができるか、自分のためになにができるのか、つくづく考えてしまいます。
 自ら大きく咲きながら、次の世代のために力を尽くす。
花にさえ教わることはたくさんあるのだなぁと感心しました。

 年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず
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2006年09月20日

秋の色:一葉落ちて天下の秋を知る

一葉落ちて天下の秋を知るうぉう。夏のテーマ、ひまわりの写真を整理する間もなく、もう秋の気配ですよ。まずい。写真時間が現実世界と大幅にずれだしているッ。

のんびりゆったりのスローフォトライフがモットーなんですが、こう追われる感じがあるのはよろしくないので、早いうちに夏の写真のセレクトをしておかなくてはいけませんね。

で、秋。

秋は一番好きな季節です。だから次男の「秋月」という名前は、実は兄弟のなかでも一番素敵な名前なのかも知れない、と思っています。
#他の二人、すまん。君らの名前も最高だよ(w。
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2006年06月09日

独Leica、Mレンズにデジタル対応コードを付加

Mレンズにデジタル対応コード む、「不滅のFマウント」や「夢のユニバーサルマウント・M42」を差し置いて、不朽のマウントと化しつつある(ないない)、Mマウントですが、なにやら怪しげな雲行きです。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2006/06/08/3964.html

 Mマウントに端子というか、マークがつくらしいのですが。えーっとデジタル用というか、要するにAE用なのかな。開放F値とを取ったりするわけ?
コードは「6bitコーディング」と呼ばれ、白と黒の6つのバーコード様のマークにより、1〜64までの数字を表現する。digital Lieca Mは光学的にこのマークを読み取ってレンズを特定し、その情報をExifに書き込むと同時に、画像の最適化を行なうとしている。
 ふむふむ、これはマジックで後から書いてもおっけーなのでしょうか?

 あー、Mマウントのボディってよく考えたらフォクトレンダーの新しいのしかないや。あとみんなLだ(笑)。
posted by delta16v at 12:41 | Comment(3) | TrackBack(0) | カメラ・写真

雨の日の写真

雨の日の写真 普通、カメラというのは両手でホールドしながら、息を止めてシュートするものなので、基本的に雨の日というのはなかなか難しいものがあります。

 片手で傘持っていると、ちゃんとした写真は撮れないのです。

 デジカメというのは実に無責任にテキトーなもので、片手で押したりしますし、イメージスタビライザーなどという下世話なものまで付いていたりしますので、傘を片手にシャッター一押しとか、そういうしょうーもないこともできてしまったりします。

#そんな自分がちょっとイヤ(笑)。

 そういや昔は傘を背中に入れて撮ったりもしたなぁ。

 実は雨の日ってのは、実にフォトジェニックなんですよ。
 光が回らなければアンダー目に撮ればよい(岩合先生のお言葉だったかな?)のです。

 これからの梅雨。

 長靴を履いてFM2にE100詰めて、背中に傘差し込んで、その辺を歩いてみましょうか。
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2006年04月15日

「ニコン F(エフ)」発売!

 突然ですが、「ニコン F(エフ)」発売!なんだってさ。

 これははあれだ、赤くして角をつけると通常の三倍売れると言う例のアレじゃないのかなー。

 どうせならいっそシルバーフレームにしてまんなかに△の飾りを入れるべきじゃないんですかね。 

>その高品質、高級感が、今回発売する紳士向けメガネフレーム「ニコン F」のコンセプトと
>合致することから、ネーミングしました。

ってなんか違やしませんかねぇ。

 うーん。どこへいくんだ、ニコン。
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2006年04月12日

写真屋交代!

写真屋交代 こちらの記事で名指しで罵倒してやった写真屋ですが、昨年度末、無事クビになりまして、違う写真屋さんになりました。

 今度の業者さんは中身はどうあれ(?)、ちゃんと真面目に撮って真面目にプリントしてくれてその上ちょっと安くなったみたい。よかったなぁ。

 学校写真を扱うベンチャー個人経営みたいですが、真面目にやってくれるのなら応援するですよ。がんばれ。
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2006年03月28日

アサヒカメラ4月号

アサヒカメラ4月号 EOSの30Dが出たとかですが、なんかインパクトにかける取り組み(笑)。

 まあ、それはそれとして、誌面全体にわたってフィルムというか、銀塩の擁護記事で埋まっています。

 もちろん私としてはあったりまえのことなんですが、どうもうさんくさい。赤城氏あたりはもともとデジタル音痴(失礼)でもあるし、フィルム擁護論はわからなくもないのですが、なにあれ 山田久美夫。

 デジタルの先棒担いできたくせに、いまさら「銀塩もなくなっちゃ困る」とか「もともと銀塩から入ったし」とか、一体どの口で言うんだろう。

 コンシューマ全体的に写真に対するハードルが下がっていると思います。もちろん取り付きやすいとか、気軽に入門できるというメリットもありますが、「写真(というかプリント)自体に対する評価が出来なくなっている」のは大きな問題だと思います。

 ピンボケでも色が変でも、なんで文句言わないんだろう。画素数にはこだわるのに、結果のプリントが手抜きでもそういうものとして受け止めてしまうのは、消費者としての成熟が足りないのでしょうか。

 まああれだ。テレビのニュースでは低レゾのmpegがそのまま垂れ流され、新聞の一面に無理やり拡大したjpeg画像が特ダネ写真として載せられるご時世。なにかこう低品質な画像というものにコンシューマが慣らされてしまったのではないか、と危惧しています。

 思えば20世紀の終わりに写真を趣味としていた者は、おそらく人類史上において空前にして絶後の高画質なプリント(あるいはスライド)を画像としてみていたはずです。今後更にプリントの質は下がっていくと思いますが、そういったなかで、写真文化の爛熟期につたないながらもカメラ経験を積んだ者の一人として、

「これは美しいプリントではない!」

ということを大声で言うことも大切ではないか、と思います。

 ああ、美しいプリントが欲しい!
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2006年02月03日

出会い頭の光景

白鳥 子供たちを保育園に預けて、駐車場に戻ったところ、頭上を白鳥の二個小隊がローパスしていきました。

 あんな大きな鳥が集団で頭の真上を飛んで行くのは、なかなかの迫力です。どこに行くのかなぁ。北へ帰るのかなぁ。

 まだちょっと早いか。

 こういう風景にぶつかった時に、ちゃんとしたカメラを提げていれば、望外の幸運です。今朝はたまたまちゃんとしたカメラを提げていなかったので、こんなのしか撮れませんでした。

 もう数秒早ければ善光寺をバックに飛ぶところが撮れたのになぁ。

 ざんねん。

#ここでいう「ちゃんとしたカメラ」ってのは、F3とかnFM2とかIIIfとかOM-1とか、まあそういう速いカメラのことです(笑)。
posted by delta16v at 07:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2006年01月20日

がんばれ!富士フィルム

富士フィルム おお、おお!

 コニカミノルタ撤退の影で、感材屋さん(というイメージですが)の富士写真フィルムさんが、こんな声明を出しています。

 そりゃ確かにデジタルの利便性は認めざるを得ないですが、フィルムにはフィルムの価値というがあり、「フィルムで撮る」という行為そのものに「画像をキャプチャする」ということ以上の何かしらの意味があるのではないかと感じている自分には、なにかじいんと響くものがあるドキュメントです。
しかし、人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は、人間にとって無くてはならないものであり、長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも、写真文化を守り育てることが弊社の使命であると考えております。その中でも銀塩写真は、その優れた表現力・長期保存性・低廉な価格・取扱いの手軽さと現像プリントインフラが整備されている点等でデジタルに勝る優位さもあり、写真の原点とも言えるものです。
感動しました。

 一体どこまでいけるのかはわかりませんが、今のご時世にこういうこと考えていたなんて、本当に感動しました。

 みんな、応援しましょう!

posted by delta16v at 07:49 | Comment(6) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2006年01月18日

ZFレンズ続報

ZFレンズ あれあれ、Fマウントの話だと思ってましたが、こちらには、

Planar T* 1.4/50 ZF (ニコンAi-S互換)
Planar T* 1.4/50 ZS (M42スクリュー互換)

●焦点距離:50mm ●絞り値:f/1.4〜f/16 ●撮影距離: 0.45m〜∞ ●レンズ構成:6群7枚 ●フィルター径:58mm ●質量:330g ●最大径:66mm ●全長(マウントより):45mm ※マニュアルフォーカスレンズです。
(リバース可能バヨネットレンズシェード付属)

 なんて書いてありますよ。

 そっかーM42かぁ。
 MXは大正解だったなぁ(笑)。


  リンクURL:
http://www.ogisaku.com/
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2006年01月12日

NIKON銀塩縮小



結局ですね、F6とFM10だけだそうです。FM3A残さなかったのかー。極端だなー。
それよりAFボディはF6以外全滅なの?F100も、F80もか。おいおい。

レンズも
AI ニッコール 20mm F2.8S、AI ニッコール 24mm F2.8S、AI ニッコール 28mm F2.8S
AI ニッコール 35mm F1.4S、AI ニッコール 50mm F1.2S、AI ニッコール 50mm F1.4S
AI マイクロニッコール 55mm F2.8S、AI マイクロニッコール 105mm F2.8S
PC マイクロニッコール 85mm F2.8D
以外は終わりだそうです(AF除く)。短いのばっかだな。

まあ大体「神レンズ」と呼ばれたようなAiレンズは残ったみたいだけど、ズームはもうないのか。ED180/2.8が残らなかったのはわからん。

なんだか終末をカウントダウンしている世界に生きているような気がしてきました。


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ZFレンズ続報

ZFレンズ ZFレンズの続報です。

 サイトを見ると、ちらりと「1.4/85ZF T*」という文字が見えます。
そうかー、最強レンズだものなぁ。

 自分としては、テッサーの45/2.8とかをEMで使いたいなぁ。

 昔から「ボディはライカ、レンズはツァイス」の組み合わせが最強だろうという話がありましたが、一眼レフでは「ボディはニコン、レンズはツァイス」なのかもしれません。
それがいよいよ開放測光(笑)で実現するのですね。

 続報は18日だそうです。ああ、うっとおしい。ティザー広告殺す(笑

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2006年01月07日

PENTAX MX捕獲:横走り布幕メカ万歳!

PENTAX MX 年末に取り置きしておいてもらったMXをようやく受け取ってきました。

 もうせん亡くなった親父の遺品に、PENTAX MEスーパーがありました。なんとかして使ってやりたかったのですが、どこにも重修理をうけつけてもらえず、本棚のオブジェとなっています。Mシリーズの軽量と使いやすさは分かっていたのでその後もずっと探していました。さらに年末なぜか突然M42な気分になり、M42用ボディを捜していたのです。

 本家本元のSPとかSPIIとか、その辺の話もあったのですが、やっぱ重いし、でかいし。MシリーズからPENTAXに入った私としてはどうにもダサく見えちゃうんですよ。すみません名機なのに。

 で、店員さんは「そんなんEOSのアダプタでいいじゃん」と軽く言ってくれたんですが、メガネくんな私にはEOSのスクリーンでMFというのはちょっときつく、軟弱ですがちゃんとしたマット面というかスプリットとかマイクロが入ってるやつがよかったんです。

 提案としては長野の誇り(笑)・ベッサフレックスというのもあったんですが、どーも金属縦走りというのがだめ。あれで分割というのもすごいといえばすごいんですが、タッチがだめです。

 で、このMX。ええと、レンズは親父の遺品から流用のM50/1.7です。なんでフィルタ枠が曲がってんだろうな。みょうに黄色く写りますが、それがまたいいんだ。

 Kマウントも激安ですが、何しろM42楽しそうだなぁ。「文明の基本は火と車輪とネジよ」とウラトレスのネジの山でメーテルも言っていました。わかったか鉄郎。

 あ、Kマウント用のM42アダプタはPENTAX純正が定価1000円で現行商品なんで、オクの人に引っかかってアゲちゃわないようにね。

 とりあえずSMCタクマーからかなー。
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2005年12月21日

某マウントむけ?謎の情報


なぞのじょうほうです(笑
Millions of SLR Photographers
Will Soon Discover a New
Dimension in Photography.
だそうで。

このネタがらみなのかなー。ついに。
あのメーカーならきっとAFはないし(笑)、これでまた生きていけるのかもねー。

わくわく。
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2005年12月14日

100ミリの視線

100ミリの視線 アサヒカメラに載っていた中平卓馬氏の記事で、中平氏がF1に100ミリマクロで鎌倉を撮っているシーンを読み、すぐに影響されるわたし。

 ここしばらくこのセットで持ち歩いています。

 105ミリだしマクロじゃないけどいいよね。マイクロの105/2.8、欲しいなぁ。

 それにしてもなぜ今EM(笑


つらら こんな感じですか。

 昨日の今日でもうこんなつららが。







100ミリの画角 望遠というとすぐにサンニッパを繰り出してしまうので、100ミリというのはあまり意識する焦点距離ではないのですが、こうやって撮ると、うう、望遠なんだなぁと思う画角ですね。

 大体が標準ズームのテレ端くらいにしか思われていないような距離なのかも。中望遠というと135ミリくらいが思い浮かびますし。

 わざわざ単焦点の100ミリで歩くのも、なかなかいさぎよくていいです。


100ミリの画角 これでマクロなら、屋外ではなんでも撮れるレンズ、と言えるかもしれません。つぅかこれ一本で歩くのなら、マクロは絶対に欲しくなりますね。

 ニコンだったらマイクロ55とマイクロ105でおっけーって感じ?

 EMでの上がりが楽しみですぅ。

注)掲載写真はコンデジのおおむね100ミリ辺りで撮ったものですので、Ai105/2.5の描写ではありません。画角のチェック用としてご評価ください(笑
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2005年12月06日

Pen12/1:特集「写真家の仕事」

森山大道 買ったことのない雑誌だったんですが、大好きな森山大道氏の写真があるそうなので買ってみました。普段はデザインの雑誌なんですか?それともモノ関係の雑誌?

 こういうゲージツ方面というのは苦手なんですが、わかりやすいテキストでかなり読み込んでしまいました。そもそもマン・レイですか、アーヴィング・ペンですか。ヴォーグって?おしゃれ、わかんないんですけど。

 興味深いところは論評として「写真」をターゲットとしており、「カメラ」じゃないことですね。そういう点では例の「カメラ日和」ですとか「カメラレシピ」ですとか、最近むくむくと出てきているあのあたりとは対極にある特集なわけで。

 使用カメラやフィルム、デジ銀塩の別、フォーマットもなーんにもデータが載ってません。要は写真が問題なんですよ。ああ、ストイック。

 とにかく興味深いテキストで、最近の日カメなんかよりずっとおもしろかったです。知らない世界だなぁ。

#そういや去年あたり日カメが狂ったように写真評論を載せてまし
#たが、どれもつまんなかったなぁ。

 そうそう、この雑誌に載っていた岡本太郎の写真もよかったです。岡本太郎、確かOM-2だったんだよなぁ(ストイックになりきれないをれ。

 マグナム、まだがんばっているんだなぁと知りました。

#母上とマグナムの話をしていましたら、秋月が、
オレノマグナムガキカネェ(C)次元大介

#と叫んで怒られてました(笑
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2005年11月23日

チェキ購入

チェキmini55 妻が仕事に使うというので、チェキという奴を入手。mini55というけっこういいやつ。

 やっぱポラロイド、というかインスタント写真てのは、面白いねぇ。

 子供たちも大喜びで、「撮って撮って」とはしゃいでいます。

 デジカメの液晶を子供に見せない男なので、こういうすぐに結果が見えるのはうちの子供たちには新鮮なようです。

チェキmini55 思ったよりもよく写るし。

 ついぱたぱた振っちまったよ(笑

 それにしてもこれを「仕事で使う」といううちの妻も、なかなかのひねくれ者だなぁ。
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2005年11月21日

ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!

本屋をぶらぶらしていたら、「ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!」という本を発見。

 なんと技評からの出版です。コンピュータばかりじゃないんですね。

 OM-1/10とZuikoのばらし方が載っているようなので、即購入してしまいました。

 ところがそんな私を牽制するかのごとく、
「ここで述べているのは、分解と組み立てで、「修理」ではありません」
と注がついています。プロがちゃんと行う「修理」てのは、素人が思いつきでやる分解てのとはレベルが違うものだと。

 おっしゃるとおりで。

 とりあえずもうあきらめている絞りネバネバの50/1.8とかカビで完全にふさがった28/3.5とか、そういったジャンクなあれこれを分解して遊びたいと思います。

 OM10クラスでも分解しようとすると結構なパズルですから、こういうちょっとした手引きがあれば、楽しみが広がるかもしれませんね。

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2005年11月19日

LUMIX FX9買いました。

LUMIX FX9 私にとってコンデジを持って歩く意味は日常のスナップなので、光学手ぶれ補正は是非欲しかったです。

 それとブツなものを出先で撮りたくなることも多いので、それなりのマクロ。

#実はこのシーンでこそ手ぶれ補正が欲しくなったわけですが。
#キーワードはテレマクロ。

 ニコンはマクロにはよいのですが、3700のレンズエラー時対応でちょっとニコンのコンデジは避けたくなり、目先を変えて松下さん、行ってみました。家電メーカーとかサイボーグねぇちゃんとかライカとかそういう偏見はこの際なしで(笑。

 NTT-Xで税送料込み34600円。通販にしては安かったので、ついぽっちりやってしまいました。

LUMIX FX9 うーん、普通に写りますね。

 このデジカメで最大の難点はあのCMの変なサイボーグふうねーちゃんのイメージ悪すぎと、あとすみっこにあるへんな筆記体の「L」っていう文字(笑)。絶対にやだよこれ。

 前者はまあカメラには書いてないし、気にしなければすむんですが、後者はうーん、どうすればいいんでしょうコレ。

 とりあえずパーマセルでつぶしとくか。ベトナムの従軍カメラマン並だな。

 ちゃんとブレが低減しています。これでそこそこの光学ファインダーがあればなぁ、という気がしますが、家電メーカーに無理言っちゃいけないか。

 いまどきの一般人はファインダーなんかのぞかないんですね。

#一眼レフでも「ライブビューが出ない」と文句言う奴いるらしいし。

 EOS-3は以前modelerqさんにお勧めいただいたPRO400のテストで持ち歩いてます。
とりあえず、EF28-70F2.8LとAI-Micro55F3.5という二つのリファレンスレンズでテストしないとわけわからないんです(この二つの組み合わせもかなりわけわからない)。EOS-1vはいまOH中なのでスーパーサブのEOS-3の出番です。

 でかくて重くて日常持ち歩きは死ぬです。

LUMIX FX9 アスペクト比、4:3と3:2と16:9が選べるらしいです。これは3:2。

 ふーん、すげぇなあと軽く思ってましたが、なんか4:3以外はみんな有効画素数が下がってるじゃないの(笑)

#いにしえのニセパノラマだな、きさまっ!

 EX光学ズームというのはまんなかの300万ガソだけ使うそうです。クロップモードみたいなもんで、これはこれでよいかと思いましたが、連射が速くなったりとかはしないみたい。単にトリミングというか画角を狭めるという向きにアピールしてますね。

 とりあえず、色を「地味め」モードにしました。それでもこの派手さだものなぁ。一般人向けのチューンとは恐ろしい。

LUMIX FX9 うんうん、ちゃんと写るね。ピントがまわらないのは、オートだからしかたないのか。せっかくの手ぶれ補正だから、もう少し絞り込めればなぁという気もします。

 まあ、こういう向きですと、出先ばかりじゃなくて、家のなかでのブツ撮りに使っているCoolpix5400も出番なくなりそうだなぁ。ちゃんとしたライティングがあれば、あまりブレがどうこうってのはないんですけどね。

 次のテーマは室内物撮り環境の強化だなぁ。出先ではこのFX9でオッケーな感じ。

 よろしくね>FX9
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2005年11月14日

LOMO LC-Aの認知してもらえない親:コシナCX-2を保護

コシナCX-2 大脳アイドリング状態のままさまよっていましたら、いつの間にかコシナCX-2を保護していました。

 本家より有名な海賊版こと、LOMO LC-Aのその本家。

 いやちゃんと写るらしいですよ(笑。まだテストしてないけど。
前オーナーによると、周辺光量は不足気味だが、なにかこうコダックなかんじの暖色系レンズだそうです。コダッキーな私はもう即買いですよね。

 とりあえず認知されないまま芸能界デビューして親より有名になってしまったところのLC-Aとツーショット。

LOMO LC-A LC-Aのバリアはこうやって開けますが...





 
コシナCX-2 本家CX-2はこう。

 ファインダーとレンズのバリアがそろって開くLC-Aの方がきゃわいい感じ。





 
COSINA CX-2 LC-Aはかなりうまくコピーされていて、CX-2用の周辺機器のかなりが流用可能なんだそうです。うわさではCX-2用水中ハウジングもそのまま使えるとか。ほんとうか。

 このうらっかわのワインダー連動軸も、ちゃんと同じ位置にあって、たしかLC-Aでも取り付け可能だったはずですが、実にロシアンなことにLC-Aでは取り付け用軸がついているだけで、中はまったく作っておらず、ワインダーはまったくフィルムを送ってくれないそうです。

 さすがだな>LOMO。

コシナCX-2 こんなんで金とって申し訳ないと、一緒にライカのストラップをくれました。
 おお、なんかかっこいいじゃないか。

 なんでコシナのこんなものをコピッたのかなぁ、ということを想像していると楽しいです。

 オートだけど目測で、手巻きだけどコンパクトで...ロシア人にはそれなりに魅力的に見えたのかなぁ。結局、技術的、コスト的にこのへんが一杯一杯てことだったんろうなぁ。

 しばらく連れて歩こうと思います。
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2005年11月09日

山勘露出はどこまで当たるか

露出 ここんとこ下げて歩いているFX-3Super2000ですが、突然電池が切れました。

 これのいいところは電池なんかなくてもシャッターが切れることなのですが、露出計が止まるのはちょっと問題。

 普段ライカのIIIfで歩いている時は、大体のヤマカンでざくざく撮っちゃう勇者なので(注:PKR入り)、電池切れでもすぐに困ることはないのですが、逆光とか、こういう透過光って全然わからないです(笑。

 お天気の良い順光なら大体大丈夫なんですが。

 しかたなく、このようにSL300R T*をスポット露出に切り替えて一回撮影し、露出データを確認のうえ、FX-3で撮りました。

#なんかアホらしい気もしますなぁ。

 いっそ露出計モードをつけたコンデジ作るとですね、銀塩・メカカメラ派も買うかもしれませんよ>メーカーさん。
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2005年11月07日

カメラ日和#04を買ってみる

カメラ日和 flickrの記事があるようなので、試みに買ってみました。

 そりゃわたしも森山大道氏にはしびれてますし、キャパの例の一枚に感動する口ですが、これだけブレ、ボケ、トンネルで緑色な写真を集められると、ちょっとくらくらきます。

#さすがにαSweet DIGITALの記事はシャープだったな。
#緑だけど(笑

 うーん、こういうチープなカメラのチープな写りは嫌いじゃないし、自分だってぶれた写真平気で人に見せる方なんですが、なんでこう敵対的な姿勢で向かい合ってしまうのか(笑

 カメラの仕組みや写真の原理なんて全然分かりませんてのも別にかまわないですが、その割りにほとんどの記事にカメラの機種が併記してあったり。なかなかほほえましいですが、その辺がポインツなのかな。
「写真日和」じゃなくて「カメラ日和」、なるほど。

 でも、やっぱロモにホルガにSX-70かぁ。どこまで引っ張れますかね。

#そーいやSX-70のフィルムディスコンだそうで、そろそろ入手し
#ようかと思っていた私にはショックです。
#私が子供の頃、親父が使ってて、自分も欲しかったんですがぁ。

 あー、あれだ。やっぱり全体から湧いて出るデザイナ臭がアレなんだと思う。言いたいことよりも雰囲気というかデザインが先にある編集。「暮らしの手帖」の対極にあるような。Macは嫌いじゃないけどマカーが嫌いなココロ、とか、WebDesigning誌的嫌さってか。やっぱ俺だめ、これ。

#こういうこと書くと、角立つんだろうけどなぁ(笑
#お気になさらないでくださいね>お好きな方

 ぽち袋作ったり、ああいう写真の楽しみ方は大好きです。今はプリンタもいきわたっているし、ああいうのはどんどんいけるよね。
 そっち方面でぐんぐん行っていただければ、購入雑誌の仲間入りかもね。
posted by delta16v at 07:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2005年10月25日

スキャン猿、そろそろこの辺までにしますが

善光寺 こう毎日過去のアルバムを見せられるブログ、というのもなんなので、そろそろこの辺までにしたいと思いますが。

 どっか別の写真コンテンツ作る鹿。

モノクロも少し試してみました。
デジタルICEは埃や傷(意外にたくさんある)を自動で取ってくれて、時間の節約になりますが、モノクロには使えません。残念。

(NewFM2 Ai-miroc55mmF3.5 T400CN F5.6 1/125)

ローマの休日 こういう他人の画像作品が入っちゃっているのを撮るのはどうかという気もしますが、背景とシチュエーションも含めてひとつの写真、と思う自分もいます。

#複写はだめよ。

 スナップ撮るときに、「絶対に画面に文字を入れない」という人の見解を聞いて、なるほどと思ったこともありますが、まあ人それぞれということだな。

(OM-1 Zuiko35mmF2.8 Tri-X F5.6 1/125)

 レンズやカメラがなぜか日々増殖してしまう人間にとって、子供を撮る、というのは、格好のフィルム消費の口実となります。

「二人目、三人目になるにしたがって、写真って撮らなくなるでしょう」

と一般的には言われますが、私の場合はカメラが増殖し続けているので、下に行くほど写真が増えています。恐ろしい。

 防湿庫いっこだけ、という縛りでやっているので、防湿庫の容積率が限界を突破しています。

 防湿庫の密度が中性子星を通り越してブラックホールと化すと、その防湿庫からはどのようなレンズも取り出すことは不可能となります。

(Nikon F3 Ai50mmF1.8s Tri-X F8 1/125)

山田牧場 ここもよく撮影に使いました。近所の(?)山田牧場。

 毎年年賀状の時期が近づくと、子供を連れてこのあたりで望遠スナップ撮ってました。

 最近行ってないなー。

(EOS5 EF70-200F2.8L RA F2.8 AE+2/3)

三浦三崎 三浦半島の先っちょ、三崎港を秋月と二人でふらふらしていたときの一枚。
夕日が入って、ほんとうにきれいでした。

 秋月ってこのとき3歳でしたが、大きくなってもあの夕日を覚えているかなぁ。
写真があればすこしはその助けにはなるのでしょうか。

(Contax G1 Biogon28mmF2.8 RB F8 AE)
posted by delta16v at 07:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2005年10月24日

KODAKカラーネガの世界

コダックエクター25 うー、エクタ25のネガ探すのに、半日かかりました。とりあえず一本発見。もっとあるはずなんだけどなぁ。

 カラーネガは家族のスナップ用に使っていました。ただ、RZことエクター25(後のロイヤルゴールド25)は当時でも必殺技というか、ここ一発のフィルムだったので、それほど数は使わなかった記憶があります。

 この解像度もですが、やはりこの発色が私にとってのRZです。

(EOS3HS EF28-70F2.8L RZ F4AE)

ロイヤルゴールド25 うろちょろ走り回る子供相手にISO25はなかなかきついのですが、このくらい光が入れば大丈夫です。

データはうろおぼえです。すみません。

(EOS3HS EF28-70F2.8L RZ F5.6AE)



ロイヤルゴールド200 ほんの一時期だけ存在した、RB。ロイヤルゴールド200です。
 すばらしい発色でした。

 ISO200という中庸感度も日本ではあまりなじみがありませんが、アチラでは人気だそうですね。PEN EEが200までしかないので、ISO200というと、私にとってはハーフ用というイメージが...

 それにしてもフジのフィルムに喧嘩吹っ掛けているような緑色の写真...(笑

(Nikon F3 Ai180mmF2.8s RB F5.6 1/250)

ロイヤルゴールド200 使い方によってあっさりにもこってりにも。
 ニッコールだとわりとあっさりめに上がることが多かったような。

 秋月、ちっちゃい。

(Nikon F3 Ai180mmF2.8s RB F2.8 1/500)


エクター100 私がカメラ/レンズ沼に引きずり込まれる原因になった重要な一枚。エクター100というやつをエクター仕上げというすばらしいプリントでお願いしました。プリントマンのはんこつきだ。

 それまでは写真に色があるなんて知りませんでした。
 それまでは写真に楽しみがあるなんて知りませんでした。

 なんとなく「ツァイスってかっこえー」で買ってしまったCONTAX G1でしたが、ここから色と画像のはざまをさすらう日々が始まったのでした。

こうやってみると大したこと無い写真ですが、私にとっては生涯に残る思い出の一枚です。

(Contax G1 Biogon28mmF2.8 Ektar100 F2.8 AE)


追記 08/12/18
うれしいことにコダックからエクター100が再販になりました。

エクター100 | 日々雑感II
posted by delta16v at 12:07 | Comment(6) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2005年10月20日

コダクロームの色

コダクローム こうやってみると135のフォーマットというのは、かなりワイドだったのですね。ノーカット原版一杯野郎がスキャンするとこうなります。Windowsの画面のアスペクト比と比べると非常に「長い」画像に見えますね。

 スキャンの道は結構長くて、同じのを何度も取り込んだりして試行錯誤しています。わりと思った色は出るのですが、露出が難しいです。

 EOSのAEなんかはかなりアンダー目に振ってあって、ビューアやスライドで見るにはよろしいんですが、スキャンしたときにシャドーがどこまで出るか、というのは設定とレタッチによるところもあって、なかなか一発で決まりません。普段はEOSの出目をアンダー補正して撮るくらいのアンダー野郎(ネガだと+1(笑))なので、要注意です。

 ああ、これミニ30だ。かわいいなぁ。


(OM-4Ti Zuiko50/1.8 F2.8 AE -1/3 PKR )
posted by delta16v at 07:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真