
晩夏の恒例行事、善光寺地蔵盆がありました。
地蔵盆は毎年8月23日に行われるもので、善光寺近辺のお寺にあるお地蔵様にお参りするとお菓子がもらえるという和製ハロウィンというべき子供得なイベント。子供たちにはこの夏一番!の善光寺のお祭りです。みんな大量のお賽銭用10円玉とお菓子を入れるでかいバッグをもって善光寺を練り歩きます。
善光寺はお寺の集合体なので、まめにまわるとかなりお菓子がもらえるんですよ。
千早は本格的に参加したことがないので、今回は秋月と秋月の相棒のてっちゃんにくっついていってみよう!と張り切っています。
秋月、ちょっと嫌そうにしてておかしー。

さっそく近所のてっちゃんとWTB弟と合流(WTB君は所用あって参加不可らしい)。まずは近所の神社に向かいます。地蔵関係ないんだろうけれど、そっちでもお参りするとお菓子くれるスポットがあります。
でもそっちは少し早くからやっていたらしく、ついたころには終了していました。残念。

善光寺に向かうと、さっそくお地蔵さんがいます。
お賽銭を上げて、なむなむすると、ねんがんのお菓子が頂けました!

すごい人出。六地蔵のあたりがメインですが、山門まで並んでいます。
「これは時間がかかりそうだな」と、てっちゃんの先導でもっと下のお寺の方に向かいます。

赤い提灯が出ているところがお地蔵さんのあるところ。今年はどこもすごい行列です。
こんな小さなお寺にこんな長い行列ができるのは年に一度なのかもしれません。千早は
「お菓子代、きっとそんしているね」
としたり顔ですが、マーケティング的に言えば、一年に一度とは言え、お菓子代くらいでこんなに行列で来てくれるのはやっぱり意味があるような気もします。

あるところで並んでいたら、小さな子が割り込んできました。いいよいいよ、と入れてあげたら、その親兄弟一式がどんどん割り込んできて、眼を見開く千早。お母さんは「大人が割り込むのもねー」といってましたが、お父さんは「いいんだいいんだ」と割り込んできてこっちは唖然ですよ。
まあ順番ひとつくらい勘弁してやれ、と千早を励ましてたら、なんとその家族のところでお菓子が終わってしまい、恨み節の千早だったのでした。

ずいぶんあちこち回って、そろそろ潮時だね、というとてっちゃんと秋月は、じゃあ最後に本堂にお参りして帰ろうと、言われもしないのにちゃんと本堂でなんまいしていました。
さすがは善光寺の申し子たち!

帰宅して秋月と戦果を比べましたが、やっぱり割り込まれてひとつ手に入れ損ねた分秋月より少なく、恨み節がまた再燃した千早だったのでした。
地蔵盆が終わると、暑かった長野の夏もそろそろ終わりです。
善光寺地蔵盆 | 日々雑感II
posted by delta16v at 23:11
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