
柔道はやらないんですが、これ読んでると無性に柔道したくなるよね。名作です。
高校の部活動というのがどういうものかについては、秋月には「究極超人あ〜る」を読ませて教えましたけれど、あれは究極の文化部の話なので、バランスを取るために体育会系も教えないとなあと思っていたのです。
三五十五が高校に入学してから卒業するまでの3年間の生きざまをすべて描いていますから、これで青春の燃やし方を学んでおくのもいいかと思うのです。
出てくる登場人物の中では私は江南の石川が好きです。天才・樋口の孤独に寄り添い、その心境を思って快活に声をかける石川の姿には何度読んでも涙します。
持っていきどころのない「なにかしなくちゃ」というやみくもな情熱にお悩みの方には、おススメです!