
日本郵政グループの郵便事業会社は8日、2008年の年賀状引き受け状況を発表した。通常郵便と区別して扱う最終日の7日までに差し出された年賀状は、前年比4.0%減の29億0600万枚にとどまった。同社は民営化を機に、携帯電話を通じた年賀状の作成などによる需要掘り起こしを図った。しかし、若者を中心に年々強まる年賀状離れに歯止めを掛けられなかった。
私も素人写真家の名に賭けて、毎年、気合を入れて作っています。昨年はコダクローム最後の年だったので、PKRで作りました。
で、子供たちも小学生となり、そろそろこいつらも出すんだろうなぁと多めに印刷したのですが、子供たち、全然年賀状を書きません。というか書けません。個人情報の云々で、クラスの名簿がないのです。友達の住所がわからないのです。
電話番号は連絡網の都合上、クラス内では公表されているのですが、昔は存在した生徒名簿というものがもらえないので、友達に年賀状を出そうと思っても出せないのです。今まで出していれば友達同士で住所を教えあったりして出せるんでしょうけれど、そもそも最初からそういう習慣がないので、住所を聞こうとも思わないようです。
まあ我が家が例年ぎりぎりにならないと年賀状を書かない家なので、冬休みにはいっちゃっていて、他の子とコンタクトできないという我が家ならではの事情もあるんでしょうけれど、こういう風習も廃れていってしまうのかなぁとちょっとさみしくなりました。
年に一度でもカードをやり取りする風習って、素敵だと思うのですけれど。