LinkedInなんかは最たるもので、「よく発達したLinkedInはスパムと区別が付かない」とか法則を作りたくなるくらいです。ここ数年、よく来ますね。
昨年あたりからよく社内外で相談されるようになったのが、名刺交換SNS「eight」です。
数年前に「名刺データ手入力サービス(無料)」ということで、すごいベンチャーが来たよ!という感じで時どきITマスコミにも取り上げられていました。
その頃はSNSなんて名乗ってなかった気がしますが、いつの間にかSNS化していたようです。
問題はこのお誘いメールが知り合いの名前を語って送られてくることで、要するに私が名刺手入力サービス(無料)を利用すると、そこに載っている取引先の人のメールアドレスに私がお誘いしたような文面のメールがばらまかれるわけですね。私だってぜんぜん人望がないわけじゃないので(おい)、それを信じて入会する人がいないとも限らないんですよ。
もう何年も会っていない仕事上の知人の名前で、職場にいきなり次のようなメールが届いて困惑した。こんな感じ。
tokyo_editorさん
フリーランスの●●●●さんから、名刺管理アプリ Eight であなたに
名刺交換リクエストが届いています。
tokyo_editorさん
改めてEightでも名刺交換させてください。
よろしくお願いいたします。
リクエストを承認して、●●●●さんとEight上で名刺を交換しましょう。
なんすか、これ。
しばらく悩んだぞ。
得意先の偉い人とかからこういうお誘いメールが来たら、やっぱりちょっと引っかかっちゃいますよね。無視すると気を悪くされないかとか思いますし。そんなビジネスマンの気づかいを狙う悪い奴ら、許せません。
これらのどこへ個人情報が流れるのかもよくわかりませんし、いろいろといやな感じですね。
個人から直接情報を集めるのは直截的に過ぎるということで、Lineの様に「個人が蓄積している知人の個人情報(アドレス帳情報)をまとめてかっぱらう」という戦法がいまの流行りなんでしょうが、私個人から自分の情報が流出するよりもずっといやな感じです。
自分が蓄えている他人の個人情報の扱い、気を付けたいですね。自分のアドレス帳の情報は自分の情報ではなく、他人の個人情報ですから。
この世に無料で便利なものなんてそうはないんですよ。みんな何かしらの代償を得るのが目的でやっているわけで、中にはグレーなものもたくさんあるわけです。特に手入力とかそういう人工を使うサービスはマネタイズがシビアですから、貧すりゃ鈍すという法で、集めた情報をどう売るかなんて一寸先は闇でございます。
要するに無料サービスの代価として「プライバシー」を切り売りしているという自覚は大事だと思います。相手がGoogleであっても、ですね。
気をつけましょう。