.jpg)
秋月も自分のカメラが欲しくて、
「父のみたいなカメラ、いくらくらいするの?」
とよく聞いてきて、
「うーん、中古でも3〜4万円くらいかねぇ。あ、レンズはまた別な」
と教えてやると、
「何年かお年玉をためないとチューコ、買えないなあ」
と困った顔をしていました。
「ゲップってものもあるのだぜ」
と教えようかと思いましたが、ぼくもゲップしたい!と言われると困るのでそれは内緒に。
カメラを欲しがるというのも中学生ならではのことで、父も小学校のころに買ってもらったキヤノンデミを後生大事に持ち歩いていた方なので、その気分はよくわかります。
趣味は多いほどいいので中古のカメラくらい、買ってやったっていいし、防湿庫の中にも使わないカメラはゴロゴロ入ってるんですが、ここが考えどころなわけです。
やっぱり光学ファインダー原理主義者としては、初めは少しでもいい光学ファインダーを見てもらいたいというのが第一。そう考えるとEOSの安いのとかはぜんぜん駄目。
本当はOM-4とか、F3位の暗めのざらざらしたスクリーン入れた奴を見るのがいいんだけれど、それはデジタルでは望むべくもないので、まあそれに準ずるもの。
けっきょくEOSではだめで、値段も考えるとD200かD80の中古、という結論が出たのです。値段とファインダーで決めちゃいました。
D80とD200は同じファインダー光学系だと思いますが、もし父の古いAiニッコールが使いたくなった時はD200の方が使い勝手がよいかもしれないので、結局そっちに。使うかそんなもんw
これがきみの新しい目だ。これを通して世界を見直すがよい。
あ、レンズは中古のAF-S 18-70mm f3.5-4.5Gです。軽くて安くて良く写りそうだよ。
.jpg)
「この取扱説明書を読んでから使ってくださいって書いてある」
と、びびりながら分厚い取説を読んでます。
父はそういうの読んだことないんだけど、やっぱりニコンは全てがキヤノンと逆だし、そもそもAFのニコンって父も使ったことないんだよw
二人で取説をめくりまくる晩でした。
D200やD2はセンサーが一癖あって、難しさもありますが光や設定が決まった時の写りは現行機にも負けないくらい良いのが撮れますから入門には最適だと思います。
何かあれば呼んでくだし!
たぶん撮って出しでスナップしまくるんだと思いますが、いい写真撮ってほしいですね。写真始めると、世界を見る目が変わるんですね。
どんなの撮ってくるか、楽しみです。
Ai 20/3.5、Ai 28/2.8s、Ai 50/1.8s、Ai 55/2.8s Micro や Ai 105/2.5s、あとED 180/2.8sやタムロンの52B/52BB などはデジタルでも十分現役で使えるかと思ってます。D200 とAiニッコールを使っている中高生、うーん渋すぎる(笑)
ヒコーキ撮影にはAF-S 300/4がお勧めですが、中古でも10万前後ですから、ちょっと敷居が高いかもですね。
最近のニコン機はJPEGでも良い画が出てきますが、D200だと「?」になるかも。ところがNEF現像でパラメータを追い込んでみると、見違えるような画が出てきて「!!」になります。この辺りを散々経験したので、現行機を使っていながらなかなかJPEG撮りに移行できません(汗)
現行機と比べると、ISO400あたりからもうダメダメですが、そこは三脚を使えば良いわけですし、むしろ基本がしっかり身について良さそうですね。
a1:AF-Cモード時の優先条件
a2:AF-Sモード時の優先条件
(シャッターが切れないっ! がなくなります。ピンボケも増えますが(汗))
a6:シャッターボタン半押しによるAFレンズ駆動
(親指AFのみに対応させます)
a8:フォーカスエリアの選択を循環方式に
d2:格子線の表示
(当然ON)
f1:マルチセレクターの中央ボタンの機能
(再生時にワンボタンで拡大表示)
f4: ファンクションボタンの機能
(ノーマルフレーム、ワイドフレームの切り替え)
f5: コマンドダイヤルの設定
(再生時にコマンドダイヤル使用、ダイヤルの回転方向など)
マルチセレクタの中央ボタン機能は本当に便利なので、D300->D7100への更新時に検討条件の一つにしていた位です。(D7000は未対応)
Ai 28/2.8s、Ai 50/1.4s、Ai 55/3.5s Micro、Ai 105/2.5s、ED 180/2.8sはズバリ!防湿庫に入ってました。こんくらいあればデジタルでも行けるのか!?
300ミリはどうしても飛行機に行きたいと言えば考えますが、さすがに今時はAFでないと「渋すぎる」といわれるかもしれませんね。
最初に付けてやった標準ズームはわざと防震が入ってないレンズなのでw、ちゃんとホールドして息止めてシュート、とかそういう基本を覚えて欲しいと思います。
カスタマイズも研究しようかと思いますが、まずレンズキャップを外すところから(笑)。
標準ズームで使い方を覚えた後、50/1.4で開放ぼけぼけにはまり、55/3.5 Microで寄る事を覚え、28/2.8で寄れる広角の楽しさを理解し、最後に105/2.5とED180/2.8で中望遠/望遠の楽しさに目覚めてポートレートに…うーん、夢が広がりますね(笑)
D200より、MFレンズの情報がボディに記録できるようになりました。EXIFにレンズ情報が書き込まれるだけでなく、RGBマルチパターン測光が可能になり、スピードライトの調光にまで対応出来るようになります。(二桁機との大きな違いはここでしょうか)
複数のMFレンズ情報の登録が出来るようになるのはD3/D300からですので、レンズ交換の度に登録を変える必要があるのはご愛嬌と言う所で…
広角マクロでちからづよい描写の28/2.8s
いつでもカリカリなマイクロ55/3.5s
超抜けのいい望遠の180ED2.8s
マイクロ55は2.8sかAi以前のマイクロ55/3.5が多いんだけれど、ほんの一瞬55/3.5sと言うのが売られていたんで、それを探して入手したのでした。
主にF3とnFM2でお散歩していましたが、最近めっきりお散歩の時間が取れなくなってしまったので、フィルムの出番がなくなって防湿庫でスタンバイ状態になっていますが、子供の手が離れてきたらまた楽しみたいなあと半年に一度は取り出して絞りその他をチェックしてます(おい)。
D200で秋月が使ってくれるとうれしいですが、今時の子供は「ピントを合わせる」って出来るのかなーとちょっと心配です。なにしろスクリーンがすかすかでマット面なんてよくわかんないですしね。
D200用の暗くてざらざらしたスクリーン、ないかなあ。
デジタルで蘇るか、Aiニッコール!
http://www.katzeyeoptics.com/item--Katz-Eye-Focusing-Screen-for-the-Nikon-D200--prod_D200.html
スプリットプリズム付きのスクリーンです。
まだ販売しているんだろうかと疑問でしたが、とりあえずは取り扱いしているようで。
ただ、16万円のボディならまだ割が合いますが、中古で数万円のボディにこの出費は…と云う所が難しいですね。
あんまり数作ってなさそうだし仕方ないんだろうけれど、やっぱりただのスクリーンだしなあ(笑)
F3ではP型の斜めスプリットマイクロを愛用しているんですが、もともととさか先輩のF3の真似をして始めたんです。でも、すごく使い勝手がよくって(笑)
nFM2にはFM3Aが出た時にスクリーンが流用できるという話があって、FM3A用を入れてます。明るいしピントも見えやすいしいいスクリーンです。
AFカメラだとそういう楽しみもあまりなくて―。
そもそもマット面がですねー、スカスカでねー(以下ry)。