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2013年12月19日

星を創る者たち

2013-12-14 13.39.11.jpg 「星を創る者たち」読了。

 谷甲州は土木科を出て、建設会社にいたそうですが、海外青年協力隊で土木工事の指導などもしていたそうです。その経歴もあって、土木SFというか、ゼネコンSFを書くとすごくうまくて、現場監理や危機管理等の描写には定評があります。本筋よりも現場描写のほうがみりょくてき!と評価する人までいますね。

 本作は太陽系内の惑星開発を、土木プロジェクトとして描いた作品で、たとえスペースゼネコンの時代になっても、やっぱり人は変わらないのね、というのがひしひしと感じられて素晴らしいです。

 太陽系内の各惑星で展開されるプロジェクトが様々な理由で危機に陥り、現場監督の大人さんが能力の限りを尽くして切りぬけていく連作小説です。

 途中で単調な感じがするかもしれませんが、最期まで頑張って読むことをお勧めします。なんか「太陽の簒奪者」みたいな感じかな。

 おそらく日本では小川一水と共にたった二人しかいない土木ゼネコンSF作家として、

 オススメです!

posted by delta16v at 07:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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