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2007年11月21日

管理職は専門スキルで部下をリードするべきか

マネージャーはコードを書けるべきか - タムケンブログに興味深い話題が出ていました。
 IT企業の管理職はコードが書けるべきかどうか。その時壇上にいた方々は皆さん「書ける」方々だったのですが、賛否あって面白かったです。
書けるべき派:

社長が技術者だと技術陣がいきいきしてて楽しそう

全くわからないとクオリティコントロールが難しい
どっちでもいい派:

むしろ企画力が大事で、とりあえず今の技術で何できるかわかればいい
書けないべき派:

社長が出来すぎると「これ一ヶ月でできるよね♪」とか言って無理させちゃうからよくない。

いきいきしているようで、実は騙されてるんじゃないか説w
 部下の立場からすると、わかっているようでわかってないんじゃないかという不安があると、怖いのじゃないですか(笑)。

 流れとしては、404 Blog Not Found:コードに入らずばコーダーを得ずにある、
ひろゆきはmarineだということだ。「ライフルマン」として大したことがないと本人は言っているが、それでも2ちゃんねるの最初のコードを書いたのが彼であることは間違いない。

だからこそ、もっと腕のいい奴が過負荷危機を見て助っ人に駆けつけたのだ。その助っ人は今はドワンゴでコードを書いているそうである。もしひろゆきが最初から「傭兵」を呼んでいたら、そうはならなかっただろう。
という話もあるようです。ひろゆき氏が実は技術者として有能というのは、2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)でも語られており、Perlの親分と対等に渡り合う姿に驚きました(つけ加えて言うなら、元ライブドアの堀江氏も技術者だったというのもこの本で知りました)。タムケンさんはコードを書く派にあるようですが、世の管理職の方々の思いはどうなのでしょう。

 私も現場から離れつつありますが、やっぱりコードを書いていたいと思います。少なくとも技術的に部下ができることは、すべて理解して、いざという時は代行できる程度の上司でいたいと半ば願望のように思っています。なによりそれが好きだから、という理由もありますし、なめられたくないという意地もありますよね(笑)。

 営業経験のない営業部長が営業部を統率できるかどうか、なんて古典的な問題ではありそうですね。違う点は営業スキルに比べて、IT関連の技術が日進月歩であり、油断するとすぐ使い物にならなくなるという点でしょうか。

 実際は管理職に必要とされるスキルと経験は、そういったスペシャリストなワーカーとはある種別なものがあり、そこのところが理解されていない会社というのは、経営や営業上不利だと思うのです。従って一般的には、「その昔、伝説となる活躍の実績を持って今は管理職をしている」という立場の方が多いのではないかと想像します。

 もしも管理職の立場にあってなお、技術で部下をリードできる、有能な上司という方がいたら、そのかたはきっと二職種分のスキルを持って、二人分の努力をしている偉い方と尊敬しましょう。え、それが当り前ですか。つらいなぁ。

 私もいつもそうありたいなぁ、と思っていますが、部下が自分を追い越して成長しているのを見るのは楽しくもあり、さみしくもあり、中年男の心境もなかなか複雑です。

 私の結論としては、「ココロはコードとともにあり、目は高みを目指す」といったところでしょうか。ああむずかしい。

posted by delta16v at 08:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事
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