いろいろな事情が重なって、アルファロメオ155を手放すことになってしまいました。
欠品パーツだったんですが、本国流通在庫がなんとか見つかったとちゃんとパーツナンバー指定でイタリアから取ったのに、日本向けは触媒が適当なものが何種類もあって、適合は現物に合わせないとわからないんだって。そんなアホな!ディーラー手配だったのでパーツ返品は受けてもらいましたが、まあ他にもいくつか理由があって、これが潮時とあきらめました。
以前デルタを降りた時はそれはもう落ち込んだもので、デルタでなければなんでもいいや、いっそ安楽にマーチにでも乗ろうかと思ったのですが、たまたま工場にこの155が入っていて、155TSの持つ妙にハンパな感じが当時の自分の心境にジャストフィットして乗ることになりました。
155、いいクルマだったなあ。バイパスでぶっ飛ばすと、リシテア救援に向かうトレーサー乗りの気分が味わえました。音とフィールなら軽く音速超えてます。
メンテもデルタに比べればぜんぜん手のかからない子で、ぜひ長く乗ってやりたかったのですが、やっぱりマイナーなパーツで欠品が続くと心が段々とくじけていくものですね。ごめんな。
何よりつらいのは、秋月がずっと155のことを心配していて、工場に入るたびに
「大丈夫?アルファ帰ってくる?」
と言っていたのに、とうとう
「もう帰ってこないんだよ」
と言わざるを得なかったことです。
秋月はアルファが大好きでした。秋月が産まれた時はデルタで退院してきたのですが、彼の物ごころついたあとはずっと155だったもんね。済まねえ、秋月。
三浦でブッ止まったり、秋月にもいろいろ思い出深いクルマだったな。「家のクルマ」ってのは家族の思い出でもあるんですよね。
デルタ、155と楽しいクルマに続けて乗りましたが、人生設計上の都合で次期主力乗用車は今時のごく普通な実用車になる予定です。
さよなら155。
ツインスパークのあの声は忘れないよ。
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お家にはいなくてもみんなの中にいるから、でるちゃんちの155君は可愛がってもちって幸せだね。
で、蛇の次も蛇?
象?
もう決まっているんでしょう?
早くお披露目してちょ!
悲しいですよね。
自分で手をかけたり、思いでがあると尚更。
今回、私も車が限界で別れましたが、もう車要らない。とか思いましたが、仕事で必要で、たまたま工場に来た車を自分で仕上げて乗る事になりました。
私は小学生の頃、家で乗ってたサニーが大好きで、突然違う車に変わって大暴れしましたね。
子どもの頃馴染んだ車って、特別な存在なのかな?
結局、大人になって買って乗りました。
痛いほどわかります。
別れの辛さは裏を返せば
それだけ思いを込められるクルマを選び、乗ってこられた、というかけがえのない素敵な人生!
もちろん息子さんにとっても!!!
生産終了からの年月を考えると、ぼちぼち色々な決断をする時期なんでしょうね。
次のクルマにdeltaさんがいったいどういうチョイスをするのか
deltaファンとしては車種には関係なく興味津々ですよ(笑)
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
やあ、次のは本当に実用車なんで、あんまり期待しないでくださいまし。
いろんな状況を考え併せて理詰めで選んだつもりはあるんですが、結果としてはどっちつかずな選択なのかもしれません。
納車になったらまた。
赤猫、よろすく。