捨て象なんてひどいなあ、かわいそうだけど象なんて連れて帰ったらお母さんに怒られるから飼えないや。とにかくこっち見んな!などと遊んでいますが、そんなこんなで久々にデルタの話。
ランチアというか、HFスクァドラ・コルセが「ランニング・エレファント」という駈ける象をエンブレムにしているのは以前書きました。現物はランニングエレファント | 日々雑感IIで見られます。
で、この象がアルプス越えをしたカルタゴの戦象に由来する、というのは以前書いた通りですが、じゃあカルタゴの戦象とはいかなるものであったか。
ローマ時代には象は家畜として農耕や輸送に便利に使われていたようです。それを戦場で突破兵器として運用したのは確かにすごい発想。今でいう重戦車の様な威力があったことでしょう。パンツァーカイルならぬエレファントカイル。こちらハンニバル、ケン、ウォーレン右騎兵4騎、三角フォーメーションで張り倒すぞ、と突撃するカルタゴ88。
第二次ポエニ戦争(通称「ハンニバル戦争」)でアルプスを越えてローマを攻めた、という事実からカルタゴはギリシャとかローマの近辺の国だと思っている人も多いですね。わたしも子供の頃はそう思ってました。マラトンの戦い(そりゃギリシャだw)とか、マケドニアのアレキサンダーとかあの辺のイメージ。
が、実はカルタゴは地中海を挟んだ対岸にあります。いまでいうチュニジアあたり。なんとアフリカ大陸にあるんですよ。リビアの隣ですよ。
地中海の向こうがわのアフリカの国が、北からアルプスを越えて象でローマへ攻めてきた。何言ってるか分からねーと思うが(AA略)。ポルナレフもびっくりです。その辺がハンニバル・バルカのイカれたところ。
なんてったって奇襲戦法と変装の名人(嘘)。南から海を越えて攻めてくるはずのカルタゴが陸路をぐるっと回って、しかもアルプスを越えて重戦車ならぬ重戦象を投入してきたんだから、そりゃローマのスキピオもあわてたことでしょう。鵯越どこじゃねぇぞ。
そのアルプス越えでは、約40,000名の兵士と30頭の戦象を投入したそうですが、過酷なアルプス越えでイタリア領内に突入したのは兵士26,000名、戦象はわずか3頭だそうです。その3頭の象がどれだけの恐怖を巻き起こしたかは想像に難くないです、Wikipediaには
(なお、生存できた象の頭数には「1頭のみ生存」など諸説ある)。なんて書かれています。「1頭のみ生存」!燃える!雪風!
例えて言うなら、全ての艦隊をすりつぶした後、大和単艦がレイテ湾突入に成功した捷一号作戦みたいな感じでしょうか。そして混乱の中、遅延戦闘で戦象を各個撃破しながら、さがりにさがりまくるスキピオ。うーん、血が沸くなあ。この手の突破・突入シチュエーションには目がないんですよ。
まあそんな感じで第二次ポエニ戦争は展開するのですが、私はハンニバルが陸路を回る途中、トルコ辺りでインド象を調達したんじゃないかなあとぼんやり考えていたのです。根拠ないけど。
で、Wikipediaを探っていましたら、
この頃までに用いられていたのは主にインドゾウだったが、入手が困難な地中海世界では現地(北アフリカ)に生息していたアフリカゾウ属系のゾウ(マルミミゾウであるとする説があるが当時地中海地域まで生息していた証拠はなく別種の可能性もあり結論は出ていない)を戦象化する試みが進められ、エジプトやカルタゴが育成に成功した。中東及び地中海沿岸の各地で戦象は運用されはしたもののインドゾウとそれを操るインド人の象使い(マハウト)が質の面で優れており、カルタゴやローマといった遠方の国家も彼らを雇おうとした。という記事を見つけました。これが連邦のインド象の性能か!とか、象の性能の違いが圧倒的な戦力差でないことを教えてやる!とか叫びたくなりますね。でもアフリカ象の方が小さくて弱いというのがちょっとわからない。イメージとしてはインド象よりも、アフリカ象の方が圧倒的に強そうな気がするんですが、そういうものなの?ンゴロゴロ辺りの平原でパオパオしているのと、北アフリカでちんやり家畜化されたのとじゃ、体格も違うのかな。
当時のインド象とアフリカ象の性能差を知らせる戦いとして紀元前217年のラフィアの戦いがある。この戦いではアフリカ戦象はインド戦象よりも体格が小さく、数等の問題もあって敗北している。
それにしてもアフリカ象系のマルミミ象。なんかかわいい。アフリカ象が好き!
確かにマルミミゾウ - Wikipediaに出てる写真を見ると、耳が小さく鼻が細長く、なんとなくランニングエレファントに出てくる象に似ている気がします。
ということでランニングエレファントは「マルミミゾウである」と私の心の中ではしておきます。キバもあるしね。
ぐぐっていたら、ところで「HF」の象はアフリカ象ですか、インド象ですか?という記事を見つけました。だいたいおなじような結論ですが、その中に冗談として(だよね?)、
なんてこともあって、笑ってしまいました。本当にnozzleなの?Lancia。珍説
Lanciaという単語は英訳するとnozzleです。 で、nozzleには「鼻」という意味もあります。「Lancia」=「鼻」、「鼻」と言えば「象」じゃん! ・・って、んなわきゃ無いわな。(笑)
それにしてもイタリア人からしたら、敵であるハンニバルの象をモチーフにしているわけで、日本人がハルゼーの機動艦隊を褒めるようなものですから、なかなかできるこっちゃないことだなぁなどとも思いました。
それだけインパクトが強かったんですね、きっと。
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手に入れるとなかなか手放せないようですね。
海猿の友人もコルチはなかなか、どうして調子良いから可愛くて仕方ないみたい。
ナデナデしてあげれば?
毒はないから噛まれたり、刺されたりはしないよね。
あ、重いか。
イタ車に青はすごく似合わないw
シャルドネのストラトスは例外的に青で認めます。