キネティック弾頭用のDACS(Divert and Attitude Control System:軌道修正・姿勢制御装置)の性能確認試験動画です。
すげぇ。確かに動きがファンネル。重力下でよく安定しているものだと感心します。ただこれでICBM/IRBMが迎撃できるかどうかというのはわかりません。ところで、「キネティック弾頭」(=運動エネルギー弾頭)ということは、そのまま体当たりしちゃうんですよね。レーザーは撃ってくれないのか。残念。
昨日のガンダムネタもそうなんですけど、ミノフスキー粒子下での戦闘ではこういう運動エネルギー兵器が幅を利かすのじゃないですか。LOSATとかはどうなったんだろうねー(2004年に開発中止)。LOSATはビームライダーの誘導なので、電波が通じなくても命中しますよ。ミノフスキー粒子を散布されても当たります。
要するにHEATにしろ、APFSDSにしろ、LOSATにしろ、矛と盾の争いには、「矛の勝ち」と既に決着がついてしまっているのですね。キネティック弾頭の開発についても、要するに矛を防ぐのに矛を以てあたる、ということな訳で、「矛盾」は既に存在しないと。ではなぜ「装甲」というものが現代にも存在するのか、ということには海より深い理由が...(あるのか?)。
ガンダムが林からのっそり出てきても、LOSAT一発で大破、というのはちょっと悲しいけど、これ、戦争なのよね。ガンダリウム、カモン。
上記動画はYoutubeに上がっていますが、もともと防衛省の技研本部が配布していた動画なので、モノホンです(本家のリンク)。びっくりしましたか?びっくりしますよね。わたしもびっくりしましたよ(笑)。
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やっと私達の知ってる21世紀が来たようです(笑)
「ええい...ファンネル達、一番熱量の高いミサイルだ...! 当たれえええええええ!」っての。
やるな防衛省。