単に政治、経済事情による高騰ならば、そのうち下がることもあるのでしょうが、これだけのクルマが世界中を走り回り、日常生活を石油が支えていることを考えれば、なんで世界の油田が干上がらないのか、そっちの方が不思議になります。
実際の数字は当たっていないのですが、向こう100年、同じような生活が続けられるかと考えてみると、ちょっと難しいような気もします。
今は毎日にクルマに乗って仕事に来ているわけですけれども、いつまでこのような生活ができるのでしょうか。たとえば雪風は大人になったらデルタに乗りたいとか、エスプリがいい、とか勝手なことを言っていますけれど、はたして彼らが大人になった時代にガソリン車が走っているのでしょうか。
私たちが子供のころは大きくなったらミウラに乗りたいとか、やっぱヨーロッパがいい、とか同じようなことを言っていましたけれど、あの頃と今では未来に対する「開け方」がかなり違うように思います。自分が年を取っただけなのかなぁ。
ところで、今はデジタルカメラが「カメラ」ですけれども、私にとっての「カメラ」というのはやっぱりフィルムを使う銀塩カメラです。
七、八年ほど前になりますか、デジタル一眼レフが普及し始めた頃「銀塩フィルムがなくなるんじゃないか」と焦燥に駆られたことがあります。カメラ屋の店員さんと雑談していて「フィルムはなくならないですよ。両方併存するんじゃないんですか」とその時は笑われたのですが、実際には十年もたたずにPKRが生産中止になったり、月光が手に入らなくなって森山大道がインクジェットプリンタを使ったりするような信じられない時代になってしまいました。あっという間に世の中が変わってしまったのです。
私はオーディオはやっていないのですが、CDがアナログ盤をあっという間に駆逐した時に、マニアな方は同じような思いをされたのでしょうか。
世の中の変革は想像できないようなスピードでやってきます。未来永劫、昨日と同じ明日がくると思ったら、大間違い。そんなことは想像もしなかったと叫んでも後の祭りです。「ポイントオブノーリターンを超えた瞬間」というのはどこかに必ずあるはずですが、それは後になってみないとわからないのかもしれませんね。
備えよ常に。
そしてその想像力と共に、よりよい明日を創る微力を自分に。
この類いのもの、やはりホビーという形でマイノリティーとしては存続して行けるのでしょうが・・・
百年ブームが三十年ブームとなり、やがて三年ブームになってしまうのか
果たしてその先に何が見えるのでしょう。
現在のデジタル一眼レフブームも、実は一過性のもので、すぐにみんな飽きてしまうのではないかと思っているのです。はまるときはすごいんですよ、自分だってそうだったもの。
でもそのモチベーションを十年続けられるか、というと防湿庫の中の地層と化したその時々の趣味のカメラを見ると、うーんと唸らざるを得ない。
現在のデジタル一眼ブームを支えているのは、携帯電話やコンデジから入ってきた「今まで写真やカメラに興味を持たなかった人」です。だからこそパイ自体の急速な拡大に各社ウハウハ状態で新機種を投入しているのですが、これでみんなが飽きてしまったら、どうなるのでしょう。まあ一年半くらい、とみているのですが(笑)。
で、そのあとに残るものは、荒涼とした砂漠だけなのではないでしょうか。
おまけに、末期は薄く、軽い盤ばかりで再生するのも大変だったので、あれなら無くてもいいかなと。
*そう言いつつも、砲金+吸着のプレーヤーを買ったのですが。
フィルムが無くなると、記録出来ないのですから、アナログ盤と違って深刻ですよね。
エルカセットデッキを持っていてもテープが無いから使えないのと同じようなものでしょうか^^;。
*私は持ってませんけど^^;;;
フィルムが手に入らない、というのは危機的な状況だと思いますが、その前に市場の裾野がせまくなるとひとつひとつのプロセスにコストがかけられなくなるという事情があるようです。
プリントの質が落ちる、とか、フィルムの多様性が失われる、とか。これによって凋落は更に加速するわけで。
さみしいものですねぇ。