6年生になって、「学年の中では一番ディフェンスが強い」と言われて、えー、ウソー!と思っていた父です。
まあみんな弱いからなー、と思っていましたが、タックル練習には本人なりに気合を入れて取り組んでいるようです。
「だってもう6年生いないから」
とのことです。
まあ秋月たちが止めないと、スーパープロップがかたっぱしから倒してくれるわけじゃないもんね。必要に迫られて、とのことのようです。
5年生も来年はそうなるかな。そのためにも6年生がいいタックルを見せてやらなくちゃね。
試合で見ていると、まだ当りが弱く一発で相手をぶっ倒す必殺のタックルと言う感じではなくて、なんとか相手の足をパックして相手が倒れるまでしがみつく感じのタックルです。
それでも最後は倒せるんだけれど、倒すまでに時間がかかっているので、相手に後ろでつながれちゃう。結果として倒しても、相手ボールはかわらないわけです。
ということで最近のテーマは一発で倒すタックル。
ずばっと一発で自分の形に入っちゃえば、力も入れられますけれど、柔道の組手争いみたいなもんで、それがなかなか難しい。「へそを見て入る」とか色々コツはあるようですので、練習あるのみですね。
この日の練習は春に転勤してしまわれた四男坊コーチがお盆休みで練習を見に来てくれるということで、大変張り切って、よいタックルをお見せしたいとがんばっていました。
この日はいった一発が秋月のラグビー歴におけるベストタックルだったそうです。
大人との試合、最後は腕を痛めてヘロヘロでしたが、結構走ってたかな。
練習の時でも「ぼくはいつ骨折してもいいと思ってやっている」とかこわいこと平気でいいますからねー。本当にこわいですよー。今折ったら、今年の試合は全部アウトだよー。折るならなるべく11月の最後の試合で折ってくれ。
練習後の四男坊コーチの講評では、漫然と練習しないこと、ノックオンなどの集中力を欠くプレーはしないこと、目標を持って取り組むことなど大切なことをたくさん教わりました。夜に書いたラグビー日記にも「コーチのおしえ」としてちゃんと「ノックオンはさいていのプレー」と書きとめてあるようです。
「今日のいちばんいいタックルをいつでもできるようになって、あのでかいセンターを試合でふっとばしたい。つよくなりたい」
と日記を結んでいた秋月でした。ほいほい、ちびなんだから他人の三倍気合入れろよ。
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少々びっくりし昨年のT真を思い出しました。
恐怖感が少なくなってきた様ですね。
ただこの日の練習でもタックル後、何回か肩が痛いような仕草をしていたのであまり「強くヒット!」と言い過ぎない方が良いのかなと少々反省しました。
正しいコース取り、正しい姿勢、強いパック(この為には強く早いヒットが必要だな)、レッグドライブと、結局安全面を考えると全部きっちり教えないと駄目ですね。焦らず、ですか。
あと秋月だけではないんですけど2枚目の写真の様に一方向に追い込めずタックルに入るケースが結構ありました。
出来れば内を押さえて一方向に追い込んでタックルできれば良いですね。
その他、足や腕も踏まれたり蹴られたりの傷だらけで、お風呂で見ているとなかなか壮観です。ひじから手首にかけては擦り傷が一杯です。一週間して治って練習に行くとまた同じ傷で帰ってきてその繰り返し。それでももっともっと強くヒットしたいそうです。
秋月が狙っている某チームの大型センターくんを倒せるくらいの強力タックルが秋までに完成するのか、本人も時間との戦いと思っているようです。
くるくる回っちゃうのはやっぱり入る時のコース取りですか。相手の重心をまっすぐ撃ち抜くコースでタックルに入らないとだめかも。よく頭で考えさせておきます。
>昨年のT真を思い出しました。
ぐわっ。それはすげぇ。
スーパープロップと快速センターの先輩二人が秋月の目標ですから、きっと一番うれしい一言だと思います。
大きな励みになると思いますので、早速伝えておきます。