自分が苦手だったせいか、昔からドッジボールというものにあまり好感を持っていません。なにしろどんくさい子供だったんですよ。
そもそも、数ある球技の中でも「相手の体にぶつけること」を目的としてボールを投げる競技というのは、他にあまりないのじゃないでしょうか。強いボールが飛んでくるというと、テニスや卓球やバレーボールなんかもそうですけれど、あれは体に当てるために打ち込んでくるわけじゃないし。
秋月みたいにキャッチングの練習としてボールを受けてる奴は、副次的に練習になっちゃってラッキー!なのかもしれませんが、やっぱり力の強い子が弱い子を狙ってボールを投げるゲームというのはあまり好きになれないのです。
「ボールを投げる」というのは多くのスポーツで「パス」を指すことが多く、それは味方同士で「相手がとりやすいように心がけて投げる」という思いやりが結果に現れるプレーだと思うのです。そっちの意味合いの方を大切にしてやりたいなぁなどと考えています。
私なんかは昔から屁理屈屋なもんで、中学のころにはバレーボールなんかも
「相手が一生懸命つなごうとして失敗したプレーを、目の前でぐるぐる回って喜ぶようないやしい競技は嫌いです」
と感想文に書いて、バレーをやっていた体育教師を怒らせたりしたもんでした(若気の至りなんでバレー好きの人怒らないで下さいませ)。
ドッジボールも危険がどうこうという以前に「人にものを投げて当てる」という行為の意味を考えたりします。当てられると痛いんだよ、いろいろな意味で。まあ弱っちいからなんだけど。
やっぱり、あまり好きにはなれないなw
相手にボールを当てると言うのが好きになれないですね。
テニスも、あんなに相手から離れた場所に打ち込むなんて、性格悪くなるよ!
とか言ってたクチでした。
ドッジボール、近所の地区でもはまっている親御さんとかはすごくて、目つきもこあいです。悪口言うとボールぶつけられます。
てなことはおいといても、「他人にボールをぶつけること」を目的とするスポーツって、他にないかなーとずーっと考えているんですが思いつきません。
唯一で無二なのか。