小池一夫氏は、言わずと知れた「子連れ狼」の原作者ですよね。その人が魅力のあるキャラクターの作り方の初歩を教えてくれます。
永遠のワナビーとしては、秀逸なアイデア、練られたプロット、魅力あるキャラクタはどれも大切なので、多少のどや顔は気にしないで、いいところだけ頂きますよ。
ちょっと詳しく書いちゃうと営業妨害になっちゃうくらい、明確なキャラクターの作り方の原則(割と簡単w)を書かれています。その通りに作れば、誰にでもキャラが作れそうです。自身の作も含め、既に上梓されている他作家の作品分析もその原則に沿って検証していますから、けっこう説得力があって勉強になりました。
物語そのものよりもキャラクターの出来の方が作品の評価に直結しているというのは、最近の岡田斗司夫氏の評論と通じるところもある気がして、いささか興味深いです。
あいつも弟子、こいつも弟子。俺の言うとおりにやってみんな成功しているぞよ、という自慢パートを軽くスルー出来る方には…
おススメです!