日々雑感II Top > > 月島散歩道

2007年07月02日

月島散歩道

3839.JPG 先日、「秒速5センチメートル」を見に行った折、午後は時間があったので、念願の佃から月島界隈を散歩してみました。ちゃんとOM-2とPKRで撮り歩きましたが、おまけにEOSのデジタルでもブログ用に撮りましたのでアップしときます。ああめんどくさい(笑)。

 まずは新富町で降りて、ぶらぶら歩き始めます。佃大橋を渡って、すぐに左側に降りると、大好きな佃煮屋さんの「天安」があります。ここであさり、昆布、あみを購入。おいしいんだよ、これが。

 確かここのおじさんは入り婿で、もと学校の先生だったけど、店を継ぐべく退職されたんでしたっけ。むかし「ワザあり!ニッポン」で取り上げられてたんだよ(笑)。

 おじさん、がんばっているようでした。

3849.JPG 天安の北側の通りを戻ると、ここに駄菓子屋さんがあります。昔から気になっているんですよ。

 子どもたちがひっきりなしに自転車や徒歩で集まってきます。観光地にあるにせ駄菓子屋とかじゃなくて、本当に実用に供している真面目な駄菓子屋さんのようです。

3863.JPG そのまま南へ下ると、月島の商店街。今回もんじゃ焼きを食べてみたかったので、商店街入ってすぐの「もんじゃ太郎」に入ってみます。

 東京生まれの私ですが、世田谷で育ったので、もんじゃ焼きって食べたことがないのです。おばちゃんにそう白状すると、笑って作ってくれました。おお、こうやって土手を作るのですね。なかなかジャンクな食べ物で、昔は子供のおやつだったというのがよくわかる感じ。それにしてもにぎやかで気のいいおばちゃんたちだ。

 とにかく明るいうちからビールでごきげんだぜ、ひゃっほう!

3867.JPG 商店街を歩いていると、こういう路地が無数に交差しています。散歩中は何よりも「路地裏」が大好物な私は次々に入って行ってしまいました。歩行距離が延びる延びる。

 この界隈の魅力はいくつかありますが、こういう昔ながらの風景と、都心の近代的な風景が重層化してみられるところがあります。こういうところに住んでみてぇなぁ。

#帆場暎一か。

3887.JPG 月島を抜けると勝鬨橋が見えてきます。
これが跳ね上がるところ、やっぱり見たことがありません。

 見たかったなぁ。

 まんなかに二つ、制御室のようなのがありました。どうなっているんだろう。確かこち亀で両さんが橋を無理やり上げる話があったように思いますが、はるかかなたの記憶。

3918.JPG 勝鬨橋を渡ると、そこはもう築地。通いなれた場外の交差点です。

 そういえば、移転ももうすぐなはずですが、場外にはこんな看板が立っていました。

 市場が移転しても場外は残る。うーん、うれしいような、本来の意味を失っているような...

 観光客の無責任は発言かもしれませんが、築地はあの場所で残してほしいなぁと思いました。

 ふう、結構歩いたなぁ。とにかく幸せなひと時でした。
 ぜひまた行きたいです。
posted by delta16v at 12:50 | Comment(3) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
どもども、お久しぶりでございます!
仕事がやっと一段落できたんで戻ってまいりました。

いいですね〜裏路地。京都をまねっこした札幌は、整然とした町並みなんですが、味わいのある裏路地がないんですよ〜。
微妙な光の具合と、微妙な猥雑感がフォトジェニックですね〜。
Posted by maro at 2007年07月04日 18:10
私もこの界隈は大好きです。いいですよねぇ。

それにしても佃「天安」、勉強になります(笑)

深いっすねぇ。
Posted by 銀の蛇蜘蛛 at 2007年07月05日 02:09
コメントありがとうございます。

>maroさん
新しい相棒お元気でしょうか。
長野も古い街並みの部分というのは、観光用にちょっぴり取ってありますが、生活圏としての町は、もうあらかた人工的な開発地になってしまいました。東京の下町だって、戦争で焼き払われていますから、人工的ではあるんですが、なにかこう生活の感じが違うんですよね。やっぱり土地の風土というか、住んでいる人の心意気が出る部分ってありますよね。長野は平均化されて地味っぽい県民性(笑)なので、面白みにかけるのかもしれません。

>銀さま
私も近所でしたら、休みのたびにもんじゃ焼きでビールですのに(笑)。

天安、おすすめです。柳橋の小松屋よりうまいです(当社比)。

こうやって書いているとなんだか「てんあん」みたいですが、やっぱし「てんやす」が正解です。

Posted by delta16v at 2007年07月05日 07:58
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4555648

この記事へのトラックバック