河口湖の辺をうろついていると、こんな看板があります。なにその「ゼロ戦」www
あまりの親しみやすさに舌打ちをしながら、どんどんと登って行きます。初めて見学に行ったのですが、思ったより山奥でびっくりしました。富士の樹海がぼくらをよぶよ。
ここのクルマは原田信雄氏というお金持ちな人が個人的に集めたコレクションを展示しているというのは知っていたんですが、この原田氏の素性ってのがネットで調べてもいまいちよくわからない。いったい何10億になるんだろうかというこのクルマたちはいったいどうやって集めたのでしょう。全く以て目が回りそうです。
ランチアはあまりなかったです。フルビアはさ、クラシックランチアとラリーランチアの間をつなぐ、ミッシングリンクじゃないかと思うんだ。ミッシングしてねーよ、という声はさておいても、この二つに分かれたグループをつなぐ唯一の鍵なんじゃないかと。いや、そんくらい仲悪いとまではいいませんがw
それにしても037ラリーのおけつを展示するのやめれ。
なぜ!
こっちむけおい!
なんかラリー車に恨みでもあるのでしょうか。それともリアミッドシップは後ろ向きに展示するルールなんでつか!
うしろにアッシュトラックがいるよー!と言っても、なんかクレープ屋さんを見るような目で見る。違うんだってば!
そういえば、絶対鉄板というか、金持ちが一番に買いこみそうなディノがいないのは何故なんだろう。それともディノは大事すぎるので展示なんかしないのかな。
それにしても、フェラーリやカウンタックは「へー高そうだね」と目もくれず、モークやカニ目やムルティプラに群がるうちの家族ってのは一体…
本当はここだけでもいちんち座り込んでいたいくらいなのですが、子供たちのお目当て、零式艦上戦闘機が待っているので、なくなくイタフラのレディーたちに別れを告げます。
かつては、4月から10月の間の公開で、一時期は顔パスで通っていました(笑)
そうかぁ、零戦52型があるのでしたね。ここのは、飛行可能なのでしたっけ?
呉のヤマト・ミュージアムにも一機ありましたが、あれは飛行不能だったのではないかな。。。
原田さんは、ランプのシビエの輸入総代理店のオーナーです。
奥様ともどもクルマ好きで、確か奥様も第一回日本GPに出場されていたのではなかったかな、と思います。
すべてお父さんのせいです。
おっと、シビエの代理店さんだったのでしたか。確かにシビエのライトとかステッカーとかたくさんありました。
WEBではHRCの社長とかそういう謎情報まであって、実に錯綜してます。
零戦はフライアブルではないようでしたが、エンジンはすごくきれいで、なんだかすぐに回りそうな感じでした。ちゃんと回る栄エンジンてのは確かプレインズオブフェイムの機体だけだったかと思います。栄自体、P&Wのツインワスプがベースだったらしいので、飛ばすとしたらツインワスプに積み替えるのが吉かもしれません。
>あじゅ様
うう、育てたように子は育つ。
ちいさなクルマがお好みのようです。
以前、博物館前の広場でエンジンをかけて、タキシングしていた映像を見たような気がしたのですが。
あ〜ん、残念。
でも飛ぶのはどうだろう。もうちょっと時間がかかるのかな。パワーとか信頼性とか。日本はそういうのうるさいし耐空証明取るの大変でしょうね。
しかしいつか飛ばそうとする館長の情熱には頭が下がります。
アッシュトラックですってぇ。
イタフラのレディって、レディ?うーん、ちょいと疑問だけど、まあレディってことで。
ラヂアルエンジンのクランクシャフト形状って興味あるでしょ〜♪
一か所に7本分のコンロッドがつながってんすか。
えー?どんなかたち?へんなかたちなのー?
↑こんな感じですのよん。
それにしても、なんと、そのままクランクにつながってはいないんでスカ。副コンロッドに主コンロッド。こんなおもしろかしいかたちにつながっているとは知りませんでした。複列だとこれがさらに2つかぁ。
栄も誉もなんで7とか9気筒なんだよ、と不思議に思っていましたが「つまり、720度回転した後に再び同じ気筒を爆発させるためには、気筒を1つ飛ばしで爆発させる必要がある」というこの理由だったのですね。なるほど。
誉の悪口言う人も多いですが、これで単列7->9気筒になるのがどんだけめんどくさいか、考えてみるべきですねー。