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2010年04月20日

経済誌とマネー誌

経済誌とマネー誌 仕事柄、いくつかの経済誌に目を通しています。

 経済誌を出している出版社の多くは、「マネー誌」と言われるジャンルの雑誌も出しています。投資・利殖関係の雑誌ですね。

 「週刊ダイヤモンド」と「ダイヤモンド・ザイ」
 「週刊エコノミスト」と「エコノミストマネー」
 「日経ビジネス」と「日経マネー」

 同じ出版社の経済誌とマネー誌を併読すると、これがなかなかに趣深いもので。

 経済誌は総じてどれも悲観的です(『日経ビジネス』誌は若干楽天的)。経済誌はデフレスパイラルでリーマンショックで財政破綻で政治不安で世代ギャップで年金危機で、その他もろもろの理由で日本が経済的に滅亡するところを繰り返し繰り返し特集します。まあ評論てのはそういうバイアスがかかっていないとあまり読む気がしないジャンルの文章なのかもしれません。

 一方、投資の情報誌であるマネー誌は、とにかく証券市場にお金を引っ張ってこないといけないものですから、どれもバラ色の未来ばかりを語っています。

 どっちも極端だなぁ。

 マネー誌で広告塔となって

「安いから株を買え」

ってのを叫んでいる某ファンドのおっさんとかもいますが、それは逆張りというもので、普通は安くなっていくときは売るのが正しいんじゃないでしょうか。逆に上げていっているときは

「乗り遅れるな、買え」

と言っていますから、要するにどんな時も買うように主張しているようです。広告塔としては実に正しい姿勢だな。

 経済誌とマネー誌、どっちが正しいと思うかというのは避けますが、やっぱそういう読み比べも含めて、読んでて楽しいのはマネー誌のほうかな(笑)。
posted by delta16v at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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