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2009年10月30日

復活の日 -人類滅亡の危機との闘い-

復活の日 先日、「復活の日」リメイク版 | 日々雑感IIで書いていたよい子向けの「復活の日」読んでみました。「復活の日―人類滅亡の危機との闘い 」ってそのダセぇサブタイトルはやめろ。

 ネタばれとかなんとかあるけど、もう45年も前にばれてるんだからいいよねw。どんどんいくぞ。

 子供向けということで、ミクソウィルス群の説明がスカっと抜けているのは少々ざんねん。MM-88がどのようにして自分の正体を隠しているのかを書かないと、学者の人々がただ手を拱いている無能に見える。CDCの活躍とか、ちょっと欲しかった。ところで難しい理屈はわからないが、ウィルスは空中で増殖なんかしないんじゃないだろうか。え?俺の考え違い?

 ストーリーとしては、いきなり色々なことが省かれていて、MM-88の正体も割と最初の方で判明している。たかが風邪と思っているとこでみるみる状況が悪化するところが怖いんだが。

 あー、タミフルとリレンザについての言及がないのはちょっとなぁ。

「どんなことにも終わりはある。終わり方が問題だ」
とか
「いかにして、そしてなにゆえに」
とかそういう印象的なフレーズはそのままで、その辺はちょっとうれしい。それから吉住の先生が田所博士というのはちょっとヤラれた感。なるほど、そうきたか。

復活の日 政治的にいえば、ARSに現実味がありません。でもまあ、あそこを変えてしまうとストーリーが完全に別物になってしまうので、ちょっと難しいかもしれませんね。

 あ、忘れてた。アホーイ、いるよ、やっぱり。馬のアトキンスも死にかかっているよ。ああ。

 基本的に色々はあるけれども、まるっきりオリジナルのまま2009年版ジュブナイルにしました、という感じで私は好感を持ちました。一時間少々で読めますので、大人の人も目を通してみたらどうでしょう。

 私は幼少の折り「火の鳥」とか「復活の日」とか「五島勉(笑)」とかを読んで、生と死について考えるようになりました。今時の子供たちにもこういうインパクトは必要じゃないでしょうか。こういうリライトは大歓迎なので、ぜひ、よい子の皆さんの心を黒く染めてやってもらいたいと思います。

 そしていつかオリジナルの物語も読んでもらえるとうれしいです。
 

posted by delta16v at 08:10 | Comment(7) | TrackBack(0) | 本・雑誌
この記事へのコメント
あの、ちょーどインフで休んでいる私です。

凄く気になることが1つ。
雑誌記者だったか新聞記者だったかのお姉ちゃんのエッチなシーンはあるんでしょうか。
「よけいなことしないで抱きしめてくれてるだけでいいのに」みたいな、病人が朝っぱらから書くには、凄く恥ずかしい感じの台詞もあったと思うんですが、そこんとこだけ気になる。

まあ、男は朝帰りで死ぬんで許してやる。
Posted by itsuki at 2009年10月30日 09:02
あー、その辺のネタは割愛しましたが、避けては通れず、苦しそうですね。

男、萩原朔太郎を引用するような奴でしたが残念ですw
姉ちゃんは設定変更で吉住妹になってて全体的に健全な展開。

コンウェイ提督の南極大爆笑な宣言とかもなくなってて残念ですが、よい子向けなのでしかたがないですね。

でも、出撃前に肩をもむのはやっぱりデフォです。
Posted by delta16v at 2009年10月30日 12:15
オリビア・ハッセー 綺麗だったなぁ(遠い目)
Posted by 銀色。 at 2009年11月01日 03:57
なんたってオリビア・ハッセー30前でしたでしょ。うーむ。

多岐川裕美はやっぱ役柄が損。もっときれいな役にしたかったっス。
Posted by delta16v at 2009年11月02日 17:25
新井素子絶賛と帯にあるのは?
Posted by タンキスト85 at 2009年11月04日 10:41
>タンキスト85様
お久しぶりです。

私も気になってチェックしたのですが、どこにも見当たりませんでした。ぐぐってみましたら、どこかの書評で取り上げたらしいですね。

新井素子とか、谷山浩子とか、反応しますねーw。
Posted by delta16v at 2009年11月06日 08:29
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