先生、机の前に貼ってくれているよ。ああ、申し訳ない。もうちょっと含蓄の有るモチーフだったらよいのですが(笑)。
上手下手は別として、雪風も秋月も、絵を描く時の線に迷いというものがありません。子供というのは、そういうところが特徴か、と思うのですが、えんぴつでもペンでも、下書きとか練習とかなしで一発で線を引きます。
これ、大人の私にはなかなかできないことで、水彩などの下書きをえんぴつで描いていも、同じラインをなんぼんもなぞったり、複数の薄い線でごまかしつつシェイプを出したりしていて、子供たちのはっきりくっきりした思いきりのよい線とは全然違う感じですね。
失敗したら、とか、紙の中での収まりが、とか、全体のまとまりが、とかそういうことを考えずにスパリとひきたい線がひける子供時代というのは、貴重だと思います。彼らにしてみれば、まったく無自覚な行為だとは思いますが、そういう子供のありようをみて、親はわが身を振り返らせてもらっています。
彼らにも、理屈がわかるようになるまでこういう絵を取っておいて、いつか連中が守りに入った時のセッキョーに使ってやろうか、とたくらみ中(笑)。