モリナガ・ヨウ氏は画家にしてプロのモデラー。物を見る「目」は筋金入りです。
コシマキには、「働く車36台をオトナ目線で大解剖!」とありますが、これは編集者の認識不足というやつ。そもそも「オトナ目線」なんていう簡単にくくられるようなぬるい「モノの見かた」じゃなくって、あれはそのものずばり「モデラーの目」なんだよ。それもとびきり注意深い「目」。
もう一つ、私も気になっている「カメラマンの目」ってのもあるんだけれど、世の中というものは、自分自身の興味のありどころによって全然違う風に見えてくるものなのです。で、日常用と違う「眼」としては「モデラーの目」ってのがあって、モリナガ・ヨウ氏の目はそういうディテールを見る訓練ができた「眼」なんだよね。プロダクションの人々が驚くのも道理、一般人とは全然目の付けどころが違うんだ。
で、あの「眼のつけ方」はモデラーには割りとよくわかる話。「超巨大ブルドーザが通った後の地面がつるつるになっている」とか、「耕運機で耕した後の地面がふかふか」とかつい気になっちゃうのは実によくわかる。私だっていつも「木の幹って何色なのかなぁ」とか考えながら道を歩いていますよ。立ち木を作らなきゃいけないときだってありますからね。かんたんに茶色で塗りつぶせばいいと思ったら大間違いですよ(笑)。
「木を見て森を見ず」どころじゃない。「木を見て」って、本当に「木を見て」いるのか、自覚的に確認してみると、本当は木すらもちゃんと見ていないのじゃないか。
そういう「眼」で世の中を見れば、うろこがぱらぱら落ちるようにいろいろなものが「見えて」くる。モリナガ氏自身も、「この取材でいろいろなものが『見えて』きて困った」と笑っておられます。優劣というよりも、精神がそういう状態にある、ということだね。
よく超能力ものの作品でテレパスな人が街中の思念を受信してしまって大混乱、といかいうシーンがよくあるけど、あれだよね。新しい「感覚」に目覚めた時は。
今日もまた新たな発見を求めて、街を歩くのです。
持ち合わせが乏しかったので万引き・・しませんって。
本はカミ売ってるんじゃなく、中身の情報が商品であると考えておりますので、気分は立ち読みも万引きの一種である、と(`・ω・´)
近所の古本屋さんにこの手の本がよく出てるんですよ〜。
あたしゃ幸せです。
ちょっと気になりましたよこの本。
それにしてもアマゾンの手軽さは恐ろしい(笑)。
空港のトーイングカーとか、例の氷とかすのとかも描かれています。
すげぇ、と思ったのは橋梁点検車でしょうか。橋より下にバスケットを下げて橋を走るという、ちょっと乗りたくないクルマです。
バスの運転手さんのインタビューも大変含蓄のあるものでした。
吊り下げ物資輸送に特化した単座機で、整備士などを同行させる時は、機外に折りたたみ椅子を固定して乗るんです・・こりゃすごいですよぉ。
機外にスリンギングってのはスリリングですねー。
ところで、K-MAXって名前はなにかしら極めてカワサキっぽいネーミングなんですがー(笑)。タンデムシートも機外とは言えなくもないっすよね。
と、ネタだと思っていたらhttp://oh1ninja.la.coocan.jp/details/KMAX/kmax.htm
を見ると実在して、心底びつくりしましたでつ。オドレーターがピークホールドです!
「さわ、さわ、さわ」っていう聞いたことないローター音で「何が飛んできたんじゃ?」って見たらばコレ。
慌ててカメラ取りに走る傍らで転倒散乱する多肉植物・・・
これの操縦士実地試験って試験官は同乗するんじゃろか?って気になります。
機外に固定ってこのブームみたいなところに椅子をつけるのでしょうか。エンジンにまたがるわけないしなあ。
それにしてもこういう一つの「目的」のために割り切った造られたキカイっていうのは、いとおしく感じられてたまりません。
お友達のヘリパイmun@ge(むなげ)さんは怪獣エレキングみてぇな飛行物体である、との至言を残しております。
飛行中は横っ面に風ですね。
二人乗りバイクの後席に後ろ向きに乗るのもかなりの恐怖ですぜ。
高級車でも飾ってあるのよりも道を走っているほうが魅力倍増だわ。
だからモーターショートかあんまり興味がないのよ。
>二人乗りバイクの後席に後ろ向きに乗る
ぐわ、死ぬ。死にます。
最初は左ハンドル車の助手席に乗るのも怖かったです。
エレキングなところ、見てみたいですね。どっかの飛行展示でコブラと綱引きとかしないかなぁ(しねーしねーw)。
>スフィア様
>動いている車は魅力的だわねぇ。
そうですねぇ。クルマは動いてなんぼのもの。
宅のミニのように、工場にひきこもったままニート生活というのも考えものですw
動かない割には保険と車検が来てしまうというwまさにニートなクルマ。
本筋に帰りますが、以前
http://delta16v.sblo.jp/article/1228546.html
というエントリを書いたことがあります。
#そういう機械としての「必死さ」ということに
#ひしひしと愛おしさを感じてしまうのです。
#I love すとらとす。
これかな、やっぱ。