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2008年07月05日

妙なる技の乙女たち

 「妙なる技の乙女たち」読了。

 いやあ、表紙と書評で「アリア」っぽいのを想像したのですが、やはり小川一水。ちゃんと宇宙の話だし。いや、「アリア」な話も入ってますよ。あのぐるっと船を回すところは、アリシアさんがオール振り回している感じだなぁ。

 新素材開発のブレイクスルーにより、軌道エレベータが現実化した社会。女性がさまざまな抵抗を乗り越えて「プロ」として自立し宇宙を切り開いていくお話。

 軌道エレベータというのは、地上の土台から建てていくのではなく、静止衛星から糸を垂らすようにして作るのが最近のトレンドのようです。静止衛星というのはその原理からしても赤道上空にしか存在できないので、したがって軌道エレベータの建造地も赤道上のどこか、に限定されます。本書では第一号機の建造地として、リンガが選ばれています。

 リンガか。海軍まにやには、帝国海軍の「リンガ泊地」として記憶されているのではないでしょうか。シンガポールの南っかわ。パレンバンの油田が近いので、帝国海軍の艦艇がごろごろ入っていたところですね。

 プロの仕事をする女性は美しい、というか、尊敬します。もう自分もおっさんになっちゃいましたが、プロの仕事ができる女性というのはやっぱり素敵な「お姉さん」なのですよね。ヒモ(笑)になりたがる気持ち、分かるぞ青年。

 人類は、「宇宙」に進出する? | 日々雑感IIでも書いたのですが、宇宙に本当の意味で進出するには、宇宙で地球以上の価値を生み出せないと、生活の場にはならないと思うのです。結局それが現状の科学と技術では不可能と思えるものですから、前述エントリでは、「宇宙への進出はウソ」というスタンスで書かざるを得なかったわけです。

 軌道エレベータひとつでそれが可能となるとは思えませんが、軌道エレベータと素敵なお姉さんたちがいればもしや...と思ってしまいました(笑)。

 読んでよかったでぇす。

posted by delta16v at 09:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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