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2008年05月17日

天体の回転について

天体の回転について 「天体の回転について 」読了。

 出張中に読みました。度胸の二発目、成せば成る。

 前回の「海を見る人 | 日々雑感II」に比べると、ちょっとグロかったり、エロかったり、ホラーっぽさもありました。ふんぐるい むぐるうなふ くとひゅーるひゅー るるいえ うがなぐる ふたぐん。

 表題作「天体の回転について」は軌道エレベータもの。ホーマン軌道、名前からしてちょっとエロい。いやエロいのはお前の頭だっ。

 8編の短編が入っていますが、一番ガツンと来たのは、「盗まれた昨日」でした。タイトルからして何かのオマージュっぽいんですが、わかりませんでした。なにかありそうだなぁ。ジャックフィニィ?いや違う違う(笑)。

 人を人として他の人と分かち、個を個として存在せしめる何か。「人格」というか、しろまさ的に言うと「ゴースト」か。それが固有の「記憶」と切り離して存在するものなのかどうか、という考察。

 ここでは作者の結論が述べられますが、うーん、どうなんだろう。三回読んで考えないとどっちが正しいのかよくわからない。私の中ではちょっと後を引くテーマになりそうです。

 ところで、小林泰三氏は「こばやしたいぞう」ではなく、「こばやしやすみ」だったのですね。表紙で初めて気が付きましたー。

 グッドでしたグッド。
posted by delta16v at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | 本・雑誌
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Excerpt:   「天体の回転について」小林泰三(図書館)を読む。つまらない。 SF短編集。6篇収録。 SFとして単純すぎる気が。気持ち悪さは評価したいんだけど、嫌な気持ち悪さです。 「海を見る人」もつまらなかっ..
Weblog: 「短歌と短剣」探検譚
Tracked: 2008-08-05 01:32