米Googleは10月19日、第3四半期(7〜9月期)決算を発表した。売上高は前年同期比で70%増の26億9000万ドル、純利益は前年同期から92%増えて、7億3300万ドル(1株当たり2.36ドル)となった。だそうです。なんか桁違いで実感がわかない数値だな。
Youtubeも16億ドル以上で買収し、絶好調といった感じのGoogleですが、不思議でならないのが、日本国内におけるGoogle/Yahoo!の比がまったく国外の事情と一致しないことです。
たとえば、グーグル利益倍増、ヤフーに危機感などによると、
一方、同じ9月のウェブ検索で23%のシェアを占めたヤフーが17日に発表した7〜9月期決算の最終利益は、前年同期比38%減の1億5900万ドル(約187億円)にとどまった。同社のテリー・セメル会長兼最高経営責任者(CEO)は「現状には満足しておらず、改善に努める」と危機感を表明した。なんて書いてありますが、あくまでもこれは米国市場の話。
実際に仕事でSEOに携わっておりますと、こういったGeekなニュースからのイメージと正反対です。トラフィックの量が全然違うのです。Yahoo!圧勝です。
仕事で面倒を見ているコンテンツはどれもそうですし、たしかこのブログのアクセス解析でも、リファラの量はぶっちぎりにYahoo!。コンシューマ向けもプロシューマ向けも、WEBコンテンツはYahoo!JAPANを無視してはありえないのが日本の現状です。なぜこれほど海外と事情が違うのか、実に不審に思っています。
インターネット広告の25%以上を握る、といわれるGoogleにおいて、この状況が続いているのは実に不可思議です。このようなYahoo!一人勝ちをいつまでも許すわけはないと思っているのですが、いつまでたっても状況が変わりません。Googleマップなども日本個別の対応があるようですし、日本市場には気を使っているのもわかるのですが。
日本国内のコンテンツに対するインデックスの量が特に少ないとは思いませんし...うーん、なんだろうな。国民性?いったいどういう国民性だ。
なにかこうGoogleにとっても日本市場というかYahoo!Japanというのはのどに引っかかった棘みたいな感じなのじゃないかなー、と勝手に想像しております。
私もGoogle派なので、この現実に納得が行きません(笑)。なにしろYときたら検索結果もめちゃくちゃですし、キャッシュも入ったり消えたり、Googleのような安定感がまったくありません。コンテンツを載せているほうとしては、最低の検索エンジンです。でも利用者が多いので、無視は出来なくて困っちゃうのですよね。
日本ローカルにおいてYahoo!が強い事情というのはいろいろ考えていて、また素人考えをアップするつもりではいるのですが、「古くからある」というのは説得力がありますね。
デフォルトそのままという件に関しては、msnサーチにまったく力がないのは不思議な限りです。IEのデフォルトに入っているページですのに。