2008年04月24日

精霊探偵

 「精霊探偵」読了。

 事故で妻を失った男に、他人の守護霊を見る能力が発生して...というお話。その能力をつかってささやかな探偵の真似事を始めるのですが、そのうちとんでもない事件に巻き込まれてしまいます。

 SF的舞台設定ですが、SFなのかなぁ。ホラーっぽくもあるし、やっていることはミステリー。結局は普通のありふれた「小説」なんですね。でも、とてもとてもよく出来たそれ。

 他人の守護霊は見えるけれども、自分の守護霊は見えないというインディアンポーカー状態は面白いです。妻を失ってこんな能力があったら、「ゴースト ニューヨークの幻 」じゃないけど、絶対に妻を探すよね。あっちは自分が死んじゃってるんだけど。

 猫とデジカメ。大切な小道具ですね。エンディングまでいくと、やはり心地よいSF的結末...なのかな。
 
 梶尾真治、振り返ってみると驚くほど多作ですね。ペースも落ちてないし、頭が下がります。

 カジシンと言えば、「美亜に贈る真珠」とか「100光年ハネムーン」とか「時尼に関する覚え書き」の頃のイメージが強いんだけど、最近の人には「黄泉がえり」なのでしょうか。

 あ、はやいとこ「エマノン」片づけなきゃ。

posted by delta16v at 08:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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