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2008年04月19日

プレシャス・ライアー

プレシャス・ライアー 」読了。

 ここんところ、精力的に積読を片づけています。自分で精力的言うな。はいはいはい。

 菅浩江さん、実は初めてなんですよ。快傑のーてんきことガイナックスの武田康廣本部長の奥さんとしか認識していなかったり。

 スーパーコンピュータのエンジニアが、コンピュータの発達において「おおっ!」という感動が薄れてしまい、新たなる「おおっ!」を探し始めるという動機は結構好きです。
 私も80年代初頭から「おおっ!」というブレイクスルーをいくつも重ねて生きてきました。
 今はネットの中に「おおっ!」が多いわけですけれども、確かに昔に比べると、感動が薄れているかもしれないな、いかんいかん。

 後半エンジニアの出番が減っちゃうのは残念ですが、あそこをハードに書いてしまうと神林長平になっちゃうのかなぁ。
 でもあの辺のテーマに近年の国産SFの精粋があるような気もするし。もっと突っ込んでいきたいなぁ(誰に言っているw)。

 ギークでクールなテクニカルタームをちりばめていたと思うのですが、クラッキング合戦を含め、さすがに初版が2003年だとちょっとつらい。5年もたっちゃうとね。

 当時って藤崎慎吾とか山本弘とかうーんとすぐには思い出さないけれど、実に多数のSF作家がみんなで「量子コンピュータ」というネタを取り上げてたような気がしますが、それだけノイマン型コンピュータに失望というか未来への閉塞感を感じていた時代だったのでしょうか。
 「カオス」というのもなんだかちょっと懐かしい。

posted by delta16v at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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