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2006年09月19日

WEB2.0とおたく的「濃度」

 いつの頃からか、おたくの度合いは「濃度」で語ることになっています。

 CGMやSNSなどいくつかのWEB2.0的な集まりを覗いてみています。興味の方向が非常に多岐に渡っているのでニッチな話題で検索していますが、なかなか満足するコミュニティにあたったことがありません。

 集まりが悪いと過疎だし、良い場合はコンシューマ向けの薄めのコンテンツになっていることが多いようです。逆に言うと「薄めのコンテンツ」というのが集客の秘訣ということなのでしょうか。

 たとえばですね、ガンダムのトピックを探してみます。アンケートなりコミュニティに行き着いてみると、
回答例A
・好きなキャラ
シャア
・好きなMS
シャア専用ザク
・好きな言葉
坊やだからさ
であったり、
回答例B
・好きなキャラ
一整備兵
・好きなMS
ジオング
・好きな台詞
足なんて飾りで(ry
であったりする。

 まあ一般的にはそのへんでいいんでしょうけれど、ガノタの末席をけがす者としてはちょっと口にできないことではあるわけです。 こういう設問にあたって私などがまず考えてしまうのは、
回答例C
・好きなキャラ
ガデム
・好きなMS
旧ザク
・好きな台詞
わしがそんなにのろまかね。年の割にはすばやいはずだ。
とか、とりあえずそういうけれんに満ちたことを言わないといけないんじゃないかとまず考えてしまうわけです。ココロになにかそういうバイアスがかかっちゃっているようです。
#受け狙いしているのか。ええい、あたらなければどうということはない。

 とにかく流行っているコミュニティには回答例A,Bのようなものが大量に集まっているようです。参加者は多くても、それぞれ一言書いて終わり、という感じが多いようですが。薄い人にも参加しやすい雰囲気というものが集客に大切、ということですね。

 で、濃い人の悩みです。
 回答例A、Bのような人がそれなりに和気あいあいと集まっている中に、回答例Cのように答えないと「いけないんじゃないかな」というメンタリティを持つ人間が、どのような顔と文体で入っていけばいいのか、ちょっと考えてしまいますよね。
 そういった多数を占める「薄い人々」に対する濃いサイドの感情的反発が、SNSをしてなれあい呼ばわりする動機となっているのではないか、とも思えます。

 「濃い」、「薄い」がもちろん趣味に対するスタンスの是非を表しているわけではないのはもちろんですが、ニーズとして「濃いもの」が欲しいのもまた事実。おたく同士の口プロレスというのは端から見ていて不愉快なものではありますけど、どこかにおたくが大人の会話を交わしながら過ごせる楽園がないものなのかなぁと夢想しつつ今日もネットをさすらってしまうのです。

#自称「濃い奴」ほど、自説を譲らないから居場所を失うのかなぁ。
#自戒しときます(笑
posted by delta16v at 08:12 | Comment(5) | TrackBack(0) | 私論/暴論
この記事へのコメント
こんにちは。
こちらに誘導されてきました。

また宜しくお願いします。
Posted by ぽち at 2006年09月19日 16:17
「薄め」のコミュニティからやってきました。
その辺のバランス感覚って難しいですね。
濃ければ濃い程、ベン図内のサークルは小さく
なりますからね。
またそれこそがSNSなんでしょうね。
まずはご挨拶まで。
Posted by 銀の蛇蜘蛛 at 2006年09月19日 19:56
>ぽちさん
や、こちらでもよろしくお願いします。
写真の方もなんとかスキャンする時間を撮ってアップしていきたいと思います。

>銀の蛇蜘蛛さん
いやいや、爪や牙を隠している人もいるんじゃないんですか(笑)。
なんとなくあの雰囲気でデルタのぶっこわれ話をすると、大げさとかネタとか思われるのではないかとこっちがびびりぎみで、借りてきたネコ状態になってます。
銀の蛇蜘蛛さんのお話も楽しみにしていますので、機会がありましたら語ってくださいませ。
Posted by delta16v at 2006年09月19日 22:04
はっきり言って、GUNDAMはリアルタイムで一回観て、劇場版三部作を一回観ただけで、再放送、レンタルでも観直してません。でも、其れで充分だと思ってます。繰り返し観て、色々分析し、台詞を暗記するのもいいですが、年と共に色褪せ、忘れ行く懐かしい記憶ってのも悪く無いです。
濃過ぎる書き込みの有るコミュニティ。
http://www.asks.jp/community/gundam/
Posted by BLACKBIRD at 2006年11月01日 14:27
ガンダムのように日々再生産されつつあるコンテンツはもう無窮な感じがします。
新参のまにやが日々参入可能状態になっていますので、いつでも濃い人と薄い人が同居状態なのですね。ああ、熱いなぁ。

我が家ではサンダーバードとかキャシャーンなんかが現在進行形コンテンツなのですが、その辺の不思議もまた書いてみたいですね。
Posted by delta16v at 2006年11月02日 08:11
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