日々雑感II Top > 本・雑誌 > A・C・クラーク死去

2008年03月21日

A・C・クラーク死去

 先日、速攻で知ったのですが、多忙のため書きとめることもできませんでした。

 3/19に亡くなったそうです。去年90歳のお祝いをしたばかりだったのになぁ。

 ハインラインも鬼籍に入りましたし、まあ、お年なのでしかたがないのでしょうが、それでもやはり残念です。

 孫が死んで悲しむハスハのコレット王に炎の女皇帝が語った言葉。
若くして死んだ者へは その未来と可能性を嘆き、長き人生を全うし老いて死んだ者へは その人生の記憶を惜しむものじゃ
 まこと、いくつで亡くなっても惜しい人は惜しい。
人の死は肉体と精神の死だけではなく、死んだ者の事を思い出してくれる者が ひとりもいなくなった時こそが真の死と思う時もある
 強大なミームを発散させた巨匠は、人類の歴史の一部となり、不死を手に入れたといってもよいのでしょうか。

 短編が好きだったんですよ。
 軽い作品ですが「白鹿亭綺譚」がやっぱり一番好き。
posted by delta16v at 08:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/12913119

この記事へのトラックバック