
最初は「と学会」風のデバンカー本かと思ったのです。しかし内容は非常にハード。
「フェルミのパラドックス」というのがあります。
物理学者のフェルミが言い出したことですが、
「宇宙に膨大な数の星があり、一定の割合で知的生命体がいるのなら、膨大な数の宇宙種族がいるはずだが、なぜ宇宙人は地球に来ていないのか」
という疑問です。
物理学、生物学、言語学、SFに進化論にプレートテクトニクス。
縦横無尽に話題が広がります。
そして最終的に明かされる筆者の見解とは...
そのすさまじいエンディングに泣きそうになりましたが、今は本当に地球を大切にせねば、と思いで一杯です。
「環境を破壊してまったく気にしていないのは、アメリカ人と中国人だ」
と言ったのはカール・セーガンでしたっけ。
みんなにこの本を読んで欲しいです。
>「環境を破壊してまったく気にしていないのは、アメリカ人と中国人だ」
>といったのはカールセイガンでしたっけ。
はげしく同意。さいきん日本人の一部もちょっと入ってきてて脅威に感じてます。
そうではない大人を目指してます。子どもたちのためにも・・・・。
こういうことは一人一人の心がけの積み重ねですよね。
ネガティブな方には簡単に転びますが、正しい道に戻すのには、途方もない努力が必要です。とりあえず啓蒙なんでしょうねぇ。
でも本当に地球を大切にしたいです。
といっていいかどうか、ちと疑問。富める者の理論という側面も考慮し
ないといけないと思います。多分長江ダムを指しているのではと思いますが。
「科学と悪霊を語る」だったかなぁ。
また調べてみますね。
中国はあの人数ですから、何をやっても大勢を動かしてしまうのですね。