
で、雪風はここに腰掛けて本を読むわけです。他の一般書のコーナーにもなんか応接セットみたいの置いてあるんですが、立ち読み暦30年の父には非常に落ち着かないというか、納得のいかないスペースなのです。
だってその本は売り物だよ。本屋の商品だよ。図書館じゃないんだよ。
販売前の商品をただで読ませることを前提にしている本屋の神経が、私にはよくわかりません。
よく本屋で座り込んで読んでいる中坊がいますが、それとこれとはまた別の問題で。
「立ち読み」というあくまでもグレーな行為は、それという自覚の下にのみ成立する動作なのだなぁ、と思ってしまいました。
フカフカのソファとテーブルが用意してあって、あろうことかスターバックスなんかも本屋の中に入っている。だから、スターバックスで飲み物を買って、売り物の本を持ってソファーに座り、飲み物を飲んだりケーキを食べながら売り物の本を読むんです。
店内には無線LANも来ていて、売り物の本でレポートを書いたりしている学生風の人もたくさんいます。
で、本を買うときは、その本屋で買うのではなくて、webで注文したりするんです。
もっとも、その本屋はアメリカでwebで本を販売する最大手の全米チェーン展開なので、実店舗はショールーム的なものだと割り切っているのかもしれません。
おお、あれはアメリカふうだったのですか。アメリカ人も立ち読みするんですね。
スタバまであるってのもすごいです。でもそこで本を買う気はしないなぁ。
実際本棚の本もかなりスレてるんですよ。ちょっとまずいですね。
私も実際は紀伊国屋からネット通販でしか買わないから、アレなんですけど(笑
繋がるような気がしますね。八重洲のブックセンターにも喫茶店
はあるけど、飽く迄買った本を読むためですよね。
やっぱり立ち読みというのはグレーな行為なんで、正式に認めても禁止しても、どっちもしっくり来ないような気がします。
Newellさんがおっしゃるように最初からそのようにビジネスモデル自体が出来ていればいいのでしょうが。
昔は、ネタでなくはたきを持ったバーサンがいたものです。