先日、秋月の親子遠足で雲上殿というところに行きました。
集合写真を撮るわけですけれども、保育園出入りの写真館のおじさんが移転(廃業?)してしまったらしく、知らん写真屋さんでした。
で、このおじさんがデジタルばっかしなんです。
集合写真をEOS10Dで撮ってます。
デジタル嫌いの私はちょっと眉をひそめました。
父兄たちは、「なんであんなカメラ屋にどなられなきゃなんないわけ」と非常に不愉快なわけで。
これでプリントがヘボヘボなら、もう苦情モン(というか連絡帳にはすでに苦情を書いてしまったわけだが)、です。
まさか耐候性の低いデジタルプリントを記念写真に使ったりしないだろうな。ピクトロでも許せないんだが。
そりゃコストも安くて、手軽で便利で、しかも失敗が少ないのはわかるけれども、それは全部そっちの都合でしょう。こちらはよい写真が欲しいだけなわけでプロとしてこういう場面でデジタルってのはどんなもんでしょうね。
ちなみに以前の写真屋さんは一枚づつ、中判(去年はRF645)でていねいに撮っていました。だから居なくなっちゃったのかも知れませんが、好感を持っていたのに残念です。
雑誌に掲載される写真のクオリティがめちゃくちゃ落ちているのも非常に気になります。これについてもまた後日、時間のあるときに書きたいです。
我が社出入りのカメラマンさんは
集合写真なんかは中判のバック
アップ用に35mmで撮っていますが
まだちゃんと銀塩です。
ディジタルは被写体や、客先の要望で
「使うことがある」という程度です。
最近は女性誌でもグラビアがもうヒドイね。
雑誌のほうですが、一時、「日カメ」なんかのカメラ雑誌で、商品写真がひどいことになっていて憤ってメール打ったことがあります。最近は割りとましな感じ。こないだは「カーマガジン」誌のグラビアで目を覆いました。
昔は「リバーサルは印刷媒体向き、ネガは印刷向きじゃない」ということでした。ネガは色再現性の件でしょうが、なにしろ35mmを印刷物に使うことがはばかられた時期があったと記憶しています。
最近のデジタルと銀塩の比較では、銀塩35mmは「画質としては過剰なほど高性能」とかいう評価のようです。まあデジタルよりはよいけれどもそれでも大判のグラビアではつらかったんじゃないかと思います。
それがデジタルでグラビアとか、もうどうなっちゃったんだろう。見る人が許してしまうのがいけないんでしょうけれども。
なんか世の中の職人技が、どれもこれも新技術を使うことで素人くさくなってきちゃってる気がしてなりません。
もっとも、下手な写真屋で現像するととんでもないもの
が仕上がってきますけど。全体的に皆さんお手軽に
なっている傾向は否めないですね。スピードと安さを
強調するあまり基本を忘れている感じがしますねぇ。
コストとスピードのために品質を落としているプロの職人技って多そうですよねー。
さみしいことです。