
ライトノベルには抵抗がないほうだと思うのですが、全部チェックしてはいられないです。
で、この作品は山本弘氏のSF書評本で知りました。
ちゃんと版権を取っているというので、BMWのミニがミニある程度にはレンズマンなのですね(わかりにくいぞ)。
内容は...非常に面白いです。
キムボール・キニスンはじめ、オリジナルメンバーはちゃんと出てくるし、レッド・レンズマンこと奥さんのクリスも顔を出します。キットもいたなぁ。
「バンザイ」「アリガトウ」のくだりは、まるっきり「宇宙の戦士」におけるズイム軍曹とスズミくんのやりとりですね。そういうくすぐりがちょっとうれしい。
サムライ・レンズマンことクザクが強いのはそれはまあいいんだけど、やはりいい味を出しているのは、グレーレンズマンことキムボール・キニスンです。本当に骨の髄までレンズマンなのだな。いきなり任務解除しちゃうし。2500人のレンズマン達からの「QX!!」の連呼にもぞくぞくきます。
むかしちょっとでもレンズマンを読んだことのある人には、とってもお勧めです。表紙で引いてしまわずに、挑戦してみましょう(笑)。
では、クリア・エーテル!
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http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/020301.shtml