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2005年09月30日

出張中に読んだ本:神林長平「鏡像の敵」&ヘンリィ・スレッサー「快盗・ルビイ・マーチンスン」

鏡像の敵 鏡像の敵。積んどいた神林、読みました。

 子供が死ぬ(いや生きる話なんだけど)シーン、駄目です。

 親になったらてんで駄目になっちゃった。おかあさん、かわいそう。

 どれも読んだ感じがする短編ばかりですが、SFMだったのかな。

 むかーし習ったアリストテレスの個物の実在を思い出しました。
プラトニックな神林らしくないような気もしましたが。結構肯定的なんだね。

 時間と空間。主観と客観。純粋客観を求めているのだろうか。「グッドラック」だかの「目が醒めすぎた感じだ」というセリフを思い出します。

 もしも社会が主観の集積ならば、人間は永久に目を醒ますことはできないでしょう。まあ小狐丸が発生させる戦闘照準空間もそうですが、なにかこうものさしというか座標軸がほしいのだろうなぁというのはひしひしと伝わってきます。

 どれもいいお話です。わからんひと、すまぬ。好きなのです。

快盗ルビイ・マーチンソン 快盗ルビイ・マーチンスン

 山本一力氏のお勧めで即買。

 面白いのはルビイじゃなくって、デブな「わたし」なのだ、と気づくのに結構かかりました。

 どのネタもどこかで聞いたことがあることばかりで、そういうへんの力の抜け具合はいい感じです。おっしゃれー!

 
posted by delta16v at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌
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