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2005年07月02日

出張中に読んだ本:谷甲州「星空の二人」

星空の二人 「星空の二人」読了。またもや新幹線内読書だ。

 先日「パンドラ:読了! | 日々雑感II」で一杯食わされてしまったので(笑)、ちょっとこわごわ近寄ってみる。ネタばれあり、なのかな。

 愛と性がテーマなんすか?なんとなく全体的に70年代チックで、どこかで読んだことのあるようなデジャブな短編集。

 航空宇宙軍の第二作として書かれたものの全面改稿版が「ガネッシュとバイラブ」として収録されているのが最大のびっくり点。ああ、すばらしい。
 ちなみに私がSFのなかでもっとも好きなジャンルである「AIメカ人情もの」には、「戦闘妖精・雪風」とか「砲戦距離一二,〇〇〇」とかいろいろありますが、収録の「ガネッシュとバイラブ」も泣けます。燃える発進、そして無限へと旅立つくリリカルなエンディング。ああ、いとおしい、戦闘AIたち。

 タイトルチューン(?)の「星空の二人」は、「たったひとつの冴えたやり方」的トラブルシュートSF(なんのこっちゃ)。もーちょっとロジカルな解決だと谷甲州っぽいんだけど、ロマンチックにはなりがたいか。

 あとね、なにかこう、父と子の姿ってのにぐっと来ました。いま子育ての真っ最中ですが、今がどれほど大切な時間なのか。もうひしひしと。

 とりあえず、買い!です。

 ところで航空宇宙軍の未発表作ってまだあるんでしょうか。ああ、読みてー!!!この改稿作業でまた書き始めてくれないかなー。

 それにしてもこの表紙はヤメレ!どこぞのラノベと変わらんじゃないか。

 鶴田謙二まにやな私なので、最近増えた鶴田謙二表紙なSFはついふらふら買ってしまうほうなのですが、これはイカン。

 男の表紙は横山宏、これでキマリ。

posted by delta16v at 08:24 | Comment(3) | TrackBack(0) | 本・雑誌
この記事へのコメント
そうそう、早川でさえSFの文庫のカバーが、
少女漫画みたいなのになってるのありますよね。
めちゃ買いにくいですよー。
Posted by Django at 2005年07月02日 09:32
あっしは光瀬龍の「宇宙年代記」派ですねーw
む、男の表紙、つったら<B>生頼範義</B>。これで決まりw
Posted by 目刺し屋文十 at 2005年07月02日 13:29
コメントありがとうございます。

>Djangoさん
JAの方はラノベ状態ですね。でも水玉螢之丞はちょっと好き。

>目刺し屋文十さん
そか。萩尾望都なイメージを狙ったのならばあれはアリかもしんない。

生頼範義氏てぇと、ごちゃごちゃした各種アイテムのどまんなかで裸のおねーさんが空を見上げていたりとか、そんなイメージ?おお、復活の日。いやFUTURE WAR 198X年だっ!
Posted by delta16v at 2005年07月02日 15:30
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