
会社の若者たちがどうもよくわからないので、最近この手の分析本(?)をやたらと漁っています。
この二冊は心理学者とマーケッターが書いたもの。著者の立場を考えながら読む必要あり。
どちらも比較的分析の方に比重がおかれていて、合間あいまになんかこう頭にくるインタビュー(笑)や事例をちくちくと載せながら、それ自体の善悪にはなるべく言及しないという形式。評論にはいたっていないように思えますが、実態を知るにはよかったと思います。
どちらも現代の若者のあり方を分析していますが、まあネガティブな扱いなんだろうなぁ。それにどう対処するかという点は自分で考えないとしかたがない、それがまあ今の自分の仕事ですか。
世代論的にいうと、私自身は新人類ってやつなんでしょうか。わが身を振り返りながら読むと、なかなか耳が痛いところも多々ありました。自分もよりよく生きねば。
それにしても30前後の若者を教育なんて、ぞっとします。30過ぎていまさら成長なんてしないでくれよ、と半ば逆説的に思ったり。
ああ、これも仮想的有能感って奴ですかね(笑)。