そのテーマであるところのプチクリの話。
まあざっと言えば「プチクリエイター」ということなんですが、その発想には特筆するべきものがあると思います。
以下、ちょっと長いですけれど、引用します。
「自分には才能がない」なんて嘘だ。「あっという間に注文が殺到するほどの才能」はないかもしれない。でもそんな才能、超一流のプロだってめったに持っていない。そんな頂点の人と自分を無理やり比べて劣等感を持っても、なんの意味もない。そうかっ。そうだったのか。
私も漠然と「モノカキになりたい」と思い、時には作家の真似事をしてみたり、あるいは新人賞の研究をしたりしながら、なにかこう悶々としつつ、物を書くこととそれで生活することを憧れのように思って生きています。
で、自分の想像する作家の姿というのが、やはり岡田氏のいうところの「頂点の人」なわけですね。才能があるかないかもわからない自分と、そういう人を比べようとしていると。まあ、なんて僭越(笑)
つまり、誰にだって才能はある。これはまあリップサービスなんでしょうが(笑)、なにかこう非常に「力」になるお言葉ですね。
特にブログを書いている人。いったいどれだけの才能が自分にあるのかわかっているんだろうか?
「日記を書いてるだけ」
とんでもない!
その「日記を書いて、人に見せられる」というだけのことができない人が大部分なのに! そんな人たちから見たら、あなたたちブログ作者は「なんか書いたり出来る才能があっていいなぁ」と思われてるのをわかってるんだろうか?
僕はさっき書いた。ああ、これでまた毎日書いていけます。
「どんな小さなことでもいいから、読んだ人の人生が変わるような本が書きたい」
ほら、同じでしょ?
みんながブログ書いて、それでどこかで誰かが影響されてブログはじめて。
だから、ブログ書いてる人はみんな僕と同じ「物書き」なんだ。
みんな、「プチクリ」なんだよ。
自分が書くことの意味、目的について考え直したいと思います。
単なる憧憬や妄想でなく、自分が表現したいものを文として書くことについて考える時なんですね。
自分の文章を他人に読んでもらう事と、「いつか作家になりたい」というどこから湧いてくるのか分からないこの身を焼くような「漠然たる妄想」の関係について、自分なりに決着を付けたいと思います。