
よく考えてみると、妻が仕事がらみでよく正高氏読んでたんです。本棚に「父親力」とか入ってるし。
サル研究家、ということでとかくサルのフィールドワークに引水されるのですが、その辺はまあ(笑。
観察力という点はさすがに研究者だと思います。
このところこの手の若者世代批判本(笑)を立て続けに読んでいます。心理学者が書いた本、マーケッターが書いた本、サル研究家が書いた本。どれもふーむと思います。
コミニュケーションの範囲としての「社会」が狭く、そこがプライベートの延長してしか捉えられない(あるいはプライベートの延長とできる範囲のみを自分の「社会」としている)という雰囲気はたしかに感じます。
こういう人々と接する時の参考であるとともに、自己を振り返るいい機会になりました。私としては文化の喪失の章が読みどころでございました。
私がケータイを持たない理由にもいろいろありますが、なんか力を得ちゃったな(笑