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2006年05月23日

セメダインC再発見

セメダインC セメダインCを切らせてしまったので、近所のスーパーへ買いに出ましたが、在庫がありません。あれあれと思って、コンビニや量販店を回りましたが、なぜかどこにもおいてありませんでした。どうなってるんだ。なにか環境問題とかがあったのかなぁ。

 結局、文房具屋さんには普通においてあったのですが、この際ということで、ちょっとセメダインCについてぐぐってみました。

 ヒットしたのはこの、ニッポン・ロングセラー考 セメダインCです。
セメダインという名称の由来は、結合材としての「セメント」と力の単位を表す「ダイン」の造語、というのが通説だ。が、当時隆盛を極めていた外国製接着剤を市場から「攻め(セメ)」出すという意味から付けられた、という説もある。確かに、こちらの方が血気盛んだった善次郎の人柄を彷彿とさせて面白い。
 ううむ、「攻めdyn」が語源だったのか。漢字で書くと鮮烈なイメージだ。なんとなく輸入品というか、アチラものなのかと思ってました。ダウとか(笑)。そうじゃなくてもともと国産のものだったのですね。

 コニシのボンドあたりと比べると、セメダインCの方がライトでスマートでオシャレな感じがします。いや、私だけですかそんなの?透明だからかな。

 最初は「セメダインA」から始まったとか、そりゃもう知りませんでしたとも。セメダインと日本の接着剤の歴史には、当然「セメダインB」もあったが、失敗作だったとか、との情報もあり、奥が深いことです。
さて、できあがったセメダインA号ですが、そこそこ使えたらしいのですが、当時の外国製品と同様に弱点を抱えていました。それは、耐水性と耐熱性です。今村氏は、海外製品の上をいくためにもこの欠点をなくすことは是非とも必要だ、と思い、さらに高品質の製品にするために製品開発に没頭しました。
そして昭和13年(1938)、ついに有名な「セメダインC」の開発に成功。発売に踏み切りました。(当然「セメダインB」もあったんですが、失敗作だったとか)

この時期に発売できたのは何とも良いタイミングでした。当時の子供たちに模型飛行機の大ブームが起こっていたのです。当然、今と違って、全部自分で一から作る物でしたから、接着剤が必要になってきます。それにピッタリだったのが「セメダインC」だったのです。このおかげで会社も急成長!世間にも急速に広まって行きました。
 昔から、飛行機作るのに使われてたんですね。それにしても戦前から発売していたとは知らなかったな。

 「のりはセメダインCがよい」

というのは、よく飛ぶ紙飛行機集野郎というか、二宮チルドレン(最近ではWhiteWingsとかいうブランドで販売しているらしいが、子供の科学の付録にも昔通りついている)には常識以前というか、永遠の合言葉なのですが、今後も大切に販売してほしいと思います。紙をくっつけるホビーorクラフト関係には必須ですよね。

#なんかこう手ににちゃにちゃくっついたのを、乾いた後でペリペリはがすのがよいのよ。

 それにしてもなんで近所のスーパーで扱わなくなっちゃったのかなぁ。
posted by delta16v at 07:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具
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