県の合同練習に行く前に、秋月の相棒を迎えに行ったときです。
相棒が取り出した千円札を広げた瞬間に思わぬ突風が巻き起こりました。
宙に舞う千円札!
あ、あ、あ!と追う間に千円札は空高くまいあがり、ついには桜の木のてっぺんまで飛んで、上の枝に引っかかってしまいました。
こんなことはおむすびころりんとか、寅さんの映画の中とか、そのくらいフィクション度の高い世界でしか起こらない事件だと思ってましたよ。
乗ったのが秋月が通っていた保育園の事務室の屋根の上だったものですから、ここはひとつ卒業生の顔を利かせて秋月が回収に向かいます。休日なので園内には誰もいないはずなのですが、やっぱりセキュリティ上よろしくないことなので、なるべくささっと。
幸いにも無事回収されましたが、うーむ、こんなことが現実世界で起こるのだなあとつくづく感心した一件でした。
「世界には思わぬことが起きる!」