
古谷三敏はさ、昔は「ダメおやじ」で、最近だと「ぐうたらママ」ですか。ほとんど埋め草的どうでもいいまんが家ではあると思うんだけど、この「寄席芸人伝」は本当にいいよね。
昭和少年の秋月に読ませたいまんが、というのがいくつかあって、「あ〜る」とか「柔道部物語」とか「美味しんぼ」の1〜7巻までとかまあその辺の仲間ですね。あとは「リングにかけろ!」かなあ。手塚石森赤塚藤子なんてほっといても読むしな。
「寄席芸人伝」は「美味しんぼ」の1〜7巻まで(こだわるw)と並んで「まんがリテラシー」というよりも「人生リテラシー」の大事なひとつのような気がしています。
「人の値打ちと煙草の味は、煙になってわかるもの」
という名言は、焼き場で親父を焼くときにしみじみと胸にしみましたよ。
人生を深めたい方には特に…オススメです!